坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ゆいまある閉店

2007年10月16日 | 坊主の家計簿
 10月16日

 外食  コタン醤油      580円
 雑費  100均      1575円
     ソイジョイ5     440円
     クリームブラン2   196円
     新ビオフェルミン  1760円
     マルチビタミン    980円
 飲み代 ゆいまある     2800円ぐらい

 合計            8331円
 10月累計        61234円

 谷町9丁目のゆいまあるが実質19日で閉店と云う事で飲みに行く。で、どう冷静に考えても支払った額よりも飲んでいるはずなのだが、「じゃあ、それを証明しろ!」と、云われたら苦手な日本酒をメインに飲んでたので、絶対に無理。でも、感覚的には4000円以上コースだったのだが。。。
 
 ♪ゆいゆい、ゆいゆい、ゆいまある
 
 の、名前を忘れた歌詞の通りのエエ飲み屋。大阪市民運動系のエエ飲み屋。
 今日もエエ出会いがあったし、それはムチャ満足なのだが、飲み代が。。。あんな安いわけないのだが。。。

 まあ、なんじゃかんじゃと生きてたら、どっかで会いそうな人達なので別にエエのだが、それでもエエ『場』が無くなる、っちゅうのは寂しいのぉ。。。

 ん?途中まで一緒に飲んでた人が、それまでの分を払って呉れたのかな?
 これからメール打つ気力もないし、今度会った時に尋ねるまでの記憶も怪しいけど、一応なんとなく想い返しとこ。

 日本酒は酔っぱらうぜ。。。

ネオコン

2007年10月15日 | 坊主の家計簿
 10月15日

 外食  ラーメン        189円
 食類  どんべえ3       234円
     善通寺うどん2     176円
     カキフライ       118円

 合計              717円
 10月累計         52903円

 亀田家、亀田家と聞いてたら奥出雲の亀嵩の蕎麦が食べたくなった。あそこの蕎麦、美味いねんな。20年ぐらい喰ってないけど。当時は洗練された蕎麦じゃなく、もろ田舎蕎麦っちゅう感じやったけど、美味かった。確か、車内で一回、駅に降りて一回か。美味かったなぁ。

 筆ペン練習。少しは上手くなった。まあ、4年ぐらいやってるはずやから当たり前やねんけど、歩みは遅い。ムチャ遅い。
 当然、忙しくて練習出来ない時も多々あるし、ヘタって練習出来ない時もあるし、「また下手になった」の繰り返し。それでもトータル、4年の歴史でみれば上手になった。『少しは』との限定付きだが。

 昨日、チョコチョコと毎度の酔っぱらいの戯言を書いて、今日思ったんだが、教団内の性差別、まあ、女性差別。
 「あなた、それは女性差別です」と云うのと、
 「あなた、それは本願に背きます」と云うのと、どちらが破壊力があるのだろうか?
 男女貴賤を差別する本願なんぞ聞いた事ないし。
 蓮如の御文。言葉上で問題はあるにしても書かれている内容は『女は浄土に行けない』という話ではない。
 罪悪深重煩悩具足の凡夫の人間観である。そこからの救いである。善人が往生出来るのなら、悪人は尚更往生出来る。の宗教観である。

 寺の本堂なんぞは浄土の荘厳だろう。浄土を表現する。
 釈尊は尼僧教団を作ったという、当時では画期的な事をした。世間の身分も無視した。

 ネオコン(新保守)の私は、正直、過激な反差別運動に辟易している。
 女性差別と云う一つの論理を絶対正義として、例えば大峰山を強行登山しようとしたり、相撲の土俵に無理矢理上がろうとする行為は、違う視点から見たら完璧な人権侵害だ。その文化を否定している。自分達が握りしめた『正義』でもって、他を決めつける事の危険性は大昔から問題視されているにも関わらず、全く変わって居ない。人間だし。変わりようがない。それ故に『だからこそ』なんだろうが、正義を握りしめては間違いに気づこうとしないし。
 大峰山には大峰山の論理があり、相撲には相撲の論理があり、女性解放運動には女性解放運動の論理があるだけの話。それぞれに正義があるだけの話。
 その差異を互いに認め合う事が出来る事が出来れば良いのだが。。。無視し合って『別世界』ではなく、相互批判しつつ、それぞれが握りしめている正義が、所詮自分達だけの『正義』でしかない事に気づく事が大事だと云う『正義』を私は握りしめているのだが。

 真宗教団には『女性解放運動』がある前から浄土があった。仏教サンガがあった。
 老少善悪も男女貴賤も関係のない、いや、それらを相対化出来、「あんなヤツ等」と云う事を批判出来る『場』があった。はず。少なくとも吉水教団では。
 真宗教団内での差別は、差別問題と云うよりも『仏法よりも世間法を立ててた』事である。
 各寺でも同じだし、各寺で女性住職や、女性僧侶に対する偏見があるのなら、それは教えが教えになっていないことであり、門徒さん達からの反対なら、門徒さん達に教えが伝わっていなかった証明である。

 当然、法輪は止まるべきものではないので、世間にアピールすべきである。
 それは『反差別運動』ではなく、『真宗仏教の教え』である。

【先程から何やら差別したことが悪い、申しわけないとか何とかとこう、我々に謝るように言うておられますけどね、私は皆さん方、本願寺の僧侶としてね、そういうことはご開山に申しわけなかったというような気持ちはないんですか。】(米田富)

 別に米田富氏を全面支持するわけでもないのだが、この言葉は強烈だ。
 当然、解放同盟を慢心させたのは『本願寺の僧侶』の責任でもある。

ネオ保守

2007年10月14日 | 坊主の家計簿
 10月14日

 外食  豚汁卵焼き飯      432円
 雑費  たばこ10      3000円
 食類  黒霧島        1700円
     鶏肉          204円
     ボンカレー3      207円
     キャベツ        110円
     中抜き         105円
     エノキ          48円
     うどん玉         18円
     オハヨープリン4    198円
     たくわん        105円

 合計             6127円
 10月累計         52186円

 中日、強いのぉ。。。まあ、久しぶりに買った大好きなオハヨープリンを喰って乾杯やの。久しぶりに甘いもん食べたら脳味噌が「クゥ。。。」と云うよるからおもろい。あの快感が辞められへんから甘いもんフェチが一杯居よるのんかな。まあ、酒飲みの私は甘いもんをあんまり食べるとアカンし。

 しかし、野菜が高い。この間もお参り先のオバちゃんと愚痴りあってたんだが、高い。まあ、安い野菜もあるし、今日はキャベツと中抜きが安かったし購入。ミカンもあるし、まあ、なんとかなる。っちゅうか、なんとかする。これが主婦のプライドでっせ。。。って、主婦違うねんけど。。。一応、一人暮らしでも、っちゅうか、一人暮らしやから家計を預かる身やし。
 
 NHKスペシャルで米問題をやってたので観る。
 私は豪州純米酒が好きである。日本酒なんぞ滅多に飲まないのだが、ワンカップで105円やし、一升瓶サイズに換算しても1050円。日本産の日本酒でこの値段で買えるのは『鬼殺し』ぐらいなもんである。あ、リンク先の値段よりも私は安く買ってます。スーパー万代で買ってるし。
 別に『国内産の日本酒』にこだわらないし。安くて美味ければ何処の国で作ろうが別に関係ない。
 米だって同じである。別に何処の国で作られようが別に消費者としては関係ない。私は無洗米しか買わないけど、その中で値段と釣り合って美味しそうなのを選んで特価の時に買っている。

 「お前みたいな売国奴が居るから日本の農業がダメになるんや!!!」
 ってか?
 努力しなさい。
 今日のNHKスペシャルは面白かった。明日もあるらしいので観るつもりである。
 番組の中で一人の農家の兄ちゃんが出て来てた。新潟でコシヒカリを作って居る兄ちゃん。農協を通さずに自主流通米で自分が作った米を売っているらしい。
 商社の勧めで、台湾の富裕層に兄ちゃんが作った米が出荷されるらしい。向こうからの逆の提案で「台湾の米を日本に」と。
 兄ちゃんは悩む。アジアの富裕層が自分の作った米を食べ、日本の人達が輸入された米を食べる。
 いや、一消費者としての意見だが、全く構わんで。私だってブランド米を食べたきゃ買う。5キロで3800円ぐらいの米だって買う。ただ、大阪の水ではそんなブランド米を洗って、浸して、炊いたら『勿体ない』し。米は調理する時に水を使うし、水が味にモロ影響を与える。大阪の水で、しかも団地の給水やし、まあ、不味い水でっせ。よって、タマの贅沢ならエエけど、日常には辛い。だから、5キロ1000円を切る米が入って来たら、喜んで買う。

