アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

210 第15回「武蔵おごせハイキング大会」に参加。  ('13,10,27)

2013-10-28 10:23:25 | 県外

連続6年目の参加になる東武鉄道主催の「おごせハイキング大会」に行ってきました、またしても台風27号の接近で前日まで大荒れのお天気で開催も危ぶまれましたが当日は台風一過の雲ひとつなく風も穏やかな正に絶好のハイキング日和でした、今回からスタート地点(中央図書館駐車場)とゴール地点(日帰り湯「ゆうパーク」)が異なりゴールするとそのまま風呂に入れるので私にとっては大変便利になりました。

定宿の「越生館」に前泊して朝5時半に部屋で朝食弁当を食べ集合場所の中央図書館駐車場(6:00)に行くと何時もの様に大会スタッフの人達が会場の準備をしていました、今年は「パノラマコース(22km)」と「パワースポット三滝コース(16km)」が有りますがパノラマコースを歩きました、定員4,000名で受け付(7:00~10:00)が始まると数百名が一斉に出発(7:00)しました。

最初の難所は「大高取山」を目指す急階段や木の根が露出した岩尾根の急登です、やっとの事頂上(8:00)に辿り着くと近くに三等三角点(大満)(376.4m)が有りますので写真を撮って先に進みました、雨上がりのぬかるんだ急坂の尾根道を慎重に下って一旦車道(8:30)に出ました。

朝食が早かったので歩道を歩きながら行動食のひと口アンパン(2個)とバナナ(2本)を食べて活力を取り戻し長くきついアップダウンの林道を進むとやがてCP2の龍穏寺(9:23)に着きました、これから先もきついアップダウンの舗装された林道歩きがほとんどです。

観光100選に選ばれている黒山三滝入口のゲートを潜リ滝に通ずる沢沿いの本格的な登山道を登り切ると壮観な三滝の前に設置されたCP3「黒山三滝」(10:15)に着きました、実はこの滝(男滝、女滝)を見るのは初めてです、今まではコースが三滝のずっと下の茶店手前から橋を渡って尾根に取り付ていたので橋の直下にある「天狗滝」が三滝だと思っていたのです、「ひとつの滝でどうして三滝かな」と不思議に思っていましたがこれで納得。

CP3はパワースポット三滝コース(16km)の折り返し点で有り又パノラマコース(22km)の丁度中間点にもなる所です、小休止して写真を撮るなどしてから橋を渡って沢沿いを更に登って行きいよいよコース最大の難所「傘杉峠」の急坂尾根に取り付きました。

この峠越えの急登は登山道が狭いので追い越しが出来ない為ゆっくり登る私の後ろに若い人たちの列が直ぐ出来てしまうのです、このことを一番気にしていたので今回は16kmコースにしてこの峠越えを避けようかとも思ったほどです、然し今回は何度か無理して山側に避け追い越してもらったので余り迷惑を掛けずに済んだようです。

傘杉峠(560m)(11:14)に登り詰めて小休止の後更に尾根を急登した後杉林を下ると又車道に出ました、長い車道歩きの後二つ目の峠「顔振峠」(530m)(11:55)に到着し小休止の後再びぬかるんだ登山道に取り付きアップダウンを越えて再び車道に出ると顔振川沿いに西に進み暫くして黒山三滝入口のゲート前(12:32)に再び出ました、これから登る人下山して帰りのバスをBSで待つ人等大変賑っていました。

数百メートル先から川沿いに車道を進んで又登山道に取り付き登り詰めて「柚子の里」の集落(13:25)に出ると柚子がたわわに実った段々畑の下を通って見晴らしの良い休憩所で小休止しました。

休憩の後車道から再び登山道に取り付きましたがここから先ゴールの「ゆうパーク」へのコースはどこから分岐するのか興味深々でしたが行けども行けども一向に里に出ません、新コースも最後は里の車道を延々と歩くのだと思っていましたがさに有らず最後までぬかるんだり水の流れている樹林帯の中の登山道でした。

下から賑やかな拡声器からの歌声が聞こえてきたと思ったら突然開けた尾根に出ると下に「ゆうパーク」の建物が見えたのです、ジグザグに下ると大勢の人でごった返す広い会場にゴール(14:05)しました、所要時間7時間05分、歩行時間6時間20分、≒24km、≒40,000歩でした、パノラマコースは22kmとなっておりますがGPSの記録した軌跡距離は23.6kmとなっていました。

標準コースタイムは6時間45分ですからその時間内にゴール出来たのは自信になりました、又歩く途中私と追いつ追われつしていた年配の方に思い切って声を掛けたらなんと私より6才年上の83才のお年寄りでした、この人は東武鉄道主催のハイキングにはいろんな所に殆ど毎年参加しているとのことです、元気のパワーを頂いた思いで更に勇気の出たハイキングでした。 

