アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

398 県内(西部・北部)の一等三角点巡りのひとり旅。  ('18,09,06)

2018-09-08 08:23:35 | 房総の山その他

三度県内の一等三角点巡りをしてきました、今回は西部の船橋市・松戸市・野田市及び北部の成田市・神崎町の5点を巡リました、千葉県内には現在一等三角点が25点あります、数年前まで26点でしたが香取郡多古町にあったⅠ△「久賀」が廃点になったためです、これで25点中23点を巡りました。

①【Ⅰ△「法典村」(23.0m)】
君津駅を早朝一番の電車で出発しましたのでJR常磐線・船橋法典駅に7時過ぎに着いたので身支度を整え駅(7:25)をスタートしました、丁度小学生が登校する時間で長い行列を作っていました、三角点は小学校近くの企業社宅寮入口植え込みの中にある筈なので小学生たちの後をついて行ったら予想通リ社宅寮に辿り着き思ったより簡単に三角点は見つかりました。

【ポイントタイム】
船橋法典駅スタート(7:25)…Ⅰ△「法典村」(7:41)…船橋法典駅ゴール(7:52)。 所要時間往復27分、歩行時間往復25分、歩行距離往復約1.3km, 歩行数往復約1,200歩。

②【Ⅰ△「馬橋」(3.7m)】
常磐線・新松戸駅で下車しました、この地域は新たに開発された広大な地域で「馬橋」と名の付く小学校が南北2校ありその北小学校々内に三角点はあります、丁度校庭で運動をしている生徒たちがいましたのでその担任の先生の許可を得て校門近くの運動場の片隅にあった三角点を見つけ写真に収めました。

【ポイントタイム】
新松戸駅スタート(8:19)…Ⅰ△「馬橋」(9:05)…新松戸駅ゴール(9:33)。
所要時間1時間14分、歩行時間1時間、歩行距離約4.2km、歩行数約7,100歩。

【追記】地形図を持っていないので小学校を探すのに苦労しました、通行人7人ほどに小学校の位置を聞いたのですが殆どの人が良くわからず右往左往しました、最後若い女性に聞いたところスマホで位置を検索してくれたので何とか辿り着けたのです、予定コースの倍以上距離と時間がかかりました。

③【Ⅰ△「柳沢」(17.2m)】
常磐線・柏駅で東武野田線に乗り換え愛宕駅で下車、暑い日差しの照り付ける中駅前の大通りの歩道を三角点の有る国交省江戸川河川事務所を目指しました、ポラボナアンテナがいくつも付いた紅白の太く高い塔が見えましたのでそこだと目星をつけて進みました。

予想通リ目的地に辿り着いたので事務所で許可を得て探し始めると広い構内の片隅に万葉箱があるのに気が付きました、よく万葉箱の近くに三角点はありますから周りを探すと予想通リありました、写真を撮ってから事務所に礼を言って又暑い中駅に向かいました。

【ポイントタイム】
愛宕駅スタート(10:33)…Ⅰ△「柳沢」(11:01)…愛宕駅ゴール(11:20)。
所要時間往復47分、歩行時間往復42分、歩行距離往復約2.7km、歩行数往復約4,500歩。

④【Ⅰ△「竜角寺」(42.2m)】
柏駅まで戻り常磐線下りの我孫子駅で成田線に乗り換え下総松崎駅で下車、三角点は旧栄町の村はずれの山の中腹にある「岩屋古墳」(小高い丘)の上にありますから駅から2km
余りあり結構坂を上りました。

近くには総合公園や旧学習院小学校もあって地域はよく整備されていましたが古墳を探し出すのに苦労しました、何とか見つけて頂上にある三角点を写真に収めて駅に戻りました。 

【ポイントタイム】
下総松崎駅スタート(12:55)…Ⅰ△「竜角寺」(13:45)…下総松崎駅ゴール(14:15)。所要時間往復1時間20分、歩行時間往復1時間、歩行距離往復約4.6km、累計標高+285m、歩行数往復約8,700歩。

⑤【Ⅰ△「神崎」(11.0m)】
下総松崎駅の隣成田駅で銚子行きに乗り換え途中の下総神崎駅で下車、三角点は神崎小学校の敷地内にありますがここも農村ですから駅から小学校まで2km余りあります、通行人5人に聞きながら入り組んだ細い道を辿って何とか辿り着きました。

職員室で許可を得て校庭の片隅にある一段高い植え込みの中にある三角点を見つけました、これで5点全てを写真に収めましたので可成り疲れましたが気分よく駅まで戻り更に成田駅まで引き返して今晩の宿駅前のビジネスホテルに17時半ごろチャックインしました。

【ポイントタイム】
下総神
崎スタート(15:05)…Ⅰ△「神崎」(15:49)…下総神崎駅ゴール(16:19)。所要時間往復1時間14分、歩行時間往復1時間05分、歩行距離往復約4.5km、歩行数往復約7,500歩。

【5点合計記録】
所要時間5時間02分、歩行時間4時間12分、歩行距離17.3km、歩行数29,000歩。 

【追記】
①地形図は無かったので「カシミール3D」と「マップソース」のプリントマップ及びコンパスを持参しましたがやはり地形図がないと現在地が分からず苦労しました。

②尚北海道の大地震は全く知りませんでした、夕方ホテルのテレビニュースで知りました、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に被災者にはお見舞い申し上げます。

                   outdoor (hacca.jp)     
                

                                   
                                 Ⅰ△「馬橋」         Ⅰ△「法典村」           ツルボ

                                  
                  Ⅰ△「柳沢」           路傍に佇む道祖神              岩屋古墳の丘

                                 
                Ⅰ△「竜角寺」           古墳丘からの景色            Ⅰ△「神埼」 

               
                           
