アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

103 房総の山(梨沢大塚山~三浦三良山~嵯峨山)一人縦走ハイク。 ('11.04.26)

2011-04-27 07:10:23 | 房総の山中部

以前から一度歩きたいと思いながら何時の間にか記憶の片隅に追いやっていたのに気付き急遽出かけることにしました、初めてのコース(鎌倉街道)ですが地形図に破線と実線が表示されているのでアプローチやコース状況をよく調べイメージして臨みました。

富津市梨沢集落の梨沢橋の袂へ駐車して出かけましたが取り付き口が地形図と現況で大きく異なっていたのでなかなか分からずうろついていたら地元の人が出てきて教えてくれました、その人から「イノシシが多いので気をつけて」と言われたのでお礼を言って登山口を(8:30)出発しました。

棚田の畦道を登り更に荒れた竹藪や杉林の中の急坂を登り詰めて稜線に出ると旧鎌倉街道らしい雰囲気の道になりましたが所々崩れたところや深い谷の上を歩く馬の背が有ったりで気の抜けないところもありました。

樹間から右に鋸山が見えてくるとやがて左に尾根道が現れそれを登ると大塚山(9:40)に着きました、石祠にお賽銭を奉げて頂上を後にし再び鎌倉街道に戻って南に向かい次に三浦三良山を目指しました。

数回コブを右に左にと巻いて進むと今度は又右に嵯峨山が見えると間もなく右に長くなだらかな三浦三良山が現れました、然し登り口が分からず適当に藪を漕いで登って行ったら倒れて朽ちかけた椎の木に前を遮られましたがその木に天然のシイタケが沢山生えていたので土産に頂いてきました。

三浦三良山頂上(10:10)は平らで中程に大きなイノシシのヌタバや東に土塁の跡が有りました、ガイドブックによると広さは200坪で戦国時代里見氏の関所が有ったとのことです、頂上を一回りして(10:20)鎌倉街道に戻り更に南に向かうと間もなく保田見(ほてみ)峠の林道(10:28)に出ました。

林道を西に向かい次に嵯峨山に登ろうとしましたが又取り付き口が分からず藪に迷い込んだりし乍ら何とかコースに乗り(10:50)嵯峨山から北東に伸びる境界尾根を這い上がりました。

嵯峨山頂上の横看板の裏(11:12)に飛び出ました、写真を撮って北西の何時ものコースを下り人家の上のミツバツツジの咲く下で昼食休憩(11:34)(11:50)林道に下り左折して北西に向かい暫くして小保田方面を左に分けると今度は北に向かって終点を目指しました。

素掘りのトンネルを3回潜リ4km余りの道のりを花や新緑の山々を眺めながらのんびり歩いて駐車場(12:55)にゴールしました、トータルタイム4時間25分、コースタイム3時間10分、≒11kmでした。

鎌倉街道(破線道)はそんなに難しいコースではありませんが初めてなので所々三種神器(GPS、地形図、コンパス)でコースを確認しながら歩きましたので周りの景色をゆっくり眺められませんでした、然しイノシシはおろか人にも会わず静かな山歩きで達成感のあるハイキングでした、帰りは鹿原(しっぱら)集落を通リ鹿原林道から富津市志駒のモミジロードに出て帰りました。

                     HP URL outdoor (hacca

       
  梨沢大塚山頂上の石祠      三浦三良山頂上      嵯峨山頂上の三角点

       
  鎌倉街道大塚山分岐     釣糸垂れたカラスビシャク       シャガの花
                  別名 浦島草
                                             

 

 

 

 

 

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102 房総の山(長野田山~小町峰峠)春本番一人ハイク。('11.04.20)

2011-04-21 07:40:03 | 房総の山中部

里から見る山々はすっかり萌黄色に染まり春本番になったので山歩きに出かけました、今回は3年振り3回目の長野田山から小町峰峠を通るコースを歩きました。

森林館下のNO1駐車場発(8:05)国道を横切り「清和県民の森」遊歩道に取り付き急坂を登って尾根に出たところで右折し安房高山方面の尾根道を幾つものアップダウンを乗越して渕ヶ沢奥米林道(9:24)に出ました。