 日本の食料自給率。当然、私も関心があるのだが、二面性があると感じる。
 食料自給率が下がったからと云って、平時では全く困らない。困るのは日本が『経済封鎖』された時ぐらいだろう。世界中、例えばアメリカ、中国、オーストラリア、ブラジル辺りが大不作でも、多分、なんとかなる。なんともならんのは日本が経済封鎖された時。
 要するに食料自給率が下がる事は、必然的に様々な国としったりとした国交を結んでおかないと日本が北朝鮮になるだけの話。『他国に頼らざるを得ない』っちゅう国の状況は、国として決して悪い状況ではない。『開国』して行かざるを得ない状況下なんだし。

 ただ、「野菜ぐらいは近所のもんを食べたい」っちゅうのもある。今日買って来た『中抜き』は確か大阪産。『中抜き』が他県で通じるかどうかも知らんし。キャベツは長野県から来たらしい。長野県からはるばる来たらしい。海外から来た野菜はあんまり信用してないし。近所の方が鮮度もあるし。

 他宗は知らんが、大谷派では多くの住職が兼業である。確か半数ぐらいだったか。半数以上やったかな?まあ、多くは兼業である。
 『兼業』と云うが、他に仕事を持っている事は、他の仕事の事を真剣に考えないといけない。
 私みたいな役僧(寺サラリーマン)は住職に比べると気楽なもんだが、住職は大変やろ。で、その多くの住職が兼業である。
 まあ、「ヨメはん(坊守)に住職を任せたらエエやん」と、『他人事』だから私は気楽に云ってしまうのだが、現状はそんな気楽な話ではない。
 住職以外の仕事の事も当たり前ながら仕事なんだからちゃんとやらんとあかんし、寺の事もある。
 怠け者の私は「スゲー!!!」の一言である。
 『兼業』でよく聞くのは教師とか公務員。大変な仕事だ。それ等の仕事で勉強しなければならない事もあり、また、住職としても勉強しなければならない事がある。
 余程気合の入った人は別として、やはり専業の方がエエのではないかと私も思う。

 農家の多くも兼業であるらしい。
 親から受け継いだ田畑があり、それを守る。

 今日のNHKスペシャルに出てた兄ちゃんは当然、専業農家である。専業農家だから農業の事に特化して考える事が出来る。
 ひょっとしたらもうやっているのかも知れないけど、「うちの田圃の面倒もみてくれへん」と云われているのかも知らん。
 「あんた、ちゃんと農業やってるねんし、うちの田圃の面倒みてえや。年にナンボでエエで」と。
 そういう人達が何人も集まる。当然、個人、家族だけでは無理なので従業員を雇う。新しい『小作人』でんな。

 でも、そういうのがエエのんとちゃうかな。
 
 当然、ニューカマーもありである。『ニューカマー』とは的確な言葉ではないんだろうけど。
 昨日の所属寺の報恩講にも来てた、っちゅうか、私よりも所属寺の行事に参加している農業の兄ちゃんが居てるねんけど、あの人は確か実家が農家ではなかったはず。大学は農業やったやろうけど。で、農業が好きみたいである。農業をやりたい兄ちゃんである。当然、農業に対して熱い気持ちを持っている。
 そういう兄ちゃんに対して、数軒の兼業農家の人達が自分の田畑をレンタルするシステムがもうあるみたいやけど、そういうシステムが大事ではないのかな。

 兼業寺院なら、男性中心社会の現状があるわけやし、だったら、坊守を住職にして、まあ、変な話やけど、家族の事は男だって考えるわけやし、パートに仕事に出るサラリーマン家庭があるわけやし、っちゅうか、夫婦間での個別外貨(?)獲得能力に従ってその家庭内&門徒さん達との話合いによって夫婦のどちらかが『専業』になればエエのやし。
 男が外の仕事があるのなら女が住職になればエエ。
 女が外の仕事があるのなら男が住職になればエエ。
 『坊守』は『副住職』になればエエのやし。男女問わず。
 家事は分担するのが当たり前やねんし。
 男の副住職が葬儀や法事の時に「すいません。。。住職が妊娠中でして、私が来ました。。。」っちゅうのもエエやん。
 やりたい方がやったらエエやん。
 両方やりたくないのなら、他人にやって貰ってもエエし、でも、その『やりたくない』っちゅう『自分の思い』を仏法に照らして語って行ったら、無茶苦茶エエ住職になると思うのだが。。。
 
 その辺が農業と寺との違いであって、農業を『やりたくない』のなら辛いだけやろうけど、寺なら、『やりたくない』っちゅう事を感じる事によって、『やりたくない農家の人達』と一緒になれるわけやし、生老病死の人生は基本『苦』やねんし。エエ法事出来まっせ。

 アカン、最後にワンカップ一本残ってた豪州純米酒を飲んだらヘロヘロになってもうた。。。

「次は総合格闘技ルールで勝負じゃ!」

2007年10月13日 | 坊主の家計簿
 10月13日

 食類  soy joy     109円
 雑費  JR往復     320円
     タバコ      320円

 合計          749円
 10月累計     46059円

 所属寺報恩講。
 仕事後に行ったので当然帰りは眠い。。。ので、珍しく携帯電話でmixiを見る。阪神が。。。
 まあ、川上は打てんやろ。明日の先発はウイリアムスやな。あいつ、ワールドカップで先発しとったやん。日本打たれへんかったし、明日の先発はウイリアムスやな。

 っちゅうか、亀田の記事ばっかり出て来てて、眠気対策に観てたんだが。。。
 
 http://sports.nifty.com/cs/headline/details/bt-sp-kfuln20071013003009/1.htm
 確かこのリンクはすぐに消えるはずやけど一応。
 『国民も激怒!97%が「処分必要」(スポニチ)』って、まあ、私は少数派と云う事で。
 希望としては、次男坊が「次は総合格闘技ルールで勝負じゃ!」と云うのが、日本の軽量級総合格闘技が興行として注目を浴びるわけやし、一番面白いのだが。。。
 下柳も桜庭とかと一緒にトレーニングしてるねんし、川上に「次は総合格闘技ルールで勝負じゃ!」とやな。。。あ~ぁ。。。

立場と恨み

2007年10月12日 | 坊主の家計簿
 10月12日

 雑費  散髪        2000円
 食類  野菜ジュース3    594円
     黄野菜ジュース3   597円
     赤野菜ジュース3   597円
     寄せ鍋つゆ       99円
     ノンフライ麺5    197円
     生チャンポン2    196円
     無添加ワイン     438円
     ミカン        298円
     ひじき        138円
     じゃこ         98円
     きゅうりヌカ      99円
     細たけのこ2     178円

 合計            5529円
 10月累計        45310円

 まだ12日やんな。。。4万5千ってなぁ。。。まあ、まとめ買い系も入ってる事は入ってるけどなぁ。。。先が思いやられる。。。

 昨日、毎度の寝る前歯磨きネット定期巡回してて発見した記事。
 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20071009201.htm
 よっしゃ!これで二度と「田舎の人は心が優しい」「田舎の人は純朴だ」「田舎の人は人情味溢れる」とかの嘘の妄想を垂れ流すなよ。
 だいたい、あれは偏見なのだ。
 まず、都市部の人からしたら『パラダイス幻想』であって、
  ♪そこに行けば~ どんな夢も~ 適うというよ~ (確かゴダイゴ)
 みたいなもんであって、ただ『疲れとる』だけの話や。
 
 地方の人が云う『都会は冷たい』は逆バージョン。
 『都会』は『田舎者の集まり』であって、でも長年住んでいる私みたいな下町出身者も居る。下町出身者にとっては『都会』も『田舎』である。おせっかい焼きのオバはんの集まりが『下町』であって、『温かい』どころか『暑苦しい』のが『下町』である。
 『冷たい』とすれば、それは郊外の新興住宅なんだろうけど、あそこはそれこそ『地方出身者』の集まりであって、冷たいとすれば、それは都市部を『地元』とする人達でなく、新しく地方から出て来た人達が『冷たい』だけの話である。
 地元は居心地がエエ。勝手知ったる我が街なんだから。ガキの頃から、それこそ「あんたのおしめを替えたった」っちゅうオバはんが居てるわけやし。
 で、他所の街、例えば『都会』に出たりする。私なら東京に行ったりする。
 東京は地元・大阪と違って他所の街だ。その『他所の街』に馴染めなかったら、それは単に私が馴染めなかっただけの話であって決して東京のせいではない。『東京人のせい』ではない。
 が、『田舎者』は云う。「都会は冷たい」なんぞと。単なる横暴な話なだけや。
 だいたいやな、どこにでも優しい人も居れば、冷たい人も居てるし、同じ人でもその時の気分によって違うだけの話や。それを他人のせいにする根性はアカンやろ。都会のせいにする根性はアカンやろ。悪いのは本人や。そこで暮らしてる人が居てる事を忘れたらアカン。

