アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

153 房総の山(高鶴山~嶺岡浅間山)&三角点を巡る一人山歩き。 ('12,05,30)

2012-05-31 09:21:02 | 房総の山南部

今年二回目の南房総の山歩きに高鶴山から嶺岡浅間山と三角点を巡る周回コースを歩きました、高鶴山には9年前「労山千葉県支部」主催の南房総丘陵(高鶴山~富山)縦走ハイキングに参加して以来の山行です。

朝7時過ぎに自宅を出発、鴨川市の嶺岡トンネルを出て直ぐ右折し4km余り先の大鳥居前の空き地に駐車して(8:22)出発しました、正面にどんと構えた高鶴山を見て西に進むと間もなく「高鶴山荘」前から右折して登山道に取り付きました。

急坂を登るとソテツ畑がありそこから本格的な登山道になり傾斜のきつい踏跡には長いトラロープが張ってありました、昨夜の雨で所々ぬかるんだ急坂を這う様に登り詰めると頂上の一角に着きました、そこから数十メートル西に行ったところが高鶴山頂上(326m)(9:28)でした、三角点は有りませんが「石尊様」の祠がありました。

小休止の後(9:36)はっきりした登山道を西に下りました、所々に「頂上まであと◯◯m」と書かれた道標があり良く整備された道を下ると集落の上に出ました、数年前には大きな溜池の脇を通って人家の無い広い道路に出たのですが今回は集落の中を下りお寺の前に出たのです、どこで間違えたのか不思議です。

ここから右折し傾斜のきつい舗装林道を≒1.5km程北上すると右手に小高い丘が現れ左に回り込んで濃い藪を漕いで登ると四等三角点「毛牛作」(189.1m)(10:36)がありました、林道に戻り更に北に進んで坂道を1km余り登ると今度は稜線上のパラグライダー練習場に着きました。

稜線の「嶺岡中央林道」を左折し西に数百メートル行くと右手のこんもりした森の中のピークが嶺岡浅間山頂上(11:18)で一等三角点「峯岡」(334.8m)と浅間神社石祠がありました。

小休止の後(11:22)往路を引き返えしパラグライダー練習場(11:32)で昼食休憩の後(11:55)東に向かって出発し≒2km余り進んだ所で左手雑木林の尾根に取り付き下見の時付けておいたテープを頼りに急斜面を這う様に登り詰めると三等三角点「兜塚」(315.4m)に飛び出しました。

嶺岡中央林道に下り立ちゴールを目指し更に東に≒1.5km程進み途中江戸時代「幕府直轄馬牧場跡」の看板などを読み古に思いを巡らし乍らのんびり歩くとヘアピンカーブの分岐に着き右折してジグザグに急坂の林道を下ると川崎集落に出ました。

曽呂小学校前を右折し西に数百メートル進んで駐車場(14:12)にゴールしました、トータルタイム5時間50分、コースタイム4時間40分、≒17km、≒26.000歩でした、天気は曇り勝ち乍ら風は無く穏やかでしたが昨夜の雨で樹林帯の中は蒸して尾根の急登では汗が噴き出ました。

[下見顛末記]
三等三角点「兜塚」と四等三角点「毛牛作」の二ヶ所は3月25日の「内浦山県民の森」ハイキングの帰りに下見してあったので余りロスタイムを出さずに周回できました。

                  HP URL outdoor (hacca

    
   高鶴山頂上(326m)   高鶴山頂上石尊様」祠     ソテツの実


        
   Ⅳ△「毛牛作」(189.1m)         トベラの花       Ⅰ△「峯岡」(334.8m)

                  
   嶺岡浅間神社石祠     Ⅲ△「兜塚」(315.4m) パラグライダー練習場からの風景


                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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152 旧甲州街道(笹子峠)越えを妻と二人でハイキング。 ('12.05.24)

2012-05-26 09:13:41 | 県外

初めて旧甲州街道を歩き最大の難所笹子峠越えを妻と二人でハイキングしてきました、前日大月駅前の木賃宿に泊まり朝(6:54)電車で二つ先の笹子駅に行きここから(7:13)出発しました、駅前で私達が身支度をしていると二人の中年男性が同じコースを先発して歩きだして行きました。

駅から笹子宿の中のR20を西に進みました、途中幾つかの水準点を地形図上にチャックしておいたので注意しながら歩いていると直ぐ最初の水準点(A)(602m)を見つけました、その先の水準点(B)は見落としましたが≒3km行った所に水準点(C)(702m)も見つけました。