 ①軌跡(1/25,000)の縮小図

              
                  
②軌跡(1/25,000)の縮小図

               
                  
③軌跡(1/25,000)の縮小図

                
               
④軌跡(1/25,000)の縮小図

                     
                   
⑤軌跡(1/25,000)の縮小図

              

               

 


393 下総(四街道市・白井市・香取市)の一等三角点巡り&電車周遊の旅。  ('18,06,08)

2018-06-10 10:28:44 | 房総の山その他

千葉県内に三箇所ある「かんぽの宿」其々に一度は宿泊しようと思っていたのでそれにかこつけて北総から東総を電車でぐるっと回って一等三角点巡りをすることにしたのです、(妻は三角点巡りには全く興味はありませんが温泉旅行を兼ねているので付いて来ました)

「一等三角点全国ガイド」には四街道市は「集会場敷地内」に白井市は「小学校傍の塚の上」にそして香取市(水郷)は「妙見神社上の権現社裏」などと記されていて然も其々駅から約1km程の所にあるので案外簡単に見つけられると思っていましたが最後の香取市は取り付き点が分らず苦労しました。 

【Ⅰ△「四ッ街道」】
「早発ち、早着き」に従いJR君津駅を始発(5:42)で出発しJR四街道駅に(6:42)に着き身支度して(7:05)出発しました、「全国ガイド」に従って進みましたが路地に入る所が分からず探し回っていたら若い女性に会ったので尋ねると「丁度そちらに帰りますから一緒に行きましょう…」と言って案内してくれました。

集会場の小広い敷地内の一角に立派なⅠ△「四ッ街道」(25.1m)はありました、丁度7時半ごろだったのでベンチで朝食休憩にしました、食事が終わると直ぐ引き返し四街道駅から成田線に乗り次の白井市に向かいました。

【ポイントタイム】
JR四街道駅スタート(7:05)…Ⅰ△「四ッ街道」(32.2m)(7:27)朝食休憩(7:42)…JR四街道駅ゴール(8:02) 
 所要時間57分、歩行時間40分、歩行距離往復約2,5km、累計標高+30m、歩行数約3,700歩。

 【Ⅰ△「根村」】
成田駅に着くと電車が一向に動きません、どこかで人身事故があって「いま点検中なので確認次第出発します…」と車内放送がありました、これで万事窮すかと思っていたら30分程して近くの京成電鉄に乗り換えることになって何とか前進出来ました。

 成田線終点の成田空港駅からスカイアクセス・北総鉄道と乗り継ぎ白井駅に漸く10時過ぎに着きました、日差しがじりじり照りつける中大汗掻きながら交通量の多い国道や県道の歩道を歩いて小学校に着くと運動場の端にこんもりした塚がありその上にⅠ△「根村」(27.1m)はありました。

【ポイントタイム】
北総鉄道白井駅スタート(10:18)…Ⅰ△「根村」(27.1m)(10:37)(10:39)…白石駅ゴール(11:00)、所要時間42分、歩行時間40分、歩行距離往復約
2.6km、累計標高+50m、歩行数約4,000歩。

【Ⅰ△大倉】
又白井駅に引き返し最後の香取市の三角点に向かいました、一旦成田空港駅に引き返し更にJR成田線・総武線と乗り継ぎ水郷で下車、ここから三角点を目指しましたが取付き点が分りません、神社の有る妙見山の麓を左廻りに進んで神社の参道を探しましたが一向に分りません。

誰かに尋ねようとしても留守の家ばかりです、やっと一軒の家から女性が出て来ましたが妙見神社を知らないと言うのです、その方が親切にスマホで検索してそれらしい道を探し出し案内してくれましたが参道は見つかりませんでした、仕方なく諦め女性にお礼を言って駅に引き返すことにしました。

駅に向かって往路を引き返す途中念の為もう一度道路脇の家に飛び込み声をかけるとお婆さんが出てきたので尋ねると「前の家の脇から入ると神社に行けるよ…」と教えて呉れたのです、なるほどそこを入ると間もなく神社に向かう真新らしい石段が上に延びていました。

石段を登ると小さな祠が二つ並んでおりましたがこれが妙見神社らしいのです、更にそこから細い登山道を登ると頂上に小さな社がありましたがこれが大権現の社のようです、社の周りを探したら一段下がったところにⅠ△「大倉」(41.5m)の標石がありました。

【ポイントタイム】
JR水郷駅スタート(14:25)…(取り付き点分らず探し回る)…Ⅰ△「大倉」(41.5m)(15:25)(15:27)…水郷駅ゴール(15:35)  所要時間1時間10分、歩行時間50分、歩行距離往復約3km、累計標高+93m、歩行数約4,500歩。 

【三点合計記録】所要時間2時間49分、歩行時間2時間10分、歩行距離往復約8.1km、累計標高+173m、歩行数約12,200歩。

一旦は諦めましたが最後の粘りで3点とも見つけられたので今回の三角点巡りは大成功です、然しお陰で水郷駅で予定時刻の電車に乗り遅れ1時間待ちをすることになりましたが無人駅乍ら近所のお婆さん方が数人遊びに来ていたのでおしゃべりして過ごしているうちアッと言う間に時間が過ぎました、かんぽの宿「旭」には(17;25)にチェックインしました。

     HP URL HP URL outdoor (hacca.jp) 

                       
                    アザミ            Ⅰ△「四ッ街道」         水郷駅の燕の巣

                       
       Ⅰ△「根村」           アジサイ                  妙見神社祠

                       
        大権現社に参拝        Ⅰ△「大倉」             かんぽの宿「旭」にて     

            
                     
Ⅰ△「四ッ街道」の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

              
           
Ⅰ△「根村」の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

             
             Ⅰ△「大倉」の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図 

 

 

 