 ん?そやそや、http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20071009201.htmこのニュース、富山のホームレスなんだが、田舎の人は冷たいのぉ(笑)
 
 夏休みの旅行に行った時に金沢駅で『ホームレスらしき人達』が居てるのを見た。夕方だったので仲間らしき人達とわいわいやっていたのだが、その時に少し疑問に感じたのだが、「この人達はどこから来たのだろうか?」と。
  1 他県から来た。
  2 石川県の人である。
 1なら、「地方の人は他所者には冷たいのぉ」の話で。。。え?もおエエってか?(笑)
 2なら、どうなんだろうか?
 私もオカンが能登半島出身である。当然、金沢にも親戚が居てる。羽咋にも居てる。まあ、大方は七尾とか、中島とかの実家近辺なんだが。
 当然、買い物なんぞに街=金沢に出るはず。で、大阪と違ってホームレスが珍しい街だろうし目が行くと思うのだが、どうなんだろうか?
 基本『村社会』なんだから、「どこそこの○○ちゃん、金沢駅で寝てたで」と噂にはならないのだろうか?それを『見過ごしている』のだろうか?兄弟や、親戚、地元の人達が。田舎は冷たいのぉ。。。(笑)

 っちゅうか、まあ、他県から来た人達なのかな?多分、大阪よりも仕事、例えば空き缶回収なんぞもライバルが少なそうやし。まあ、あんな雪振る街では冬場はキツいと思うのだが。。。

 夜回り先生が大キライな私は、当然、ホームレス生活者も居ても全然構わない派である。大阪でもアーケード付きの商店街に水を撒いて、つまり、段ボールを敷けなくする所もあるが、そらアカンやろ。ガキの頃からホームレス、っちゅうか、当時はそんな言葉がないから単に『乞食』と呼んでいたのだが、見慣れた風景であって、河川敷なんぞに行ったら普通にあって、単に『貧乏な人の家』ぐらいにしか思わんかったし。別にそういう生き方をしている人がガキの頃から居てたので、そんな生き方を否定する人の気持ちが解らない。

 とは云え、不景気である。『格差』と云うよりも不景気だろう。格差なんぞ大昔からあったわけやし。生活保護を行政は切り詰める。自殺者、焼身自殺者まで出る。

 地方と都市部の格差なんぞと云う大嘘もある。それ以前に「田舎は田舎のプライドを都市部に売り渡したんかい」と云いたいのだが、まあ、エエ。
 道路特定財源を一般財源化すると云う話が危ないらしい。どんだけ土建屋を儲からしたら気が済むねん。。。道路はかなりないか?もう充分とちゃうのか?補修だけでエエやん。んなもん。
 で、道路特別財源は車を走らす元である、ガソリン等の燃料の為に使いましょう。つまり軍備である。
 4兆ぐらいと勝手に記憶していたんだが、さっき検索したら5兆円を越えとる。
 端数の数千億は『阪神優勝特定財源』にするとして、残りは軍備に使いましょう。
 
 憲法9条があるせいで、日本の軍事産業が発達しない。これだけの技術大国であり、かつ、自動車大国であるにも関わらず、軍事産業が全く発達していない。
 トヨタの売り上げが世界中で23兆らしい。そこから考えても5兆円の軍備特定財源のデカさが解るだろう。
 で、その毎年の5兆円で出来る軍備だが、検索してもよく解らんのだが、日本にない原子力空母を仮に5000億とする。2つで1兆円。空母がないと侵略出来まへんし。
 で、高いけどステルス。250億として4機で1000億で、40機で1兆で、80機で2兆円。
 おお、残りがまだ2兆円もある。
 原子力潜水艦が2000億として5艦で1兆円。
 他、諸々で1兆円として、残りは『阪神優勝特定財源』に回す。
 福留 5億
 ダルビッシュ 10億
 田中 5億
 川崎 5億
 青木 10億
 って、全然余りまんがな、阪神ボロ勝ちでっせ。。。

 ん?まあ、とにかく、兵器をアメリカやフランスなんぞから買わずに国産にする。毎年5兆を軍事産業に流す。兵器を全て国産にする。それ等の工場を各都道府県に分散する。
 当然、国内だけではダメである。技術立国、軍事産業の日本に変化する為には。トヨタの売り上げが23兆である。海外に対して兵器を売りさばかなければならない。
 
 戦争は軍事産業の実践見本市である。日本の兵器やミサイルがどれだけ優秀なのかを実戦で試して、世界中にアピールしなければならない。
 その為には戦争しかない。戦争して、技術大国日本が誇る兵器がどれだけ優秀な兵器であるのかを世界に示さなければならない。それでないと軍事産業王国・日本になる事は難しい。
 軍事産業が盛んになれば、それは今まで憲法9条の足かせによって『産業』として無視されていた軍事産業、つまり、現在の日本に『プラス』の経済効果がある。不景気も新たな産業の効果によって解消されるであろう。しかも兵器は優秀である事が第一義だし、多少高価であっても構わない産業だし、かつ、ミサイル系は必ず消費される。
 不景気が解消されれば、例えば北陸の寒い地域でホームレス状態にある人達に仕事が廻るであろうし、国家も税で潤う事によって生活保護や福祉に金を充分に回す事が出来る。
 故に、憲法9条は改憲すべきであって、憲法9条の改憲こそが頭打ち状態の日本の産業復興になり、この不景気も解消され、国内の多くの労働力が必要になり、経済が盛んになり、税収も増え、福祉もしっかり出来るようになる。北陸の寒い地域でホームレスをする人達に手厚い保護をする事が出来、生活保護も、年金も、医療も、老人介護の問題も全て解消出来るようになる。。。
  
 と、云うのが憲法9条改憲論者の言い分なんだろう。
 確かに雇用も増えるだろうし、税収も増えるだろう。当然、そういう考え方があってもエエと思う。
 けど、その5兆を医療に回してもエエのんと違うんけ?端数は当然、
 イチロー 50億
 松井稼頭央 30億
 城島 30億
 の、阪神優勝の為に使うとしてもやな、毎年5兆円あったら、日本の医療が整備されて、医療大国・日本の道もあるやろ。
 族議員っちゅうのの内実は知らんが、『医療族』っちゅうのがあったら、もうちょっと頑張って貰ってやな、「医療でも国際貢献出来ます」とやな、そういう道もあるやろ。
 ミサイルと同じく、薬かって消耗品でっせ。
 
 憲法9条でもなんでもそうやねんろうけど、『立場』が違う。だけ、の話。
 その、違う立場を認め、救う道なのか、それとも、違う立場を『殺す』道なのか、それだけの違い。

 人権、それぞれの立場を認めるのなら、どういう状況下にある人達であっても、決して見捨てる事なく認めるのであれば、ネット右翼であろうが、違う立場の人であろうが、まず認めんと話にならんやろ。
 最初から『敵』として、あるいは『排除すべき存在』、『間違った存在』として扱うのは、同じ人間として失礼やろ。
 失礼な事、侮辱された事の『痛み』を知ったが故に、その痛みを『他の人達に味あわせたくない』でなく、『この辛さを後の人達に味あわせたくない』でなく、「お前等も、この辛さを味わえ!」なら、何時まで経っても立場の違いで恨みが消えるわけもない。

 しかし、醸造酒・ワインは酔っぱらうのぉ。。。この酔いが朝までに消えますように。。。

凡夫を忘れた平和運動

2007年10月11日 | 坊主の家計簿
 10月11日

 雑費  カルシウム錠      660円
     ヤニ落とし歯ブラシ   248円
 食類  タコ&サーモン     100円
     キビナゴ&貝      100円
     豆腐(昨日)      120円
     発泡酒         175円
     しそニンニク      178円
     豚バラ         326円
     キムチ          88円
     おにぎり         30円

 合計             2025円
 10月累計         39781円

 今日も喉の調子が良くない。
 ついでに鼻水が。。。
 咳は出てないが、胃に来始めているので、少し用心やな。

 お参り先に『青年団長』の小さな幕があった。思わず興奮して「息子さん、青年団長ですか!」と。そうなのだ、違う町なんだが、その家の息子さんは青年団長なのだ。あ、当然、だんじりのね。
 青年団とはだんじりのエンジンである。エンジンの中心である。よって、その町では7月から祭まで毎日仕事が終わった後に『走り込む』→『会合』なのだ。あ、祭り囃子の人達も当然、毎日練習でんな。
 そうなのである。この辺りは『だんじり』なのだ。多くの人にとって人生の中心はだんじりなのだ。素晴らしい。当然、飲み屋なんぞにもだんじりのカレンダーが飾ってある。だんじりグッズも置いている店もある。素晴らしい。
 当然、だんじりには怪我が絶えない。基本的に無理な事をしているわけやし。あんなデッカイ木の塊を全速力で走りながら曵いてコーナーを曲がる、人力で曲がる、っちゅう事は「そら、ムチャでっせ」なんだが、だから面白いのだろう。
 その花形が青年団長である。大工方(屋根の上で踊る人)もエエけど、やはり青年団長であろう。まあ、双璧なんだろうけど、最近は祭をよく知って来たので青年団長だと云いたい。
 そしてスターである。知人住職が元青年団長だと聞いてから、私はその人を見る目が変わったし。それはボクシングが好きな人にとって『元日本チャンピオン』と出会った感動に似ているかも知れない。
 あ、亀田君、残念でした。もっと経験を踏んでからもう一度チャレンジしましょう。ランキング的にも無理があったマッチメイクやったな。