水準点(C)の所から左折して旧街道(7:53)に取り付き畑の中の坂を登って行くと直ぐ県道212(日影・笹子線)に合わさリ間もなく再び旧街道に入りました、笹子沢川沿いに杉林や雑木林の中を登って行くと「明治天皇野立所跡碑」がありその前に休憩用ベンチがあるので小休止したら近くに水準点(D)(899m)がありました。

休憩の後出発して直ぐ笹子沢川を徒渉し急坂を登り詰めると杉の巨木「矢立の杉」(昔出陣する兵士が戦勝を祈願して矢を立てたといわれる県天然記念物)の前に出ました、その近くには「矢立の杉」歌を唄っている杉良太郎が寄贈したと言われる地蔵菩薩像がありました。

地蔵菩薩にお参りして再び県道日影・笹子線に合わさり登って行くと崖崩れの復旧工事現場に出くわし通行止めになっていましたが重機を一時止めて通してもらいました、暫く進むと峠の直下を貫く旧道トンネル「笹子隧道」(国登録文化財)の前に着きました。

隧道入口を右に巻いて九十九折りの登山道を急登るすると笹子峠(1.096m)(10:08)に飛び出しました、小休止の後ここから甲州市に入り北西に下りました、所々に立っている「甲州旧街道」の道標に従って笹子沢川沿いの旧街道を下ると三度県道に出て延々と県道歩きが続きました。

途中再び崖崩れの復旧工事現場に出合いましたがここでも重機を止めて通してくれました、漸く人家のある集落の入口に着くと遙か下に「駒飼宿」が俯瞰できる道路脇の高台にベンチが有ったのでそこで景色を眺めながら昼食休憩(11:56)(12:13)にしました。

昼食休憩の後果樹園の中の農道を下り「駒飼宿」に下り立ち中央自動車道の下を潜ると再びR20に出て右折し宮本集落を通って終点「甲斐大和駅」(12:50)にゴールしました、 トータルタイム5時間37分、コースタイム4時間40分、≒16km、≒25.000歩、出会ったハイカー3人、トレイルランナー1人でした。

笹子峠は東に「笹子雁ヶ腹摺山」西に「摺針峠」と北に「甲斐大和」南に「笹子」の十字路になっているからか道標が立っているだけで街道一の難所にしては変哲もない峠で拍子抜けしましたが天気も良く無事峠越え出来たので満足できるハイキングでした、甲斐大和駅から電車で石和温泉駅に行き今晩の宿 「かんぽの宿石和」(13:40)にチェックインしました。

          HP URL outdoor (hacca

    
  杉林の中の旧街道を行く      笹子沢川を徒渉

     
        一等水準点(D)(899m)            県天然記念物「矢立の杉」にて

     
     笹子峠にて          フタリシズカ


             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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151 房総の山(房の大山)一人ハイキング。 ('12.05.13)

2012-05-14 07:32:53 | 房総の山南部

毎年「母の日」に子供達が妻(母)にカーネ―ションをプレゼントしていますが今年は子供達の奢りで食事会をしようと言うので孫達みんなで南房総市岩井の民宿に(12日)一泊して海鮮料理の食事会に参加しました、翌日(13日)一人で館山市の西突端に有る「房の大山」(193.6m)に登り頂上の一等三角点にタッチしてきました。

朝宿(7:45)を出発し途中コンビネでお弁当を買って一路海岸沿いの道路を南下し登山口の「坂田」(ばんだ)BSを目指しましたが通リ過ぎてしまいまごつき行ったり来たりした挙句漸く見つけ身支度をして登山口(9:00)に取り付きました。

集落の中の坂道を登ると間もなく最奥の家の前を左折して草叢を通過し竹林(房総うちわの材料メダケ)の中を通リ抜けると傾斜が増した尾根を急登しました、尾根上に登り詰めて幾つかのアップダウンを繰り返し乍ら稜線を南に進み最後の急坂を登り詰めたら頂上に飛び出しました。

雲一つない快晴の下西に浦賀水道北に鏡ヶ浦を俯瞰して至福の一時を過ごした後一等三角点「房の大山」(193.6m)を撮影し復路に着きました、三角点の直ぐ南奥にある廃墟の小屋前に道標が立っていて「右坂田→」「←左西坂田」とありますが右の登山口にはトラロープが張ってあり「工事中に付き通行止め」の看板がありました。

ガイドブックには「右手(東)に下る」と書いてありますが右手は西で然も「通行禁止」ですから左手(東)が正解でガイドブックは「右手」と「左手」のミスプリントだろうと思い何の疑いもなく左手の東に下りました。

確りした踏跡もあり所々にテープも張られているので間違いないと確信して進んで行きそろそろCPの分岐点だろうと現在地を確認したら分岐点どころか予定コースから500m以上も東にそれていて驚きました。

