第14回武蔵おごせハイキング大会(参加者4,000人)に今回連続5回目の参加をしました、今年からコースが変更になり今までのチャレンジコース27kmが22kmに短縮されましたがかなりきついコースでした、前日定宿の「越生館」に午後3時に着いたので今年の参加目的でもある四等三角点「無名」(177m)の下見に行きました。
集合会場の越生公民館裏手の小高い山の上に有る「世界無名戦士の墓」境内のピークにそれは有りました、「点の記」に三角点名が「無名」となっているのを不思議に思っていたら「無名戦士の墓」の境内に有るからでした、納得!。
朝6時に集合場所おごせ公民館駐車場に行くと大勢のスタッフが会場設営を始めていました、三々五々参加者が集まって来ると準備も整い7時前に主催者(東武鉄道)挨拶の後一斉にスタート(7:00)しました。
広大な「無名戦士の墓」境内の急階段を直登すると三角点の有るピーク直下に着きましたが三角点は昨日確認して有るのでパスし左に巻いて先に進むと杉の根が網の目の様に張リ出した斜度35°もあろうかと思われる急坂を直登して西山高取ピークに着きました。
一息入れて一旦コルに下り再び急坂を登り返すと大高取山頂上のCP2(8:07)に着きました、チェックを受け先に進むと数十メートル先のコース脇に三等三角点「大満」(376.4m)はありました、写真を撮っている人がいたので私も撮影して先に進みました。
尾根道を大勢の参加者の行列に混じって尾根を下ると間もなく広い県道に出ました、幾つか集落の中の坂道を登って行くと龍穏寺境内に有るCP3(9:56)に着きました。
チェックを受け更にアップダウンのある舗装道路を延々と進み黒山三滝入口近くに有るCP4(10:34)に着きました、ここがコースの凡そ半分ですがこの先に有るコース最大の難所「傘杉峠」を越えなければなりません。
取り付きから急坂が続き三滝あたりから岩や木の根が張り出したかと思うと泥んこ道の急坂が延々と続きました、特に峠直下の杉林の中は雨が降っていても濡れない程の密集した薄暗い林(ここから傘杉峠となったのか?)で急登に続く急登を小股でゆっくり休まず登りました。
漸く傘杉峠(560m)(11:42)(11:48)に飛出し小休止の後次の「顔振峠」を目指して又急坂を登り尾根に出てから一旦下って林道に出た後今度は南に舗装道路の坂を登って行くと顔振峠(530m)(12:22)(12:28)に着きました。
小休止の後再び泥濘の登山道を登り尾根に出ると又滑リ易い急坂を延々と下って林道(13:01)に出たら膝下が泥だらけになっていました、これで後はゴールかと思っていたら勘違いで又々ぬかるんだ登山道に取り付き幾つものアップダウンを繰り返し漸く田畑の広がる広い集落に出ました。
雨も上がり集落の中の道を可なり堪えてきた足と腰に鞭打ち最後のラストスパートをかけ午後3時直前にゴール(14:50)しました、トータルタイム7時間50分、コースタイム7時間10分、≒22km、≒43,000歩、でした、あいにくの雨でかなりペースも落ちましたがそれでも標準コースタイム(7時間15分)内で完歩出来たのでまずまずの成果です、来年も挑戦するつもりです。
【追記】
主催者発表は22kmコースとなっていますがGPSに記録したトラック測定では26kmとなっていますので東武鉄道東上線営業部にTELしたら「良く調べる」とのことでした。(因みに'9年ハイク(27km)はトータルタイム7時間35分、コースタイム7時間05分、今回のタイムとほぼ同じです)
HP URL outdoor (hacca
ハイク大会開催地「越生駅」 四等三角点「無名」(177m) 早朝から集まった参加者
急坂階段を登る行列 イワシャジン Ⅲ△「大満」(376.4m)
龍穏寺前のCP3 コースの難所「傘杉峠」にて アキノキリンソウ
歩いた軌跡(1/50,000)の縮小図