アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

275 房総の山(天津愛宕山~烏帽子山~天津林道)のリベンジ山歩き。  ('15,05,30)

2015-05-31 09:23:15 | 房総の山南部

先々週の月曜日(5/11)に歩いた天津山塊の稜線歩きが完歩出来ず敗退したので今回そのリベンジ歩きをしてきました、当初予定は今回も天津愛宕山や烏帽子山などにも立ち寄るつもりでしたが歩き初めてから途中で予定を変更し本ルートだけを忠実に歩く事にしました。

烏帽子山手前の分岐から天津林道に出るまでは初めてのルートなので何があるかわかりません、充分時間をとらないと前回の様に途中から引き返す場合タイムリミットになると困ります、そこで今回は天津愛宕山や烏帽子山等はパスしました、それでも7時間近く掛かりました。

前回引き返したところはマーキングこそありませんがルートとしては正解でした、然しここはうっかりすると左の枝尾根に引き込まれてしまいそうな分岐です、地形図とコンパスが無ければ確実に私はルートを外していたでしょう、その後は結構マーキングテープは有りますが私の歩くルート以外の枝尾根に付いていたりして必ずしもテープだけを頼っていては迷ってしまいそうです。

ですから今回は初めて歩く部分のルートは少しでも疑わしい所は地形図とコンパスでルート確認をしました、水平距離でわずか2km足らずの距離で7回もルート確認をしましたからそれだけでも30分以上タイムロスしています、何はともあれ無事踏破できて達成感を味わい満足です。

【ポイントタイム】
JR天津駅スタート(7:52)…コミニティーセンター(登山口)(8:01)…(愛宕山直下迄行き引き返す)…北稜線取り付き(8:39)…送電線鉄塔(10:10)…東大演習林境界尾根分岐(10:44)…天津林道方面分岐(11:50)…昼食休憩(12:04)(12:16)…天津林道(13:20)…JR天津駅ゴール(14:40)、所要時間6時間48分、歩行時間5時間50分、水平距離約13km、累計標高564m、歩行数約26,000歩。

     HP URL outdoor (hacca.j

       
       愛宕神社の石碑    愛宕神社から俯瞰       ヤマゴボウの花

       
    椎の巨木         シャクジョウソウ       マテバシイ林の尾根歩道

          
                             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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番外編(その3) 県外の登山&古道・旧街道トレッキング等(1,998~)の一覧表。 ('15,05,29) 

2015-05-29 08:49:53 | 番外編

《登山》 
富士山(3)
【北アルプス】剣岳、立山、槍ヶ岳、涸沢岳、[奥穂高岳、前穂高岳(吊尾根往復縦走)]、笠ヶ岳、抜戸岳、弓折岳、[常念岳、大天井岳、横通岳、燕岳(表銀座縦走)]、唐松岳(2)、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、[白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳、白馬乗鞍岳 (白馬三山縦走)]、[野口五郎岳、黒部五郎岳、水晶岳、真砂岳、赤岳、ワリモ岳、鷲羽岳、北俣岳、太郎山、三俣蓮華岳、薬師岳、(北アルプス大縦走)]乗鞍岳、白馬岳、白馬乗鞍岳、
【南アルプス】[北岳、間ノ岳、中白根岳、農鳥岳、(白嶺三山縦走)]甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、[悪沢岳、中岳、前岳、千枚岳(荒川三山縦走)赤石岳][薬師岳、観音岳、地蔵岳、(鳳凰三山縦走)]、聖岳、塩見岳
【中央アルプス】木曾駒ヶ岳、宝剣岳、   
【八ヶ岳】蓼科山、[赤岳、硫黄岳、横岳、権現岳、編笠山(南八ヶ岳縦走)]、 
【丹沢山塊】[塔ノ岳(2)、蛭ヶ岳丹沢山、(丹沢縦走)]、大山、鍋割山 
【東北以北】利尻岳、月山、蔵王山、秋田駒ケ岳、安達太良山、会津駒ケ岳、磐梯山、早池峰山、八幡平、八甲田山、吾妻山、栗駒山、   
【関東近県】谷川岳、至仏山、燧ヶ岳、日光白根山、茶臼岳(2)(2)朝日岳、三本槍岳、赤城山、筑波、妙義山、草津白根山、榛名山(掃部ヶ岳)、甲武信岳、大菩薩嶺、雲取山、金時山(2)、御岳山(3)、[高尾山(3)、景信山、城山、陣馬山(奥高尾縦走)] 天城山、高水三山(高水山、岩茸山、惣岳山)、三頭山、男体山、両神山、日の出山、三室山、奥多摩浅間尾根(浅間嶺)、奥多摩笹尾根、奥久慈男体山、奥多摩大岳山、草津本白根山、奥多摩御前山、 
【その他】御嶽山、苗場山、白山、霧ヶ峰、宮之浦岳 、由布岳、剣山、開聞岳、伯耆大山、伊吹山、石鎚山、   