 で、青年団長にとっては、いや、だんじり人にとってはだんじりが人生のメインである。
 それは熱心な仏教徒が毎日の勤行&聞法、熱心に勉強し、仲間達と仏教について語り合う事が何よりも好きな事と同じく、だんじり人にとっては走り込みや会合、そして祭が何よりも楽しみであり、毎日、毎日、年がら年中、だんじりのビデオを観る人がかなり多く居る。
 平和である。

 「何を云ってるんですか?日本は確かに平和かも知れませんが、世界中では多くの戦乱があるのですよ。それを放っておいていいのですか?」
 と云う趣味の人も居る。そういう生き方を好む人が居る。
 多くの集会に出席して、多くの仲間達と語らい、毎日毎日、年がら年中、世界情勢について考え、思索し、勉強して居られる方々も居られる。
 平和である。生き方が違うだけの話である。
 そんな平和な日常はエエもんや。
 憲法9条の問題も、そんな所からでもエエのんと違うんけ?

 『悪の枢軸国』『テロ支援国家』なんぞと云うが、逆の立場で見たら日本はどないなりまんねん。アメリカと云う地球最大のテロ国家の支援国家が日本ではないのか?で、戦争出来る国になったら『悪の枢軸国』になる。
 逆の立場からしたら、当然、テロの対象になる。『悪の枢軸国』なんだから(笑)

 すぐに『虐げられた人達』を使う。イラクに攻めに行った時もそんな事を云ってなかったっけ?クルド人なり、イスラム社会の女性なり。
 で、イラクはどうなっているのでしょうか?

 民主化と云う。それを絶対化してしまう。その民主化の視点から「あの国は民主化されていない」等と云う。
 当然、相互批判は大事である。批判しあえばイイ。
 ただ、その批判する根拠が所詮『自分達のエゴ』であるくらいは確認しておいた方がイイ。
 軍事政権ですら、まず認める事が『民主化』ではないのか?それがなきゃ『民主化』と云う名前のファシズムではないのか?自分のエゴを押し付けているだけではないのか?
 だから『遅れている』『進んでいる』なんぞと云う『差異』を認めない発言が出来るわけであって、単なる偏見だろうが。

 尊敬、尊重されたら誰だって嬉しいのではないのか?と感じる。

 A「世間の人達は私(達)の事を『酷いヤツ(等)だ』等と云いますが、あなた(達)は違うのですか?何故、あなた(達)は私(達)を尊敬して呉れるのですか?一体、あなた(達)はどういう思想に基づいて生きて居られるのですか?」
 B「私(達)は、民主主義を大事にしています。ですから私(達)にとって、あなた(達)を決して軽蔑出来る論理がないのです。それが私(達)の民主主義です。」

 民主主義や、民主化を大事にしながらも、すぐに左翼は『敵』を軽蔑する。
 人権を大事にして、反差別運動をしている人達も、すぐに『敵』を軽蔑する。
 それが衆生、煩悩に執着する『人間』であって、それが人間である。
 民主化を求めるのなら、民主化に同調しない人達を蔑視して居た事に対して謝罪すべきであり、その事が民主化の証明である。
 人権、反差別運動なら、『敵』を『敵』として間化していた事に対して謝罪すべきである。それが人権、非差別の論理ではないのか。
 それが『光』ではないのか?
 それがなければ単なる『力関係』でしかない。圧力の問題、力の強弱の問題でしかなく、そんな事では決して『解決出来て居ない』から今日があるのではないのか?


【吾々がエタであることを誇りうる時が来たのだ。
 吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何んなに冷たいか、人間をいたはる事が何であるかをよく知つてゐる吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。
 はかくして生まれた。
 人の世に熱あれ人間に光あれ】(宣言より)


 風邪気味やねんし、早よ寝ろ、っちゅうねん。。。

左翼が問われる九条問題

2007年10月10日 | 坊主の家計簿
 10月10日

 雑費  タバコ2       600円
 外食  ラーメン       399円
 食類  そば茶8       800円
     タコ天         98円
     ぶっかけ蕎麦      68円

 合計            1965円
 10月累計        37756円

 朝、日だまりで犬が寝てた。とっても気持ち良さそうに寝てて、「朝晩、寒なりましたなぁ。。。」と。
 急激に秋が来たので喉の調子がおかしい。かすれてやがる。って、タバコの吸い過ぎか。。。飲みに行くと本数が増えてしゃーない。

 返却が今日だったので、『ミュンヘン』を観る。
 国家、家族、共同体、等の『身内』。思想、宗教等の対立。んな事を観ながら感じる。
 家族を守る為に懸命になる。懸命になれば成る程、自分の安らぎの場である『家族』が安らぎの場では無くなって行く。

 日本共産党がやりやがった。ちょっとエエリンクが見つからないのだが、まあ、今まで全選挙区から候補者を出していたのを約130ぐらいにしぼるらしい。これは凄い。何が凄いって、だって、共産党の票が恐らく他の野党、まあ、民主党に流れるだろうし。昨日も共産党の兄ちゃんにベタボメしてたんだが、これは凄い、やりやがった。
 今日の夕方の報道番組でもやってて、感心したんだが、これで民主党が自民党に勝つ選挙区が多くなるらしい。与野党逆転の予想が出ているらしい。
 で、ここからが尚更凄いと感じたんだが、民主党は当然共産党に今まで入れてた票が欲しい。だが、民主党には極右も居る。そういう候補者では勝てん。共産党に入れてた票が流れて来るとは思えん。よって、護憲系の候補者を出して来る可能性が高いらしい。つまり、共産支持層にもウケのエエ候補者でんな。これは凄い。
 民主党内に護憲派議員が増えると云う事は、民主党の政策の変化が当然想定される。かなり護憲より、まあ、憲法9条改憲反対よりの政党に変化していく可能性が大である。
 これらの事を共産党は、候補者を出し続ける事でなく、候補者を減らす事でやろうとしている。無茶苦茶頭がエエ。
 まあ、これで私も選挙区ではスッキリと民主党に投票でき、まあ、「素晴らしい!」っちゅう事で比例には当然共産党に入れるであろう。それだけの仕事をしたんだし。そういう人は多いと思う。結果、比例で共産党が議席を増やすかも知れん。見事な戦略である。いくら褒めちぎっても足りないぐらいに素晴らしい。
 で、これは想像なんだろうけど、共産党の路線変更には宮本顕治氏と云う超大物が亡くなられた事が原因として考えられるらしい。まあ、これは個人的になんとなく解る。詳しく知らんがバリバリの左派であったであろう宮本顕治氏の直接の影響力が無くなったわけであって、共産党は新たな時代に突入する事が出来たわけだ。

 憲法9条。最近これが無茶苦茶オモロイ。当然私は『九条の会』には入って居ない。っちゅうか、入るんだろうが、まあ、あんまり興味がない。故小田実氏に関しても全然評価していないし。その弟子(?)の社民党某議員なんぞ『アホ』としか思ってない。左翼のカルト的妄想に付き合うのは懲り懲りやし。まあ、好きな人はやっといたらエエ。
 で、憲法9条。これはオモロイで。なんせ『野党』では改憲が通ってしまう。いくら左翼が「改悪だ!」と叫んでも、仏教者が仏教者としての立場から「改悪だ!」と叫んでも、それだけではダメである。当然、叫ぶ人は叫んでたらエエのだが、それだけでは『与党』になれない。過半数の票を集める事が出来ない。出来るわけがない。出来るのであったら日本の左派はもっと影響力があるはずだ。反動を相手のせいにしている限り、勝ち目はない。相手のせいにして、やれ「ネット右翼が」、やれ「反動が」なんぞと云ってて勝ち目があるはずがない。
 正義を押し付けて、例え論破しようがなんだろうが、それで相手の投票権を奪えるわけがない。正義で勝てるわけがない。
 こういう戦に長けているのは当然、自民党であり、民主党なんだろうが、その民主党と直接提携する事なく、影響を『民主党内部』に与えた共産党は素晴らしい方針やな。
 