仕方なく頂上三角点迄引き返し改めて地形図とガイドブックを見比べて検討しましたが分かりませんでした、仕方なく「もし工事中で通過できなければ引き返そう」とトラロープを潜り強引に右手西に取り付きました、尾根を下ると間もなく地形図に有る破線の徒歩道に合わさりホッとしました。

南から北へと谷を挟んでU字型に暫く進み分岐からコースを西にとって洲崎の三等三角点「洲崎」(18.3m)を目指しました、然し分岐が分からずまごつき漸く見つけて取り付きましたが踏跡は薄く藪漕ぎも強いられ時間が掛かリそうなので止め100m程で引き返し本コースに戻りました。

確りした踏跡のコースを下ると「坂田迄あと20分」の道標があり暫く進むと突然工事中の林道の上に出ました、高い切通しになっていましたが所々に工事用のロープが垂れ下っていましたのでそれに捉り道路に下りました。

道路工事で登山道が寸断されているのでその続きを探して暫く付近を彷徨いましたが分かりません、正午を過ぎたので昼食休憩にして落ち着いてから改めてGPSで現在地とコンパスで進行方向を確認して工事中の道路を北に進むことにしました。

暫く進むと坂田(ばんだ)集落の県道に出ました、ホッとして一息入れた後近くの三等三角点「坂田」(14.8m)を探しほぼ見当は付きましたが至るところメダケのびっしり詰まった竹林でとても取り付けず諦めて100m余り先の駐車場(13:05)に帰りました。

トータルタイム4時間05分、≒8km、≒12.000歩でした、最初の予定は三角点「房の大山」から三角点「洲崎」迄縦走して帰り最後に三角点「坂田」を確認する予定でしたが状況が変わり1時間以上のロスタイムを出したので諦め最短の周回コースで終わったのは残念でしたが主目的の「房の大山」登山は出来たのでまずは良しとしましょう。

                HP URL outdoor (hacca

            
                  竹林の中の登山道     寄り添うマテバシイの大木

     
    マテバシイの巨木        頂上のⅠ△「房の大山」

     
   頂上から西を俯瞰「浦賀水道」    林道建設中の現場

           
                   歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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150 KRC5月例会ハイキング(木更津中の島を中心とした海辺の散策)に参加。 ('12.05.06)

2012-05-07 07:39:01 | KRCハイク

KRCハイキングに参加してきました、今回はお隣木更津市の埋立地潮見地区から潮干狩りの名所「中の島」までの周回コースをのんびり散策するピクニックです、リーダー3名を含む34名が市の「生涯学習バス」で小糸スポーツ広場を(8:57)出発し木更津に向かいました。

潮見8丁目のソニー工場近くでバスを降りて(9:20)水路沿いの遊歩道を800m程北に進み右手の某工場駐車場(9:25)で準備体操の為小休止した後(9:33)再出発しました、再び水路沿いの松並木の遊歩道を1km程北に進み右前方に市役所を見て左折し信号を渡って正面の「潮浜公園」(10:10)に着きました。

潮浜公園でトイレ休憩し管理センターでゆっくりした後(10:25)広い公園を反時計周りに一周した後「富士見大橋」を渡って斜め左前方に見える赤い「中の島大橋」の先に有る今日の目的地「中の島公園」を目指しました。

大勢の潮干狩り客があさりを掘っている浜を見下ろしながら欄干に捉らないと飛ばされそうになる程の強風の中つづら折リの「中の島大橋」を渡って「中の島公園」(11:05)に着きました、早い昼食休憩をとり思い思いにお弁当を食べおしゃべり等してのんびり過ごした後帰路(11:50)に着きました。

「中の島大橋」を渡ると間もなく道路沿いの「活き車海老」等新鮮な魚介類を沢山販売している土産店(12:05)(12:20)に寄り思い思いの土産を買ってゴールを目指しバスの待つ福祉会館駐車場にゴール(12:40)しました。

総行動時間3時間20分、歩行時間2時間15分、≒9km、≒14.000歩でした、俄か雨を心配しましたが雨には降られずまずまずの天気でしたが強い風に吹かれました、然し久しぶりに木更津の街をのんびり歩く楽しいピクニックでした。

                HP URL outdoor (hacca

     
    水路沿いの遊歩道を行く    潮浜公園管理センター

      
     富士見大橋を渡る     中の島公園から見上げる大橋

      
    中の島公園での昼食休憩    中の島大橋の下に全員集合

        
               歩いた軌跡(1/25,000の縮小図)

 

 

 

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