《峠越え》
箱根峠[東海道(箱根湯元~三島)]、赤沢峠(四万温泉~法師温泉)、野麦峠(高山市高根~長野県奈川)、碓氷峠[中山道(坂本宿~軽井沢宿)]、和田峠[中山道(和田宿~下諏訪宿)]、馬篭峠[中山道(馬篭宿~妻籠宿)]、三国峠[三国街道(新潟三国トンネル入り口~永井宿≒8km)]鳥居[中山道(奈良井宿~永井宿)]、 塩尻峠[中山道(下諏訪宿~塩尻宿)]、足柄[足柄古道(地蔵堂~金時山~仙石原)]、鈴鹿峠[東海道(関宿~坂下宿~土山宿)]、笹子峠[甲州街道(笹子~甲斐大和)] 徳本峠(島々宿~上高地)、北国街道木の芽峠、

《トレッキング》
熊野古道中辺路(後半)近露~本宮大社)25km、熊野古道中辺路(前半)(滝尻~近露&赤木越~大日越)38km、熊野古道小辺路(後半)五百瀬~本宮大社17km、熊野古道小辺路(前半)高野山~五百瀬)16km、外秩父七峰縦走ハイキング(42.195㌔、02年~09年,(8回連続参加)、 武蔵おごせハイキング大会(27㌔、'08年~'15年(8回連続参加)、'12年から22kmコース(実距離24km)、'15年から18kmになった(実距離19km)、 尾瀬、上高地、縄文杉 、奥多摩むかし道、奥入瀬渓流、乗鞍高原、千国街道(塩の道・信濃森上~南小谷)、下野街道(会津西街道・会津下郷~大内宿)、

 (赤い字は妻と二人旅)

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274 熊野古道小辺路(前半) 「高野山~伯母子岳~五百瀬」トレッキング。  ('15,05,19・20)

2015-05-23 12:55:43 | 県外

【5/19】
熊野古道はその前半を昨年5月に歩いておりますので今回その後半を歩いて全コースを繋ぎました、今回は高野山の宿坊「大円院」に前泊して早朝6時半頃出発しましたが天気予報通リ小雨がぱらついていました、コウモリ笠を差して歩き出しましたが民家の立ち並ぶ中の路地を過ぎるといきなり急坂になり片手に傘をさしての急登は可なり堪えました。

 小雨が降ったり止んだりする中急登を登り切り稜線に出るとろくろ峠や薄峠等超えて緩やかなアップダウンの道を進むと間もなく今度は一気に下って大滝に下り立ち更にそこから登り返すと人っ子一人いない静まり返った数軒の大滝集落に辿り着きました、集落の外れに東屋の立つ休憩所があったのでそこで小休止して一息入れました。

ここから山の中の古道とスカイラインや林道等舗装道路と合流したり又分けたり繰り返して進むと又東屋の立つ休憩所がありましたのでここで昼食休憩していると間もなく中年夫婦の二人組ハイカー(男外人、女日本人)が来たので一緒におしゃべりしながらお弁当を食べました。