            HP URL outdoor (hacca

            
   大高取山目指し急登する      Ⅲ△「大満」(376.4m)         木の根が張リつく登山道

          
   黒山三滝「男滝」         マハッカ       難所の「傘杉峠」にて

                    
 山塊の見晴台「顔振り峠」      フユワラビ       尾根から俯瞰「ゆうパーク」


              歩いた軌跡(1/50,000)の縮小図

                             

 

 

 

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209 房総の山(小糸浅間山)ハイキング。 ('13,10,19)

2013-10-20 08:31:38 | 房総の山中部

今日は清和県民の森主催の高宕山ハイキングの予定でしたが台風26号の影響でコースの一部が危険になったので中止とのことなので急遽一人山歩きに出かける事にし2年4ヶ月振りに小糸浅間山に登りました、天気が午後から雨になる予報なので早出しました。

自宅を出発(7:05)し市宿集落を通って山砂採集場に登りその入口から檜林の中の登山道(7:44)に取り付き尾根を急登しました、何時もならひどい藪漕ぎを強いられるのですがなぜか今回はきれいに刈り払われていて助かりました。

一登りすると分岐(7:54)になりここからは多少傾斜は緩くなりますがそれでも登りが延々と続きます、樹林帯の中なので見えませんが直ぐ右手は山砂採集場で深く削り取られた断崖になっているのです。

一部昔道を含めたこの山一帯は「習志野市少年自然の家」の敷地内で子供達のハイキングコースとして良く整備されていて歩き易い道になったいます、結構急坂で秋と言うのに大汗を掻いてやっとの事「少年自然の家キャンプ場」(8:15)の平地に登り詰めるとこのルートの最大の難所が終わりました。

ここから鉄筋四階建ての「少年自然の家」の前を通リ別荘地の中の坂を数百メートル登って県道に出ると「白渓山荘」を左に見て更に登って鹿野山一の高峰「白鳥峰」の「白鳥神社」(8:52)下に着きました。

小休止した後西に進んで「下宿」(しもじゅく)集落入口を右折して下ると右手に「水準点」が有りました、写真を撮って更に下ると左手下の杉林の中に「阿久留王塚」が有りますが今回はパスしようと思っていたのについ足が向いてしまいました。

「阿久留王塚」(9:12)から登り返し県道に出て反対側の杉林の中の小糸浅間山登山道(9:16)に取り付きました、杉の葉が厚く積もってふわふわした急斜面を九十九折リにゆっくり登っていると何処からか小鳥の囀りが聞こえてきました。

漸く稜線のコル(9:28)に登り詰めると更に北に登り直ぐ右折して尾根を下り登り返すと「浅間神社」の裏(9:45)に出ました、神社に参拝して前庭を見ると三角点が地面から頭だけ出していたので写真を撮って神社を後にし復路に就きました。

数百年経つ椎の巨木の林の中の急坂を東に下りゴルフ場上の道路(10:08)に下り立ち失礼してゴルフ場の端の道路を歩かせてもらって南に向かいました、土曜日とあって大勢のゴルファーがプレーしていましたが場違いの私の姿を見て怪訝な顔をしていましたので小さくなって通リ過ぎました。

1km程の長いゴルフ場の中の道をやっと通リ抜け場外の山道に入ると下のゴルフ場からのオーバーボ―ルが沢山道路や山の中に落ちていましたので夢中で拾いました、数十個も拾ったでしょうかずっしりと重くなったザックを背負って帰ることになりました。

県道(10:45)に出ると直ぐ上の「白渓山荘」の前から昔道に入り≒1km程下って又県道に出て昔道の市場コース分岐(11:09)に着くとさてどの道を行くか迷いましたが今回は広く歩き易い新道を行く事にしました。

暫く行くと左下に深くU字型に掘れた昔道が有りますが以前歩こうとしましたがあまりにも凄い藪でとても歩けないので止めた事が有るのです、ところが良く見るときれいに刈り払われているのです、〆たとばかり下りて行きました。

余りにもひどい藪は尾根に回り込んで刈り払われていましたがそれも直ぐ終わってしまいました、然しこの昔道は集落の何処へ出るのか確認しようときつい藪漕ぎをして進むと藪も大分薄くなったので小休止して地形図で現在地を確認しコンパスで方向を定めました。

U字型に掘られた広い道が続いているので昔道には間違いないと思いどんどん南に下って行きました、すると突然樹間から赤い屋根が見えたのです急いで進むと農家の納屋の裏に出ました。