トンネルを潜った先で安房高山方面を右に分け暫くして柚ノ木林道分岐(9:42)に着きました、分岐を右折して間もなく左の長野田山登山口(9:44)に着き小休止した後登山道(9:52)に取り付き尾根を急登して稜線に出ました。

見晴らしの良い尾根上で青空の下遠く麓の集落や萌黄色の山々を眺め乍らゆっくり登ると暫くして長野田山西峰(355m)(10:10)に着きました、東に下りコルから急坂を登り返すと東峰(350m)(10:15)です。

ここから先数回大小のコブを乗越して慎重にコースを見極め乍ら進むと沢に下り着きそれを徒渉すると昔の御成街道(今林道)(11:00)に飛び出しました,舗装の上に木の葉が積もった林道を数百メートル登ると林道終点の「長野田番所跡」の小広場(11:09)に着きました。

番所跡の直ぐ先が岩の切り通しになっている小町峰峠(11:11)です、左の岩の上に昔の旅人が旅の安全を祈願して建てた「山神宮」の石祠が有ります、「山神宮」にお参りして峠を下り沢沿いに10分程進むと柚ノ木林道(11:20)に出ました。

林道に出たところで昼食休憩して(11:45)出発、柚ノ木林道を萌黄色に染まる周辺の山々に所々満開の桜が散りばめられた絶景を眺めながら西に向かいました。

柚ノ木林道終点(12:14)に着き左折して今度は渕ヶ沢奥米林道を西に進んでトンネルを潜リ往路の尾根道を右に分け林道を直進しました、R410(12:52)に出て数百メートル北に進んだところで右の旧道に入り迂回して駐車場(13:10 )に着きました。

トータルタイム5時間05分、コースタイム4時間10分、≒12km、抜けるような青空の下稜線上でそよ風程度の天気に恵まれ鶯を始め沢山の小鳥の囀りを聞きながら春本番の景色を眺めながら私一人の貸切リ山歩きは最高でした。

                       HP URL outdoor (hacca

       
       長野田山西峰         萌黄色に染まる山々         落ち葉の積もる御成街道

       
      長野田番所跡          小町峰峠(左上黒点石祠)      左岩上の石祠「山神宮」 

 

 

 

 

 

 

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101 塩尻峠(中山道)越えを妻と二人でハイキング。('11.04.11~13)

2011-04-14 08:43:22 | 県外

[11日]
一昨年歩いた和田峠越えの続きで塩尻峠越え(下諏訪~塩尻)を妻と二人で歩いてきました、君津BT(8:10)~新宿(11:00)あずさ13号~下諏訪(13:24)~国民宿舎「山王閣」(13:40)時間が早いので明日歩くコースの下見に出かけ地形図を頼りに市内を歩きました。

帰り諏訪本宮春宮に寄ろうと大鳥居の所まで来たらいきなり行政無線からサイレンが鳴り響いたので何事かと思ったらちょうど午後2時46分になったところで東北・関東大震災で亡くなった方々へ黙祷を捧げる為でした、私たちも市民の方達と一緒に黙とうをささげました。

本宮春宮にお参りしその裏にある有名な「万治の石仏」にもお参りして帰りました、一昨年も歩いた由緒ある下諏訪宿をのんびり歩いて宿に帰り温泉につかって明日に備えました。

[12日]
地形図にはホテルの直ぐ裏に「三角点」(793m)が有るけれどホテルの支配人も全く知らないと言うので朝6時に支配人と二人でホテルの周りを探したところ芝生の植え込みの中にありました。

特別早い朝食にして頂きホテルを(7:35)出発し隣接する本宮秋宮の前の国道を≒1.2km西に進んだ所から住宅街の中の旧中山道に入り「魁塚」や「本陣」或いは石碑の「道しるべ」とか「道祖神」等を眺めたり写真を撮ったりしながら時々広い道路に出たり横切ったりして進みました。

住宅街を抜けると峠に向かう急坂の取り付き口「石船観音」の真下にある清水(9:15)に着きました、冷たい水で喉を潤し小休止して出発(9:20)暫く急坂を登ると左手に直径4~5mもあろうかと思われる「大石」が有りました、その昔石の裏に山賊が隠れていて通リがかった旅人を襲ったとのことです。