私達は歩みが遅いのでお先に出発しました、暫く林道を歩くと再び山道古道に入ったと思うと又林道に合流する等繰り返し最後に林道から左手の山道古道に入って大股集落に至るのですがたまたまその分岐にロープが張られ工事中の様子だったのでまさかそこが分岐とは露ぞ気が付かず通リ過ぎてしまいました。

今までも何箇所かロープを張った工事中の所があったので何の疑いもなくここも工事中と思い込み急坂林道をぐんぐん下って遂に川沿い近くまで来たとき「何か様子がおかしいぞ…」と気付き地形図で現在地を確認すると何とルートが大きく外れていたのです。

今度は急坂を延々と登り返し例のロープが張られた分岐迄戻りました、そこに立つ看板を良く見たら今晩泊まる旅館のものでその下に小さく道標が書かれていたのです、このチョンボで1時間以上のタイムロスしてしまいましたがその後何とか無事今晩の宿 旅館「津田屋」にゴール出来ました。
【ポイントタイム】
宿坊「大円院」(6:32)…薄峠(7:53)…大滝集落(9:20)(9:33)…高野・竜神スカイライン合流(10:30)(10:33)…野迫川村分岐(10:48)(10:53)…水ヶ峰分岐(11:12)(11:16)…水ヶ峰(11:40)…林道合流(NO1)(11:59)(12:05)…東屋(12:30)昼食休憩(12:55)…林道合流(NO2)(14:03)…(分岐見落とし引き返す)…見落とした分岐(15:05)…旅館「津田屋」ゴール(15:55)、所要時間9時間23分、歩行時間7時間55分、水平距離約20km、累積標高2,090m、歩行数約37,000歩。

【5/20】
予報通リ今日は快晴です、早朝6時前の朝食をお願いして今日も宿を6時半頃出発しました、ガイドブックに依れば昨日のコースと今日のコースは距離がほぼ同じ位ですからチョンボしなければ昨日より1時間以上早く次の宿に着く筈です、然し何があるかわかりません、今日も登山の鉄則「早発ち早着き」で出かけました。

宿の裏の急坂道を登ると直ぐ山道になりましたが更に急坂は延々と続き1時間余り登った所の小広い平地に「萱小屋跡」がありました、推測ですが昔茅葺屋根の萱を刈ったり運んだりした時の小屋があったのではないでしょうか?

小休止した後更に急坂を九十九折りに登り漸く稜線上の桧林の中の「桧峠」に辿り着きました、ここから更にアップダウンを繰り返し乍ら稜線を南下すると伯母子岳分岐に着きました、古道は伯母子岳を左に巻いて進むのですがさてどうしよう…「忠実に古道を歩きたいし伯母子岳にも登りたいし」暫く考えましたがここは折角だから伯母子岳(1,344m)に登ることにしました。

20分余り急坂を登り詰めて頂上に辿り着くとそこに大阪から来たと言う初老の単独行の男性が休んでいました、写真を撮って貰い暫くおしゃべりするとその方は先に下山しましたので私達も後を追う様に下山して先に進みました。

伯母子峠に辿り着いたと思ったら正面に道標があり「⇐伯母子峠」と左折する様になっていたので「峠はまだ先なのか・・」と思い何の疑いもなく左折して進むと暫くして前方から昨日の夫婦が歩いてくるのです、彼女が「どこへ行くの方向が違うよ…」と言うので地形図を良く見たら方向が逆でした、然しなぜ間違った道標を付けたままにしてあるのでしょうか?これで又15分余りタイムロスしてしまいました。

そのあとはどんな標識でも良く確認する様にしましたがオッチョコチョイの性格は簡単には治リません、暫く歩き「上西家跡」に着くと伯母子岳頂上でお会いした男性が昼食休憩していました、私達は先に進みましたが途中で又追い越されました。

