アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

372 蔵王山ミニ縦走と山寺登り&銀山温泉旅行。 ('17,10,18・19)

2017-10-21 08:21:19 | 県外

蔵王山には丁度13年前の'04年10月に行きましたが刈田岳頂上神社に参拝していよいよ出発しようとしたところ天気が急変して雨が降り出しホワイトアウトになったので諦めて下山したのです、今回そのリベンジ登山に出掛けその夜は麓の蔵王温泉に泊まりました。

登山だけでなく温泉旅行も兼ねていましたので翌日山寺「立石寺」に行き奥の院まで登り下山後以前から一度は行きたいと思っていた銀山温泉迄足を延ばし一泊して温泉に浸かり疲れを癒してきました。

【18日(水)/蔵王山】
新幹線白石蔵王駅からバスで蔵王刈田山頂BSまで行こうとしたら平日のバス運行は刈田温泉までしか行かず初っ端から大チョンボをしてしまいました、結局その先はタクシーで行く羽目になり予定外の支出でした。

しかし行程としてはほぼ予定通りに刈田山頂BSを出発しました、刈田岳頂上に登ると観光客で大賑わいです、早速Ⅲ△「刈田岳」(1,757.8m)の標石を探しましたが至る所に高さ1m位のケルンが積まれているし観光客がそこここをたむろしていて隅々まで探すことが出来ず結局見つからないので諦めて先に進むことにしました。

出発すると直ぐ右手下に噴火口の「御釜」が見えましたのでその渕迄降りて行き暫らく眺めてから稜線を北に向かって進みました、北東の冷たい強風で手はかじかむしあるもの全て羽織っても寒く堪えました。

途中岩陰で昼食休憩してから標高差80m余りを急登して熊野岳避難小屋に着きここから更に北西に進むと枯草や枯れ枝などに霜柱が付いていたり見るからに真冬です。

ゆっくり周りの景色を眺める余裕もなく漸く最高峰の熊野岳山頂に着きましたので早速Ⅱ△「熊野岳」(1,840m)の標石を探すと頂上標柱の傍にありました、暫らくすると反対側から10人ほどのパーティーが登って来たのでその人たちと情報交換等してから先に進みました。

ここから大きな岩が累々としているゴ―ロの急傾斜を130m余り下り今度はコルから50m程登り返すと最後の地蔵山頂上に登り詰めました、直ぐ下にロープウェーの地蔵山頂駅の建物が見えます、ここから80m余り下ってロープウェー駅にゴールしました。

ここからは二つのロープウェーを乗り継ぎ麓の蔵王温泉に下山しました、13年前にも泊まった「竜山荘」にチェックインして硫黄分の濃い温泉に浸かり疲れを癒しました。

【ポイントタイム】
刈田山頂BSスタート(11:20)…刈田岳頂上(11:26)(11:46)…昼食休憩(12:18)(12:30)…熊野岳避難小屋(12:58)(13:00)…熊野岳頂上(13:10)(13:25)…地藏山頂上(14:22)(14:24)…ロープウェー地蔵山頂駅ゴール(14:40)、 所要時間3時間20分、歩行時間2時間30分、歩行距離約4km、累計標高差365m、歩行数約10,000歩。

【19日(木)/山寺】
蔵王温泉からバスでJR山形駅へそこから仙山線でJR山寺駅に下車ここからスタートしました、北側の険しい山頂に奥の院が見え隠れしています、県道脇にある標識「登山道入口」から石階段を上りましたが全体で1,070段あるそうです、暫らく登ると入山門がありそこで入山料(300円/人)を払いいよいよここから800段余りと言われる石段を登ります。

登ると間もなく切り立った崖の真下にあの有名な芭蕉の「静けさや岩にしみいるセミの声」の看板があるはずですが看板とその石碑が どこにあるか分りませんでした、杉の巨木が立ち並ぶ急階段の両脇には石仏や祠などが立ち並んでいますがひたすら下を向いて石段を登りました。

入山門で係の人から「30分ぐらいかかります…」と言われましたが丁度30分で登り詰めました、奥の院に参拝して麓の景色を眺め復路に就きましたが下山しながらいろいろ写真を撮ったり寺院や石仏の故事来歴を読んだリして下りました。

正午前に山寺駅にゴールしたので駅の脇に建つ見晴台に登って昼食休憩した後午後の電車で仙山線・奥羽本線と乗り継ぎJR大石田駅からバスで銀山温泉へ向かう予定です。

ところがここでまた大チョンボをしでかしました、同時刻に同じホームの両側に上りと下りの電車が入ってきたのです、上り電車に乗らなければならないのに慌てて下り電車に乗ってしまい乗ると直ぐ居眠りをしてしまいました。

目が覚めると20分以上たっているのに乗り換え駅になかなか着かないので車掌に聞くとなんと逆の電車に乗ってしまったのです、次の駅で下車し40分程待った後上り電車で引き返しました。

結局これで2時間近くタイムロスしてしまいました、しかし何とか大石田駅から銀山温泉行きの終バスには間に合いますが駅で1時間以上待つので宿に着くのがかなり遅くなります。

大石田駅に着いて宿に電話すると「これから遅くなった御客さんを迎えに行きますからその車に乗ってください」とのことです、結局バスより宿に着くのが1時間近く早くなり17時半過ぎに今晩の宿「昭和館」にチェックイン出来ました、然もバス代は掛かりません、「災い転じて福となる」で「終わり良ければ全て良し」とめでたしめでたしの一日でした。

【ポイントタイム】
JR山寺駅スタート(9:40)…入山門(10:00)…奥の院(10:30)(10:36)…JR山寺駅ゴール(11:28)、所要時間1時間50分、歩行時間1時間30分、歩行距離往復約3km、累計標高243m、歩行数約6,000歩。 【二日合計記録】所要時間5時間10分、歩行時間4時間、歩行距離約7km、累計標高差608m、歩行数約16,000歩。

              HP URLoutdoor (hacca.jp

                          
         刈田嶺神社                刈田岳頂上にて           噴火口の御釜

                          
         熊野神社                Ⅱ△「熊野岳」                     熊野岳頂上にて

                          
        ゴ地蔵山頂上にて              頂上直下に鎮座する                         お地蔵様         
                                       

                     
                              蔵王山縦走の軌跡(1/25,000)の縮小図

   
              山寺奥の院へ登った軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

 


 

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