アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

409 房総の山(大日山~坊滝~増間ダム)を巡る山歩き。  ('19,02,08)

2019-02-09 08:40:51 | 房総の山南部

連休に出かけようと思っていましたが連休は雪が降る予報なので急遽今日出かけることにしました、増間・上組集落の登山口にある駐車場に車を止めここから登りました、この遊歩道コースを歩くのは丁度3年振りです。

約20年前初めてこのコースを歩いた時と比べると雲泥の差程よく整備されています、登山口から大日山そして坊滝まで殆んど切れ間なく擬木柵や階段が設置されていてまさに作り上げた遊歩道です。

登り始めは急登が続きましたが稜線に出ると緩やかなアップダウンを交え乍らほぼ平坦な道をのんびり歩き小1時間かけて大日山頂上に着きました、誰もいない静かな頂上で「ひとくちアンパン」を食べながら眼下の景色を眺めて20分程過ごしてから坊滝に向かいました。

坊滝に下るコースは急坂であることは覚えていましたがここも擬木柵と階段が延々と沢まで設置されていたので安心して下ることが出来ました、所が滝の降り口を間違えて滝の上に下りてしまい慌てて引き返し暫らく歩いて滝の降り口に取り付きました。

きょうも滝の水は細い流れでした、写真を撮ると直ぐ引き返し増間ダムを経由して駐車場に向かいました、西に向かって暫らく歩いているとまた滝に出会いました、降り口に大きな看板が立っていてそこには「水垢離(みずこり)の滝」と書かれていました。

この増間川沿いには「増間の七滝」と言って七つの滝がありその最初の滝がこの「水垢離の滝」で「坊滝」は最後の七つ目の滝だそうです、 中の五つの滝は道すがらそれらしい音は聞きましたがそこへ至る道はありませんからどんな滝かわかりません。

水垢離の滝を眺めてからコースに戻り暫らく歩くとヘアピンカーブが現れそれを曲がって増間川沿いに2km余り南下したら増間ダムに辿り着きました、佐久間ダムのようにダムの周りは公園になっていて堰堤等を散策できるのかと思っていたら全く逆でダムには「立ち入り禁止」で人っ子一人いませんでした。

もし公園なら東屋位はあるだろうからそこで昼食休憩しようと思っていましたが期待外れだったのでそのまま素通リして県道に出ると左折し1km程歩いて正午過ぎ駐車場にゴールしました、今日も誰にも会わず一人貸し切りの静かな山歩きを満喫しました。

【ポイントタイム】
駐車場スタート(9:00)…大日山分岐(9:57)…大日山頂上(10:08)(10:27)…大日山分岐(10:34)…坊滝(10:55)(10:58)…水垢離の滝(11:28)(11:30)…増間ダム(12:00)…県道(12:09)…駐車場ゴール(12:22)、所要時間3時間22分、歩行時間2時間40分、歩行距離約6.5km、累計標高+731m、歩行数約11,000歩。

       

                           outdoor (hacca.jp)

 

                        
       日溜りに咲く             整備された遊歩道            大日山頂上の石碑
         ホトケノザ

                        
       Ⅳ△「増間」             ロウバイ           細い坊滝

            
            水垢離の滝                      増間ダム                実をつけたソテツ

                        
                                        歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

                

 

 

 

 

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408 房総の山(津森山から人骨山へ周回コース)をハイキング。  ('19,01,27)

2019-01-28 08:38:06 | 房総の山南部

久し振りに津森山から人骨山への周回コースを歩いてきました、畑組集会場前からのコースで津森山へ登るのは9年振りです、このコースも新しい道標が確り設置されていて迷うことなく安心して登れました。

今日も時折北風が吹き抜け寒さはありますが快晴のもと道すがらほころび始めたカンザクラの花やたわわに実ったナツカン林又今が盛りの水仙畑を愛でる等静かな村の原風景を満喫しながらのんびり歩きました。

特に今回のハイキングで最高のご褒美は津森山頂上の展望台から富士山が大きくはっきり眺められたことです、満足して津森山を下山していると頂上直下のカヤトで東京から来たと言う中年女性3人組に出会いました、一寸おしゃべりしてそこで小休止。

舗装道路に降り立ち畑集落を左に回り込むと途中人骨山分岐で左折し土手を下って人骨山に向かいました、このコースも良く整備され道標も確り建てられています、頂上直下の急登には太いロープが張られていますがこのロープは地元の山岳倶楽部の人達が漁師が使う網のロープだそうです。

