アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

157 房総の山(鴨川富士&渡祇巌山と風宮山)三山の三角点を巡る一人山歩き。 ('12.06.26)

2012-06-27 08:50:53 | 房総の山南部

毎日天気予報を見て少しでも太陽マークのある日を狙って山歩きをする昨今です、今日は貴重な晴れマークなので以前から計画していた「鴨川富士」(Ⅲ△浅間山)及び「渡祇巌山」〈とびいわ山〉(Ⅱ△和泉)と風宮山(Ⅲ△根本)巡リに出かけました。

【鴨川富士】
自宅(7:30)を出て鴨川市大日交差点手前の空き地に駐車して(8:20)出発しました、「鴨川富士」登山案内板の前を右折して集落最奥民家の庭先を通リ登山道(8:35)に取り付きました。

杉林の中の急坂(斜度20°~30°)尾根をジグザグに登リ杉林を抜けると雑木林になり平らな広場に出ました、ここは神社跡でその残骸がちらばっていました。

更に尾根を東に進みコルから急坂を登り返すとススキ等の雑草が繁茂して踏跡が分からなくなったので鎌で刈りながら進みました、胸突き八丁を乗越すと「鴨川富士西峰」頂上(9:13)に飛出しました、頂上は見晴らしが良く鴨川市街が俯瞰出来ましたし又ヤマモモの大木がありその根元に「浅間神社」の小さな石祠もありました。

小休止の後ここから東に尾根を下りコブを二つ越え最後の急坂を登リ返すと「鴨川富士」頂上の三等三角点「浅間山」(208.7m)(9:35)に着きました、小休止の後(9:45)北尾根の急坂(斜度40°前後)をトラロープを掴んで滑り落ちる様に下ると高い崖にへばり付く様に建つ「岩立神社」に降り立ちました。

神社の参道を下り新しいバイパス道のトンネル入り口(10:20)に降り立ち暑い日差しの中粟斗集落の舗装道路を1km程東に進み花房集落に着くと又右折して県道を更に1km程南に歩いて駐車場(11:00)にゴールしました、トータルタイム2時間40分、コースタイム2時間10分、小休止の後次の登山コースに向かいました。

【渡祇巌山と風宮山】
車で登山口の「もうけ神社」迄行き鳥居の前に駐車して(11:30)出かけました、往路は金毘羅山経由の尾根ルートで登るつもりでガイド文を読みながら進み取り付き口を探しましたがそれらしい取り付き口が分かりません。

同じところを何度も行ったり来たりして20分以上タイムロスしたので諦めてコンクリ舗装された沢沿いの林道西嶺線を登ることにして(11:52)出発しました、斜度15°前後の坂道をゆっくり登リ東電85号鉄塔への丸太橋を左に見て進むと間もなく右手に東電86号鉄塔への鉄製階段が現れたのでそれに(11:52)取り付きました。

杉林の中の斜度40°以上の鉄製階段を手すりの鉄パイプやトラロープを掴んで登り中腹の水平道に出ると数十メートル南に進みました、今度は尾根伝いに階段がジグザグに続きましたが階段は殆ど落ち葉に埋もれルートを見極めるのに苦労しました。

途中から東電86号ルートを右に分け尾根を直登して三角点を目指しました、頂上まで続いていた階段を登り風宮山頂上の三等三角点「根本」(243.3m)(12:56)に辿り着き遅い昼食休憩にしました。

昼食休憩の後(13:12)往路を引き返しましたが尾根の至るところに階段がありうっかり枝尾根に迷い込みそうになったりして漸く西嶺林道(13:40)に降り立ち次の目的「渡祇巌山」を目指して林道の坂をゆっくり上りました。

ここでも取り付き口を見つけるのがポイントだと思っていましたが案の定分からず1km位先迄行ったり来たりして探し30分以上タイムロスしてしまいました、「一か八か当たって砕けろ」とばかりにそれらしい藪に突っ込み尾根を這い上がったらピンクのテープがあったので間違いなしと思い更に藪尾根を這い上がって遂に「渡祇巌山」ピーク(15:13)に辿り着きました。