上西家跡からコースは新道(明治中頃からの道)と旧道(古道)に分かれていますが私達は古道を忠実に歩くことにしていますので当然旧道を歩きました、1時間余り歩いたところで「水ヶ元茶屋跡」に着くと例の男性が休憩していましたので私達もここで遅い昼食休憩にしました。

ここから2時間程かかって漸く下山口に下り立ましたが最後の下り坂は長く里がなかなか見えず可なり膝に堪えてきた頃漸く辿り着きました、終点の「三田谷橋」(伯母湖岳登山口)に着くと例の男性が宿の送迎車を待っていましたがなんと私達と同じ宿でしたのでその車に同乗させてもらい宿にチェックインしました。

【ポイントタイム】
旅館「津田屋」スタート(6:25)…萱小屋跡(7:42)(7:49)…桧峠(9:00)(9:05)…伯母子岳分岐(9:40)(9:45)…伯母子岳頂上(1,344m)(10:07)(10:26)…伯母子峠(10:46)…(ルート間違え引き返す)(10:58)…上西家跡(11:53)(11:55)…水ヶ元茶屋跡(13:13)昼食休憩(13:35)…下山口ゴール(15:38)、所要時間9時間13分、歩行時間7時間50分、水平距離約16km、累計標高1,020m、歩行数約31,000歩、
【二日合計】所要時間18時間36分、歩行時間15時間45分、水平距離約35km、累計標高3,110m、歩行数約68,000歩。

              HP URL outdoor (hacca.j

              
         前泊の宿坊「大円院」 所々に建つ立派な道標     可憐なフタリシズカ

         
    萌黄色に輝くブナ林の古道     清楚なクリンソウ    人面の浮き出たヒメシャラ 

         
            深山に咲くギンラン      銘木コウヤマキ林    四度目参拝の熊野本宮大社

                         
                                (5/19日) 歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図(A1)                      

                              
                                (5/19日)歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図(A2)


                            (5/20日)歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図(B1)


                          (5/20日)歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図(B2)

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273 房総の山(天津愛宕山~烏帽子山~天津林道)再び天津山塊の稜線歩き。   ('15,05,11)

2015-05-12 08:27:51 | 房総の山南部

去る2月にJR天津駅南に聳える天津愛宕山~烏帽子山~一杯水林道~清澄寺に至るルートを歩きましたが今回は烏帽子山から南東に延びる尾根を下って天津林道に出てゴールのJR天津駅に至るルートを歩く予定で出かけました。

このルートこそ山博士ことYさんから頂いたトラックマップのルートです、前回は主目的が長く北に延びる天津山塊の稜線歩きでしたから勝手知った一杯水林道に出て清澄寺にゴールするルートを歩いたのですが今回は前回うっかりして愛宕山頂上を踏まなかったので改めてそのピークハントと新たに烏帽子山から天津林道に至るルートを歩くことにしたのです。

天津愛宕山頂上へは予想以上に厳しいルートでした、三角錐の様に突きあがった岩の尾根を這い上がって頂上に飛出しましたが頂上は数人登ればいっぱいになるような狭さで何の印もなく地形図が無ければ愛宕山の頂上か分からない様なところでした。

これで目的の一つをクリアーしたので次を目指して前回歩いた北に延びる長い稜線を歩きました、二度目三度目の方がルートを間違い易いので慎重に歩かなければと思いながら見事にルートを外しました、送電鉄塔先の分岐でつい東電管理道路に引き込まれてしまったのです。

この北上稜線歩きは前回より多少早く東大演習林境界歩道分岐に着きましたがこの先問題は前回見落とした硯石と烏帽子山を確認する事です、GPSで経緯度を見ながら慎重に進んだので何れも確認できました。

最後は烏帽子山から南東に延びる天津林道に至るルートをしっかりクリアーできるかどうかです、当初甘く考えていましたが烏帽子山からの出だしは予想通リほぼ平坦な道で所処にマーキングテープもあり何の心配もありませんでしたのでこのまま最後まで続くかと思いきや…そう甘くは有りませんでした。 

烏帽子山分岐から300m程進んだ所でピンクのリボンが平坦な道からいきなり急傾斜の尾根を下っているのです、何の疑いもなくそれにつられて下って行くと次第に怪しくなってきました、急いでルートを確認すると大きく外れているのです、慌てて引き返しましたが外にそれらしいマーキングは有りません、何故だろう?