人骨山頂上は相変わらずススキが繁茂していましたがそれでも人が通る幅に刈り払われていましたから直ぐ三角点は分りました、強い北風が吹き付けたので寒くて長居は無用と数分で下山しました。

下ると間もなく又中年男性2人組に出会いました、舗装道路に出ると西に向かって集会場前に止めた車を目指してのんびり歩き正午前駐車場にゴールしました。

【ポイントタイム】
集会場前駐車場スタート(9:10)…農家脇登山口(9:55)…津森山頂上(10:05)(10:12)…見晴台(10:14)(10:18)…津森山下山(10:19)…カヤト小休止(10:25)(10:32)…人骨山分岐(10:52)…人骨山頂上(11:20)(11:25)…駐車場ゴール(11:52)、

所要時間2時間42分、歩行時間2時間10分、歩行距離約5.5km、累計標高+572m、歩行数約10,000歩。

         outdoor (hacca.jp)

            
              確りしたハイキング道                新しい道標               今が盛りの水仙畑

            
              津森山頂上の石碑                 芽吹いたカンザクラ               雪をまとった富士山

            
               ブドウハゼの実                 畑集落の御嶽大明神                頂上のⅣ△人骨山

          
                  歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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406 房総の山(小湊・関東ふれあいの道)ハイク&誕生寺初詣。  ('19,01,07)

2019-01-09 09:09:06 | 房総の山南部

小湊の誕生寺初詣に妻と二人で出かけましたがそれだけでは物足りないのでJR行川アイランド駅からJR安房小湊駅までのハイキングを兼ました、私はこのコースを歩くのは3回目ですが妻は初めてで「おせんころがし」にも行きたいと言うので出かけました。

何時もの様にJR安房小湊駅前の駐車場に車を止め電車でJR行川アイランド駅まで行きここからスタートしました、国道を横断し数分程歩いて「おせんころがし」に着くと中年男性が一人写真を撮っていました、丁度40年前高校生の時初めて来たと言って当時の写真を見せてくれました。

暫らくおしゃべりしてからお先に失礼して往路を引き返し又国道を横断してハイキングコースに取り付きました、トンネルを二つ潜ると又国道を横断して山の南側中腹を走る旧国道(関東ふれあいの道)に入るとすでに午後1時近くになっていたので日当たりで風のない窪地で昼食休憩にしました。

多少北風が吹いていましたが山の南側を歩いているので殆ど風はなく太平洋も凪で海面が鏡のように太陽を反射してまぶしいくらいでした、国道を横断したところから誕生寺迄の約2.3kmが「関東ふれあいの道」に指定されているようですが小一時間歩いて車10台程に出会っただけで歩いている人には出会いませんでした。

誕生寺に着くと七草とあって数十人の参拝客で本堂前は賑わっていました、私たちも本堂に参拝して更に先に進みました、今回は南側の路地に入り磯の海岸に降り立ち小弁天島が直ぐ前に見える休憩所で一休みしましたが寒いので長居は無用と数分で帰路に就きました。

帰りは仏舎利塔の立っている小湊山(80m)を左に巻いて磯辺に沿った道を誕生寺に向かいました、ところが入口と出口2ヶ所で崖崩れの復旧工事をしていて通行止めのロープが張られていましたが交通整理係の方にお願いして何とか通してもらいましたので助かりました。

門前の土産物店を覗きながら誕生寺山門の前を通リ国道に出てゆっくり歩き乍ら安房小湊駅前の駐車場に向い15時過ぎにゴールしました、今晩は「かんぽの宿鴨川」に泊まり新鮮でおいしい海鮮料理を食べ翌日帰宅しました。

【ポイントタイム】
JR行川アイランド駅スタート(12:20)…「おせんころがし」(12:25)(12:31)…「関東ふれあいの道」入口(12:50)昼食休憩(13:11)…誕生寺(13:55)(14:05)…小弁天島前休憩所(14:20)(14:25)…誕生寺山門(14:42)…JR安房小湊駅前駐車場ゴール(15:06)、所要時間2時間46分、歩行時間2時間10分、歩行距離約7.5km、累計標高+373m、-529m、歩行数約12,000歩。

                            outdoor (hacca.jp)