390 房総の山(三条大塚山&七面山)のハイキング。  ('18,05,05)

2018-05-06 07:54:24 | 房総の山その他

大多喜町にある三条大塚山(241m)と七面山(162m)に登ってきました、この大塚山には5年前の'13年9月に「房総のやまあるき」の概念図に沿って南側から登りましたがこの時は殆ど踏み跡は薄く然も所々藪漕ぎを強いられて苦戦したことを覚えています、又七面山には登っていません。

「房総のやまあるき」には「西畑大塚山」となっていますが先月発行された「千葉県の山」改訂版には「三条大塚山」と新規加筆されていてそのコースは北側のいすみ鉄道終点「上総中野駅」から登り一つ手前の「西畑駅」に下山するコースなので再登することにしたのです。

上総中野駅に下車すると駅前の小高い山が七面山です、その直下に光善寺があって言わば同寺の裏山です、かなりの急階段が寺まで続き更に頂上まで続きますから丘の様な山ながら登り甲斐の有る山です。

頂上でひと通リ景色を眺めてから下山し本番の大塚山に向かいました、県道に出ると凡そ1km余り南下して登山口に取り付きましたがその手前の田圃で作業をしている中年男性から突然「浅間山ですか…」と声を掛けられ「そうです…」と答えるとコースの状況を丁寧に説明してくれました。

この登山道は別名「万葉ロード」と言って登山道脇に沢山の万葉歌を記した立札が立っていました、全く無学の私には理解しがたいのですがそれでも何となく崇高な世界に惹きこまれるような気分になりました 

頂上から県道までのルートは5年前下山で歩きましたので所々記憶が蘇ってきました、特に頂上直下で藪から飛び出したところは鮮明に思い出しました、胸突き八丁の急坂を上り詰めると広く見晴らし良い頂上に着きましたので思い出のⅢ△「杉森」を写真に収め景色を眺めてから東屋でゆっくり休憩の後下山しました。

下山路は今回初めて辿るルートですが登って来た道を数百メートル引き返すと西畑ルートの標識がありました、落ち葉が降り積もった歩き易い昔道で分岐ごとに新しい標識があり迷うことのないルートです、緩やかな稜線を2km余り下ると県道に出て間もなくいすみ鉄道「西畑駅」にゴールしました。

【ポイントタイム】
上総中野駅スタート(8:50)…七面山(9:12)(9:15)…大塚山登山口(9:59)…大塚山頂上(10:39)(10:54)…西畑駅ゴール(11:45)、所要時間2時間55分、歩行時間2時間25分、歩行距離約7km、累計標高+530m、歩行数約12,000歩。

【その他】
頂上には直下まで車で来た大きな三脚を担いだカメラマン1人に会っただけでハイカーには会いませんでした、また下山
途中小休止した時ズボンの縁と靴下に山蛭が付いていましたが吸血前だったので無事でした。

               outdoor (hacca.jp)

                       
         光善寺本堂            七面山頂上                  ツルニチニチソウ

               
        
       大塚山登山口           万葉歌立札                大塚山頂上東屋

                         
           Ⅲ△「杉森」           西畑コース道標              木漏れ日の昔道

      
       
       歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 


383 房総の山(地質年代「千葉二アン」見学と三角点巡り)の旅。  ('18,02,09)

2018-02-11 08:57:50 | 房総の山その他

今話題の地質年代「千葉二アン」見学を兼ね大多喜町の「伊藤大山」頂上にあるⅡ△「横山」(246m)と勝浦市の櫓台山頂上にあるⅢ△「興津」(126m)を巡るドライブ旅に妻と二人で行ってきました、この日はかんぽの宿「勝浦」に泊まり帰りに最近話題の「濃溝の滝」にも寄ってきました。

「千葉二アン」見学は当初1月24日に行く予定でしたがその前日雪が降ったので2月2日に変更したら又も雪に見舞われ再度変更して2月9になったのです、現場は小湊鉄道「月崎駅」の南東約2.5km(歩行距離)程の養老渓谷にありました。

行き過ぎて引き返すなど多少まごつきましたが何とか田淵集落の自治会館前の駐車場に着きここから歩いて5分程で渓谷に下り現場の崖に着きました、凍てつく寒さで崖には氷柱が沢山ありましたがその左側一帯が磁気逆転地層らしく調査用に開けた小さな穴が沢山ありました。

私たちが河原に着き崖を眺めていると暫らくして大きなカメラを担いだ3人の若者達が現れましたがNHKの取材班との事でした、崖を眺めても何がどうなっているのか良く分らないでいるとNHK取材班の女性スタッフが簡単に説明してくれたので多少分かったような気がしました。

暫らくすると二人の学生や夫婦ずれなど10人ほどの見学者が現れましたが私たちは先に失礼して駐車場に帰り次に目指すⅡ△「横山」に向かいました。

【Ⅱ△「横山」(246m)】
「点の記」には「三角点まで自動車可」とありますが13年前の記述ですから余り期待していませんでした、近くまで行ってみると林道から分岐した広い道路が上に延びているのです、しかし入口には鎖が張ってありますので片道1km程の道を歩いて登りました。

頂上に着くと大きな無線中継塔がありその下に三角点標石はありました、地形図には鉄塔の記号はありませんから恐らく数年前に出来たのでしょう、山を下り妻の待つ車に着くと正午を回っていたので日当たりのよい芝生の上でお弁当を食べ一休みしました。

【Ⅲ△「興津」(おきつ)(128m)】
この三角点についても「点の記」には自動車は「側点の下まで可」とありますし地形図にはその近くに家の記号があるので車の通れる道があることを期待して行きました、予想通り広い道があり最奥には観音堂とその脇に民家がありました。

民家の前に車を止めると家から中年女性が出てきて「なんですか…」と聞くので事情を話すと「三角点ならこの上にありますよ、案内しましょう…」と言ってその近くまで案内してくれました。