 で、正義の押しつけや、圧力でなく、相手が変わる事が宗教や、思想の問題だと考える、当然、反差別でも同じである。権利を勝ち取る事は大事だが、その権利に『従う』事はあっても、別に自分の意志ではない。それを『自分の意志』とする、例えば女性解放であっても、男が自分の意志でもって「男性中心の社会って、所詮自己中やん。そんなんアホらしいで」と得心して貰う事が最終目的なんだろうが、最終目的でなく、目先の目的だけに走ってしまうから『反動』が起るのであってやな。。。

 で、この反動に対して相手のせいにしていたら国民投票は勝てない。九条の会だけでは勝てない。だから、オモシロい。無茶苦茶オモシロい。
 
 左翼の妄想で『徴兵制』なんぞがあるが、徴兵制して何処に行きまんねん。何度も書いたが203高地にでも行くのか?近代戦の時代で、また、現在の日米安保の中で。ここは『日本』やし、徴兵制で脅かすのはほぼ意味がない。2兆か4兆ぐらいの増税と、自衛隊員を1万から2万人増やす程度で充分だったりすると思うのだが。
 特高も赤紙もない。
 戦前の『悪夢』の様な事はない。それが近代戦である。左翼の妄想なんぞ、私でもうんざりするんだから、現時点で改憲に賛成の人達なんぞ尚更であろう。
 で、改憲に賛成の人達に『反対票』を投じて貰わない事には勝ち目がない。
 当然『九条の会』なんぞと云う左翼臭い会には私もうんざりだし、『賛成派』なんぞもっとうんざりだろう。
 
 だから、オモシロい。無茶苦茶オモシロい。
 念仏者が自分達だけの視点でもって『改悪』なんぞと云うだけでは勝ち目がない。あるわけがない。
 インテリ学者が云う『正義』に従わなければならない義務なんぞ全くないんだし。それが『投票権』だ。それが民主主義である。
 体系だった事なんぞ学ぶ必要もない。全くない。憲法9条改憲について学ぶ必要も全くない。ただ、自分の意志で票を投じればイイだけの話である。

 昨日も少し喚いていたんだが、何処までも「問われる」のが仏教である。真宗である。真宗とか仏教の特定の宗教の『正義の座』に居座っていたら、『空』なんぞ空言やな。
 だから、オモシロい。

 親鸞が流罪にあった時に、正義を押し付けて、その正義に従わない人達を、『敵』だとか『保守』だとか『何もしない人達』と云ったのか?それが親鸞か?

 『差異を認める世界の発見』と云う大谷派内部の言葉があるが、正義を押し付ける事は『差異』を認めてないやんけ。
 まあ、少数のセクトなら、それはそれで構わん。それで満足出来るのだろうし。
 でも、憲法9条改憲の問題で、国民の大多数の支持がないとダメな状況下で、そんな事は通用せんやろ。
 通用せん。今まで自分達がやってきた事が通用せん『から』、自分が『敵』とし、あるいは、様々なレッテル『保守』だの『差別者』だの等で卑下して差別して来た人達との出会いが必要なんだろう。

 憲法九条改憲問題は、無茶苦茶オモロイで。

『○○ちゃん』

2007年10月09日 | 坊主の家計簿
 10月9日

 食類  ミックスサンド    210円
 外食  蕎麦         220円
 雑費  SOY JOY10    880円
     エビオス錠     1480円
     回数券       3700円

 合計            6490円
 10月累計        35791円

 仕事後、卒業生の会報発送作業。まあ、仕事が早く終わったし、近くやし(ちゅうても2時間やが)。。。

 で、非常に特定された人達しか解らない事なんだが、『○○ちゃん』ってなんやねん。
 帰りの電車でいち早く読めた機関誌を読みながら今回の特集の文章を読みながら感じた『○○ちゃん』ってなんやねん。
 こういう事を一番問題にしそうな人達にとっての『先生』であり、その先生が云う事だから当然問題には1ミリたりともならないと思うし、私もこのブログや、諸先輩方なんぞに会った時に「あれってなんやねん」ぐらいにしか問題に出来る体力&気力の余裕しかないので、多分、全く批判の声が表面に出ない形で終わるんだろうが、あれはアカンやろ。
 当然、文全体に書かれている事には『基本的』に賛同するが、それが故に『○○ちゃん』はアカンやろ。
 ちなみに100%完璧なもんなんぞ、まずない。例えば10%がダメだったとして、残りの90%がダメだとはなり得ない。
 部分批判は、あくまでも部分批判であって、指摘でしかない。10%の批判、それが半ばの批判であっても、全てに対する批判ではない。10%や、半ばの批判は当然全体批判にはなり得ない。
 んが、まあ、『○○ちゃん』っちゅう事に対して、なんとなく一番批判しそうな人達、つまり教団の女性解放、反差別の人達が、この文章の『○○ちゃん』について批判出来るとも思えないので、とりあえず、なんとなく『メモ』的な部分で一応。今度直接会った時の為に忘れない為にメモ、メモ、と。
 まあ、相互批判は大事ですし。

民主化神社の英霊?

2007年10月08日 | 坊主の家計簿
 10月8日

 外食  小柱のかき揚げ蕎麦    326円
 食類  ポテトサラダ        85円
     麻婆の素2        210円
     ちりめん          50円
     豪州純米3        315円
     たまご          198円
     めかぶ          105円
 雑費  タバコ          300円

 合計              1289円
 10月累計          29301円

 『ステルス』を観る。最初の攻撃対象がミャンマー・ヤンゴン。テロリスト3人が集結する無人ビルが空爆目的。思わず脳味噌がクラクラする。
 映画とは云えやな、さすがは『ミャンマー』なのか?まあ、地下資源も豊富やし、アメリカには喉から手が出るくらいに欲しい国やろ。民主化して傘下に収めたい国やろ。中国とロシアとの関係がややこしそうやけど、民主化してアメリカの影響が一定ある、つまりミャンマーの若い兄ちゃんがアメ車に乗って「ヒャッホー!!!」と云うぐらいの影響は与えたいやろ。民族紛争もイラクよりは楽そうやし。

 で、ステルス観ながら思ったんやけど、米軍は自国の兵士を守る為に徹底しとるなぁ。。。まあ、ちゃんとやらんと選挙もあるし大変やねんやろ。けど、『一人の命』を救う為に、敵兵を何人殺しとるねん。。。別に映画の中だけでなく。

 ミャンマーで殺されたジャーナリストの人の告別式があったらしい。
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071008i213.htm
 長井健司氏。
 社葬だったのかな?儀式をしてた僧侶が5人ぐらい居たが、東京で何宗か知らんが僧侶を5人も呼んだらクソ高いぞ。
 ミャンマーだけでなく、色々な戦地に行かれてたらしい。戦場ジャーナリストと云う危険な仕事。で、殺された。
 日本政府は当然ミャンマーに抗議したらしいし、殺人事件なんだから頑張って貰いたい。無くなったビデオカメラとデジカメは多分ミャンマーの露天か何かで売られてると思うが。。。

 だが、それ以上の事はなぁ。。。なんかヒステリックな報道だと感じるのだが。まあ、報道する側にとっては『仲間』なんだろうが。
 戦場ジャーナリストが、危険な仕事先で殺された。犯人はミャンマー政府軍である。
 告別式にはミャンマーの(?)僧侶達も参列して居られたみたいだし、ミャンマー人の方々もメッセージを持って参列して居られた。なんか、ミャンマー民主化の決起集会みたいな感じを受けた。それに違和感を感じた。
 多分、多くの心優しき人達は戦場ジャーナリスト長井氏が殺された事に同情し、ミャンマーで弾圧されているらしい人達に同情し、ミャンマー民主化をより一層叫ぶであろう。長井氏の死を利用して。

 長井氏は戦場ジャーナリストではなかったのか?ミャンマー情勢が悪化してなければ長井氏はミャンマーでの仕事はなかった。ミャンマーに行く必要はなかったのではないのか?危険である。もっと危険な所にも行ったらしいが、なんか長井氏最後のビデオにもそういう長井氏のコメントがあったが、でも危険は承知していたであろう。戦場ジャーナリストなんだから。
 危険な仕事。でも、『他の仕事と同じ』と言ってしまうと怒られるのかな?