           
                             おせんころがしの碑         おせんころがしの         対岸からの
                               崖上からの景色                   おせんころがし断崖

           
              関東ふれあいの道を行く                 マユミの実            誕生寺本堂

           
              誕生寺山門                 休憩所で一休み                小弁天島

               
                                         歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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402 房総の山(金山ダムから元清澄山)を往復トレッキング。   ('18,11,03)

2018-11-04 09:27:07 | 房総の山南部

金山ダムから元清澄山に登るコースを歩くのは7年振り3回目です、このコースは全線「関東ふれあいの道」に指定されているので随所に道標や擬木階段等が設置されていてそれに沿って歩けば迷うことなく然も歩きや易く快適な山歩きが出来ました。

秋も深まり日没が早くなったので出来るだけ「はや発ち、はや着き」しようと金山ダム6時着そして車内で朝食弁当を食べ6時半前に出発しました、7年前は9月でしたが時間はほぼ同じ時刻の出発です。

ダム入口の赤い橋を渡って東に約800m余り進むと登山口です、いきなり急傾斜の擬木階段を直登し暫らくするとベンチの置かれた休憩所です、ここから数回きついアップダウンを繰り返し乍ら稜線を進みます。

途中片側が切れ落ちた細い尾根を歩くところや踏み跡の薄い所等一寸緊張するところもありますがそれ以外は擬木階段や谷側に擬木柵等が設置されていますから安心して歩けます。

全コースの2/3余り進むと黒塚番所跡の鍋石方面からの分岐のコルに登り詰めました、ここから元清澄山頂上までのコースは今歩いてきたコースより多少荒れていました、しかもきつく長いアップダウンを数回繰り返し更に数メートルの垂直に近い断崖の鎖場を攀じ登る所もあり「ザ登山…」らしいコースです。

誰もいない頂上に登り着いた時には空はどんより曇り風もあるので汗を掻いた体は冷たく寒いので長居は無用とばかり10分程で帰路に就きました。

所処の写真撮影は往路で済ましてあるので帰りはただひたすら下山あるのみです、それでもきついアップダウンをいくつも越えるので老いた足には堪えました、7年前と所要時間、歩行時間を比べると共に約1時間程今回は時間がかかっています、然し歩ける内は登ります。

【ポイントタイム】
〈往路〉金山ダムスタート(6:20)…(林道)…登山口(6:40)(6:45)…休憩所(6:59)…黒塚番所跡分岐(8:37)(8:40)…元清澄山頂上着(9:54) 〈復路〉元清澄山頂上発(10:05)…黒塚番所跡分岐(11:09)(11:12)…休憩所(12:30)…登山口(林道)(12:42)…金山ダム駐車場ゴール(13:01)、所要時間6時間29分、歩行時間5時間37分、歩行距離約12km、累計標高+1,410m、歩行数約20,000歩。

     outdoor (hacca.jp)

                         
                    ダムの静かな湖面                 急登尾根の擬木階段         関東ふれあいの道石標

                                
         モミの巨木           ハートのウロに          消えかけた
                          芽生えた幼木                 黒塚番所跡の標識         

                         
         樹間から覗く山並み               切通しの峠道           元清澄山頂の三角点(手前)

   
                   歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

    

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394 房総の山(安房の三等三角点)を巡る山歩き。  ('18,06,22)

2018-06-23 08:33:29 | 房総の山南部

総、安房両地区の一等、二等、三等其々の三角点を網羅して全てを巡る予定でしたが安房地域のⅢ△「萱渡」とⅢ△「白浜」二点が残っていましたので今回それらを巡ってきました、これで予定していた三角点巡りは完了した筈ですが或いは1~2点「目の残し」があるかもしれません、然も四等三角点はまだ沢山残っています。

今回予想通り標石を見つけたのはⅢ△「白浜」でⅢ△「萱渡」は標石を見つけることが出来ませんでしたそれと言うのもⅢ△「萱渡」は地形図にはその記号が掲載されていますが「点の記」は無く「基準点基本情報」だけですので或いはすでに抹消されているのかもしれません、(最近は基準点基本情報もありません)

【Ⅲ△「萱渡」】
前述の状況で然も国土地理院では44年前に確認して以来放置されていますから登山道はおろか踏み跡やマーキングテープすら無いのではと予想していましたが正に予想通リで濃淡はありますが全て藪漕ぎでした。

