アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

260 房総の山(上総・旗立山)周回コースを歩く。  ('15,02,21)

2015-02-22 09:00:33 | 房総の山その他

「房総のやまあるき」(著者 内田栄一・川崎勝丸)に紹介されている57コースの内まだ歩いていない最後のコースで「いすみ市(旧大原町)」に有る「旗立山」を歩いてきました、これで全てのコースを踏破しましたがこの内32コース(56%)は複数回(2~4回)歩いていますから延べ100コース以上歩いたことになります。 

早朝5時半に家を出発してJR外房線の安房小湊駅前の駐車場に車を置きこの駅からJR外房線で大原駅・いすみ鉄道で西大原駅と乗り継ぎここから歩きました、晴天乍ら凍てつく寒さの中震えながら歩きだしましたが暫くすると体が温まり何時もの山歩きムードになりました。

事前にガイドブックや地形図でルートを調べたので旗立山ピークまでは分かりますがそこから里に下る復路のルートが分かりにくく一番のウイークポイントでした、然し「案ずるより行くは易し」広い確かな昔道でした、里に下りそこからゴールの西大原駅までのルートは地形図では実線の確りした道路となっていますのでこれでゴールしたも同然と安心していました。

ところが国道から農道に下りると暫くは舗装されていましたが最奥の民家を過ぎると舗装は途切れ次第に藪が濃くなってきました、確かに昔道らしいのですが藪に覆うわれところ何処ろ土砂崩れ箇所もあって不安でした、然し地形図に送電線の記号が有る通り遙か右上空に送電線が通っていたのでそれに並行して藪漕ぎしながらなんとか開けた集落に飛び出すことが出来ました。

いすみ鉄道の線路沿いの畦道を東に≒1.5km程歩いて西大原駅に着いたら一時間以上待たないと電車か来ないのでこのまま更に東に2km程歩いてJR大原駅迄行くことにしました、大原駅にゴールすると6分程で電車が来ましたので帰路に就きました。

今回の教訓はガイドブックでも地形図でもときには間違いもありますし又時間の経過で現況が変化する事を良く理解することが大事だと改めて学んだ山歩きでした。

【ポイントタイム】
いすみ鉄道・西大原駅スタート(7:55)…発坂峠入口(8:10)(8:12)…発坂峠(旧茶屋跡)(8:42)小休止(9:00)…旗立山頂上(9:03)(0:10)…里に下る(9:36)小休止(9:43)…西大原駅(10:38)(10:40)…JR大原駅ゴール(11:10)、所要時間3時間15分、歩行時間2時間30分、水平距離≒8.5km、累計標高184m、歩行数≒12,000歩。

    HP URL outdoor (hacca.j

            
      いすみ鉄道・西大原駅     発坂峠への切通しの昔道     発坂峠(旧茶屋跡)の石標

        
    旗立山頂上の石碑      旗立山頂上の浅間神社    可憐なオオイヌノフグリ

       
   西大原駅に向かう藪の昔道  畦に咲くヒメオドリコソウ    ゴールのJR大原駅

  
                                                            歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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259 きょなん 味わいハイキングの「忘却の名山 津辺野山」登山に参加。 ('15,02,14)

2015-02-15 09:26:21 | 味わい

鋸山の麓、鋸南町の「きょなん味わいハイキング」の例会ハイクに参加して津辺野山に登ってきました、参加者84名、スタッフ4名が鋸南町役場に集合しここから歩いて西尾根から登り東尾根に下る周回コースを歩きました、この山には数年前一人で2度登っていますが東尾根に下ったのは初めてで又一つ新しいルートを教えて貰いました。

何よりも驚いたのは数年前一人で登った時にはルートは可なり荒れていて踏み跡も薄くマーキングテープもまばらでただコンパスだけを頼りに藪漕ぎしながら登りましたが今は踏み跡もしっかりついているし色とりどりのマーキングテープもこれでもか!と言う程に沢山ついていて少し過剰かなと思うくらいでした。

今回もリーダーの案内人は「千葉県山岳史研究会会員」のKさんで信仰の山「津辺野山」や麓の昔道等の故事来歴をわかり易く説明してくれて昔人を偲ぶ歴史の勉強にもなりましたし又「房総の山博士」ことYさんの山座同定も山歩きの楽しさを教えてくれる勉強になりました。