 例えばトラックの運転手が交通事故で死ぬ。巻き込まれて死ぬ。当然、問題である。
 でも、その問題と今回の長井氏の死はどこが違うのだろうか?長井氏はミャンマー民主化神社の英霊になったのだろうか?
 違うと思うのだが。。。長井氏は、その自分が大切にしておられた戦場ジャーナリストとしての『職場』で亡くなられた。当然、殺したミャンマー政府に責任はある。が、長井氏は戦場ジャーナリストの仕事を『安全な仕事』だとは思っていなかったと思うのだが。

 仕事だから当然見返りがある。ギャラも出る。
 例えボランティアで行ってた人達が殺されようとも、ボランティアだって本人達に『金』とは違う見返りがあるから危険地域に行ったんだろうし。

 トラック運転手だって居なければ輸送が止まってしまう。戦場ジャーナリストや、ボランティアで危険地域に行く人だけが『特別』に尊いわけがなく、そんな発想は私は差別だと感じるし。

 当然、私はミャンマー政府は民主化をした方がエエと思う。色々と複雑な国内情勢があるんだろうが、『民主化』という絶対正義でもって他国政府を『悪』とする国々は多いし、かつ、ミャンマー政府よりも『他国』に対しては暴力的である。自国の貧困から来る死者=人権侵害よりも、他国の民主化されていない国民に対する他国政府の人権侵害を騒ぐ国である。ミャンマーも、アメリカや日本に対して「あなた達の国は人権侵害国家である。」ぐらい云ったれ。国連で云うたれ。
 「日本ではミャンマー政府首脳の家族の豪華な結婚式が問題になっていますが、では、日本の皇室の結婚式はどうなのでしょう?」ぐらい云うたれ!
 別にミャンマー政府の味方をしてるわけではないのだが、余りに一方的に『悪』としてしまう風潮がイヤ。
 ミャンマーがイラクになるのもイヤ。
 ミャンマーが民主化しないよりもイヤなだけ。

 どんな人でも尊いから、今日の告別式に私が『僧侶』として参加してたら他の人達と同じく葬儀をしただけ。
 「ご苦労様でした」と、心に思う。一人の方がその生涯を終えられたんだから。
 それが私の民主化やな。
 だから、ミャンマー政府の首脳も悪くないし、その人達が極悪人とされたらおかしな話や。葬式にミャンマーの僧侶が行けへんねんやったら、宗派は違うけど、呼ばれたら行きまっせ。あ、住職に許可とってや。役僧やし。住職を通しての話やったら行きまっせ。ちゃんと仕事としての義理は通さんとアカン。普段の仕事があるねんし。
 どんな人生でも、差別なく尊いもんでっせ。それぞれが、それぞれの価値観で勝手に決めてるだけの話でっせ。

憲法9条は信心表明

2007年10月07日 | 坊主の家計簿
 10月7日
 
 外食  きざみうどん      240円
     回転寿司        609円
 食類  豆腐           98円
     カットパイン      100円
     国産豚肉        181円
 雑費  たばこ         300円

 合計             1528円
 10月累計         28012円

 結局、『二日酔い』の連休やったなぁ。。。と、起きてからの感想。
 まあ、深夜に飲みに行くなんぞ滅多に出来ないし、二日酔いも滅多に出来ないからエエねんけど。
 近所でやってるだんじり祭を観たりしながらボンヤリ過ごす。
 明日から仕事なので、少し気合を。まあ、入れんでもエエねんけど。

 真宗仏教では『生きている』のでなく、『生かされている』と云う。様々な御縁によって、関係存在の中で『生かされている』。
 どっちか、っちゅうとこれは運動系では否定されがちな言葉なのかも知らん。
 けど、憲法9条の問題でなら、この『生かされている』っちゅう言葉が非常に重みを持って来る言葉だと感じる。
 
 『生きている』から、軍備を持つ。
 「生かされている』と云う、信頼の一点に『だけ』立つのなら、軍備なんぞ当然の事要らない。他者を私と同じ『人間』として尊重する事が、共に如来から尊敬される『御同朋』『御同行』として信頼出来るのなら、『一切衆生悉有仏性』が、『真』であると信じれるのなら、湧いて来る不信を否定出来るのなら、軍備は要らん。
 軍備を持つ事自体が、相手を信じていない事の証明だ。

 子「お母ちゃん、このスタンガンは何?」
 母「これはね、あなたが家庭内暴力を振るった時の為の防御なの」
 
 そんな家庭が信頼出来る場所になるわけがない。
 仮に寺にグレ始めた子どもの相談をしに行った時に「では、自衛の為にスタンガンを買いましょう。今ならお得で3割引にさせて頂きます」なら、失格やろ。

 真宗仏教では『山伏弁円』の話(http://www.senjuji.or.jp/doctrine/sinran17.html)を思い出す。
 あの時に親鸞が武装してたらどうなったのだろうか?
 「聖人、弁円のヤツ等が聖人を狙ってますぜ。」
 「なに?弁円のヤツめ。不届き者めが。まず敵の情報収集の為にスパイを出せ。そしてこの草庵と周囲に爆薬を仕掛けろ。我々は裏山に隠れて、弁円達が攻めて来たらドッカン!や」
 「さすがは聖人、それは素晴らしい作戦です」
 。。。
 という様な事は親鸞はしなかった。やったのは後の一向一揆の時代である。
 親鸞は弁円に対して仏性を当然見ていたであろうし、だから弁円を『受け入れる事』が出来た。

 こういう古くから真宗仏教に伝わる話、古くさい話こそが憲法9条にとって一番の力になる。

 これは完全に受け売りなんだが、ブッシュ氏が戦争で人を殺した事に対して心を痛めていなかったら、真宗仏教なんぞ成り立たない。ブッシュ氏に仏性がないのなら、真宗仏教は成り立たない。『成り立つ』と云うのなら、それは『善人で救われた』だけの話である。
 ただ、ブッシュ氏はアメリカ大統領である。その『大統領』としての『立場』を重んじるが故に戦争を辞められないだけの話である。だったら、ブッシュ氏に対して、その痛めているであろう『人間の部分』を認める事によって、「認めてイイんだよ」と伝える事によって、ブッシュ氏が自身の仏性に目覚めること、善人悪人関係なく誰であろうとも備わっている『仏性』に目覚めることによって、その『痛み』の部分を拡大化する事によって、戦争は回避出来るのではないのか。
 いや、小山広明さんは、そういう話をこの間の参院選に9条ネットから出馬した時に選挙演説として話して居たらしい。当然、私が受けとった形でかなり変形しているが。

 例えどんな人であっても、相手が同じ人間である事、共に如来から尊敬された『人間』である事を信じる、世間的価値観、『アメリカ大統領』とか、『北朝鮮の最高指導者』、『ミャンマー軍事政権のトップ』とかの見方でなく、共に『如来から尊敬された人』として『だけ』の見方に徹するのが念仏者ではないのか。
 敵ではない。同じ人間である。

 国民投票法案で憲法9条を守る為には、当たり前の事ながら正義の押し売りでは無理である。
 「憲法9条を守る事が正義であり、『改悪』しようとするヤツ等は悪である」では無理である。まあ、これは他の運動でもなんだが。
 当然、「9条の学習会に参加しない人達はダメ」でも無理である。そんなもんは人間を冒涜しているだけの話である。
 真宗門徒、念仏者が伝えるべき事は念仏であり、その一番古くさい念仏の中にこそ、憲法9条の精神がある。
 運動の中にではない、古くさい保守本流の念仏の中にこそ、憲法9条の精神がある。光り輝いている。
 『生きている』(=自力の心)の『日頃のこころ』だから軍備を持たずにはいられないのであって、そういう在り方を批判出来る精神、阿弥陀如来の精神(=他力)『生かされている』からこそ、軍備を持つ事、他人を信じられない、他人から信じられようとしない在り方を批判されるからこそ、『軍備は持たない』と。古くからの念仏者がよく云う「お任せします」と。『生かされている』と。

 憲法9条は純粋に信心の表明の話だ。
 大阪有数のバリバリの市民運動家であり、そのくせ徹底して相手を尊重し、相手を斬り裁く事をイヤがる小山広明さんは圧巻やぞ。ホンマ『大先生』やな。ホンマに、どっか呼べる所があったら呼んだらエエ。ワケ解らんくらいにブッ飛んどんぞ。『ど念仏』でっせ、『ど念仏』。「念仏も」ではなく、「念仏だけ」の世界の住人でっせ。圧巻やった、ホンマに圧巻やった。「念仏者ってスゲエ!!!!!」と感動でっせ。

二日酔い

2007年10月06日 | 坊主の家計簿
 10月6日

 交通費 JR         160円
     JR         170円
 雑費  タバコ       320円
     コロッケ       42円
     漫画喫茶     1580円ぐらい
 土産  栗焼酎      1850円 
     水          98円
 飲み代 プカプカ     1500円
 外食  ラーメン餃子メシ  790円
 
 合計           6510円
 10月累計       26484円

 朝、関西空港経由で地元に帰る。まあ、電車乗りまくってたわけやね。前日、圧倒的に睡眠不足やったし。ベロンベロンに酔っぱらって電車に乗ったら速攻でんな。
 地元の駅に降りたら、だんじり発見。2日間の祭の始まり。早朝のせいかだんじりをひく人が少なかった。けど、ちゃんと『やりまわし』もやってたし、しばらく観てた。
 