もともと烏帽子山から天津林道までのルートはYさんの歩いた軌跡をもとに私が地形図にルートを記したのですから余り正確ではありません、それでもコンパスをあてれば南東方向に進む様になりますからその方向へ尾根を下ったり登ったり数回試みました。

しかし幾ら進んでもマーキングテープは全くありません、方向は確かに正しい様ですがマーキングが全くないのはどう見てもおかしい、場合によると私の記したルートが間違っているのかもしれないと言う結論になり諦めて烏帽子山迄引き返えし勝手知った一杯水林道に出て清澄寺に向かうことにしました。

一杯水林道に出たのが午後4時近くです、うまくすると清澄寺BSから天津駅行きのバスに間に合うかも知れないと淡い期待をもって棒の様になった足を引きずって清澄寺BSを目指し急ぎましたがバス停に着いたら10分前に出たばかりでした、次は2時間余り待たなければなりませんそれなら歩いた方が早いと近くの土産物店の主人も言うので歩いて帰ることにしました。

一時間余りでJR天津駅にゴールしましたが結局帰宅の途に就いたのは午後6時でした、こんなに遅い帰宅は初めてです、もちろんその旨自宅に連絡しましたが帰ったら妻から「少しは歳の事を考えたら・・・」と言われましたが諦めきれません、近々リべンジしようと思っています。

【ポイントタイム】
JR天津駅スタート(7:41)…登山口(コミニティ会館)(7:50)(7:57)…愛宕山頂上(8:36)(8:43)…北上稜線取付き(9:00)…送電鉄塔下(11:03)…東大演習林歩道分岐(12:11)…硯石(12:33)(昼食休憩)(12:45)…烏帽子山(13:35)(13:40)…(ルート分からずうろつく)…烏帽子山引き返す(15:06)…急坂尾根取付き(15:36)(15:39)…一杯水林道(15:50)…清澄寺BS(16:27)(16:30)…JR天津駅ゴール(17:40)、所要時間10時間、歩行時間8時間30分、水平距離約19km、累積標高1,070m、歩行数約34,000歩。  

   HP URL outdoor (hacca.j   

   
愛宕中腹に建つ愛宕神社祠   天津愛宕山頂上岩  色とりどりのタニウツギの花


木の根の張った馬の背尾根   清楚なマルバウツギ        巨岩の「砥石」


今が盛りのヤマツツジ   東大演習林歩道の標識   静かな烏帽子山頂上

         
                           (NO2)歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

         
             (NO1)歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

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272 房総の山(大日山・坊滝&三角点)巡りの山歩き。  ('15,05,03)

2015-05-04 08:10:54 | 房総の山南部

南房総市(旧丸山町)の主峰大日山へは数回登っていますが南側の増間集落から登るのは二度目です、今回のコースは大日山登山と坊滝に立ち寄った後大日山頂上に有る三角点を含め三箇所の三角点を巡る山歩きです。

ところが出だしから大チョンボの連続でした、早発ちを褪せるあまりウエストバックを忘れて7km余り行ったところで気が付き引き返すチョンボをした後今度は登山口駐車場に着いて出発しようとした時お弁当の無いのに気が付きました、良く考えたらR410から大日山登山口に向かう時道に迷い途中で現在地の確認をするため後ろのドアを開けた時お弁当を落としてしまったのです。

お弁当が無ければ戦になりません、又急遽引き返えしましたが又も慌てて道を間違えながら漸く目的地に辿り着くとお弁当は道の真ん中に落ちていました、これで一件落着ならず二件落着、漸く身支度を整え出発しましたが結局予定よリ一時間余り遅れての出発となりました、まさに「急がば廻れ」です。

