アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

120 房総の山(保台ダム~元清澄山登山道周回コース)の一人ハイキング。 ('11.09.24)

2011-09-21 10:01:36 | 房総の山南部

今回は元清澄山のピークハントではなくガイドマップに幾つかある登山道の内未踏部分の確認をするハイキングです、それは今年5月14日初めて歩いた保台ダムの遠沢橋から右折し付け替え道路の数百メートル先から遠沢沿いの荒れたコースを遡り郷台林道直下の林道と平行に走る水平道の部分です。

朝7時過ぎに保台ダムに着いたら既に車が10台程ありましたが殆どは釣り客です、身支度をして(7:20)出発しました、一度歩いている所は気が緩みかえって道迷いし易いので数回地形図で現在地を確認して歩きました。

問題は保台林道直下から左折する分岐です、二つ目の大きな切通しを過ぎてから周囲をキョロキョロ見回しながら進むと有リました、左の尾根斜面にそれらしい影が見えました、よく見るとその分岐に赤テープもありました。

水平道に取り付きましたがここから先が初めてのコースです、コース最初の第一トンネルの前で小休止し(9:20)(9:27)エネルギーと水分を補給して先に進みました、懐中電灯を点けてトンネルの中へ入ると中程に天井が崩れて土砂が山になっていました。

予想に違わず荒れたコースです、道らしい所は何ヵ所かありますが殆どは僅かな踏跡程度で然も倒木や土砂崩れで道が寸断されていて終始気の抜けないコースでした、水平道を造る為幾つもの尾根を8っのトンネルと5っの切通しで結んでありました、昔人が清澄寺参詣や木炭等を江戸に運ぶ為に造った道でしょうか?。

昔人の苦労に思いを馳せて歩いていると荒れたコースも苦になりません、時空を越え昔人気分で歩いているといつの間にか郷台林道に飛び出しました、小休止(10:14)(10:25)し落ち葉の積もった林道に地形図を広げこれから先のコースを確認していたらいつの間にか左手の指の間に山蛭が吸い付き血を吸われてしまいました。

ここからは北西に進んで東大演習林入口のゲート手前を左に下り「関東ふれあいの道」を西に進みました、指導標No22分岐(10:46)(10:50)で小休止の後この分岐から左折し3月12日に初めて歩いた尾根コースをひたすら南に下リました。

沢に下り着いてからは沢沿いの至る所崩れて荒れた所をテープを頼りに進み沢を2回徒渉して漸く広場になっている「花木園」(12:10)(12:20)に辿り着きました、小休止してサンドイッチを食べてからダムサイトの駐車場に向かいゴール(12:48)しました、トータルタイム5時間28分、コースタイム3時間58分、≒10km、≒16.000歩でした。

今朝は少し薄ら寒さを感じる位の秋らしい天気で正に秋のハイキング日和の元での山歩きは気分爽快でした、足回りは厳重に山蛭対策をしましたがその他は対策ゼロでしたので隙を狙われてしまいました、しかし目標にしていたコースを確認出来て今回も万々歳ハイキングでした。

              HP URL outdoor (hacca

 

     
    杉に記した矢印     水平道の第一トンネル        ユウガギク

     
  水平道の切通し      登山道に乗り出た巨木     ヤナギアザミ

           
                              歩いたコース

 

 

 

 

 

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119 房総の山(山中ハイキングA・B コース周回と三角点)を求めて単独ハイキング。 ('11.09.18)

2011-09-17 12:59:02 | 房総の山中部

彼岸が近ずき晴天も今日までの予報なので山歩きに出かけました、山中ハイキングAコースは今まで数回歩いていますがその殆どは「房州アルプス」縦走の延長で歩いていたのでBコースはいまだ未踏コースです、今回A・B合わせたコースの周回と途中にある三等三角点「山中」の確認を合わせたハイキングとしました。

自宅(6:50)を出て「志駒もみじロード」を南に進み出発点の「山中ハイキングコース入口(7:20)に着き身支度くをして(7:37)出発、県道を北に≒1.5km引き返し右手の急坂の林道(7:57)に取り付きました、ゆっくり登リ左に民家を見送ると間もなく右手が開けて麓の集落が眺められました。

舗装林道の急坂を登りきり登山道(8:10)に取り付きました、落ち葉の積もった荒れた道を急登すると間もなく見晴台(8:37)に着き小休止して見晴台に登り360度房総山塊の眺望を楽しんだ後先(8:44)に進みました。

ここからは南にナイフリッジのような尾根の急坂を手すりを捉って下りましたが背丈程伸びたススキ等雑草で足元が見えず難儀しました、林道山中線のA・Bコース分岐点(8:50)に降り立ち初めての左Bコース(右Aコース)を南東に進みました。

1km余り進むと四叉路が現れましたが何の疑いもなくそのまま林道を100m程東に進むと地形図とは違った景色になり慌てて現在地を確認した所南に延びる「破線道」に取り付かなければならず間違いを犯しました。

次の難問はこの道を500m程先から右の尾根に取り付く分岐点です、予め地形図から読み取った経緯度に合わせて進んだところ薄い踏跡がありました、その尾根を急登して杉林に出ると突然墓地が現れ不思議に思っていたら何と反対側の低い窪地に人家がありました。