舗装された急坂を更に登ると広い峠(1.060m)に(10:00)着きました、明治天皇が休憩した記念碑や展望台が有り公園のようでした、展望台に登り東に諏訪盆地の街並みを西には雪を被った北アルプスの山並みの絶景を眺望して展望台を後にしました、

良く調べずに地形図の破線道に入り落ち葉の絨毯を踏みしめて暫く進んだ所で間違いに気付き引き返しました、30分程タイムロスして(10:40)正規のコースに取り付き舗装道を下って行くと途中江戸末期「皇女和宮」が休憩した「茶屋本陣」がありました。

山(994m)の麓 東山集落の日向の土手で昼食休憩(11:20)して(11:45)出発しました、途中私たちと逆方向に向かう街道歩きの男性2人に会いました、又道祖神や馬頭観音等も所処にあり旧街道らしい道のりを進むと国道に出ていよいよ塩尻市街に入りました。

駅東口前(13:30)に着き今晩の宿「アスティかたおか」に電話して迎えに来てもらいホテル(14:20)にチェックインしました、広い風呂(標高1.020m)の大きなガラス窓越しに登った事のある白く雪を被った北アルプス(奥穂高岳、唐沢岳、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳等々)を遠くに眺めながらの温泉は至福の一時でした。

[13日]
朝6時風呂に入り7時朝食の後車で塩尻駅に送って貰い塩尻発(9:00)あずさ8号~新宿着(11:36)~東京着(11:56)~自宅(13:15)着でした、天気は三日間快晴で風もなくハイキング日和の中愉しく歩きました、≒15km、トータルタイム5時間55分、コースタイム4時間30分、≒26.000歩でした。

              HP URL outdoor (hacca(新しいアルバムが出来ました)

     
   「万治の石仏」にて      「塩尻峠」奥は展望台     展望台から俯瞰の麓の街

     
   塩尻駅にて         道標「右しおじり左しもすわ」  二泊目「アスティかたおか」 

 

 

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100 KRC4月例会ハイキング「三船山・郡ダム花見ウォーク」に参加。 ('11.04.02)

2011-04-03 10:04:34 | KRCハイク

市主催の同コースのハイキングは中止になりましたので私たちKRCだけかと思いきや20~30人の人達も歩いていました、今回は小糸公民館に集合して数台の仲間の車に分乗し出発点の貞元運動場に行き準備体操の後総勢36名で(9:20)出発しました。

貞元~上湯江~下湯江等の集落を廻り込み昔道「房総往還」に取り付き坂を登り切ると広い畑場に出て更に桧林等樹林帯の中の緩い坂道を登リ頂上直下の尾根に出ると所どころに山桜や可憐なスミレが咲いていました、然し残念乍他の桜はまだ全然咲いていませんでした。

平らな広い三船山頂上着(1035)トイレ休憩の後頂上展望台に(10:45)行き展望を楽しんだ後(10:55)「菜の径」を下り「三船山の里」に(11:15)出てトイレ休憩と買い物をした後(11:25)郡ダムに向かいました。

20分程舗装道路を歩きダムサイトの広い芝生の広場で昼食休憩(11:45)、皆其々のグループに分かれ昼食の後(12:30)帰路に付きました、復路は予定を変更して尾根の作業道を歩くことにして往路を10分程引き返し尾根道に取り付きました。

暫く急坂を息を切らして登り切ると神社に着き一休みして今度は桧林やマテバシイ林の緩やかなアップダウンの道をのんびり歩いて新御堂集落に降り立ちました。

小川の右岸沿いに咲く見事な「ユキヤナギ」の花を愛で乍ら遊歩道を西に向かい駐車場にゴール(13:40)しました、トータルタイム4時間20分、≒12km、でした、天気は曇りがちでしたが風はなく穏やかなハイキング日和で然も愉しいコースでした。

                        HP URL outdoor (hacca

      
   「マテバシイ」林を行く        頂上の「山桜」       頂上の「ヒトリシズカ」

      
    頂上の「カタクリ」     郡ダムサイトで昼食休憩      「ユキヤナギ」道を行く

 

 

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