「信長の野望Online」の特化技能の一つ、秘伝忍法です。
忍者の能力の中でも、ある意味最も基本である、敵の妨害と味方への補助に特化した技能です。
特化技能の導入当初から、ボス戦などの長期戦で非常に役に立つ技能が揃った特化技能でした。
そう、長期戦では。
秘伝忍法は、忍者の特化技能の中でも苦労する存在でした。
攻撃力にかなりの難があったのです。
その為、通常の狩りなどでは、暗殺奥義にその立場を追われ、途方にくれる事も多かったようです。
「争覇の章」になっても、秘伝忍法の立場は弱いままでした。
これが大幅に変わり始めたのは、2008年12月17日の大型アップデート「覚醒の刻」で、大幅な強化が行われてからです。
「徴発」の代わりに入った、「疾風怒濤」のお陰で、暗殺奥義と同じとは行かなくても、かなりの攻撃力を有すようになりました。
その他にも、技能覚醒で、主力である「飛跳神速」や「乱れ吹矢」の威力が高められる様になったりと、このアップデートが秘伝忍法にとってかなりの追い風となりました。
元々優秀だった妨害、サポート技能に加え、攻撃力が追加されたので、初めの特化技能として秘伝忍法を選ぶ人や、暗殺奥義から秘伝忍法へ変える人も多く現れました。
以前は、暗殺奥義が忍者の中でも圧倒的に多数でしたが、現在は秘伝忍法の方が数が上ではないでしょうか。
「疾風怒濤」が実装された後は、出版された本がないので、今の忍者の特化技能の割合は分からないのですが、50%は確実に超えているはずです。
妨害、サポート、攻撃と、忍者に必要な全ての要素を持つようになった秘伝忍法。
ゲームバランスの関係で、攻撃力で暗殺奥義に勝る事は絶対に無いと思いますが、これからどの様な特化技能が追加されて行くのか、かなり興味があります。