人家の上は畑らしく周りに動物除けのネットやトタンを張り巡らしてありました、三角点は近くのピークにある筈ですが踏跡もなく仕方なく40°以上ありそうな岩の露出した尾根を木の根に捉リ這い上がりました、GPSを見ると数十メートル範囲に迫っているので右手の緩い尾根に登ったら三角点(9:40)がありました。

簡単に見つけるより苦労して見つけ出すと達成感もひとしおです、以前登った人がいたらしく近くの木に古い赤テープが巻いてありました、小休止してジャムパンを食べ復路(9:54)に着きましたがここから西に下る道は地形図には「破線道」の記号がありますが殆ど踏跡もなく時折獣道らしい踏跡があるだけの藪漕ぎでした。

時折尾根から外れて登り返し地形図で現在地を確認すること数回繰り返し広い林道まで出るのに僅か1km足らずの距離を1時間近く掛かってやっと荒れた広い林道(10:45)に出ました。

ここからは西に向かって進み県道に出るだけなので花の写真を撮ったリしながらのんびり歩き車の行き交う県道(11:05)に出ました、ここから更に北に≒500m進んで出発点(11:22)にゴールしました。

トータルタイム3時間45分、コースタイム3時間、≒10km、≒13.000歩でした、今日も急登では大汗を掻きましたが尾根上では涼しい秋風が吹き気持ち良い山歩きでした、然しハイキングコースを外れて三角点を目指すには必ず「三種の神器」(GPS、地形図、コンパス)プラス「ポインティンググリッド」を持参しないと大変危険だと感じました。

                  HP URL outdoor (hacca

 

            
     ヒガンバナ             見晴台           Ⅲ△「山中」(308.5m)

 
                   
     ミズヒキ          ゲンノショウコウ            イノシシの罠

     
                   歩いたコース


           

 

 

 

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118 足柄古道の峠を越えて金時山へ妻と二人でハイキング。 ('11.09.11)

2011-09-13 08:02:54 | 県外

足柄峠越えで金時山へは11年前の2,000年5月に一度妻と二人で登っていますがその時は金時山登山が目的で全て車道歩きでしたので今回は1,200年前奈良・平安時代官道であった「古道」の峠越えと2ヵ所の「三角点」確認が目的のハイキングにしました。

初日に全コース踏破の予定で君津BTを始発(6:00)で出かけ東京から小田原まで「こだま」で行きましたので予定通リ足柄古道出発点「地蔵堂」を(9:05)出発することができました、丁度20数人のツアー団体の人達もおりましたがその人たちは「夕日の滝」(左)方面に取り付いて行きました。

暫く舗装の林道歩きですが11年前にはなかった一部のバイパスや拡幅された所もあって車の通行も多くすっかり様子が変わっていました、以前道路脇でお弁当を食べたところを懐かしく眺めながら過ぎると直ぐ古道入口(9:33)に取り付きました。

石畳や階段 時には木の根の張り出した尾根の坂道を登り数回車道を横切って漸く見晴台(10:00)に着きました、小休止して景色等を眺め(10:07)更に先を目指しました、峠の直下胸突き八丁のきつい石畳の急坂を大汗を掻いて登り第一の目標「足柄峠」(10:43)に着きました。

「足柄峠」(759m)では丁度「笛祭り」で大勢の人たちで賑っていました、「笛祭り」の由来は1,087年新羅三郎(源義家)がこの峠で露営した時笙を吹奏したと言われておりその故でしょうか丁度7人程の雅楽隊の人たちが笙の吹奏をしていました。

賑やかなイベントをのんびり眺めていたので方向を間違え逆コースを数百メートル行き慌てて引き返すトラブルもありましたが何とか(11:03)金時山に向かう神奈川県と静岡県の県境尾根の未舗装林道に取り付きました。

次の目標は「足柄峠」から「金時山」登山口まで≒3kmの中間にある三等三角点「蝗場」(いなご場)(832.8m)です、予め地形図から読み取った経緯度にGPSの経緯度を合わせながらゆっくり進んで行ったら思ったより簡単に(11:35)分かリました、道路脇の小高い尾根の上にありました、写真を撮って(11:40)次の目標「金時山」に向かいました。

金時山の登山口(12:13)に取り付きいきなり尾根道の急登です、大勢のハイカーとすれ違いながら12ヵ所の鉄製階段を登りきると頂上(12:50)に辿り着きました,、あまり広くない頂上は大勢のハイカーで賑わっていました。

遅い昼食を食べてから三角点を探しましたが有るべき所にありません、そこで近くの「金太郎茶屋」の店員に聞いたところ「これだよ」と指差したのは店の入り口にある頭が擦れて黒く汚れた変哲もない石杭でこれが三等三角点「金時山」(1212.5m)でした。

頂上からは残念ながら富士山は見えませんでしたが麓の仙石原や周りの箱根外輪山を眺めゆっくり休んで頂上(13:35)を後にし南に下って仙石原に向かいました、中間あたりに水平道もありますが殆ど急坂の道なので途中幼子を連れて登って来た2組のファミリーに会いましたが流石に泣きべそ掻きながら登っている子もいました。

