アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

231 内浦山県民の森ハイキング「加茂川の海から森へハイキング」に参加。    ('14,04,23)

2014-04-24 08:46:21 | 県民の森ハイク

内浦山県民の森ハイキングは今年初めての参加です、参加者23名は殆どリピーターでそれにスタッフ2名が加わり総勢25名がマイクロバスでスタート地の鴨川市民会館駐車場に行きここから「日本の渚100選」に指定されている「前原・横渚海岸」に沿った歩道を歩き出しました。

今回は単にハイキングだけでなく渚を散策して離れ島に渡り更に小高い山に登ったりして神社仏閣やそれにまつわる石仏を訪ねて昔人の信仰や文化に思いを馳せる正に「智と体」一体のハイキングでした、そう言えば心厳寺に「ボケ封じ観音菩薩」が有りました。

 鴨川市には「石造物100選」が指定されているとの事でその内次の8選をスタッフの解説を聞きながら回りました、①24番「宝塔」(金剛院) ②25番「手水石」(八雲神社) ③28番「富士講供養塔」(浅間神社) ④27番「板碑」(浅間神社) ⑤26番「馬頭観音」(嶺岡林道脇) ⑥31番「釈迦如来」(心厳寺) ⑦32番「磨崖仏」(石子山) ⑧33番「五智如来」(白幡神社脇の観音堂)。

朝のうち小雨がぱらつきましたが歩き出すころには晴れ渡り穏やかな日和になりました、海にはサァ―フィンをする若者が大勢いましたし青空にはトンビが沢山舞っていました、もう桜は殆ど葉桜でしたが街路樹のボタンザクラは今が満開で見事でした。

又山にはフジの花、アケビの花、ウラシマソウ、キケマンの花など今が盛りで実にきれいでした、特に黄色いケマンの花は初めて見ました、ムラサキケマンは今野山や田圃の土手等至る所に沢山咲いていますがキケマンはめったに見られません、これだけでも大きな収穫を得たハイキングでした。

【ポイントタイム】
鴨川市民会館駐車場スタート(9:57)…トイレ休憩(10:13)(10:16)…弁天島(10:42)(10:45)…荒島(10:50)(10:53)…金剛院(11:31)(11:35)…八雲神社(11:38)(11:41)…浅間神社・富士講供養塔(11:44)…浅間神社・板碑(11:51)(11:54)…魚見塚展望台(12:01)(12:06)…一戦場スポーツ公園(12:15)昼食休憩(12:58)…馬頭観音(13:05)(13:10)…心厳寺(13:35)(13:42)…石子山・磨崖仏(13:48)(13:53)…白幡神社(14:01)(14:14)…市民会館駐車場ゴール(14:40)、所要時間4時間43分、≒11km、≒17,000歩でした。

            HP URL outdoor (hacca

            
          弁天島の厳島弁財天神社の   金剛院の宝塔、  珍しいキケマンの花
            鳥居を潜る    賭博人が石を欠いて持ち去る由

               
      荒れた渚を歩く    花弁の先から釣糸を垂らす      一戦場スポーツ公園
                     ウラシマソウ

                                 
   海辺に咲くノアサガオ        県下一大きい馬頭観音         四国霊場 供養塔と
                                                        
        五つの御利益を               白幡神社境内に立つ      心厳寺の釈迦如来と
                                

                                                    歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

    

           

     


                    

    


230 奥多摩「笹尾根」(土俵岳…丸山…槇寄山)の縦走ハイキング。   ('14,04,16)

2014-04-18 08:14:34 | 県外

奥多摩笹尾根の一部を妻と二人で縦走ハイキングしてきました、笹尾根は東京都と山梨県の都県境界尾根で南秋川を挟んで一昨年('12,11,18)歩いた浅間尾根の南側を走る長大な尾根です、有名な「日本山岳耐久レース」通称「ハセツネレース」と呼ばれ有名な登山家「故長谷川恒男」の業績を称えて毎年行われるレースでそのルートの一部になっている尾根です、ですから所々に「日本山岳耐久レース◯◯km地点」の標識が立っていました。

ポピュラーなコースは檜原村の上川乗BSから浅間峠を越えて槇寄山に登り再び檜原村中ノ平BSへ至るルートですが私たちは出発が遅く体力も劣るのでガイドブックコースタイムの20%増しの余裕ある時間を設定して山梨県側の西原郷に下るルートを歩きました。

その為ルートの一部をカットして上川乗BS一つ先の下和田BSで下車、そこから(9:58)出発して標高差460m程の急坂をジグザグに登り漸く浅間峠の≒1.8km程先の日原峠に出ました、出発時取り付き口が分からずまごついて10分程タイムロスしたので笹尾根の最初の峠日原峠に登り着いたのは12時過ぎだったのでここで昼食休憩にしました。

ここからは稜線歩きになるので今までの急坂尾根より傾斜は多少緩くなりましたがそれでもかなりきつい尾根を登ると間もなく最初のピーク土俵岳に登り着きました、頂上には誰も居ず私達だけでした、ここには三等三角点「猪丸」(1005.2m)が有るのでタッチして写真を撮り先に進みました。