三角点の有る所は周囲100~200m位の小さな台の様な形をしていて南側は垂直の崖で上が平らになった小山でした、道はなく細竹の密集した藪を掻き分け北側から這い上がると平らな頂上に標石はありました、その名も「櫓台」と言って昔見張り櫓でもあったのか?と思われる小山でした。

今日の予定は全てクリアーしたので気分良く妻の待つ車に帰って一休みしてから今晩の宿「かんぽの宿勝浦」に一路向かい14時半ごろ宿にチェックインしました、(3月に同宿で小学校同窓会をやるのでその下見を兼ねて)、翌日帰路の途中今話題の「濃溝の滝」にも寄ってきました。

          HP URLoutdoor (hacca.jp)

                          
                    千葉二アンの案内板                磁場逆転層の崖                崖にできた氷柱

                          
         Ⅱ△「横山」(246m)                Ⅲ△「興津」(126m)             三角点の有る櫓台山

                         
           「濃溝の滝」                濃溝の滝への遊歩道               濃溝の滝への木道

                


341 房総の山(梅ヶ瀬渓谷)の紅葉狩り。('16,12,03)

2016-12-04 08:59:51 | 房総の山その他

梅ヶ瀬渓谷の紅葉狩りは丁度2年振りです、前回も12月上旬(5日)で紅葉が盛りだったので今回も期待して出かけましたが期待通りの景色を十分楽しんできました。

休日でしかもお天気も穏やかな晴天日和の為か渓谷ルートはハイカーが引きも切らさず行き交い大変賑わいました、中には東京の浅草から来たと言う10数人パ―ティーの人達がピューポイントで集合写真を撮っているなど和やかな風景も見られました。

今回も単独行なので話相手が居ないので浅草から来たパ―ティーを始め楽しそうな人たちと冗談話をしながら歩いたので疲れを忘れアッと言う間にゴールした感じでした。

【ポイントタイム】
大福山直下駐車場スタート(8:18)…渓谷分岐(8:52)(8:57)…日高邸跡(9:05)(9:16)…渓谷分岐(9:25)…女ヶ倉林道分岐(10:30)…展望台(11:41)(11:45)…駐車場ゴール(11:51)、ここで昼食休憩の後帰宅、

所要時間3時間33分、歩行時間3時間13分、水平距離約9km、累計標高1,017m、歩行数約15,000歩

                                                                HP URL outdoor (hacca.jp

           
               渓谷に下る馬の背尾根                日高邸跡の碑             川を渡渉するハイカー

           
                     渓谷から見上げる紅葉          渓谷で楽しむハイカー         切り回し」の窓

           
               悠久の歴史を刻む断崖             こちらは黄葉             落ち葉の絨毯 

        
                           歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 


335 房総の山(総武線沿線の一等三角点&電子基準点)を巡る一人旅。   ('16,10,12~13)

2016-10-14 09:55:42 | 房総の山その他

《10/12》
今回は一泊二日の日程でJR総武線沿線の一等三角点4点と電子基準点を巡ってきました、何時も通り車で外房線・安房小湊駅まで行きここから外房線~東金線~総武線と乗り継ぎ旭駅に着くとここから市のコミニティーバスで三角点の有る万歳自然公園麓の万歳小学校前BSで下車しここから歩きました。

[Ⅰ△「桜井」・電子基準点「干潟」]
標高60m足らずの小高い丘の上にある自然公園ですから遊歩道と頂上に展望台がある程度でほぼ自然のままの公園ですがその頂上直下に電子基準点はありました、電子基準点は太く高い電波受信塔がありますので何所からでも直ぐ分ります、その塔の下に基準点はあります。

電子基準点は簡単に見つかりましたが問題は沢を挟んで西の尾根上にあるⅠ△「桜井」です、国土地理院で16年前に確認した状況を「点の記」には「小径」有り、「周囲は笹薮」と記されていますからある程度の藪漕ぎは覚悟していましたが予想以上の猛烈な藪でかなり難儀しました。

何より取り付き点がどこを探してもありません、仕方なく多少藪の薄い所を強引に突っ込むと直ぐ藪は無くなりましたが急傾斜を這うように登りました、頂上は「むすび」の形をしたほぼ三角な平地ですが予想通り笹竹の猛烈な藪で大変な藪漕ぎを強いられました。

悪銭苦闘の末それでも三角点に数十メートル位迄近付きましたがそれ以上はなんとしても前進できず無念のリタイヤせざるを得ず泣く泣く引き返しました、この猛烈な藪漕ぎで凡そ1時間半も藪の中を彷徨った挙句知らぬまに眼鏡を紛失してしまったのでその後の読図は小さなルーペを覗く羽目になりました。

【ポイントタイム】万歳小学校前BSスタート(11:45)…電子基準点「干潟」(56.6m)(12:10)…(Ⅰ△「桜井」を探して藪の中を彷徨う事Ⅰ時間半)…万歳小学校前BSゴール(14:16)、所要時間2時間31分、歩行時間1時間50分、水平距離約4km、累計標高+499m、約5,000歩。

 [Ⅰ△「飯岡」]
万歳小学校前BSからバスで旭駅に戻り総武線で飯岡駅へ・・・ここからバスで刑部岬の「夕日展望の丘」にあるⅠ△「飯岡」 へ向かいました、BSから300m程歩いたところの道路際に三角点はあるので前もって自宅に居ながらにしてGoogleEarthでその標石・標柱は確認してありましたから直ぐ分りました、然も今晩の宿はその直ぐ隣りでした。

