アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

171 第14回武蔵おごせハイキング大会に参加。 ('12,10,28)

2012-10-29 12:44:03 | 県外

第14回武蔵おごせハイキング大会(参加者4,000人)に今回連続5回目の参加をしました、今年からコースが変更になり今までのチャレンジコース27kmが22kmに短縮されましたがかなりきついコースでした、前日定宿の「越生館」に午後3時に着いたので今年の参加目的でもある四等三角点「無名」(177m)の下見に行きました。

集合会場の越生公民館裏手の小高い山の上に有る「世界無名戦士の墓」境内のピークにそれは有りました、「点の記」に三角点名が「無名」となっているのを不思議に思っていたら「無名戦士の墓」の境内に有るからでした、納得!。

朝6時に集合場所おごせ公民館駐車場に行くと大勢のスタッフが会場設営を始めていました、三々五々参加者が集まって来ると準備も整い7時前に主催者(東武鉄道)挨拶の後一斉にスタート(7:00)しました。

広大な「無名戦士の墓」境内の急階段を直登すると三角点の有るピーク直下に着きましたが三角点は昨日確認して有るのでパスし左に巻いて先に進むと杉の根が網の目の様に張リ出した斜度35°もあろうかと思われる急坂を直登して西山高取ピークに着きました。

一息入れて一旦コルに下り再び急坂を登り返すと大高取山頂上のCP2(8:07)に着きました、チェックを受け先に進むと数十メートル先のコース脇に三等三角点「大満」(376.4m)はありました、写真を撮っている人がいたので私も撮影して先に進みました。

尾根道を大勢の参加者の行列に混じって尾根を下ると間もなく広い県道に出ました、幾つか集落の中の坂道を登って行くと龍穏寺境内に有るCP3(9:56)に着きました。

チェックを受け更にアップダウンのある舗装道路を延々と進み黒山三滝入口近くに有るCP4(10:34)に着きました、ここがコースの凡そ半分ですがこの先に有るコース最大の難所「傘杉峠」を越えなければなりません。

取り付きから急坂が続き三滝あたりから岩や木の根が張り出したかと思うと泥んこ道の急坂が延々と続きました、特に峠直下の杉林の中は雨が降っていても濡れない程の密集した薄暗い林(ここから傘杉峠となったのか?)で急登に続く急登を小股でゆっくり休まず登りました。

漸く傘杉峠(560m)(11:42)(11:48)に飛出し小休止の後次の「顔振峠」を目指して又急坂を登り尾根に出てから一旦下って林道に出た後今度は南に舗装道路の坂を登って行くと顔振峠(530m)(12:22)(12:28)に着きました。

小休止の後再び泥濘の登山道を登り尾根に出ると又滑リ易い急坂を延々と下って林道(13:01)に出たら膝下が泥だらけになっていました、これで後はゴールかと思っていたら勘違いで又々ぬかるんだ登山道に取り付き幾つものアップダウンを繰り返し漸く田畑の広がる広い集落に出ました。

雨も上がり集落の中の道を可なり堪えてきた足と腰に鞭打ち最後のラストスパートをかけ午後3時直前にゴール(14:50)しました、トータルタイム7時間50分、コースタイム7時間10分、≒22km、≒43,000歩、でした、あいにくの雨でかなりペースも落ちましたがそれでも標準コースタイム(7時間15分)内で完歩出来たのでまずまずの成果です、来年も挑戦するつもりです。      

【追記】 
主催者発表は22kmコースとなっていますがGPSに記録したトラック測定では26kmとなっていますので東武鉄道東上線営業部にTELしたら「良く調べる」とのことでした。(因みに'9年ハイク(27km)はトータルタイム7時間35分、コースタイム7時間05分、今回のタイムとほぼ同じです)

                  HP URL outdoor (hacca

      
ハイク大会開催地「越生駅」 四等三角点「無名」(177m)   早朝から集まった参加者

      
 急坂階段を登る行列      イワシャジン      Ⅲ△「大満」(376.4m)                             
                   

  
       龍穏寺前のCP3          コースの難所「傘杉峠」にて   アキノキリンソウ


                                              歩いた軌跡(1/50,000)の縮小図


                           
                                                   

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170 房総の山(Ⅰ△「大川」&高塚山)を巡る一人ハイキング。 ('12,10,20)

2012-10-21 08:21:04 | 房総の山南部

南房総市(旧千倉町)に聳える高塚山へは昨年2月妻と登りましたが今回は一人で一等三角点「大川」を目指す山歩きが主目的です、国土地理院で昨年確認しているのでルートは比較的はっきりしていました。

朝(7:25)自宅を出発しR410を(53km)≒1時間南へ走って漸く登山口の七浦小学校駐車場(8:30)に着き身支度を整え出発(8:40)しました、大聖院の前を右折して裏の小高い畑から本格的な階段(高塚不動尊参詣道)の急登に取り付きジグザグにゆっくり登りました。