連休の始まりとあって大日山には家族連れなど数組のハイカーに出会いました、頂上では蕨をとっている人やストーブでコーヒーを沸かして寛いでいるグループなど其々皆さん楽しんでいましたが私はⅣ△「増間」(333m)にタッチし写真を撮ると直ぐ下山して坊滝をめざしました。

坊滝は残念乍ら水量が少なくか細い緒を引く滝が二本流れているだけでしたので写真を撮ると直ぐ次の三角点巡りに向かいました、ここからが初めてのルートですからかなり緊張して地形図とにらめっこです、最大のウイークポイントは林道から破線道への取り付き点ですが予想通リ深い沢と猛烈な藪に阻まれ皆目わかりません。

予め取り付き点の緯経度を調べて有りましたがその地点をとうに通過した所に朽ちた木片が沢に向かって大木にビニールテープで巻きつけられておりました、文字は判別できませんが明らかにルートを示したマーキングだと理解して藪漕ぎして枝沢を渡り対岸の尾根に取り付きました。

暫く沢の右岸を藪漕ぎしながら進みましたがどう考えても三角点は再び沢を渡って対岸の急峻な尾根上の稜線に出なければならないことが分かりました、然しこれが又大変で40°位もあろうかと思われる程の急斜面で然も猛烈な藪漕ぎを強いられ二歩登って一歩ずり落ちるようにして這い上がり漸くにして稜線に登り詰めました。

ひと休みして地形図でルート確認をしていると上から人声が聞こえ一組の男女(男外人、女日本人)が降りてきました、私と逆ルートで登って来た人たちです、暫くおしゃべりして別れましたが殆ど人の歩かないルートをまさかハイカーに会うとは思っても居ませんでした。

次の目標Ⅳ△「長沢」(270m)はここから300m程西に進んだ所に有りますが近く迄行ってから探し当てるのが又難しいのです、破線道から20m余り登った所に有りましたがなかなか見つからず諦めかけたその時樹間に白いポールが見え遂に三角点にタッチできました。

次の三角点はここから更に1,700m程南下した所に有るⅣ△「鹿島」(271m)ですが良く考えたら2年7ヶ月前に尋ねたことのある三角点でした、この時は南側の麓集落から登りましたので今度は反対側ルートですので何度も迷いながら漸く辿り着きました。

これですべての目的は無事終了したのであとは下山して駐車場に戻るだけです、以前の下山ルートはうる覚えでしたが何とか無事麓集落へ辿り着き更にここから又約1,300m程県道を東に歩いて駐車場にゴールしました、いろいろトラブルは有りましたが全て目的を果たし更に今回も土産にシドケを沢山採って来たので大いに満足した山旅でした。

【ポイントタイム】
大日山登山口駐車場スタート(8:52)…大日山頂上(9:29)(9:34)…坊滝(9:54)(9:58)…大沢林道分岐(10:22)…(二度沢渡渉、藪尾根急登)…稜線破線道(11:20)(11:31)…Ⅳ△「長沢」(270m)(12:08)(12:11)…(休んでシドケ採リ)…Ⅳ△「鹿島」(271m)(13:28)(13:33)…増間BS(14:14)(14:20)…駐車場ゴール(15:45)、所要時間5時間53分、歩行時間4時間55分、水平距離約10.5km、累計標高682m、歩行数約  18,000歩。

    HP URL outdoor (hacca.j  

            
     大日山頂上の標識            Ⅳ△「増間」(333m)の標石 登山道脇に咲くシャガの花

                             
           か細い水の緒を引く坊滝  青空に泳ぐ山里のこいのぼり     Ⅳ△「長沢」(270m)

            
      森を薄紫に染めるフジの花     荒れた破線道(昔道)     Ⅳ△「鹿島」(271m)  

        
                           歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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