《10/13》
[Ⅰ△「高神村」]
早朝7時前に宿の近くの上永井入口BSからコミニティーバスでJR飯岡駅へ更に総武線で銚子駅へ向かいました、JR銚子駅はずれの0番ホームから初めて乗る銚子電鉄で観光地の犬吠埼迄行き犬吠駅から往復3km足らずの距離を歩き三角点へ向かいました。

三角点の有るのは駅から直線で1km程西に聳える愛宕山の頂上です、頂上には三角点を始めいろいろな記念碑や博物館らしき大きな建物も有る展望の素晴らしい高台でした、ここへ至る道筋も前もってGoogleEarthで確認してありましたので迷うことなく三角点に辿り着きました、往復1時間足らずで犬吠駅に帰りました。

【ポイントタイム】
銚子電鉄犬吠駅スタート(8:39)…Ⅰ△「高神村」(73.6m)(9:05)(9:10)…犬吠駅ゴール(9:28)、所要時間50分、歩行時間45分、水平距離約3km、累積標高+158m、歩行数約4,500歩。

[Ⅰ△「虫生」]
一旦JR銚子駅まで戻り総武線特急で横芝駅まで行き次のⅠ△「虫生」(むしょう)に向かいました、駅から往復7km余りありますから一寸したハイキングコースです、国土地理院で5年前に標石を確認して「点の記」に畑の中にある三角点まで「作業道あり」と記されていてしかも地形図には尾根上の畑まで東西から破線道がありますのでてっきりその破線道が作業道と思い込んでいました。

車の行き交う車道を4km近く歩いて漸く三角点の有る小高い尾根の突端(西側)まで来てさて作業道の入口はどこかあちこち探しましたが分かりません、仕方なく北に大きく回り込んだ集落からの道を探しましたがこれも一向に見つかりません。

もう止めようと二度ほど思いましたが最後にもう一度探して駄目ならいさぎ良く諦めて帰ろうと民家の裏まで入り込んで探しました、するとありました笹竹を刈り込んだ多少荒れた道が上に延びているのです、疑心暗鬼ながら登って行くと広い畑場に飛び出しました。

現在地を確認すると三角点から100m程の所です、見渡す限りきれいに耕されて所々作物が植えられていて目に付くのは鹿の足跡だけです、その中を歩きまわる訳には行かないので細い畔をあちこち歩きまわって探しましたがそれらしい物は見つかりません。

そのうち雨が降り出して来たので今度こそ諦めようとして最後の見納めとばかり広い畑をゆっくり見渡しました、すると数十メートル位先に布が巻きつけられた白いものが有るのです、確かめようと近付いて行くと直ぐ傍に立派な一等三角点の標石がありましたやっぱり最後の執念です。

畑の周りには車の轍が有るのでどこか車の登ってくる道があるはずだと轍に沿って行くと広い道が下の集落に続いていました、この道を下って帰りましたがホットして安心したせいか急にお腹の空いていることに気がつきました、とっくに13時を過ぎているので宿で作ってもらった鯖寿司を頬張りながら駅に向かいました。

予定ではこの後時間があれば隣の松尾駅から1.2km程の所にあるⅢ△「蕪木」と電子基準点「千葉松尾」を巡るつもりでしたが予想以上にタイムオーバーして横芝駅にゴールしたのは14時過ぎになったのでその三角点巡りは割愛して帰宅することにしました。

【ポイントタイム】
横芝駅スタート(11:03)…(取り付き点探し・三角点探し)…Ⅰ△「虫生」(13:03)…横芝駅ゴール(14:05)、所要時間約3時間02分、歩行時間約2時間20分、水平距離約9.5km、累計標高+455m、歩行時間約14,000歩。

【2日合計記録】
所要時間6時間23分、歩行時間4時間55分、水平距離約16.5km、累計標高+1,112m、歩行数約23,500歩。

                           HP URL outdoor (hacca.jp

                              
                               電子基準点「干潟」                電子基準点                        夕日を背に
                                                   (56.6m)          電波受信塔                  飯岡灯台シルエット      

                              
             Ⅰ△「飯岡」の                 Ⅰ△「飯岡」(68.1m)            民宿カントリーハウス
                   GoogleEarth画像                     現地写真                海辺里

                              
                             銚子電鉄・犬吠駅             Ⅰ△「高神村」(73.6m)        Ⅰ△「虫生」(39.5m)

  
 Ⅰ△「桜井」(53.9m)(敗退)&電子基準点「干潟」(56.6m)の歩いた軌跡
                                  (1/25,000)の縮小図


              
                  Ⅰ△「高神村」(73.6m)の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図 


                                
      Ⅰ△「虫生」(むしょう)(39.5m)の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図


323 房総の山(Ⅰ△「養安寺台」&Ⅰ△「片貝」)二点を巡るウォーキング。    ('16,07,05)

2016-07-06 08:11:37 | 房総の山その他

梅雨の晴れ間になると猛暑日になるので今回は曇りで比較的涼しい日を選んで出かけましたがそれでも大汗かいて歩きました、一等三角点は千葉県下26点ありますがせめて房総半島半分(南部&東部)は回ろうと思っていましたから今回でその目的(12点)は達成しました。

【Ⅰ△養安寺台】
今回の2点はともに東部で一つは大網白里市にある「養安寺台」(78.6m)です、この基準点はもともと現在の位置より直線距離で約700m南西にありましたが圏央道(R468)にぶつかることになったので8年前に現在地(季美の森・あけぼの公園)に移転したので古い地形図にはなく確認するのに苦労しました。

公園の近くまでJR大網駅からバスで行き近くの住民に「あけぼの公園はどこにありますか…」と聞いても誰も知らないと言うのです最後に散歩している方に聞いたら「なんと言う公園か知らないがこの上に公園はあるよ…」と教えてくれたのです、GPSの経緯度からするとその公園らしいので階段を上って行きました。

