アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

392 六甲山(931m) 登山&有馬温泉の旅。   ('18,05,24)

2018-05-26 09:04:26 | 県外

今回は芦屋ロックガーデンから六甲山頂上に登り「魚屋道」(ととやみち)を下って有馬温泉に至るハイキングに行ってきました。JR芦屋駅に降り立つと駅前のロータリ―の中にⅣ△「船戸」(15.7m)がある筈なのでロータリーを一周したらありました。

それを写真に収めタクシーで登山口の「高座の滝」まで行きここからスタートしました、滝入口のゲートを潜ると左手に土産店が2店並んでいますがその奥に「高座の滝」が勢いよくしぶきを上げておりました。

此処から本格的な急階段の登山道です、息を整えながらゆっくり登ると若い人達に次々追い越されました、暫らくすると傾斜のきついロックガーデンが延々と続き暑い日差しの照り付ける中大きな岩が累々と重なり合う岩場を乗り越えると漸くチェックポイントの「風吹岩」に辿り着きました。

送電鉄塔の下で数人のハイカーがお弁当を食べていましたので私たちも昼食休憩にしました、ここまで1時間半余りかかって全コースの1/4程ですからゆっくりしていられません、休憩もそこそこに出発しました。

相変わらずの急登が続きましたが樹林帯に入ると直射日光に当たらず日陰が続いたので救われました、それでも大汗掻いて漸く第二のチェックポイント「雨ヶ峠」に辿り着くと若いカップルが休んでいましたので私たちも小休止しおしゃべりして過ごしました。

ここからは暫らく平坦な道が続きましたがそれも束の間いきなり急降下して住吉谷の水辺に降り立つとここからが核心部登り返しの七曲りです、漸く登り切ったと思ったら更に急登が続きやっとのこと平坦な一軒茶屋に着きました。

もう直ぐ上が六甲山頂上ですがまだコンクリート舗装の急な車道を登らなければなりません、ゆっくり登っていると長いコンパスの外国人青年(オランダ)が私たちを追い越して行きました、漸く頂上に辿り着くとその青年一人がサンドイッチを頬ばっていました。

手ぶり身振りでお互い写真を取り合って過ごすと暫らくして彼は下山しましたので私たちは近くの東屋で小休止してから有馬温泉を目指して下山しました、「魚屋道」と書いて(ととやみち)と読む昔道です、暫らく石畳が続くとやがて広い山道となりそれが有馬温泉まで続く緩やかな下り道でした。

下りは予想以上に歩き易かったので予定の2時間を1時間半余りでかんぽの宿「有馬」にゴールしました、然し六甲山頂上までの上りは4時間を予定していましたが5時間余りかかってしまいましたのでトータルで予定の6時間を約1時間オーバーしてしまいました、然し傘寿を過ぎた身ですから良しとしましょう。

【ポイントタイム】
高座の滝スタート(10:57)…風吹岩(12:30)昼食休憩(12:50)…雨ヶ峠(14:05)(1410)…頂上直下一軒茶屋(15:50)…六甲山頂上(931m)(16:05)(16:13)…東屋(16:17)(16:21)…かんぽの宿「有馬」ゴール(17:57)、 所要時間7時間、歩行時間6時間、歩行距離約12.5km、累計標高+1,529m、歩行数約21,000歩。

      HP URL outdoor (hacca.jp) 

   (写真をクリック)

                         
                     Ⅳ△「船戸」              高座の滝入口             高座の滝 

                                        
        ロックガーデンを登る     風吹岩           雨ヶ峠にて 

                         
        六甲山頂上にて               Ⅰ△「六甲山」              頂上からの神戸市街

     
              
NO2の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

     
              
NO1の歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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391 清和公民館・「清和の魅力探訪ウォーク」に参加。 ('18,05,13)

2018-05-14 08:06:51 | 房総の山中部

清和地区公民館主催の「地域の魅力を再発見するハイキング」に参加しました、昨年に続き2回目の参加です、自然休養村管理センターに集合して準備体操の後リーダーの人達を含め総勢52人がここから出発しました。

最初に登ったのが標高約220mの①峯山です、コンクリート舗装された急坂を直登すると峯山頂上に着きました、頂上では更に階段を登る展望台があって眼下の三島湖や周辺集落など素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。

暫らく景色を眺めた後下山しトンネルを潜って次に向かったのが湖畔の崖の中腹にある②聖観音堂です、観音様の故事来歴を市の担当者から説明を受け又崖地層生成等地球の悠久の歴史を県立中央博物館の学芸員から説明を受ける等内容の濃い観音堂見学でした。

次に向かったのは三島湖の近くにある近々廃校予定の③三島小学校に立ち寄りゆっくり昼食休憩をした後棒術と鞨鼓舞で名高い④三島神社に向かいました、大きな赤い鳥居を潜ると樹齢数百年の巨杉並木通りでそこを進むと立派な本宮があり圧倒される雰囲気です。