予め地形図上にルートを二本設定して最初距離は長いが緩やかな尾根ルートを歩きました、所が稜線に出たと思ったらなんとそこは段々畑のように切り開かれた広大な太陽光パネル場でした、そこから先は猛烈な藪でとても前進できないので諦め引き返しました。

林道まで下山し更に500m程東に進んで二本目のルートを歩くことにしました、このルートは距離が短いだけに急登続きでしたが藪は比較的薄く何とか稜線に出て後はコンパスの指し示す方向へ何度か右往左往し乍ら進みました。

やっとのこと三角点の有る所まで辿り着きましたが標石は見当たりません、こんもりした瘤の上をあちこち20分余り探しましたが見当たらないので諦め往路を引き返し駐車場に帰りました、丁度正午近かったので車の中でお弁当食べ次に向かいました。

【ポイントタイム】
佐野集落駐車場スタート(9:02)…(第一ルート太陽光パネル場から引き返す)…林道下山(10:25)…第二ルート取り付き(10:35)…Ⅲ△「萱渡」(標石見つからず探し回る)(11:03)(11:25)…駐車場ゴール(11:54)、所要時間2時間47分、歩行時間2時間10分、歩行距離約4.5km、累計標高+505m、歩行数約6,000歩

【Ⅲ△「白浜」】
野島崎灯台を過ぎたあたりの郵便局から左折して路地に入り北上、熊野神社前に着きました、身支度をして歩き出すと後ろから「何所の山へ行くの…」と声がかかりました、振り向くと初老の男性が近ずいてきたので事情を話すと「この上の山に三角点はあるよ、山馴た人で無いと行くのは難しね…」と言って取り付き地点を教えてくれました。

所がその取り付き点は土砂崩れの復旧工事現場でしたが丁度昼休みで皆さん作業していなかったので「自己責任で何とか通してください…」とお願いすると皆さん「気をつけな・・・」と言って黙認してくれましたので登れそうなところを選んで何とか登山道入口まで這い上がりました。

所が周りが崩された為尾根道に取り付けず沢に迷い込んでしまいましたが木の根を掴んで急傾斜を這い上がり何とか尾根道に合わさることが出来ました、暫らくは確りした踏み跡がありましたが途中から踏み跡は薄くなりその代わりピンクのリボンがところどころにつけられていて迷うことなく進めました。

三角点直下やその手前の分岐には立派な道標があって安心しました、こん盛りしたピークに登り詰めると叢の中に白い標柱と標石はありました、小休止して後は駐車場に下山するだけです、雨上がりの為急斜面では何度も滑ったり尻もちついたりでズボンは泥だらけになって仕舞いましたが小休止してから帰宅しました。

【ポイントタイム】
熊野神社前駐車場スタート(13:00)…Ⅲ△「白浜」(14:20)(14:25)…駐車場ゴール(14:55)、所要時間1時間55分、歩行時間1時間30分、歩行距離約3km、累計標高+379m、歩行数約4,000歩。 【二点合計記録】所要時間4時間42分、歩行時間3時間40分、歩行距離約7.5km、累計標高+884m、歩行数約10,000歩。

         HP URL outdoor (hacca.jp) 

                        
                     マーキングリボン             行く手を阻む倒竹            ネジリバナ

                        
       マテバシイ林の巨木        コクチナシの花       真新しい道標

                        
       チャウロコタケ      熊野神社     Ⅲ△「白浜」

       
        標石不明のⅢ△「萱渡」(138.8m)の軌跡(1/25,000)縮小図

     
            Ⅲ△「白浜」(142.6m)の軌跡(1/25,000)縮小図

 


 

 

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388 房総の山(南房総市・海老敷金毘羅山)の昔道を登る山歩き。('18,04,16)

2018-04-17 08:59:43 | 房総の山南部

海老敷金毘羅山へは6年前の'12年8月に舗装林道を歩いて登りましたがこの時は「房総のやまあるき」の概念図に沿ったコースでした、今回登ったコースは今年4月に発行された「千葉県の山」改訂版に新たに加筆された5コースのうちの一つで林道が出来る以前の金毘羅神社への参詣道だそうです。

海老敷集落の北側に聳える金毘羅山の中腹にある「海老敷第二堰」を挟んで林道は西側に旧参詣道は東側に延びています、頂上には最近建設されたらしい高い防災無線の中継塔が建っていて麓からよく見えました。