登ると真ん中に鉄塔の立つ狭い公園でしたが基準点を探し始めたらどこからともなく突然初老の婦人が現れ散歩だと言うのです、「何してるんですか…」と言うので「一等三角点を探しているのです…」と言うと「これではないですか…」と白い標柱の立つ標石の所に案内してくれました。

突然の偶然ですが何か基準点のほうから招き寄せてくれたような気がしました、いろいろお話を伺うとこの方も山登りが趣味でよくハイキングにも行くと言うのですっかり意気投合して暫らくおしゃべりしてから帰路に就きました、帰りは駅までウォーキングです。

【ポイントタイム】
季美の森BSスタート(10:25)…(公園を探し回る)…Ⅰ△「養安寺台」(10:32)(10:37)…JR大網駅ゴール(11:45)、所要時間1時間20分、歩行時間1時間10分、歩行距離約5.6km、累計標高266m、歩行数約8,500歩。

【Ⅰ△片貝】
もう一つの基準点「片貝」(2.88m)は九十九里町の九十九里浜に面した漁港の近くにありますから標高は恐らく日本一低いのではないでしょうか❓ JR東金駅を降りたところからバスで基準点に最も近いBSまで行こうとして運転手に「漁港に一番近いBSでおろしてください」と頼んだら「西之下」BSだと言うのでそこで降りましたがここから凡そ2.5km程歩くことになりました。

兎に角この基準点探しも大変苦労しました、一等三角点ガイドブックには「松林の中にあり…子安神社の社脇の藪が刈り込まれた広場…」とありますが松林はどこにも見当たりません、しかも地元の人たち数人に「子安神社はどこにありますか…」と聞いてもみなさん知らないと言うのです。

最後にそれらしい近くまで行くと道路工事をしている人達が数人いたので「この近くに神社はありませんかね…」と聞くと「あるよ・・その藪の裏に…」と言って一人の方が案内してくれました、そこに立派な子安神社が藪の陰に隠れていました、そのすぐ奥の雑草の繁茂する中に立派なⅠ△「片貝」がありました!今回はこれで2点とも街の端にあり山歩きはできませんでしたが苦労の末無事見つけることができて他のそれに劣らず達成感は大きなものでした。

【ポイントタイム】
西之下BSスタート(13:07)…(漁港の周りを探しまわる)…Ⅰ△「片貝」(13:57)(13:59)…北之下BSゴール(14:20)、所要時間1時間13分、歩行時間1時間、歩行距離約4.6km、歩行数約6,500歩、 【二ヵ所合計】所要時間2時間33分、歩行時間2時間10分、歩行距離約10km、歩行数約15,000歩。

《追記》 
後で調べたら一等三角点で標高の日本一低いのは佐賀県佐賀市にある点名「大詫間」(おおたくま)(2.07m)でした、したがって「片貝」(2.88m)は二番目に低いことになります。

        HP URL outdoor (hacca.j

                          
                  Ⅰ△「養安寺台」(78.6m)         道路真中公共基準点                 ササユリ

                          
             Ⅰ△「片貝」(2.88m)               子宝の神・子安神社          ハナゾノツクバウツギ

                         
                      Ⅰ△「養安寺台」の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 
           Ⅰ△「片貝」の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図


322 房総の山(一等三角点「野々塚」外2点)を巡る山歩き。  ('16,06,27)

2016-06-28 08:05:39 | 房総の山その他

梅雨の合間の貴重な晴れ日和なので三角点巡りの山歩きに出かけました、今回も一等三角点を中心に三箇所尋ねてきました、最初は大多喜町にある一等三角点「野々塚」(268.12m)に行き帰路に勝浦市の三等三角点「福沢」(184.42m)に立ち寄り最後は鴨川市の三等三角点「硯」(194.32m)を巡って全て写真に収めパーヘクトの成果でした。

【Ⅰ△「野々塚」】
往路は内浦山県民の森センターから勝浦ダム経由で行きました、と言う事は6/8の内浦山県民の森ハイキングに参加した時帰りセンターにストックを忘れ事務所で預かってもらっていたのでそれを受け取りながらのコース取りです。

勝浦ダムまでは何度かハイキングで歩いていますからわかりますがそれから先は分岐ごとにコンパスで方向を確認しながら進みましたのでほぼ順調に登山口に辿り着けました、入口ゲートの脇から入り頂上直下に建つ「平沢観測所鉄塔」の舗装された管理道を登ると観測所裏のピーク(登山口から標高差約170m)の一等三角点「野々塚」に難なく辿り着きました、タッチして写真を撮り帰路に就いて駐車場に帰えると次の目標Ⅲ△「福沢」に向いました。

【ポイントタイム】
登山口(ゲート)スタート(8:36)…Ⅰ△「野々塚」(9:07)(9:09)…登山口(ゲート)ゴール(9:28)、所要時間52分、歩行時間50分、水平距離往復約3km、累計標高差171m、歩行数約4,500歩。

【Ⅲ△「福沢」】
予想通り取り付き点が分りません、地形図では高圧線の真下あたりのようですが「点の記」には「給水塔下」まで車が入ると記してあり更に「給水塔の階段を上がる」となっていますがそれらしいものは全く見当たりません、農作業している方に伺うと「給水塔は知らないが給水場は二箇所あるが・・・」とのことです。

「点の記」は平成10年に更新されたものですから現状はかなり変わっているはずです、「点の記」は当てにせず自分で探そうと三角点に最も近い給水場からかなり奥まで入って探しましたが分かりません、尾根に沿った道路脇は奥までヘンスが張り巡らしてありますし然も殆ど崖か濃い藪でとても取り付けません。

諦めて駐車場に帰る途中ふと見るとヘンスが破れていて奥に猪罠があるのです、然もそこから尾根の傾斜が緩やかになっているのでここなら登れると思い取り付きました、案の条稜線に上がると歩き易い馬の背尾根がピークに向かって伸びていました。