「渡祇巌山」頂上に有る二等三角点「和泉」(277.7m)を撮影して直ぐ引き返しましたが「点の記」によると国土地理院がこの三角点を平成14年に標石調査した時「巾1mの小径あり」と記されているのでその道が今もあるのかどうか慎重に見極めながら下ることにしました。

相当荒れて所々不明なところもありましたが確かに道らしいルートは有りました、林道(15:33)に降り立ち改めて取り付き口を見たら太い木の幹に赤や青のテープが巻き付けてありましたが周りの藪で見ずらかったのです。

当初の目的三山の三角点を確認でき満足して一路駐車場に向かってコンクリ舗装の林道を下りスタート地点(15:52)にゴールしました、トータルタイム4時間03分、コースタイム3時間20分、≒6km、≒10.000歩、【2ルート合計】 トータルタイム6時間43分、コースタイム5時間30分、でした。

神社の鳥居前に帰って来たら神社前の住人(初老の男性3人)が声をかけて来てたので楽しく立ち話をしました、私が尾根コースの取り付き口が分からず林道を登ったことを話したら親切に場所を教えてくれたり「今度分からなかったら遠慮なく聞きに来なさい」等と大変親切にされ心地よい気分で帰路に就きました。

 

  HP URL outdoor (hacca

      
     鴨川富士西峰のヤマモモの大木 鴨川富士Ⅲ△「浅間山」(208.7m)

      
    風宮山Ⅲ△「根本」(243.3m)      崖にへばり着く「岩立観音」

               
       路傍に咲くネジリバナ  渡祇巌山Ⅱ△「和泉」(277.7m)


             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

                            

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156 房総の山(九十九谷展望公園~白渓山荘下)周回コースの一人ハイク。 ('12.06.18)

2012-06-19 07:46:28 | 房総の山中部

梅雨真っ盛りの中今日は晴れ間の出る貴重な一日になりそうなので山歩きに出かけました、先週と同じ一旦九十九谷の谷底の沢へ降りて登り返すコースですが今回は九十九谷展望公園西端から下って谷底の沢を遡り先週下った道を逆に登り返すコースです。

朝(7:25)自宅を出発して先週と同じ市宿(7:50)から登るコースです、登山口(7:56)に取付き杉林を抜け尾根の急坂を直登して習志野少年自然の家キャンプ場(8:27)に到着、ここから緩い坂を延々と登って左に白渓山荘を見送り九十九谷展望公園西端の下山口(9:03)からゴルフ場の境界に沿った道を下りました。

桜の大木の有る分岐を左に取リ杉林や雑木林の中を下ると急傾斜と緩傾斜を繰り返し乍ら最後は斜度25°~35°の急傾斜で尾根が沢に落ち込んだ所(10:09)(10:18)に降り立ち小休止して現在地を確認しました。

この沢から先週歩いたコースに合流するまでが最も難しいウイークポイントです、地形図に破線は無くインターネットガイドの説明文もマップも分かリ難く出発前からマークしていた地点です、案の定方向を間違え反対側(南)へ沢の中を300m程下ってしまい20分程タイムロスしました。

間違いに気付き出発点迄引き返えして出直し(1038)ました、今度は沢に沿って北に進み暫くすると広い平らな湿地帯に入り込んでしまい足首まで泥んこになってしまいました、分かる所迄引き返したら東側の尾根に沿て道がありました、その道を更に北東に進むと見覚えのある分岐に出ました。

小休止して現在地を確認したら先週通った分岐でホッとしました、ここからは先週歩いたコースを逆に辿ればよいので足取りも軽く途中花や景色を撮影する余裕も出ましたが一方で逆歩行の場合分岐(特に逆Y字)は間違い易くあまりのんびりできませんでした。