一登りすると道も緩やかになり「富士浅間神社」碑の前(9:14)で一息入れて先に進みました、更に荒れた急坂を登ると間もなく「琴平参拝記念」石碑が脇に建つ大きな石の鳥居(9:17)を潜り最後の胸突き八丁を急登すると平らな頂上(高塚不動尊奥宮)(9:26)に着きました。

参拝して小休止の後来た道を20m位下り三角点への取り付き地点を探しました、「点の記」には奥宮の直下から西に破線が表記されているので周りを探すと赤いテープが直ぐ見つかりました。

取り付く(9:35)と薄い藪で踏跡もありません、少し不安になりましたが良く先を透かして眺めると微かに赤いテープらしきものが見えました、そのテープを目指して進むとはっきりした踏跡の有る道に出ました、それから先は所処に赤テープのマーキングがあり安心して歩きました。

暫く進むと道が90°右折し北に向かっています、「点の記」の表記と違うので不安になりGPSと地形図、コンパスで現在地と進行方向を確認して先に進みました。

スダジイ林の中を進むと突然びっしり詰まったメダケ藪に突き当たリましたが僅かに人の通れる巾に切リ開かれた道を潜リ更に樹林帯を登るとピーク(10:13)に登り詰めました。

ピークは半径10m位切り開かれておりその真ん中に一等三角点はありました、写真を撮って一息入れた後頂上を後にして復路に就きました、来た道を忠実に進みましたがウイークポイントの往路で90°右折した地点をマークしていたのですがやはり間違えて直進してしまいました。

間違えに直ぐ気付き引き返した後は踏跡と赤テープに沿って進み広い不動尊参詣道(10:35)に飛出しました、荒れた石段をゆっくり下り鳥居の手前から左の尾根の東口下山道に取り付き尾根を巻きながら暫く進むと「合有戸溜池」(がゆうど)(10:59)に降り立ちました。

ここからはコンクリート舗装の急坂を下り民家の脇に出て集落の中を西に進みました、途中畑で働く人とおしゃべりし乍ら畦道を歩いて小学校駐車場(11:30)にゴールしました。

トータルタイム2時間50分、コースタイム2時間15分、≒7km、≒9,500歩でした、お天気は晴れたり曇ったりで風も無く穏やかなハイキング日和で楽しい山歩きでした、三角点ルートの取り付き地点が直ぐ見つかリ思ったより早く下山できたので駐車場でお弁当を食べ又(53km)1時間の長い帰路に就きました。

                    HP URL outdoor (hacca

  
  苔むした石段の参詣道    路傍に咲くホトトギス  頂上の「高塚不動尊奥宮」           

  
 頂上から俯瞰の景色      コシロオニタケ      赤テープのマーキング

            
一等三角点「大川」(206m)   双子のスダジイ大木   満開のジュウガツザクラ


    歩いたトラック(軌跡)

 

 

 

 

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169 開聞岳登山&指宿(砂むし)温泉を妻と二人旅。 ('12,10,12)

2012-10-13 13:26:33 | 県外

ここ数年毎年計画倒れになっていた開聞岳山行を指宿温泉旅行を兼ねて行きました、今年も当初予定は紅葉の八甲田山登山でしたが麓の宿の予約が取れなかったので急遽南の果ての開聞岳登山に変更したのです。

【10月10日】
君津BT発(6:00)~東京発(7:33)[ひかり503]~新大阪発(10:59)[さくら553]~鹿児島中央発(15:37)~山川着(17:19)、駅前の宿「くり屋旅館」(17:20)にチェックイン。

【10月11日】
薄暗い早朝6時タクシーで登山口の管理事務所へ向かいました、管理事務所の庭のテーブルで途中コンビニで買った朝食弁当を食べ登山届を出してから身支度をしザックは管理事務所に預けてサブザックにお弁当や水などを入れて出発(7:00)しました。

公園の中を通って2合目登山口(7:05)に取り付き本格的な登山道を花や景色を撮影しながらゆっくり登りました、7合目あたりから大きな岩が累々と連なるゴーロ道で苦戦していたら後ろから青年が一人登ってきましたがアッと言う間に姿が見えなくなりました。

「薩摩富士」と言われる通リ富士山にそっくりの円錐形の独立峰なので登山道が螺旋状についていて合目毎に立つ標識で一息入れて樹間から麓の街や長く延びる岬等変化に富んだ景色を眺め乍らゆっくり登っていると数人のパーティーに次々追い越されました。

漸く頂上直下に建つ赤い鳥居の「御岳神社」に到着して登山の安全を祈願し直ぐ上の頂上(10:22)に登り詰めると10人程の先客がいました、大きな岩の上に登って360°のパノラマを堪能したりお互い写真を撮りあいながらおしゃべりをして過ごしました。

頂上の二等三角点「開聞岳」(922m)を撮影して皆さんより先に頂上(10:50)を後にしました、往路を忠実に下るのですが大きな岩がごろごろと積み重なっているゴーロ道には膝に堪えて難儀しました、後続の人達に次々追い越され漸く登山口の2合目(13:10)に降り立ち公園を横切って管理事務所(13:20)にゴールしました。