 で、部屋に帰って寝る。
 起きる、二日酔いが。。。飲み過ぎや、っちゅうねん。。。

 5日は『参加しなければならない会合』が3つあって、諸々悩んだすえに一つ断念したのだが、やっぱし気になるし、前日の会合等の話を所属寺の『仏青みたいなもん』で聞かして貰う待ち合わせをしてたので、二日酔いのボケーとした頭で行く。朝までおもくそ飲んでたので(料金が安いのはボトルキープしてるから)、夜になっても酒が抜けるわけがない。
 なんじゃかんじゃとワイワイしてたら、っちゅうか、基本は『最近の私』について参加者全員が発表して行くので、結構真面目な話に『ちゃちゃ』入れながらの『仏青みたいなもん』なんだが。で、ワイワイしてたら終電。地元まで帰れる根性がなかったので結局ミナミへ。
 んが、二日酔いで焼酎飲んでたので、結構大変な状況になってて、結局プカプカでビール2杯飲んでヘタる。漫画喫茶で仮眠して帰宅。

憲法9条は『ど念仏』

2007年10月05日 | 坊主の家計簿
 10月5日

 外食  おでん蕎麦       347円
 雑費  交流会        5000円
     バー         2000円
     ドグラマグラ     2200円
     セーラム        320円
     中南海         300円
 夜食  ラーメン        630円

 合計            10797円
 10月累計         19974円

 連休前なのでお参りの振り替えもあって御仕事忙し。16時から本町で会議だったのでバタバタと。
 で、16時から南御堂、18時から北御堂と。
 
 北御堂では憲法9条。
 無理を云って小山広明さんに来て頂く。最初は講義して頂くはずだったのが、北も南も、っちゅうか、西も東もこの時期は忙しい時期なので『参加して頂く』と云う形で。
 圧巻である。多分、全国色々な所で真宗門徒が集まって憲法9条の問題を取り上げていると思うのだが、反論を怖れずに云うが、その会に小山さんの様な方が居られるのか居られないのかでは全く違う会になる。居なければ『坊主の運動家ゴッコ』だろう。
 大阪有数の市民運動家であり、先の参院選で9条ネットから出馬した小山さんであるが、それ以前に曽我先生のお弟子さんであり、『ど念仏者』である。念仏の塊の様な人である。正直、私にとっては大切な先生なんだが、『小山さん』との方が呼び馴れて居るので『小山さん』と書き込んで居るのだが、正直、凄い。会うたびに感動させて頂いているのだが、今回も全くずれない、憲法9条の話をしていても全くずれない。正直、その場が聞法会になった。改めて『念仏者ってスゲエ!!!」と、ホンマに感動した。
 『敵』を作らない運動『しか』、念仏者にはないやろ。と改めて確認出来た。
 で、憲法9条は、別に阿含経典の言葉を引っぱり出さなくとも、『兵戈無用』を出さなくとも、それこそ、大昔からの真宗仏教の伝統『生かされている』っちゅう一点だけで充分だ。そんな事を感じた。

 いや、ホンマ。これからも全国各地で9条の会をやると思うが、一番の講師は小山広明さんやな。信楽先生でもなく。他の人達でもなく、圧倒的に小山広明さんやな。それこそ、お寺の報恩講や、法座などで、まあ、過激派僧侶は知らんが、それこそ、一番の『保守層』と呼ばれている地方の古くからの念仏者が、小山さんの憲法9条の話を聞いて『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏』と自然に『お念仏』がこぼれ落ちる様な話や。
 もう、絶対に、圧倒的にお勧めします。

 で、北御堂での会議後、交流会→数人でバーに行って、次の日に休みなので私は毎度のドグラマグラへ。朝まで飲んで始発で帰る。

間違う存在

2007年10月04日 | 坊主の家計簿
 10月4日

 外食 かきあげ豚汁めし     400円
 食類 カニほぐし        100円
    さゆり&ホタテ      100円
    ところてん         68円
    きゅうりヌカ漬け      99円

 合計              767円
 10月累計          9177円

 テレビで舛添大臣が年金を泥棒した人を「刑事告訴する!」とかブチ撒いてた。 
 数カ所の地方自治体が「まあ、済んだ事ですし」と。地方自治体としての処分も済んでいる、と。

 市民の声。っちゅうか、マスコミが選んだ『市民の声』。
 「泥棒して謝罪したからと云って、許されるのなら法は要らない。」
 「もう、処分も済んでいる事ですし、エエのでは」
 大まかにこの二つか。
 ちなみに私は別に舛添大臣に加担するわけではないが、刑事告訴すべきであると思う。公務員やし。『身内の隠蔽工作』は公務員はやったらアカンやろ。多分、不起訴になる可能性の方が高いと思うが、やった方がエエと思う。
 
 けど、これは公務員っちゅう仕事やからであって、例えば民間会社の金を着服した『だけ』の話なら、それはその会社内の問題で収めてもエエと思う。社内の処分でエエと思う。別に事を荒立てて刑事告訴なんぞする事、社員を国家に売り渡す必要はないと思う。

 舛添大臣発言からみの中で「教育的に悪い」っちゅう声もあったと思う。ボンヤリとニュース観てたんだが。
 「他人の金を盗んで刑法で処罰されないのは子どもの教育的に悪い」
 みたいな感じか。
 これは違うと思う。

 当然、刑法で処罰された人も含めてなんだが、人間なんて間違うもんやんけ。それ等の人達を『許す』っちゅう『気持ち』を伝えて行くのも、っちゅうか、そっちの方が大切な教育なのではないのか?
 「人間社会のルールを犯したら、人間社会から一定のペナルティーを受ける。だから、やったらダメなんですよ。他人様に迷惑をかける行為をやったらダメです。」
 が、まず前提として、でも、
 「間違って人間社会のルールを違反してしまった人達が居たら、その人達をむやみやたらと裁いたらダメですよ。あなただって間違える事はあるでしょ」
 っちゅう気持ちを伝えて行くのも大事ではないのか。

 こんなニュースを見つけた。
 http://newsflash.nifty.com/news/jcast/ts__jcast_11961.htm
 私もニュースを観てて「酷い事件やのぉ。。。」と感じた。10年程前の女子高生コンクリート詰め殺人事件を思い出した。
 当然、私が殺された人と親しかったら「殺せ!!!!!」だろう。
 「ボケか、こら。おんどれ、ムショから出て来てみろ。その瞬間に俺が殺す。シャブ打ってから、足首切って、激痛を何倍に格大させて、ゆっくり殺したる。待っとれよ、こら」
 だろう。別に死刑なんぞ求まずに、間違いなく私が殺すであろう。
 あるいは、この遺族達の様に死刑を求めるかも知らん。きっとこの人達は私より暴力的でなく、優しい人達なんだと思う。
 リンク先のニュースによると10日間で10万人の死刑賛成を求める声、署名があったらしい。
 殺された人、遺族に感情移入出来る優しい人達だと思う。
 罪を憎む、殺人を憎む優しい人達だと思う。だから、声をあげるのだと思う。

 でも、人間は間違える、と思う。

 「いや、あいつ等は人を殺す事を『間違い』なんだと思っていない。だから死刑は当然だ」
 と云う声が頭をよぎる。
 「だから、殺されて当然のヤツ等なんだ」
 と、云う事なんだろう。きっと。

 殺されて当然の人は居ない。だから人命は尊い。
 エエ事したから『殺されてはならない』ではない。
 悪い事をしたから『殺してイイ』ではない。
 殺されてイイ人なんぞ誰一人として居ない。

 殺された方の遺族に寄り添う気持ちは素晴らしい。遺族外来の見本みたいなもんだ。
 仮にこの遺族が私のお参り先の方であったと仮定する。
 殺された女の人は、タマに顔を合わす。お母さんから「坊さんにお茶を出して」と云われて、私にお茶を出して呉れる。そのせいか、道で顔を合わすと互いに軽く会釈する。
 突然、聞く。「あの娘さんが殺されたで」と。
 私は葬儀に僧侶として行く。中陰中に私が行く。
 きっと何も話せない。ずっと話を聞いているだけだろう。
 「大谷派さんは死刑に反対してるみたいやけど、何でなんですか?」と聞かれる。涙ながらに聞かれる。
 「是非、署名して下さい。犯人を死刑にする為に署名して下さい。」
 私は、多分、署名する。それが現場だし。
 「人のいのちって大切ですよね。」って呟きながら。

 その事が問題になる。署名した事が問題になる。
 「君は死刑制度に対して賛成の署名をしたらしいではないか。」と問題になる。
 「君は人のいのちを、仏法をどう心得ているのかね?」と問題になる。
 反論しても聞き入れて呉れない。教団の法で裁かれる。
 でも、云う。「人のいのちって大切だ!」って。