表に回り込んで舗装道路を下ると県道(11:45)に出ました、予定の新道を下るとお寺の下に出るのですがそれより≒200m程先に出ました、これで本来の昔道のほぼ全コースを歩いた事になり満足感に浸って小休止したら手に持っていた折り畳みコウモリの柄の握り部分と袋が有りません、落としてしまったのです。

小休止した後車の行き交う県道を≒3km程北に進み自宅にゴール(12:15)しました、所要時間5時間10分、歩行時間4時間30分、≒15km、≒25,000歩でした、予定より早く帰宅しましたが、最後の藪のひどい昔道では一度は引き返そうかと思いましたがあのいやな藪漕ぎをしながら登り返すのは億劫なのでとにかく昔道には間違いないので下れば必ず集落に出られると思い前に進みましたが今回は正解でした。

                  HP URL outdoor (hacca

       
    杉林の中の昔道       小糸浅間神社の社     Ⅲ△「長作」(325.7m)

      
        一等水準点(11017)            コウゾリナ      胴体埋葬の「阿久留王塚」

          
     猪の砂浴び場        椎の巨木          ツワブキ

 
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

 

 

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208 八甲田山(大岳)登山&奥入瀬渓流散策ハイキング。  ('13,10,12)

2013-10-14 08:58:37 | 県外

昨年秋に予定したのですが麓の「酸ヶ湯温泉」の予約が取れなかったので延期した山旅です、「二度あることは三度ある」の諺通リ今回も台風24号の接近で予定を1日延期したもののその余波で雨と強風で難儀した登山になりました。

【10/12】 《大岳》
前泊した「酸ヶ湯温泉」で早朝5時半に部屋で朝食弁当を食べ宿(6:17)を出発し登山口(6:23)に取り付きました、暫く緩やかな階段を登って行くと曇り空ながら時折雲の切れ間から青空が見える様になってきた頃右手の「硫黄岳」の頂上に太陽が出て来ました、正に「ダイヤモンド富士」ならぬ「ダイヤモンド硫黄岳」の素晴らしい光景に見とれました。

次第に傾斜が増した樹林帯の道を登って行くと突然開けた沢の上に出ました、すると硫黄の匂いが鼻を突く「地獄湯ノ沢」(7:50)に出たのです、ゴーロが累々と重なるガレ沢を横切り沢の左岸を上流に向かって登って行きましたが下から吹いてくる強風でグローブをはめていても手はかじかむしジャンバーを着ていても体の芯まで寒くなる程でした。

2~3回沢を渡り返して登るとやがて水平道の木道が現れ間もなく仙人岱湿原の「八甲田清水」(8:20)に着きました、中年男性2人が清水を飲んで休憩していたので私達も小休止しているとガスが切れて北に聳える大岳が現れました。

見るとかなりの急坂を直登する登山道が見えます、この強風の中登れるのか不安になりましたが2人の男性が「何とか登れるでしょう」と言って出発したので私達も登ることにして出発しました。

仙人岱湿原を北に回り込んで高台に登ると数人のパーティ―の人達が紅葉の高台を撮影していたので私達も撮影をして先に進みました、暫く樹林帯を登るとやがて森林限界に出て本格的な急坂の直登になり加えて強風が横殴りに吹き付けまともに歩けない程でした。

暫くすると雨も降リ出し横殴りの雨に打たれながら腰をかがめての歩きになりました、すると一人の中年男性が上から下りてきたので「頂上に登って来たのですか」と大声で聞くと「風が強くてとても登れないから止めて下りるんだ」と言うのです、この言葉を聞いて私達もすっかり自信を失いました。

弱気を出した私が妻に「どうする俺たちも下りるか」と言うと暫く黙っていた妻が「怪我をするといけないから降りようよ」と言うので登頂を諦め下山しようとすると今度は下から中高年の7人パーティーと中年夫婦が這う様に登って来て私達の前を通リ過ぎて行ったのです。

そこで又私の心が揺らぎました、「あの人達が登れるのならば私達も登れるはずだ…」と早速その人達の後を追って登り返しました、暫くすると風も大分弱まりホッとすると濃いガスの中突然平らな所へ飛び出しました、最初肩の平地に登り詰めたかと思っていたら先程の中年夫婦が大きな看板の前で写真を撮っていたので聞くとここが頂上だったのです。

私達も看板の前で写真を撮って貰いました、近くを良く見ると直ぐ傍に一等三角点「八甲田山」(1,585m)があったのでタッチして写真を撮リ直ぐ毛無岱経由の下山道に取り付きました、アッと言う間に先ほどの夫婦の姿は見えなくなったので二人だけでガレ道をゆっくり下って行きました、暫くすると風の静かな岩陰で先程の7人パーティーが休んでいたので私達も仲間入りして休憩しました、聞くと栃木から来たとのことです。

