アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

411 房総の山(鹿野山古道)周回ハイキング。  ('19,02,24)

2019-02-25 07:55:08 | 房総の山中部

冬から春へ陽気が変わる時期は「三日の晴天なし」と言われる様にぐずつく日が多くなりますがその中で今日(日曜日)は晴天なので今回も急遽山歩きに出かけることにしました、コースは3年ぶりの「鹿野山古道」です。

鹿野山街道の入口福岡集落から約3km程登ったところから右折して牧場への道を300m余り下ったところの広場に車を止め身支度を整え出発しました、登山口の孟宗竹林の中に「芭蕉の碑」がある筈ですがここには下山後立ち寄ることにして登山口に取り付きました。

最初は杉林の中の踏み跡を15分余り登ると広い林道に出ます、以前は結構ぬかるんでいましたが今日は泥濘は無く歩き易い道です、更に進むと今度は二股に分かれますが右の道を見送り直進しました、その入口にはゲートが設置されていてバイクなどは侵入できないようになっています。

以前はそのゲートを乗り越えなければなりませんでしたが今回は人の通れる幅に切り離されていましたので難なく通過できました、ここからが古道らしい確りした踏み跡が約1.5km程続き最後に県道に出ます。

県道に出る終点約300m程手前左上の杉林の中に「阿久留王」の胴体が埋葬されていると言われる「阿久留王塚」があります、以前は藪で下からは見えませんでしたが今回はきれいに下刈りされていて近くによく見えましたので立ち寄リました。

此処から県道まで以前は結構藪で踏み跡がはっきりしないところもありましたが今回は最後まで踏み跡ははっきりしており安心して進めました、県道に出るとまだ時間が早いので白鳥峰に登ることにして緩い坂をゆっくり登って行きました。

白鳥神社の裏山の急坂をジグザグに登って頂上に辿り着くとまずは379mピークの標石と「日本武尊」の石碑を撮影してから一息入れた後下山しました、県道に降り立つと余りにも天気が良いので九十九谷公園に立ち寄ることにして東屋で暫らく景色を眺めて過ごしました。

一休みしてから県道を西に約1km余り進んで神野寺を目指しました、本堂に立ち寄リお参りしてから県道向かいにある東屋でゆっくり昼食休憩してから復路に就きました、県道を西に約500m程進むと右手に古道の入口がありますのでこれに取り付きました。

入口には今回真新しい鎖が張られ「車両進入禁止」の看板が掛けられていましたがそれでもバイクの新しい轍が付いているのには驚きました、然し相変わらずこの道は深く削られたバイクの轍でひどい荒れ様です。

この道を真直ぐ下れば往路で二股分岐のゲートの所に合わさる筈ですので気を付け乍ら下って行くと終点近くになって思いもよらない藪や深く掘れて通行不能な場面に遭遇してしまいました。

然し地形図でルートを確認するとルートは外れていません、何とかその場をクリアーして進むと突然車の新しい轍の有る広い道に飛び出しました、ともあれ安心して進むと間もなく車を止めてあるところから西側数十メートルの所に出ました、予定は駐車場の東側に出るつもりでしたので途中からルートを間違えていたのでしょう、最後に「芭蕉の碑」に立ち寄った後駐車場にゴールしました。

 【ポイントタイム】
駐車場スタート(8:37)…二俣分岐(9:08)…阿久留塚(9:44)(9:48)…県道(10:04)…白鳥神社(10:29)…白鳥峰(10:35)(10:39)…九十九谷公園(10:48)(10:56)…神野寺(11:15)(11:19)…昼食休憩(11:20)(11:37)…下山口取り付き(11:45)…駐車場ゴール(12:55)、所要時間4時間18分、歩行時間3時間10分、歩行距離約9km、累計標高+868m、歩行数約16,000歩。

     【追伸】
 昼間はさほど痛くはありませんが朝可成りひどい腰痛にかれこれ1年半余り悩まされていますのでこの辺で本格的な治療をする為暫らくの間(2~3ヶ月)山歩き及びブログ更新はお休みいたします。

              

                           outdoor (hacca.jp)

 

                          
                  二俣分岐のゲート             杉林の中の古道                鉄板を銜えた木

                        
         阿久留王塚               満開の河津桜            白鳥峰頂上(379m)
                                                                     ピーク標石

                        
        ミツマタの蕾                神野寺 本堂                 芭蕉句碑

                             

                                                              outdoor (hacca.jp)

                     
                                                                                                 歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 


                  

 

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410 房総の山(三船山&郡ダム周回コース)ハイキング。   ('19,02,18)

2019-02-19 09:20:30 | 房総の山中部

この三船山と郡ダムを繋ぐコースを歩くのは君津市観光協会主催のハイキングに参加した3年前以来です、しかも単独ハイキングは今回が初めてです、まだ桜の花見には早いのですが天気が良いので頂上からの素晴らしい展望を期待して出かけました。

今日は平日で朝は可成り寒いし冬枯れの山頂には誰もいないだろうと思っていたらなんと麓の「三船の里」駐車場に8時半ごろ着いたら既に10台程の車が止まっていました、登り始めると次々追い越されたり頂上に近ずくにしたがい下山する人達にも出会いました。

登山道はよく整備されていて歩きやすく又谷側には鹿や猪除けらしくヘンスが設置されていたり途中ゲートまでありました、驚いたことに数年前この山でNHKの大河ドラマ「八重の桜」のロケが行われたとのことで四ゕ所に撮影ポイントの看板が立っていました、それだけではなく既に数本の大河ドラマが撮影されているそうです。