気持ち良い稜線歩きですが幾つかのアップダウンを乗越し小ゆずり峠を越えて第二のピーク丸山に着くと反対側から二人の中年男性が大きなザックを背負って登ってきました、聞くと数日かけてテント泊をしながら奥多摩の山々を縦走しているとの事でした、若さが羨ましい限りです。

ここには二等三角点「西原村」(1098.3m)があるのでタッチして写真を撮り最後のピーク槇寄山を目指しました、ここから槇寄山迄は一番長く≒4km程の稜線歩きですが木々はまだ若芽が出たばかりで萌黄色とまでは行かず桜も2~3分咲き程度で然も深い沢にはまだ残雪もありました、まさに春はこれからの趣です。

ここからの稜線はプロムナードと思いきや何と4っの1,000m以上の無名ピークと3っの峠(笛吹峠〈うずしき峠〉、数馬峠〈上平峠〉、西原峠〈さいはら峠〉)を越えてやっとの事槇寄山々頂に辿り着きましたがどう計算違いしたのか予定より1時間も早く着きました。

ここには三等三角点「千軒平」(1188.2m)が有るので先ずはタッチして写真を撮りました、ここからは山を下だって宿に向かうだけなので誰も居ない私達だけの静かな山頂でゆっくり休みました、空はどこまでも晴れ渡り一筋の飛行機雲が長く尾を引いていました、風もなく穏やかな頂上からは雄大な奥多摩の山々や遙か下界に小さく見える甲斐の西原郷集落などを眺めて至福のひと時を過ごしました。

ここからは急坂を標高差≒600mを一気に下るのですからかなり膝に堪えました、1時間以上かけてゆっくり下り漸く麓の標高600m前後の狭い谷間の甲斐西原郷集落に下り立ちましたがなんと至る所に今が盛りと桜やミツバツツジ等が満開で正に桃源郷の様でした。

宿が分からず狭い集落の中をあちこち歩き廻り20分もタイムロスしてやっとの事「民宿三頭山荘」(17:53)に辿り着きました、早速温泉に入り疲れと汗を流し夕食にはキジ鍋やイワナの塩焼き蕗や蕨、ウド等山里らしい山菜のもてなし料理をたらふく食べました。

今回の山旅は5っの峠を越え7っの1,000m以上の有名無名ピークを踏む縦走ハイキングで一昨年の浅間尾根歩きよりも歩き応えのあるものでした、天気にも恵まれ途中4人のハイカーに出逢っただけの静かな山歩きを満喫しました。

【ポイントタイム】
下和田BS(9:58)…(取付き口探す)…登山道取付き(10:16)…日原峠(12:18)昼食休憩(12:39)…土俵岳(Ⅲ△猪丸)(13:00)(13:02)…小ゆずリ峠(13:46)…丸山(Ⅱ△西原村)(14:11)(14:18)…笛吹峠(うずしき峠)(14:27)…数馬峠(上平峠)(15:13)(15:23)…西原峠(16:00)…槇寄山(Ⅲ△千軒平)(16:05)(16:25)…西原郷集落(17:31)…(宿分からず探す)…民宿「三頭山荘」ゴール(17:53)、所要時間7時間55分、歩行時間6時間50分、≒16km、≒30,000歩、累積標高≒1,200mを登り下りしました。

          HP URL outdoor (hacca

                            
         最初の「西原峠」(900m)          土俵岳頂上にて           土俵岳頂上の     
         「日本山岳耐久レース                                                              Ⅲ△「猪丸」(1,005.2m)
        24.7km地点」と有ります

                
        丸山頂上にて     丸山Ⅱ△「西原村」(1,098.3m)                  谷間の残雪
                                                       

                             
        数馬峠(上平峠)でひと休み            奇妙な形の大木、        「笹尾根」の名前の通リ                          
                                              クマザサが繁茂した登山道
                    

                 
           槇寄山Ⅲ△「千軒平」        槇寄山頂上にて         民宿「三頭山荘」にて
          (1,188.2m)

               


                         歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩いた軌跡です、(1/25,000)の縮小図です                                  


229 君津市観光協会主催「三船山・郡ダムお花見ウォーク」に参加。   ('14,04,06)

2014-04-07 08:18:08 | その他ハイク

毎年開催されている観光協会主催のお花見ウォークには今回で2年振り4回目の参加です、朝8時頃は小雨が降っていてどうしようかと迷いましたが「小雨決行」と有りましたので思い切って出かけました、君津駅前の受付会場に着いた時は雨は上がり空も少し明るくなったので安心しました。

出発5秒前からカウントダウンの大きな声がスピーカーから流され「0」を告げると一斉にスタートしましたが雨の為か参加者は例年よりも少なく半分以下位の様でした、駅前の大通リを南に進むと暫くして甲冑姿の人達数人が歩道に並びウォーク参加者に声援を送っていて楽しくなりました、聞くと三船山山麓集落の青年達だそうです。