今回も80人以上の参加者で私の参加するハイキングの中では最も多い人数です、人影のまばらな冬枯れの静かな野辺の道を80人以上の長い人の列はこれまた壮観でした、今回は雲一つなく風も穏やかでどこまでも澄み切った空と空気で西に大きく雪をまとった富士山が輝いていただけでなくその裾に南アルプスの白い稜線も遠望できて最高のハイキング日和でした、役場にゴールしたらコーヒーをご馳走になり又今日はバインタインデーとのことで「義理チョコケーキ」を頂きました、ありがとうございました。       
                                                                              

【ポイントタイム】
鋸南町役場スタート(10:12)…砕石採取場跡地高台(≒150m)(11:45)昼食休憩(12:26)…秋葉山(津辺野山西峰)(238m)(12:31)(12:35)…津辺野山(東峰)(259.5m)(12:59)(13:02)…嶺岡中央林道(13;48)…東屋展望台(14:10)(14:18)…馬場集落(14:36)…道の駅「富楽里」(14:46)(15:00)…鋸南町役場ゴール(15:44)、所要時間5時間32分、歩行時間≒4時間、水平距離≒12km、累積標高566m、歩行数≒18,000歩。

  HP URL outdoor (hacca.j

            
            水仙畑を行く      高台から遠望の富士山    高台で昼食休憩

            
      高台から俯瞰の麓の景色      土手に咲くコスミレ   津辺野山西峰(秋葉山)頂上

            
       津辺野山頂上Ⅲ△点(260m)    目と口からロープを     早春の使者ホトケノザ
                   出 した古木 

 
                                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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258 KRC2月例会ハイキング「早春の南房総大山千枚田を歩く」に参加。('15,02,07)

2015-02-08 09:04:46 | KRCハイク

冬真っ盛りの今朝も畑の野菜や草花が真っ白になるほどの霜景色でした、今回は数年ぶりに鴨川市の大山不動尊を参拝して大山千枚田を巡るハイキングです、参加者26名、リーダー3名がバスで向かい不動尊の入口奈良林集落のBS近くで下車しここから歩きました。

丁度2年前('13,02,24)に妻と二人で長狭七福神巡りをした時歩いた急坂の続く道で懐かしく思いながら登りました、不動尊と千枚田巡りコースはKRCと内浦山県民の森等のハイキングで歩いていますし私一人で嶺岡中塚山から大塚山へ縦走した時も歩いていますのでほぼ勝手知ったコースでした。

大山不動尊(大山寺)ではみなさん神妙に参拝してから正面に飾られた有名な「波の伊八」の彫刻を鑑賞して次の大山千枚田に向け出発しました、千枚田の「棚田倶楽部」に着くと先客の団体さん貸切で中に入れないのでトイレだけ借りて一休みした後帰路に就きました。

不動尊と千枚田を巡れば後は帰るだけです、ちょっと物足りない思いもしますが冬の静かな山里をのんびり散策するのもハイキングの醍醐味の一つです、途中こじんまりした棚田の大土手の上で日向ぼっこしながら昼食休憩してのんびり過ごした後ゴール目指して出発しました。

帰りは何時もの様に途中に有る歌人「古泉千樫」誕生地に寄ってからバスの待つ「みんなみの里」に向かいました、予定より早くゴールしたので皆さん暫く店内を見学してからバスで帰路に就きました、今回は歩く距離は10km程でしたが私よりはるかに若いご婦人たちと冗談話をしながら静かな冬枯れの山里を歩く楽しいハイキングでした。

【ポイントタイム】
不動尊入口スタート(9:32)…大山不動尊(10:0)(10:14)…棚田倶楽部(10:37)(10:48)…T字路峠分岐(11:11)(11:15)…田圃の大土手(11:40)(昼食休憩)(12:10)…古泉千樫誕生地(12:40)(12:43)…みんなみの里ゴール(13:07)、所要時間3時間35分、歩行時間2時間40分、水平距離≒10.5km、累計標高488m、歩行数≒17,000歩。

     HP URL outdoor (hacca.j

                        
       路傍に咲く満開のロウバイ     地域の名物見事な大欅      大山寺(大山不動尊)

            
    大山千枚田の眺め      棚田倶楽部の建物    畔の草刈りをする案山子

           
  大きな茅葺屋根の民家    大土手の畔でお弁当を食べる    満開の紅梅を愛でて歩く

 
                                                               歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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