頂上に着くとまずは三角点探しです、以前は目印が何もなく探し出すのに一苦労しましたが今回は標識が立っていたので直ぐ分りました、広い頂上には所々擬木のテ―ブルやイスが設置してありますが今回は全てがリニュアル中で利用できませんでした。

展望台に向かうと数人のハイカーが景色を眺めながら休憩していました、展望台も今までの高い木製展望台から低いコンクリート展望台にリニュアルされていて体の不自由な方でも登れるようになっていたのには納得しました。

多くの桜がまだ冬芽なのにカンザクラ数本が既にほぼ満開でしたので得した気分になりました、まずは東屋で一口アンパンを食べながら10分程休憩してから次の郡ダムに向かいました。

郡ダムは静かで湖面は鏡のように周りの景色を映しだしその中に沢山のマガモが羽を休めていました、何時もダムの周回コースは反時計廻リですので今回も左リ廻りに進みました、ここでも誰にも会わないと思っていたら4人のハイカーに出会いましたが殆どの人は半周で引き返したようです。

この周回コースは多少の小さなアップダウンはありますがほぼ平坦な道なので景色を眺めたり写真を撮ってリしながらのんびり歩いてダム湖の出発点に着くと右折して「三船の里」を目指し車道を1.5km程北上して正午過ぎ駐車場にゴールしました。

【ポイントタイム】
「三船の里」駐車場スタート(8:52)…Ⅱ△「三船山」(9:28)…展望台(9:39)(9:41)…東屋(9:41)(9:51)…観音菩薩堂(10:02)(10:06)…体温調整休憩(10:10)(10:15)…郡ダム周回コース出発点(10:35)…同出発点到着(11:37)…「三船の里」駐車場ゴール(12:06)、所要時間3時間14分、歩行時間2時間34分、歩行距離約8.5km、累計標高+583m、歩行数約15,000歩。

                             

                              outdoor (hacca.jp)

 

        

           
             整備された遊歩道                大河ドラマのロケ地点                 満開のカンザクラ
                  

           
            Ⅱ△「三船山」              オオイヌノフグリ                新しい展望台

           
                展望台からの景色               湖面で羽を休めるマガモ          
      静かなダム湖

         
              歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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409 房総の山(大日山~坊滝~増間ダム)を巡る山歩き。  ('19,02,08)

2019-02-09 08:40:51 | 房総の山南部

連休に出かけようと思っていましたが連休は雪が降る予報なので急遽今日出かけることにしました、増間・上組集落の登山口にある駐車場に車を止めここから登りました、この遊歩道コースを歩くのは丁度3年振りです。

約20年前初めてこのコースを歩いた時と比べると雲泥の差程よく整備されています、登山口から大日山そして坊滝まで殆んど切れ間なく擬木柵や階段が設置されていてまさに作り上げた遊歩道です。

登り始めは急登が続きましたが稜線に出ると緩やかなアップダウンを交え乍らほぼ平坦な道をのんびり歩き小1時間かけて大日山頂上に着きました、誰もいない静かな頂上で「ひとくちアンパン」を食べながら眼下の景色を眺めて20分程過ごしてから坊滝に向かいました。

坊滝に下るコースは急坂であることは覚えていましたがここも擬木柵と階段が延々と沢まで設置されていたので安心して下ることが出来ました、所が滝の降り口を間違えて滝の上に下りてしまい慌てて引き返し暫らく歩いて滝の降り口に取り付きました。

きょうも滝の水は細い流れでした、写真を撮ると直ぐ引き返し増間ダムを経由して駐車場に向かいました、西に向かって暫らく歩いているとまた滝に出会いました、降り口に大きな看板が立っていてそこには「水垢離(みずこり)の滝」と書かれていました。

この増間川沿いには「増間の七滝」と言って七つの滝がありその最初の滝がこの「水垢離の滝」で「坊滝」は最後の七つ目の滝だそうです、 中の五つの滝は道すがらそれらしい音は聞きましたがそこへ至る道はありませんからどんな滝かわかりません。

水垢離の滝を眺めてからコースに戻り暫らく歩くとヘアピンカーブが現れそれを曲がって増間川沿いに2km余り南下したら増間ダムに辿り着きました、佐久間ダムのようにダムの周りは公園になっていて堰堤等を散策できるのかと思っていたら全く逆でダムには「立ち入り禁止」で人っ子一人いませんでした。

もし公園なら東屋位はあるだろうからそこで昼食休憩しようと思っていましたが期待外れだったのでそのまま素通リして県道に出ると左折し1km程歩いて正午過ぎ駐車場にゴールしました、今日も誰にも会わず一人貸し切りの静かな山歩きを満喫しました。

【ポイントタイム】
駐車場スタート(9:00)…大日山分岐(9:57)…大日山頂上(10:08)(10:27)…大日山分岐(10:34)…坊滝(10:55)(10:58)…水垢離の滝(11:28)(11:30)…増間ダム(12:00)…県道(12:09)…駐車場ゴール(12:22)、所要時間3時間22分、歩行時間2時間40分、歩行距離約6.5km、累計標高+731m、歩行数約11,000歩。

       

                           outdoor (hacca.jp)

 

                        
       日溜りに咲く             整備された遊歩道            大日山頂上の石碑
         ホトケノザ

                        
       Ⅳ△「増間」             ロウバイ           細い坊滝

            
            水垢離の滝                      増間ダム                実をつけたソテツ

                        
                                        歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

                

 

 

 

 

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