何時ものように取り付き点が分りにくく集落の中をうろついていたら民家の庭で作業をしている初老の男性がいたので「金毘羅山へ登る登山口は何所ですかね…」と尋ねると手を休めてわざわざ案内してくれました。

中腹にある堰は丁度改修工事中の為そこまでの道は広いコンクリート舗装がされていましたがそこから先は一転して踏み跡も薄く藪漕ぎを強いられました、多少不安を感じながら藪を掻き分け進むと何時もの赤いテープを紐で吊るしてあるマーキングに出会いホットしました。

地形図には破線道もありませんから「房総丘陵」のガイドマップを頼りにコンパスを設定して進みましたが殆ど踏み跡もテープも見当たりません、ルートから西側に数十メートル外れていることは分っていましたが修正は面倒とばかりに急尾根を木の根を掴みながら這って直登しました。

稜線に登り詰めると確りした踏み跡がありあの紐で吊るされた赤テープもあって正規のルートに復帰出来たのです、暫らく水平道を進み最後の急坂を登ると金毘羅神社の赤い鳥居が目に飛び込んできました。

神社にお参りした後三等三角点「金毘羅」(208m)を写真に収め帰路に就きました、当初の予定はガイドブックにある通り北側に聳える遠見山八幡台の滝田城址にも行く予定でしたが疲れたのでこれは後の楽しみにして舗装林道や県道を約6km歩いて駐車場に向かいました。

【ポイントタイム】
海老敷集落駐車場スタート(8:54)…金毘羅神社(10:28)・Ⅲ△「金毘羅」(10:32)…駐車場ゴール(12:30)、所要時間3時間36分、歩行時間2時間55分、歩行距離約8.5km、累計標高+645m、歩行数約15,000歩。

        outdoor (hacca.jp)

           
            荒れた昔道                 稜線の昔道                オオジシバリ

            
           桜の花絨毯                  ノアザミ                金毘羅神社の鳥居 

           
         ハハコグサ                     Ⅲ△「金毘羅」             金毘羅神社石祠

       
                  歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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384 房総の山(御殿山~大日山)往復縦走山歩き。  ('18,02,24)

2018-02-25 08:17:38 | 房総の山南部

関東百名山の一つ御殿山に登り途中鷹取山と宝篋山のピークを踏んで南西に聳える大日山までの往復縦走をしてきました、このコースを歩くのは3年3ヶ月振りです、最近歩く人が多くなった様で今日もお天気が良いせいか平日ながら20人のハイカーに出会いました。                                                                                                                                        

歩くハイカーが増え確りとした踏み跡が出来て登山道らしくなり迷うことなく大日山へ辿り着けるようになりました、その為でしょうか平成19年発行の地形図には登山道記号が鷹取山から南に200m位までしか記されていませんでしたが平成27年発行の地形図には破線記号が大日山まで途切れることなく記されております。

3年前はR410から出発して御子神集落を通り塩井戸川沿いに進み御殿山に登って大日山へ縦走、大日山から南に下山して延々と車道を歩きスタート地点に帰る約15kmの周回コースを歩きましたが寄る歳波に勝てず今回は歩行距離約10kmの往復縦走でした。

車も舗装林道終点(料亭の所)まで入り此処からぬかるむ未舗装林道を約1km歩いて登山口に取り付きました、お陰で復路未舗装林道を歩きながら蕗の薹を沢山採ることが出来我が家の「春一番」の土産になりました。

【ポイントタイム】
舗装林道終点着(8:41)(往路)スタート(8:51)…登山口(9:24)(9:29)…御殿山頂上(10:12)(10:20)…鷹取山(10:45)(10:52)…宝篋山(11:29)…大日山(11:40)昼食休憩(復路)スタート(12:03)…宝篋山(12:13)…鷹取山(12:50)…御殿山直下分岐(13:09)…下山口林道(13:42)…(蕗の薹採る)…駐車場ゴール(14:20)
所要時間5時間29分、歩行時間4時間30分、歩行距離約10km、累計標高+1,372m、歩行数約17,000歩。

      HP URL outdoor (hacca.jp)

                       
                           御殿山頂上東屋            御殿山頂上巨木と石祠            Ⅲ△「御殿」

                       
         鷹取山頂上石碑              宝篋山頂上石碑             大日山頂上石碑

                       
          Ⅳ△「大日山」          満開の河津桜               我が家の春一番

                 
                                  