沢を徒渉したり傾斜40°以上の崖の様なところをロープに捉って下りたりして漸く鹿野沢林道終点(11:13)に着き小休止しました、ここから本格的な登り返しの登山口(11:18)に取り付き「白渓山荘」下迄標高差≒250mの急坂の尾根をゆっくり登って先週小休止した桜の大木の有る「桜の広場」(11:51)に着き昼食休憩しました。

昼食休憩の後(12:07)広場から右手の広い道路を東に1.1km余り進んで県道を横切り市場コース(12:23)に取り付きました、今度はきついアップダウンを乗越し尾根を横断して市場集落の妙喜寺下(12:54)に降り立ち県道を北に2km程歩いて自宅にゴール(13:23)しました。

トータルタイム5時間58分、コースタイム5時間05分、≒16km、≒26.000歩でした、天気は曇りで時折薄日の射す蒸し熱い日でしたが先週と今回のコースは以前から歩きたいと思っていた初コースなので二つとも何とか完歩出来て満足です、猿の一群(十数匹)に出会っただけでした。

                HP URL outdoor (hacca

      
    下山口「九十九谷展望公園」   今が盛りのアジサイ

       
     九十九谷の谷底の沢    道路脇に咲くホタルブクロ

        
      珍しいヤマブキショウマ    クヌギの大木

          
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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155  房総の山(九十九谷周回コース)を歩く山旅。 ('12,06,11)

2012-06-12 08:47:28 | 房総の山中部

梅雨入りして愚図つく日が続く中で日曜日は予報が外れ晴天で絶好の登山日和になりましたがこの日は孫娘(小4)の運動会なので山に後ろ髪を引かれる思いで色別リレー競争選手に選ばれた孫娘の応援に行きました。

絶好の登山日和をパスしたので「雨が降らなければ今日(月)は絶対山に行こう」と決めていましたが朝4時に起きて見たら小雨が降っていたのでがっかりして半ば諦めましたが7時頃薄日が差してきたので早速自宅(7:20)を歩いて出発しました。

県道を1.5km程南に進んだ市宿集落で右折した先の山砂採集場前で登山口に取り付きました、杉林を抜けると斜度30°~40°の急坂を直登して「習志野自然少年の家」キャンプ場(8:25)に登りつめ更に緩い坂道を数百メートル南西に進んで新日鉄の保養所「白渓山荘」前(8:55)に着きました。

山荘前が今日のメインコースの登山口です、東に200m程昔道を進むと右折して杉林の中の急坂を下りました、道の真ん中が雨で深くえぐられている上にマウンテンバイクが走ったらしく道がぬかるんで難儀しました。

漸く平らな広場に降り立った所が桜の大木のある「桜の広場」です、そこから更に急坂を下り九十九谷の底「鹿野沢」出会いに下り立ち橋を渡って更に沢沿いに進みました、300m程行ったところで左手の尾根に取り付き荒れた急坂をロープにつかまって這い上がりました。

稜線に飛び出すと水平な尾根道を南に向かって三角点を目指しました、400m程進んだ右手の小高い雑木林の中に四等三角点「苗割」(182.3m)(11:10)は有りました、写真を撮って本コースに戻り分岐(11:20)を左折して進むと間もなく再び分岐に差し掛かりました、。

何時もの悪い癖で「思い込み」で進んだら分岐を間違え20分程タイムロスしてしまいました、本コースに戻り竹藪の中の道を下ると旧民家の前(11:51)に出ました、深山の中にポツンと一軒だけ立つ廃屋を見ると何かもの悲しい思いをしました。

更に下って田倉林道(林道鹿野山線)(12:01)に降り立ちました、ここで昼食休憩の後(12:15)高宕川源流を遡る田倉林道(関東ふれあいの道)を1km余り北に進んでトンネル入り口(12:37)を左に巻いてトンネル上の尾根に取り付きました。

木の根などが露出した険しい踏跡をロープを掴んで這い上がると神野寺下からの登山道(12:43)に飛び出しました、ここからは何度も歩いた馴染みの道なので小鳥の囀りを聞きながらゆっくり登りました。