出発して暫く下ると避難小屋がありそこから西に向かって上毛無岱を目指して行くとやがて木道が現れガスで遠くの景色は見えませんが周りには草紅葉が一面に広がりところ何処ろに池塘も現れ美しい景色の上毛無岱(10:45)に着きホッとしました。

小雨の降る中木道を更に西に進むと樹林帯の中に急傾斜の木製階段が現れました、それを延々と下リ下毛無岱(11:20)に下り立つとガスが少し晴れて「錦の屏風」と言われる景色が背後に現れました。

時期が少し遅いので「錦」とは行かないけれど素晴らしい「屏風」をガスの晴れ間一時ながら眺められたのは来た甲斐がありました、暫く行くと今度は道を西から南にとってブナ林の急坂をジグザグに下リ賑やかな人声が聞こえてくると間もなく酸ヶ湯温泉の駐車場広場に下り立ちゴール(12:02)しました。

所要時間5時間45分、歩行時間5時間05分、水平距離≒11km、標高差≒700m、≒19,000歩でした、広場の片隅に有るテーブルで宿で作って貰ったお結びを食べ昼食休憩してからバス(12:51)で奥入瀬渓流散策に向かいました、バスは渓流右岸の直ぐ脇を通リ見所では車を徐行して運転手が説明してくれました。

《奥入瀬渓流》
当初予定は全コース(≒14km)の半分(≒7km)を歩く予定でしたが妻が「疲れたからもっと短い距離にしようよ」と言うので最後のBS区間銚子大滝BSから子ノ口(ねのくち)BS(≒2km)迄全体の1/7の散策にして銚子大滝BSで下車(14:05)しました。

一旦渓流の下流に数十メートル戻って渓流一の大滝その名も銚子大滝を眺めてから渓流右岸の遊歩道をゆっくり歩きながら滝や変化に富む流れなどを眺めながら上流(十和田湖)に向かって散策しました、時折車道に出ては又遊歩道歩きを数回繰り返すと間もなく終点子ノ口の橋の袂(15:00)に着きました。

タッチの差で遊覧船が出航してしまったので次の船(15:30)で広い湖上に乗り出しました、まだ紅葉には早い緑の山々や点在する島などを眺めながら女性のアナウンスで湖の誕生から悠久の歴史説明を聞いているうち強風で荒波に揺れる船も気にならなくなりました。

湖上を50分程遊覧して終点の「休屋桟橋」(16:20)に着岸して下船すると直ぐ近くに有る今晩の宿「十和田湖グランドホテル」にチャックイン(16:10)しました、名前は高級ホテルの様ですが生き残りをかけた安い大衆宿(一泊二食1万円以下)です、ビール等飲み物は飲み放題然も車で2時間も掛かるJR青森駅やJR八戸駅迄無料送迎すると言う大サービスに惹かれて泊まることにしたのです、因みにビールは何時もの晩酌の倍飲みましたし又宿からJR八戸駅迄帰りの片道2人分5, 200円も助かりました。

【10/13】
JR八戸駅までの送迎バスは10時出発なので8時ごろから十和田湖畔の遊歩道を歩いて「乙女の像」迄散策したり「十和田湖自然ビジターセンター」等で豊かな自然環境を写真や模型で見学した後ホテルのバスでJR八戸駅迄送って貰い駅(12:51)から新幹線で帰路に就き帰宅(18:00)しました。

強風と雨の厳しい登山でしたが大岳に何とか登頂できたし三角点にもタッチできたので達成感は今までになく大きなものがありました、奥入瀬渓流散策も予定より短いものでしたが渓流の一端を垣間見られたのでまずまずとしましょう。 

            HP URL outdoor (hacca

     
  前泊宿「酸ヶ湯温泉」  真っ赤なナナカマドの実   八甲田清水の休憩所

     
 八甲田山(大岳)頂上にて  Ⅰ△「八甲田山」(1,585m)      毛無岱の草紅葉

         
    銚子大滝      十和田湖に浮かぶ遊覧船 「乙女の像」にて

 
                   歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

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207 奥多摩「御岳山…日の出山(Ⅲ△日の出山)…三室山(Ⅲ△萱尾)」を縦走ハイキング。  ('13,09,30)

2013-10-02 08:28:00 | 県外

この奥多摩山歩きも当初予定は来春でしたが熊野古道歩きが台風18号の影響で中止になった代替えとして歩くことにしたのですが今回も当初26日の予定が台風20号接近で二度も変更した末の30日になったのです。