三船山山麓集落に入ると某酒蔵の屋敷入口に有る第1CPでチャックを受けました、コースがそのまま蔵元の屋敷の中を通るのですが裏庭に長いテーブルが置かれその上に10本程の一升瓶が並べられ好きな酒を試飲できるのです、酒好きな私にとっては嬉しいサービスです、帰りも頂きました。

毎回の様にコースの一部が変更になり今回も急坂の登山道を避け殆ど舗装道歩きでしたが一部三船山直下の高台にある畑場の畦道は雨上がりの為ぬかるんで歩くのに大変でした、然し分岐ごとに地元のボランティアの人達が道案内してくれたので助かりました、特に幼稚園児位の幼い男女の子供達数人が並んで大きな声で「こんにちは、頑張ってください!」と声援を送ってくれたのには心が和み嬉しくなりました。

集落を過ぎると最後の胸突き八丁の急坂を登り切ると平坦な三船山頂上に着きました、真っ先に二等三角点「三船山」を探しましたが直ぐに分からず暫く探して漸く見つけました、頂上にはいろいろな桜が植えられていますがヤマザクラ以外は殆ど盛りは過ぎていて中には葉桜になったのもありましたが然し沢山植えられたミツバツツジは今が花盛りでした。

頂上に有る第2CPでチェックを受けましたが近くに赤い布を敷いた長い椅子が幾つも並べられ大勢の人達がお茶を飲んだりして休んでいました、その姿は一寸した「野立」の様な雰囲気でした、ここから少し荒れ気味の急坂階段を下り舗装道路に降り立ち更に1km程南に進むと終点の郡ダム広場に着きました、広場には既に大勢の人達が休んでいて周りには出店も沢山並んでいました。

殆どの参加者はここからUターンするのですが私はダム広場の第3CPでチェックを受けると小休止の後南に進み反時計廻りでダムを一周しました、県道を600m 程進んでダムサイドを一周する遊歩道入口に差し掛かるとゲートが有りいつもはその脇から入っていましたが今回ゲートの脇にも鎖が張られていました、「おかしいな?ハイキングコースなのに・・」と暫く迷っていましたがここまで来たので失礼して行ってみようと鎖を潜って入りました。

舗装された道を東に1km程進むと今度は狭い登山道を北上するのですが所々に「たけのこ等採取禁止」の看板が立っていましたので「ははぁこの為入口に鎖を張ったんだな!」と納得して先に進むと再び車の通れる広い未舗装の道に出ました、すると路肩が崩れたらしく大きなブルーシイトが道いっぱいに敷かれていました、然もその近くの反対側入口に「通行禁止」と書かれたゲートが造られていたのです、「そうか、それでか…」と鎖の張られた本当の理由が分かりました、然し結構人の歩いた足跡が有りました。

ダム周囲を50分程歩いて漸く第3CPの有るダム広場に着くと大勢の人達がみそ汁のサービスを受け昼食休憩をしていましたので私もみそ汁を頂き休憩しました、沢山有るテーブルとイスは既に満員なので高台の芝生の上に腰を下ろしたらなんと水が滲み出てきて尻が濡れてしまいました。

お弁当を食べると直ぐ往路をUターンして復路に就きました、三船山直下の麓に有る野菜などの直売所「みふねの里」に有る第4CPでチェックを受けました、広場では消防の吹奏楽団の演奏が行われていて大勢の人達が聞き入っていましたが私は真直ぐゴールを目指しました。

途中高台の畑場では一部コースがショートカットされましたがほぼ往路を歩き途中又某酒蔵で酒の試飲をさせて頂き景気を付けて元気に最終CPにゴールしました、ゴールの最終CPは駅のスタート地点より≒800m程南に移動して小糸川に架かる大橋の袂でしたがそこから更に≒1.5km程歩いて市役所北口駐車場にゴールしました。

【ポイントタイム】
市役所北口駐車場(8:15)(8:20)…駅前受付会場(8:28)(8:02)…NO1CP(某酒蔵)(9:03)(9:06)…Ⅱ△「三船山」(9:57)…NO2CP(三船山頂上)(10:04)(10:6)…NO3CP(郡ダム広場)(10:30)(10:35)…(ダム一周)…ダム広場(11:25)昼食休憩(12:43)…第4CP(みふねの里)(12:04)…最終CP(小糸川大橋)ゴール(12:50)…市役所北口駐車場ゴール(13:09)、所要時間4時間37分、歩行時間3時間56分、≒19km、≒28,000歩でした。

        HP URL outdoor (hacca

         
     ハイカーに声援を送る      萌黄色に輝く里山の麓を歩く  黄色い絨毯を敷き詰めた
    甲冑姿のボランティアの人達                      菜の花畑

          
     Ⅱ△「三船山」(138m)           今が盛りのミツバツツジ    三船山々頂のNO2CP

         
           滝の様なギブシ       鏡の様な郡ダムの水面          寛ぐハイカー達

      
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図