漸く舗装林道(14:39)に降り立ち緩い下り坂を進んで町の大通リに出てから公園のベンチで一休みしました、沢山の車が行き交う大通りを400m東に進んで今晩の宿 民宿「せりざわ荘」(15:05)にチェックインしました、早速温泉で汗を流し疲れを癒してから夕食に生ビールと冷酒で乾杯しました。

トータルタイム6時間、コースタイム4時間30分、≒12km、≒19.000歩でした、天気は曇りで時折日差しが照りつけ蒸し暑く今日も大汗を掻きましたが心良い疲れでした、何より当初の目的である「峠の正確な位置」と2ヵ所の「三等三角点」の確認が出来て万々歳のハイキングでした。

                   

                 HP URL outdoor (hacca

 

                    
    足柄峠(759m)にて        アキノキリンソウ       Ⅲ△「蝗場」(832.8m)

                            
       金時山頂上にて      Ⅲ△「金時山」(1,212.5m)      マツムシソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

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117 房総の山(金山ダム~元清澄山)往復山歩き。 ('11.09.07)

2011-09-08 07:49:03 | 房総の山南部

台風12号が去り漸くお天気も快晴になったので何時も心の隅に置き忘れていたコースを歩くことにしました、このコース(金山ダム~元清澄山)は6年前の'05年正月に君津市主催の「全国高校総体登山大会200日前イベント」の登山ツアーに参加して以来2回目のコースです。

今回も早朝(5:55)自宅を出発してコンビニで朝昼食弁当を買い鴨川市の農業用水ダム金山ダム(6:30)に着きムスビ2箇食べ身支度をして(6:50)出発しました、湖面に架かる赤い大橋を渡り湖畔の未舗装林道を数百メートル東に進んで登山口に取り付きました。

いきなり擬木階段の急坂を延々と急登して漸くベンチの有る第一ピーク(7:20)に登り着き小休止して三角点までの距離を測って(7:23)更に東に進みました、幾つかのアップダウンを乗越しカール状の急坂の真上のピークに三角点名[打墨](221m)(7:50)は有りました。

写真を撮って(7:53)本コースに下り今度は北に進みました、途中狭い馬の背や鎖場などがあり登山らしい気分を味わいながら進むと突然可愛い子鹿が数メートル先を横切りました、小鹿を探しているのか親鹿の警戒声が暫く聞こえました。

コース全体が「関東ふれあいの道」に指定されているので殆どのアップダウンには擬木階段が設けられ辻々には道標があり安心して歩けるのですが所々道標の傍に煙草盆のスタンドが建てられているのは頂けません入山者は禁煙にすべきです。

いろいろな事を考えながら歩いていたら突然「黒塚番所跡」分岐(8:38)に飛び出しました、小休止の後(8:44)右折し今度は又進路を東にとリ勝手知ったコースをのんびり歩き途中「周回コースR-5」を右に分けここからは北にコースを取り大きなピークを3回乗越して元清澄山頂上(9:32)に着きました。

休憩してパンとみたらし団子を食べ頂上三角点名[元清澄](344.2m)を撮影して(9:47)復路に就き頂上を後にしました、途中のんびり見晴らしの良いところで景色を眺めていたら「紅葉を研究している」と言う高枝鋏を持った青年に会いました。

中間地点(三角点「打墨」より≒300m手前)(11:25)で小休止し水分補給と足回りに塩水スプレーをかけ(11:30)出発しました、落ち葉の厚く積もった道をヤマ蛭を気にしながら進み三角点下(11:35)を通過しました。

漸くベンチの有る第一ピーク(11:55)に着き昼食休憩してサンドイッチを食べ(12:05)ゴールを目指し最後の急坂を下って林道(12:13)に降り立ち湖畔の未舗装林道を西に進んで駐車場(12:25)にゴールしました。

トータルタイム5時間45分、コースタイム4時間35分、≒11km、≒19.000歩でした、朝晩はめっきり秋らしく涼しくなりましたがそれでも昼間の山歩きは樹林帯の中でも結構汗を掻きました、然し稜線では涼しい風が吹き抜け気持ち良い山歩きでした。

[今回気付いた事]
全コース「関東ふれあいの道」指定なのでよく整備されていますが喫煙を奨励するように煙草盆が置いて有るのはどうかと思います、撤去して[禁煙]の看板を沢山立てるべきです、又君津市が「黒塚番所跡」から西を「通行禁止」の看板を掛けトラロープを張ってありました、以前市の担当課に電話して聞いたところ「この区間はよく道迷いの遭難者が出るので禁止にしました」とのことでしたがそれならば遭難しない様に道標を整備する等の対策を講ずるべきで即禁止は理解できません、善処をお願いしたいものです。

               HP URL outdoor (hacca

        
 金山ダム朝の湖面       Ⅲ△「打墨」(221m)                 黒塚番所跡(250m)    

        
 道標とタバコの灰皿     Ⅲ△「元清澄」(344.2m)      秋の使者ススキの穂

 

 

 

 

 

 

 

 

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