君津BTを朝一番(5:40)で出かけ東京から中央線~青梅線と乗り継ぎJR御岳駅(8:49)着、ここから御岳山登山口のケーブルカー滝本駅下へバスで向かって終点で下車(9:10)身支度して出発(9:20)しここから表山道の急坂を歩いて登りました。

登山口に取り付くと直ぐ大きな鳥居が有りここからが御岳神社の神域の様です、小型車一台通れる幅のコンクリート舗装の急坂が頂上まで延々と続いていました、参道の両脇には樹齢数百年の巨大杉が立つ並木道でところ何処に丁石や特徴的な個所には昔の「通称名」の書かれた標柱などが立っていました。

流石にこの急坂を歩いて登る人は少なく一人の中年男性が私達を追い越して行っただけでした、然し下って来る人には5~6人会いました、又頂上集落にガスボンベを運ぶ軽トラや工事用資材を積んだ小型トラックあるいは荷物運搬用の小さな車輪が8個付いた台車の様な車などに行き交いました。

途中花の写真を撮ったり景色を眺めたりしながらゆっくり登りケーブルカー駅からの道路(10:54)に合わさると観光客で賑あう集落の中の狭い道を神社に向かって進みました、神代ケヤキの巨樹が現れれると道路の両側に土産店の並ぶ通リを抜け大きな鳥居と山門(11:12)を潜って神社の境内に入りました。

ここから長い急階段を登って頂上の御岳神社(11:19)に辿リ着きました。お参りし売店でお守り等を買って神社(11:25)を後にしました、帰りお客のいない閑散とした土産物店に立ち寄り記念にバッチや菅笠等を買うとおばさんが大喜びでお茶を入れてくれたり赤い小さな記念団扇をサービスしてくれたりの接待を受けました。

山上集落を後にし日の出山に向かって往路を数百メートル引き返えし日の出山分岐(11:42)に取り付きました、多少のアップダウンは有りますが「関東ふれあいの道」として良く整備された稜線をのんびり歩いていると若いハイカーなどに次々追い越されたり行き交ったりするたび挨拶を交わして進みました、最後の胸突き八丁の急坂を登り詰めると日の出山頂上(12:27)に着きました、頂上の真中に有る三等三角点「日の出山」(902m)を写真に撮り10人程のハイカー達が東屋やベンチで昼食休憩していたので私達も仲間入りしました。

休憩の後次の目標「三室山」に向かって日の出山(12:53)を後にしました、ここからの道は「関東ふれあいの道」ではないので余リ整備されていず歩く人も少ないようで結構荒れた所もありますがそれでも気持ちの良い稜線歩きが続きました。

1時間余り歩いたのでそろそろ三室山に近ずいただろうとGPSの経緯度を見ると巻道を数十メートル通リ過ぎていました、引き返えして踏み跡の薄いショートカットの岩尾根を攀じ登りピークをめざしました。

やっとの事三室山頂上(14:18)に着くと頂上は狭く木立に囲まれていましたが東側が開けていました、然しガスが出て余り見晴らしは良くありませんでした、三等三角点「萱尾」(646.7m)を写真に撮り頂上を後(14:28)にしました。

ここからは里(青梅市柚木町)に向かって一路下りますが途中800M程進んだ所で愛宕神社奥の院(584m)(14:54)に登り返すとここからは急坂を延々と下り漸く麓の愛宕神社本殿(15:50)に辿り着きました。

神社の長い石段を下リ青梅街道を横断して多摩川に架かる長い橋を渡ったところから地形図を見ながらあちこち探し廻って漸く今晩の宿「おくたま路」にゴール(16:20)しました、所要時間7時間、歩行時間5時間40分、≒16km、≒28,000歩でした。

御岳山神社には10数年振りですがうすうす記憶に有る風景と全然異なって初めて見る風景の様で多少戸惑いましたがお天気も良く清々しい気分になりました、又日の出山も三室山も初めてでしたが無事登頂でき満足できる縦走ハイキングでした。

            HP URL outdoor (hacca

                     
        参道(登山口)入口の鳥居       巨大杉の並木道を登る       キバナアキギリ

                                            
       巨大杉の大室       「昔地名」の標柱             イブキボウフウ

                               
    御岳神社の石段を登る       数千年の神代ケヤキ       サラシナショウマ

【追記】 
うっかりミスで日の出山(Ⅲ△日の出山)と三室山(Ⅲ△萱尾)及びその他花などの写真を消去してしまいました、残念至極です。

  
                           歩いた軌跡(1/50,000)の縮小図です 

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