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

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366 房総の山(館山市・南房総市の三角点)巡り。  ('17,08,13)

2017-08-14 08:25:15 | 房総の山南部

梅雨時のような天気続きの中今日は多少日も差す予報なので南房総地区のいくつかの三角点巡りをしてきました、今まで予定しながら時間切れで果たせなかった館山市や南房総市にある2~3の三角点をドライブを兼ねて回ってきました。

最初に館山市青山にあるⅢ△「青山」(128m)を目指し1時間余りかけて漸くその取り付き点に着きました、その取り付き点は山奥にあるNMBセミコンダクタ―と言う工場の門前です。

一部工場敷地内の道路を通らなければならないので丁度居合わせた守衛さんにことわると許可されませんでした、いろいろ説明しましたが駄目なので諦め次に進むことにし往路を引き返しました。

幸先が悪いので冴えない気分でしたが次の半島突端にある洲崎を目指し一路南下しました、この三角点は2,003年に設置されたもので県道を挟んで東側にある小高い山の上にあった三角点を移設したようです、と言うのは国土地理院の三角点地図には山の上の三角点記号は抹消されているのです。

Ⅲ△「洲崎」は半島の突端の畑の中にある筈なので簡単に見つかると思いきやまたも大いに苦戦しました、海岸沿いの小高い丘は一帯が笹竹の密生地でその中に畑が散在しているので三角点の有る畑に辿り着くのに1時間余りかかりました。

漸く三角点近くに辿り着いたらそこは太陽光発電パネルが一面に設置されている小広い平地でした、 通路に入らせて貰いGPSと地形図で現在地を確認すると三角点記号の真上にいますが周りをいくら探しても三角点標石はありません。

数十分探しましたが見つからないので諦め車に戻りお弁当を食べて一休みしてから更に南下して次に向かいました、次は同市布良の小さな漁港にある電子基準点です、これも2,003年に設置されたもので比較的新しいものです。

電子基準点ですから電波受信塔が立っているはずですので直ぐ分ると思っていたら海辺に着いて周りを見渡してもそれらしい塔が見当たりません、「点の記」には所在地が「験潮所」とあるのでそれを探したら直ぐ見つかりました。

よく見ると小さな四角い験潮所建物の上に丸い頭が出ているのです、何とそれが電波受信塔の頭だったのです、しかし基準点は験潮所の建物の中にあるようなのでここでも基準点にはタッチ出来ずじまいでした。

一旦車に帰りましたがまだ時間が早いので近くの小高い山の上にあるⅡ△「布良」(138.5m)に登ることにしました、この三角点は山頂にある海上保安庁の白浜送信局のヘンスで囲まれた電波塔群の一角にあるのですが最初4年前にヘンスの周りを探しましたが見つからなかったものです。

地形図の三角点記号を見るとヘンスの直ぐ外側にあるように思われるので折角だからついでにもう一度探してみようと車で登りました、ヘンスの周りを隈なく探しましたが結果はやはり4年前と同じく見つけることが出来なかったので諦め引き返しました。

【全体記録】所要時間約5時間、歩行数約7,500歩、歩行距離約4.5km。 結局今回は野球で言えば三球三振のノックアウトです、「長く三角点巡りをすればいろいろなことがあるさ…」と自分を慰めながら帰路に就きました。

               HP URL  outdoor (hacca.jp

                        
                      タカサゴユリ                ノカンゾウ          電波受信塔の頭

                        
         ハマオモトと            ハマヒルガオ                 天田山の展望台
          モンキアゲハ                             からの景色    

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361 房総の山(南房総市の三角点巡り)の山歩き。('17,06,24)

2017-06-25 08:56:17 | 房総の山南部

今回は南房総市(旧丸山町、和田町)にあるⅢ△「中野入」(138.7m)とⅣ△「平塚」(183.4m)同じくⅣ△「山越」3点をめぐる山旅でしたが標石を発見できたのはⅢ△「中野入」だけでした。

Ⅳ△「平塚」は三角点まで到達できましたが標石は見つけることができませんでした、Ⅳ△「山越」は麓のルート取り付け点すら分らず完敗でした。

《Ⅲ△「中野入」》
旧丸山町の小谷堰堤直下に車を止め堰の右側に付けられた道を北に進みましたが数十メートル先からは道が分からない程濃い藪に覆われ藪漕ぎを強いられました。