可成りきつい登りでしたが予想通りピークに三角点はありました、ホット一息ついて帰路に就きましたが今回も安心しきったせいか途中で尾根を一つ間違えるチョンボをしながらもなんとか駐車場に帰り着きました、ちょうど昼時なので木陰でお弁当食べてから次に向かいました。

【ポイントタイム】
県道脇の空き地に駐車・最初のスタート(10:29)…(取り付き点分らず探し回り諦め移動)=勝浦市給水場入口スタート(11:18)…Ⅲ△「福沢」(184.42m)(11:38)(11:39)…給水場入口ゴール(11:54)昼食休憩(12:00)次に出発。所要時間1時間25分、歩行時間1時間10分、軌跡図その他なし。

【Ⅲ△「硯」】
この三角点は浜荻林道から水平距離で約240m程東にあります、浜荻林道は昨年9月袋倉ダムからの帰り歩いていますから勝手知った道ですが問題は取り付き点と尾根の急登です、地形図で川沿いの林道から三角点まで幅約1cmの中に等高線が14本も重なっているのですから可成りの急傾斜です。

林道は鴨川市の火葬場入口の所にゲートがありますからそこに車を駐車し取り付き点を探しながら登って行きました、とにかく尾根側は崖が連なっていますから崖の切れたところを探していると上から落ちて来た沢の出口があり中を覗くと右手から急尾根が落ち込んでいるのです。

ここなら何とかなるだろうと取り付き木の根などをつかんで這い上りましたが滑ってなかなか高度を稼げません、やっと立って歩ける程度の傾斜になったところが倒木などで荒れた杉林です、踏み跡はおろかマーキングテープも全くありません。

杉林を直登したいところですが頂上直下は濃い藪ようですから藪の薄そうな稜線を目指してトラバースしながら進みました、日の当たる稜線に登と藪は薄くなり足元も岩で滑らず高度を稼ぐことは捗りましたが急登で大汗掻きながら漸く三角点に辿り着きました。

一息ついて帰路に就きましたが往路でところどころマーキングテープを付けておきましたので何とか大きくルートを外さず無事林道に降り立ち更にここから500m程下って駐車場に帰り着きました、何度か途中で諦めようとしましたが最後まで粘って三点とも確認出来て今回は満点です。

 【ポイントタイム】
火葬場入口(ゲート)スタート(12:42)…取り付き点(12:51)(現在地確認等)スタート(13:00)…Ⅲ△「硯」(194.32m)(14:18)(14:23)…浜荻林道(15:02)…駐車場ゴール(15:09)、所要時間2時間27分、歩行時間2時間05分、水平距離往復約2.5km、累計標高234m、歩行数約3,000歩。

      HP URL outdoor (hacca.j

                        
                    Ⅰ△「野々塚」(268m)                ヤブカンゾウ         Ⅰ△「野々塚」縮小図 

                        
               Ⅲ△「福沢」(184m)         ヒメヒオウギスイセン                藪の中の石祠

                        
               Ⅲ△「硯」(194m)                タツナミソウ               Ⅲ△「硯」縮小図    

 

 


276 房総の山(勝浦市「八幡岬・官軍塚」)をハイキング。  ('15,06,07)

2015-06-08 08:10:13 | 房総の山その他

外房勝浦市にある八幡岬や官軍塚などを巡るハイキングに妻と二人で行ってきました、「千葉県の山」に紹介されている「八幡岬・官軍塚」ですが全く山には関係なく多少のアップダウンは有りますがほぼ水平道で全線舗装道路のハイキングコースです、なのになぜ「千葉県の山」に紹介されているのか不思議でした。

「千葉県の山」46コースの内45コースは早い時期に踏破済みでしたが唯一この「八幡岬・官軍塚」コースだけが未踏でした、当初山に関係ないので歩くつもりは無かったのですがこのコースを歩けば全コース踏破になりますので急きょ歩くことにしたのです。

梅雨入り間近い愚図つく日々の中今日(日)は貴重な晴天日和なので出かけることにしたのですが予報通リ晴れて風も無く穏やかなハイキング日和でした、駅前で出発準備をしていると若々しい80代のご婦人から「どちらへ行かれるんですか…」と声を掛けられ目的地を話すと丁寧に道筋を教えてくれました。

教えて頂いた道筋を歩いていると間もなく今度は商店の二階ベランダから店主らしき男性が「ハイキングかい何処へ行くの…」と又声を掛けられました、その旨話すと今度は更に詳しく道筋を教えてくれたのです、何と親切な人達ばかりでしょう・・・感激でした。

勝浦湾に出ると真っ直ぐ先の路地を入ったところであの有名な朝市がまだ開かれていました、大勢の人達で賑っていましたので私達も覗いて廻リワカメとアジの一夜干しを土産に買って暫く楽しんだ後八幡岬を目指して先に進みました。

今日はお天気も良く日曜日とあってか高台にある八幡岬公園はハイカーや子供ずれの観光客等20人近い人たちが散策していました、暫く浪穏やかな太平洋の大海原を眺めて至福のひと時を過ごした後次の目標官軍塚を目指し出発しました。

途中Ⅳ△「勝浦」に寄る予定でいましたがすっかり忘れて通リ過ぎ燈台近く迄来てしまいました、思い直して引き返し15分余り探し回りましたが取り付き場所が分からず結局諦めて妻の待つ所へ帰りました、その先勝浦燈台は閉鎖されていると言うので下から眺め乍らパスし最後の目的地官軍塚に向かいました。

小高い丘の上にそれは有りましたが誰も居ず私達だけの貸切状態の静かな公園でした、そこには戊辰戦争の時外房の海で難破した官軍兵士230名の大きな慰霊碑が建っていました、二人だけの静かな公園の東屋で昼食休憩をした後ゴールのJR勝浦駅を目指して最後のハイキングを楽しみました、途中近道の旧道に入って急坂を下リ予定より早く駅にゴールしました。

ハイキングそのものは穏やかな日和で十分楽しみましたが何時もの通リ落し物やうっかりミスで大チョンボをしてしまいました、一つはルート確認で必要なマップポインター(経緯度を測る定規)を落してしまった事、もう一つはGPS設定ミスでトラックが記録され無かったことです、悔やんでも悔やみきれません!