この道にもマウンテンバイクの跡が有り所処轍で深い溝ができていました、ゴルフ場の下を道に落ちている真新しいゴルフボールを拾いながら登ると神野寺前(12:30)に出ました、ここから下宿集落を通リ九十九谷展望公園(13:45)(13:57)で小休止の後復路は「白渓山荘」前から再び昔道に入り市場コースに取り付きました。

アップダウンの少ない巻道を歩いて清和市場集落の妙喜寺下(14:52)に降り立ちました、左折して県道を北に2km程歩いて自宅(15:30)にゴールしました、トータルタイム8時間10分、コースタイム6時間40分、≒19km、≒30.000歩でした。

コースの殆どに真新らしいマウンテンバイクの轍の有るのには驚きました、一日曇りで殆ど風がなく雨上がりの為樹林帯の中は蒸して今回も大汗を掻きましたが以前から歩きたいと思っていたコースなので満足しました。

                  HP URL outdoor (hacca

     
     桜の広場」       四等三角点「苗割」(182.3m)

                 
    一束になった樫の巨木     崖の中腹に咲くシモツケソウ

          
    深山に佇む民家の廃屋    市場コース入口の芭蕉句碑

   
            歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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154 KRC6月例会ハイキング「国の重要文化財笠森観音 ウォーキング巡り」に参加。('12.06.02)

2012-06-03 08:20:35 | KRCハイク

今回のハイキングはR409沿いの長南町に有る国の重要文化財に指定されている笠森寺観音を起点に稜線上の「関東ふれあいの道」を南下して今は休館している「ユートピア笠森」までのコースを歩くハイキングです。

リーダー3名を含む総勢34名がバスで小糸スポーツ広場(8:58)を出発して上総アカデミアパークを通リ袖ヶ浦市からR409に入って山間の国道を東に進みました、間もなく長南町に有る有名な「笠森観音堂」直下の駐車場(9:55)に到着して準備体操の後(10:02)歩き出しました。

薄暗く湿った急坂の階段を登ると途中左手に鬱蒼とした杉の巨木が何本も聳えていました、その直ぐ隣に椎の巨木の根本に大きな穴の開いた「子宝の潜り穴」がありましたが年配のご婦人ばかりのせいか誰も潜る人はいませんでした。

「笠森寺観音堂」(10:08)に登り詰め休憩して京都の清水寺を模したと言われる高い舞台の様な本堂にお参りしたり境内の店で土産物を買ったりして過ごした後(10:30)観音堂の裏から登山道に取り付き「関東ふれあいの道」を南に進みました。

雑木林の稜線の水平道を最初数百メートル程進んだ後小さなアップダウンを十数回繰り返し最後に大きなアップダウンを乗越すと広い県道に降り立ちました、途中四回小休止しましたが小さいとは言え短時間に連続して十数回もアップダウンを繰り返すとかなり膝に堪えました。

県道で小休止の後数名の県道歩きの人達と別れ再び急坂の登山道に取り付き東に500m程進んだ所で再び舗装林道に下り立ち「蔵持ダム」の西側を巻いて≒1km余り南下したところに休館している大きな「ユートピア笠森」が現れました。

道路を挟んで立つ「ユートピア笠森」の二つの大きな建物に架かる跨道橋の下を潜り更に坂を登った左手の「野見金公園」(12:50)にゴールしました、ここで遅い昼食休憩になりましたが私は一人左手の高台に建つ展望台に登りお弁当を食べました。

トータルタイム2時間50分、コースタイム2時間、≒6km、≒10.000歩でした、曇り空で殆ど風も無く穏やかな日和でしたが十数回も連続するアップダウンの歩行で大汗を掻きました、然し快い疲れと汗でした。

 

    HP URL outdoor (hacca

            
    観音堂直下の石段を登る       双子杉の巨木

      
    椎の巨木「子宝の潜り穴」  国の重要文化財「笠森寺観音堂」

      
   「関東ふれあいの道」を行く     観音堂の前に全員集合

                
           歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

 

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