道の終点から右手の急尾根に取り付きましたがこれまた猛烈な藪で半端な藪漕ぎではありません、しかし数メートル登ると背丈の高い藪は無くなりましたが足元は倒木や藪でまともに歩けず遅々として高度は稼げませんでした。

水平距離約500m、累計標高約100mを1時間20分余りかけて登り詰めました、何時もと違うコンクリの標柱が立っていたので場所は直ぐ分りましたが標石は落ち葉に埋もれていたので探し出すのに暫らく手間取りました。

【ポイントタイム】
小谷堰直下駐車場スタート(8:23)…Ⅲ△「中野入」(9:37)(9:42)…駐車場ゴール(10:23)、所要時間2時間、歩行時間1時間37分、歩行距離約3km、累計標高+485m、歩行数約3,200歩。

《Ⅳ△「平塚」》
地形図には三角点まで登山道記号も何もありませんから自分で一番登り易そうな尾根にルートをひきそこを登ることにしました、そのルート取り付き点は「皆倉の堰」からですからまずはその堰を目指して車を走らせましたが行けども行けども堰はありません。

何とか堰を見つけ道路脇に車を止め身支度を整え出発しました、なんと私の引いたルート上には幅1.5m程の登山道があるのです、暫らく進むと道が濃い藪に覆われているので右手の藪の薄い急尾根を直登してピークに登り詰めました。

地形図で現在地を確認するとなんと三角点の直ぐ傍です、三角点の有るところは直径数メートルのこんもりと小高くなっているところで濃い藪で覆われていました、30分程隈なく探しましたが落ち葉に埋もれているらしく見つかりません、諦めて下山することにしました。

【ポイントタイム】
道路脇駐車場スタート(11:09)…三角点付近(11:25)(探し回る)(11:55)…駐車場ゴール(12:03)所要時間54分、歩行時間49分、歩行距離約1.4km、累計標高+184m、歩行数約1,300歩。

《Ⅳ△「山越」》
ここも登山道らしき記号はないので緩い尾根を辿って登ることにしましたが予定していた尾根は取っ付きから濃い藪でとても取り付けません仕方なく東側をぐるりと回りながら40分余り探しましたが全く手掛かりはありません、仕方なく諦めて帰ることにしました。

【追記】
Ⅳ△「平塚」へ登る1.5m位の登山道の有る理由は嘗て三角点の周りは開墾畑だったそうです、そういえば三角点の有る小高い藪の周りは緩やかな傾斜ながら細い笹竹がまばらに生えている広い平地でした、「点の記」には「山頂は開拓畑で本点は中央部荒れ地にあり」と記されています。

       HP URLoutdoor (hacca.jp

                       
                         小谷堰              藪ルート                ギボウシ

                       
          Ⅲ△「中野入」          オカトラノオ          コウゾの実

   
                 
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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359 房総の山(津森山バリエーションルート&三角点巡り)の山旅。   ('17,06,05)

2017-06-06 08:20:57 | 房総の山南部

今まで房総の山歩きツアーに参加している時先輩の方々から津森山のバリエーションルートのことを聞いていたのでいずれ登りたいと思っていました、そこで今回そのルートを登る事にし合わせて近くのⅣ△「横根」(188m)も巡ることにしました。

《津森山バリエーションルート》
富津市と鋸南町の境界近くの山中トンネルの手前に車を停めてそこからスタートしました、トンネルを抜けて長狭街道を東に約1.6km程進んだところで其れらしい尾根に取り付こうとしましたが目印も踏み跡もありません。

暫らく近くを行きつ戻りつして探しましたが分からないので適当に尾根が低く落ち込んでいる所の横に取り付きました、初っ端から藪漕ぎしながら急登すると尾根の上に出たところに予想通り色あせたテープがありました、「これだ…」と思いコンパスで方向を定め進みました。 

濃い薄いはありますが殆ど藪の尾根登りです、時折古ぼけたテープがあったので救われました、然しいつの間にかテープが見当たらなくなりルートから外れたようですが然しコンパスの示す方向にがむしゃらに進みました。

二度ほど深く落ち込んだ沢に下ると今度は30°以上有ろうかと思われる急傾斜を這い上がると突然稜線に飛び出しました、よく見ると目の前の木に3種類のテープが張られてありました、結局ルートを外れショートカットしたようです。