トータルタイム6時間20分、コースタイム5時間30分、≒10km、≒15,000歩でした、帰りの支度をしていると一足先に降りた夫婦の方が車で帰ると言うので1.5km程先のBS迄送って貰いました、お蔭でバスに間に合い予定時間に宿「休暇村指宿」(14:55)にチェックインできました、早速「砂むし温泉」に入り疲れを癒しました。

【10月12日】
朝5時「朝風呂」に入った後夜明けにホテルの庭を散歩して水平線から登る真っ赤な「日の出」を眺めて清々しい気分になりました、朝食後ホテル(7:45)のバスで指宿駅に送って貰い指宿発(8:08)快速[なのはな]で鹿児島中央駅~新大阪駅で乗り換え~東京駅着(17:10)~君津行きのバス(17:15)が遅れていたので飛び乗り予定より早く自宅(18:40)に着きました、天気に恵まれ親切な方に車でBS迄送って頂いたりお蔭で予定通リの旅が出来て今年の妻と二人の県外山行は無事終わりました。

                      HP URL outdoor (hacca

                    
    2合目登山口         ツワブキ          開聞岳頂上にて

             
    頂上・二等三角点「開聞岳」     ホトトギス     頂上より俯瞰「長崎鼻岬」

             
    砂むし風呂に入る二人      ツルニンジン      水平線に登る日の出

                  [下のマップ 歩いたトラック(軌跡)]

 

 

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168 房総の山(御所塚山&一等三角点「大谷」)を巡る山歩き。 ('12,10,01)

2012-10-01 15:36:39 | 房総の山中部

大型の台風17号が日本列島を縦断して昨夜は大荒れでしたが夜が明けたら台風一過静かな晴天になったのでチャンスとばかり山に出かけました、今回は君津市と市原市の堺に有る一等三角点「大谷」(271m)を訪ねることにしました。

自宅(8:06)を出発し途中コンビニで弁当を買い法木山を越えて小櫃駅手前から御腹川沿いのダンプ街道を東に進んで行きました、小櫃台集落の先から左折して左右に広大な山砂採取場が続く中をダンプを避けながら進むと市原市の万田野集落に着きました。

この集落から右折して林道万田野線に入るのですがその分岐が分からず近くを行ったり来たりして漸く見つけ入口の空き地に駐車し身支度を整え出発(9:11)しました、緩い坂を登ると直ぐ右手に「天津宮神社」の大鳥居が有ったのでその前で安全登山を祈願して更に坂を登って行きました。

≒700m程行くとウォーキングをしている年配の男性二人に出会いました、すると「何処へ行くの」と聞かれたので「御所塚山です」と答えると「三角点へ行くんだったらその先に近道があるよ」と教えてくれたのでその取り付き口を確認して帰りにこの道を降りようと先に進みました。

予めメモしておいた登山口の経緯度をGPSで追って行ったら直ぐ見つかりました、登山口に取り付き少々傾斜のきつい尾根を北方向に登ると間もなく傾斜も緩み檜林の中の踏跡をゆっくり登りました。

ガイドブックに途中「右折すると見晴らしの良い展望台がある」と書いてあったのでそこ(10:03)に行って見たら眼下に山砂採取場跡地が広がっているだけでした、本コースに戻りここから西に踏跡とマーキングテープを辿って進みました。

ガイドブックには「杭番号392を左折し一旦コルに下って登り返す」とありましたが「杭番号392」は無く殆ど緩いアップダウンの踏跡を進んで行ったら頂上の三角点(10:30)に辿り着きました、「杭番号392」はない筈です檜林のピークに登らず巻道を通ったのです。

小休止の後頂上(10:35)を後にしました、往路の踏跡を忠実に辿って行き檜林の尾根を登ってピークに着いたら有リました「杭番号392」が、これで納得して先に進みましたがガイドブックに「帰り枝尾根に迷い込まない様に」とありましたが迷い込んでしまいました。

引き返そうかと迷いましたが確りした踏跡もあり所処にテープも有るので念の為GPSと地形図で現在地を確認したら往路の林道で近道を教えて貰ったその取り付き口に通じるコ―スだと分かリホッとして先に進みました。

予想通リ近道コースで林道万田野線(11:06)に出ました、往路を西に進み駐車場にゴール(11:16)しました、トータルタイム2時間05分、コースタイム1時間45分、≒5km、≒7,000歩でした、思ったより易しいコースで時間も掛かからず二人のウオーキングの方に会ったのはラッキーでした。

.      HP URL outdoor (hacca

                   
     林道入口の「天津宮神社」   尾根の踏跡登山道      ヒヨドリバナ

               
  ニ ンミツバチの巣箱か?   Ⅰ△「大谷」(271m)      展望台から見た景色

                   
                              歩いたトラック(軌跡)

 

 

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