皆さん三々五々お参りし小休止の後集合写真を撮って最後の名所、古刹の⑤真言宗・宝性寺に向かいました、本堂正面左に立派な枝を伸ばした「もち」の巨木が聳え綺麗に整えられた庭園と共に境内を引き立てております。

このお寺で一見の価値ある物は何と言っても宝性寺の宝・初代「波の伊八」の作品が展示されていることです、平成27年に発見されたとのことですから永い眠りから覚めたばかりです、君津市の南端の過疎地にこんな立派な宝物があることに改めて感動しました。

ここでも市の担当者からお寺の故事来歴の説明を受けた後数百メートル歩いて自然休養村にゴールしました、今日はお昼ごろから雨の予報でしたが全コース雨に降られず完歩出来たのはラッキーでした、たまには地域の歴史や文化を学びながらのハイキングも楽しいものです。

【ポイントタイム】
自然休養村スタート(9:20)…峯山頂上(9:51)(10:11)…下山口(陸橋)(10:26)(10:28)…ダムサイト小休止(10:39(10:42)…聖観音堂(10:45)(10:55)…ダムサイト小休止(11:00)(11:10)…三島小学校(11:20)昼食休憩(12:08)…三島神社(12:28)(12:37)…宝性寺(13:04)(13:33)…自然休養村ゴール(13:44)
所要時間4時間24分、歩行時間2時間10分、歩行距離約9km、累計標高834m、歩行数約13.000歩。

【追記】
ケーブルTV「ジェーコム木更津
」が取材に来て全コース撮影しました、1週間後に放映するそうです。

       outdoor (hacca.jp)

           
             峯山頂上の展望台               展望台からの景色                 聖観音堂

           
           三島小学校の                  ヒルザキツキミソウ                三島神社
                  二宮金次郎の銅像


        
    
           三島神社の                 モチの巨木と               「波の伊八」の作品
              ナンジャモンジャの木               宝性寺本堂
 

             
                                 歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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390 房総の山(三条大塚山&七面山)のハイキング。  ('18,05,05)

2018-05-06 07:54:24 | 房総の山その他

大多喜町にある三条大塚山(241m)と七面山(162m)に登ってきました、この大塚山には5年前の'13年9月に「房総のやまあるき」の概念図に沿って南側から登りましたがこの時は殆ど踏み跡は薄く然も所々藪漕ぎを強いられて苦戦したことを覚えています、又七面山には登っていません。

「房総のやまあるき」には「西畑大塚山」となっていますが先月発行された「千葉県の山」改訂版には「三条大塚山」と新規加筆されていてそのコースは北側のいすみ鉄道終点「上総中野駅」から登り一つ手前の「西畑駅」に下山するコースなので再登することにしたのです。

上総中野駅に下車すると駅前の小高い山が七面山です、その直下に光善寺があって言わば同寺の裏山です、かなりの急階段が寺まで続き更に頂上まで続きますから丘の様な山ながら登り甲斐の有る山です。

頂上でひと通リ景色を眺めてから下山し本番の大塚山に向かいました、県道に出ると凡そ1km余り南下して登山口に取り付きましたがその手前の田圃で作業をしている中年男性から突然「浅間山ですか…」と声を掛けられ「そうです…」と答えるとコースの状況を丁寧に説明してくれました。

この登山道は別名「万葉ロード」と言って登山道脇に沢山の万葉歌を記した立札が立っていました、全く無学の私には理解しがたいのですがそれでも何となく崇高な世界に惹きこまれるような気分になりました 

頂上から県道までのルートは5年前下山で歩きましたので所々記憶が蘇ってきました、特に頂上直下で藪から飛び出したところは鮮明に思い出しました、胸突き八丁の急坂を上り詰めると広く見晴らし良い頂上に着きましたので思い出のⅢ△「杉森」を写真に収め景色を眺めてから東屋でゆっくり休憩の後下山しました。

下山路は今回初めて辿るルートですが登って来た道を数百メートル引き返すと西畑ルートの標識がありました、落ち葉が降り積もった歩き易い昔道で分岐ごとに新しい標識があり迷うことのないルートです、緩やかな稜線を2km余り下ると県道に出て間もなくいすみ鉄道「西畑駅」にゴールしました。

【ポイントタイム】
上総中野駅スタート(8:50)…七面山(9:12)(9:15)…大塚山登山口(9:59)…大塚山頂上(10:39)(10:54)…西畑駅ゴール(11:45)、所要時間2時間55分、歩行時間2時間25分、歩行距離約7km、累計標高+530m、歩行数約12,000歩。

【その他】
頂上には直下まで車で来た大きな三脚を担いだカメラマン1人に会っただけでハイカーには会いませんでした、また下山
途中小休止した時ズボンの縁と靴下に山蛭が付いていましたが吸血前だったので無事でした。

               outdoor (hacca.jp)

                       
         光善寺本堂            七面山頂上                  ツルニチニチソウ

               
        
       大塚山登山口           万葉歌立札                大塚山頂上東屋

                         
           Ⅲ△「杉森」           西畑コース道標              木漏れ日の昔道

      
       
       歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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