ここから稜線を南東に凡そ200m余り進むと更にきつい急坂をまさにへばりついて這い上がると再び稜線に出ました、ここから南に約300m程進むと富士山の良く見える津森山見晴台に辿り着いたので景色を眺めた後数十メートル先の津森山頂上に進みました。

小休止の後復路に就きましたがこれからが更に難しそうなルートです、地形図には登山道記号はなくあるのは境界記号だけです、従って踏み跡もテープも期待できません。

一旦往路を引き返すのですが問題はどこで西に向かう分岐に取り付くかです、見晴台から往路を更に先に進むと西への分岐はありません、見晴台でGPSで現在地を確認すると分岐と一致しましたが見ると藪尾根が下に向かって深く落ち込んでいるのです。

しかしコンパスで方向を確認するとここを進むしかありません、木の枝につかまりながら急坂を下ると間もなく藪は消え色あせたテープがありました、いつもより強く安堵しました。

大小のアップダウンを幾つか超えて稜線を歩いて行くと突然足元でパッチと音がしたのでよく見るとなんとワイヤー罠を踏んで罠がはじけた音でした、これはヤバイ…ルートだけ気にしてはいられません、罠も注意しなければなりません。

ここから先注意していると木にビニールに巻かれた小さな注意書き札がありました、三ゕ所程罠仕掛けを確認して先に進むと今度は大きな鹿が罠に掛かってもがいていました、私が近付くと今まで聞いたことにない異様なうめき声を出して暴れ回っていました。

もう20年近く房総の山歩きしていますがこんな光景に出会ったのは初めてです、複雑な気持ちで先に進むといつしか藪尾根に入り込み踏み跡もテープもありません、暫らくもたつきましたがよく見ると下に人家の屋根が見えました。

ルートは関係なく歩けそうなところを探して強引に下って広場に降り立ちました、そこには無人のログハウスがありましたがここから先は車道があり広い道路に続いています、見覚えのある道を進んで漸く駐車場にゴールしました、遅い昼食を摂って次に進みました。

【ポイントタイム】
駐車場スタート(7:57)…登山道取り付き(8:55)…(13回ルート確認)…津森山(9:56)(10:06)…復路分岐取り付き(10:15)…里の広場(12:35)…駐車場ゴール(13:05) 所要時間5時間08分、歩行時間4時間10分、水平距離約8km、累計標高+995m、歩行数約10,000歩。

 《Ⅳ△「横根」》
「点の記」には三角点の30m近くまで車で行かれてそこから30m程登山道を歩くと記されていましたから難なく見つけられると思っていましたが左に非ず、1時間余り探しましたが見つからず諦めて帰りました。

14時近くに行き止まりの横根集落の最奥にある集会所の広場に車を置かして貰い出発すると集落の方が軽トラで近くに来たので駐車をお願いしたら快く了解してくれました、「この坂を上がって行くと神社がありますね…」と聞くと「あるよ車で行かれるよ…」と言ってくれましたが歩いて行くことにしました。

急坂のコンクリート舗装の道を登ると間もなく神社があり更に登ると小高いピークが見えました、あそこだと思い尾根を直登してピークに着くと確かに三角点の直ぐ近く(半径数メートル以内)です、しかしそこは濃い藪でしかも倒木が重なり合っておりとても探すのに難儀しました、それでも1時間余り探しましたが分かりません、恐らく倒木の下に埋まっているのでしょう、諦めて下山しました。

【ポイントタイム】
駐車場スタート(13:45)…神社(13:57)(14:02)…(三角点探すも見つからず)…復路・神社(15:35)…駐車場ゴール(15:48) 所要時間2時間03分、歩行時間1時間30分、水平距離約3km、累計標高+400m、歩行数約3,500歩。 【二ゕ所合計記録】所要所間7時間11分、歩行時間5時間40分、水平距離約11km、累計標高+1,395m、歩行数約13,500歩。

        HP URL outdoor (hacca.jp

            
              藪尾根               色あせたテープ               マムシグサの未熟実

               
             津森山見晴台                ランヨウアオイ             津森山頂上

            
           小さなホタルブクロ                 罠に掛かった鹿              きれいな稜線  

        
    津森山バリエーションルート&不明三角点を歩んだ軌跡(1/25,000)の縮小図  

         

                   

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