 間違える。
 そんな間違える存在が人間なんだと感じる。
 「間違えたらいけない」と自分を追い込む。他人を追い込む。
 間違えた自分や他人を許せない。認めない、「殺してしまえ!」になる。
 そして、それも『間違い』である。
 『穢を捨て、浄を欣う』のでない。間違い多き、穢れ多き私(達)ではないのか?
 だから、例えどんな人(達)であろうが、どんな私であろうが、裁く事を『間違い』だと思う事ができ、殺す事を『間違い』だと思う事が出来る。
 私にはそれが嬉しかっただけ。

2007年10月03日 | 坊主の家計簿
 10月3日

 外食  酢豚定食         750円
 雑費  レンタル3        315円
     MJリゲイン13      598円

 合計              1663円
 10月             8410円

 ♪僕の名前はミャン坊
  僕の名前はマー坊
  二人合わせてミャンマーだ
  君と僕とでミャンマーだ

 しまった。。。全国の真面目な人を敵にまわしてしまうそうな事を書き込んでしまった。。。
 いや、子どもの頃に「マー坊」と呼ばれてたし、今でも実家の近所では「マー坊」のマンマやし、この天気予報の唄を憶えてまんねん。

 レンタル3は
 『ミュンヘン』
 『ステルス』
 『蒼き狼』
 レンタル返却に行ったら人気作品の『蒼き狼』が珍しく貸し出し可能だったのでゲット。
 で、『蒼き狼』を観る。
 素晴らしい。。。あんなに沢山の騎馬隊が。。。あ、若村麻由美の演技が素晴らしかった。
 以上、感想。だって、沢山の騎馬隊を観たくて借りただけやし。ああいうのはやっぱり角川に限るな。『天と地と』も確か角川春樹やったと思うし、上杉対武田よりもモンゴルの方が騎馬隊が多くてエエ。日本の騎馬武者やないのが少し残念やけど、もの凄い沢山の騎馬武者の迫力で大満足。

 しゃて、ミャン坊、マー坊。。。違う、ミャンマーや。
 ミャンマーの事なんぞ
  1 スーチーさんは綺麗だ
  2 タイの隣の国で、ゴールデントライアングルの一角である
  3 ビルマの竪琴
 ぐらいしか知らんかってんけど、なんか国内情勢が大変らしいな。

 今の日本だって他民族国家である。琉球、アイヌ、在日コリアンと、ざっと。
 以前はもっと他民族だったんだろうけど、まあ、『なんとなく日本人』だったのかも知れん。

 仮に、っちゅうか、ホンマに議論されてたらしいが、与那国が「台湾の方が近いし」と、独立して台湾に合流する。
 沖縄が、「うち等、明治維新後のどさくさの琉球処分で日本になってもうたけど、元々独立国やし、それに独立した方が米軍に基地を貸してる金取れるし、そっちの方が豊かになるし」と独立したらどうなるんだろうか?
 われら関西が「もう、巨人のやりたい放題は許さん。この上は関ヶ原を封鎖して阪神甲子園宮城を中心に独立する」と、独立したらどうなるんだろうか?
 それぞれの国のバックに、どっかの国がついて、武装する。

 ミャンマーには武装ゲリラが居るらしい。詳しい事は知らん。
 『なんとなく日本人』として、大昔は民族蜂起もあったらしいが、今となっては全くない、とりあえず平和な国内に居てるし、一つの国の中に色々な民族が居て、かつ長年のイザコザで武装している、等と云う事は、ちょっと理解し難い。
 だから、「民族が違うねんやったら独立してもエエやん」の立場でしか観れないのだが、もっと複雑な感情もあるのだろう。

 韓国の大統領が歩いて軍事境界線を越えて北朝鮮に行ったらしい。エエ、こっちゃ。非常にエエこっちゃ。
 とりあえずまた一歩、朝鮮半島の平和が近づいたわけや。

 敵。
 鬼畜米英が『同じ人間である』と知ってた人が居たから集団自決を逃れたガマ(シムクガマ)がある。
 『敵』だって『同じ人間なんだ』っちゅう『当たり前の事』が、『敵』が『鬼』になってしまったら解らなくなってしまう。

 金正日は鬼でもないし、ミャンマー政権の人達も鬼でもない。

 鬼とされたら何を云っても信じてくれない。だから鬼はより一層『鬼』になる。

 【「アングリマーラよ、私は、常にすべての生きるものたちにたいする暴虐の杖を 捨てて、立ち止まっている。あなたは生きるものたちにたいする慎しみを欠いてい る。だから、私は立ち止まっており、あなたは立ち止まっていないのだ」】(アングリマーラ経より

 ♪二人合わせてミャンマーだ
  君と僕とでミャンマーだ

 とりあえず、連日報道されるミャンマーの『僧侶』=聖職者、罪のない正義の味方の聖職者をミャンマー政府は殺した、みたいな報道で『煽り』、『鬼』を作り出して行くのはアカンやろ。
 鬼を作ったら楽やねん。桃太郎になれるし。それだけの話や。

ショック

2007年10月02日 | 坊主の家計簿
 先に9月〆

 一般会計          98802円
 医療保険           4740円
 家賃            32430円
 ネット代           5279円
 携帯電話           4203円
 アマゾン代         10243円
 奨学金カンパ        10000円
 電気代(8月分)       4330円
 ガス代(9月分)       2870円
 国民健康保険        26800円

 合計           199697円
 これに一括払いの年金の月割り13804円を仮にプラスするなら
              213501円

 アマゾンで本買い過ぎや、っちゅうねん。。。

 10月2日

 雑費 トイレットペーパー    368円
    防虫剤          398円
 食類 海鮮ちらし        200円
    イカ&サーモン      100円
    焼きイカ         100円
    水12          840円
    納豆            78円
    キムチ           88円
    ししとう         100円
    ごぼうサラダ        69円
    カットパイン       100円
    たくわん         100円
    米5キロ        1580円
    冷麺5          149円
    中華そば麺         10円
    寄せ鍋つゆ        278円

 合計             4558円
 10月累計          6747円

 ショックだ。。。
 いや、でんな、98円やと思い込んでた『寄せ鍋つゆ』が278円やった事にさっき家計簿を付けながら初めて気がついて、まあ、価格の思い違い、っちゅうのはタンマにあるからエエねんけど、そのままレジを通過してもうた事、レシートをその場で確認しなかった事等々の私の行動にショックを受け、そういう事を書いてる間に、少し検索したページを開いたらブラウザがバグってもうてやなぁ。。。ショックや。。。

 この『ショック』って日本語で云うたら何になるんやろ。最早、日本語として使ってるけど。
 『衝撃』っちゅう言葉をまず思い出すねんけど、でも、この場合の衝撃は『思いが破れる』か。
 阪神に優勝して貰いたかったけど、巨人が優勝した事はショックである。
 98円やと思い込んで居た寄せ鍋つゆが278円やった事はショックである。
 ちゃんとレシートを確認しなかった私の行動がショックである。
 せっかく月締めの計算、多くの買い物をして沢山計算した事が消えてしまってショックである。
 それ等の事を書き込んだ事がブラウザトラブルで消えてしまった事がショックである。
 
 現実である。
 しかし、どれだけもう一度家計簿を打ち直す事がイヤでイヤで面倒だったか。
 しかし、現実である。

 ブラウザがバグってしまったのは、晩飯喰いながら観てた『ニューワールド』を検索して、このリンクを開いたから落ちやがったのだが、この映画もそういう映画やったな。
 主人公の娘さんにとって、失恋した事はショックだった。

 ショック。でも、事実は事実としてある。
 だって、書きたかった事と全然違う事を書いているわけやし。

 『ニューワールド』の主人公の娘さんは迷う。失恋した、でも、新しい出会いがあった。でも、死んだと思ってた人がまた現われた。だから尚更迷う。

 『想う』『思う』。
 それらが破れた時はショックである。

 でも、現実はしたたかだ。坂口安吾の堕落論の中に「戦災未亡人は新たな出会いに胸をときめかしている」みたいな事が書いてあったが、んなもんや。それが『民』の逞しさや。

 だからといって『ショック』を、『事実を事実として引き受けれない人』と他人事にしたらアカンと思う。そんな『ショック』を、とても小さな値段の違いのショックから、とても大きな死のショックであっても、ショックには違いがなく、ただ、様々な場面で感じたショックの苦でもって「ああ、この人はもっと大きなショックを受けておられるのだなぁ。。。」と振り向ける事が出来れば。

 ある日突然、最愛の子どもと妻が殺されたショックはどれだけ大きなショックだったんだろう。
 ふと、鑑別所に居てる時に自分が人を殺してしまい、自分が殺されようとしている事に気づいたショックはどれだけ大きなショックだったんだろう。

 事実。現実。それ等を引き受けられない現実があり、事実、そうだ。
 夢を求めても仕方がないのに、でも、夢を求めてしまう。

 そや、明日、仕事忙しいのを忘れてた。さっさと寝な。

 ショックを受けると、心が頑なになる。