【ポイントタイム】
JR勝浦駅スタート(9:38)…朝市(9:53)(10:00)…岬手前駐車場(10:18)(10:22)…八幡岬下こども公園トイレ休憩(10:30)(10:35)…八幡岬公園(10:38)(10:45)…Ⅳ△「勝浦」探し(11:05)(11:20)…勝浦燈台(11:24)…官軍塚公園(11:39)昼食休憩(12:00)…JR勝浦駅ゴール(12:43) 、所要時間3時間05分、歩行時間2時間30分、水平距離約8km、約13,000歩。

         HP URL outdoor (hacca.j

    
   日本三大朝市の勝浦朝市       八幡岬公園             ヒルガオの花

     
     八幡岬公園からの眺望     スイカズラの花     徳川家康の側室於萬の方銅像

    
     ガクアジサイの花        勝浦燈台         官軍塚公園

              
                     これはルート(予め牽いたルート)マップです、(1/25,000)縮小図

   

      

 


265 房総の山(権現の森・笠森)を巡るハイキング。  (’15,03,23)

2015-03-24 08:43:07 | 房総の山その他

今回も前回と同じ「千葉県の山」に紹介されている長柄町に有る「権現の森」の武峯神社と一等三角点「六地蔵」(173m)から笠森観音を巡るコースを妻と二人で歩いてきました、当初予定は22日(日)でしたが前日急用が出来て一日延期し23日(月)になったのですがこれが当日茂原駅に着くとハプニングとなりました。

ハイキング出発地点の「六地蔵郵便局前」行き茂原駅発のバス時刻が日曜日は(8:20)ですが月曜日は(9:10)と50分遅れだったのです、これでは帰りの笠森観音BSから茂原駅行きが当初予定より3時間も遅れて帰宅が20時過ぎになってしまいます、どうするか駅の喫茶店で二人で考えた末遅くなることを覚悟で決行となりました。

出発地点の「六地蔵郵便局前」でバスを下車し身支度を整え出発しました、どうせ帰りは遅くなるので道中のんびり歩こうと出発早々道端に生えている蕗の薹やノビルを採リながらの「のんびりハイク」を決め込みました、車の行き交う広い車道から静かな枝道に数百メートル入ると突然路傍の土手に数体の熊の彫刻が立っているのです、「何処かで見たことがあるな・・・?」と暫く考えました。

良く周りを眺めると至る所見覚えのある景色です、やっと分かリました、それは3年前東部の三角点4箇所を巡った時真っ先に一等三角点「六地蔵」を目指して歩いたコースでした、(NO173 「Ⅰ△六地蔵外を巡るハイキング」をご覧下さい)。

その時は長柄山集落の眼蔵寺近くの駐車場に車を置かせてもらい今回と逆コースで権現の森「武峯神社」と「Ⅰ△六地蔵」目指し往復6km足らずを歩き後は笠森観音迄車で往復したのですがこの間何度も道迷いをして難儀したのでコース上の幾つかのポインを良く覚えていました、そのコース(権現の森~笠森)を今回歩いたのです。

 全コースの90%以上が車の行き交う舗装道路ですから出来るだけ裏道の然も昔道を歩こうとしてガイドブックにはないけれど地形図には記さいされている昔道らしき「実線」道を歩こうと小高い丘に登り山中に続く道に入ろうとしましたが念の為近くの畑で働いて居た初老の夫婦に道の様子を伺いました。

すると「昔は皆歩いた道だが今は藪でとても歩ける道でないから引き返した方がいいよ…」と二人が熱心に強調するので暫く考えましたが妻も居ることだしこの処は素直に引き返すことにしました、私一人なら藪に突っ込みましたが相棒がいるとそうは行きません、 お蔭で15分程タイムロスしました。

その後は延々と車の行き交う大通リを歩く事になって殆ど休憩なしに歩いたので後半残り3km余り来たところで時計を見ると「この調子ならうまくすると当初予定の笠森観音BS(13:45)発に間に合うかもしれない…」と気付いたので遅い昼食は歩きながらパンやバナナを食べてペースを上げ急ぎました。

お蔭で後半は花の撮影や途中の神社仏閣に寄ることもなく只帰りを急いで味気ないハイキングになりましたが何とか当初予定のバス時刻に間に合う時間に笠森観音に到着できました、当初予定通リ順調にバスと電車を乗り継ぎ明るい17時前に帰宅出来ました。

【ポイントタイム】
六地蔵郵便局前スタート(9:45)…権現の森「武峯神社」&「Ⅰ△六地蔵」(10:07)(10:10)…眼蔵寺(10:40)…笠森観音(13:25)(13:35)…笠森観音BSゴール(13:40)、所要時間3時間55分、歩行時間3時間30分、水平距離≒14km、累計標高661m、歩行数≒21,000歩。

            HP URL outdoor (hacca.j

             
            タチツボスミレ      土手に立つ彫刻の熊達         武峯神社の石段を登る

                         
   峯神社に参拝              眼蔵寺のカンヒザクラ     Ⅰ△「六地蔵」(173m)

               
        眼蔵寺の山門          笠森観音            マムシグサ

     
                                   歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図NO1

                 
                                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図NO2