アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

113 富士山の日本最標高三角点を求めて単独行登山。 ('11.07.28~30)

2011-07-31 09:29:47 | 県外

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富士登山は今回で三回目です、一回目は50年前の1961年7月村の青年団ツアーに参加したのです、当時はまだ富士スパルラインは無く全て1合目からの登りでした、その頃まだ合目毎に山小屋が営業してました、二回目は10年前の2001年7月妻と二人で吉田口5合目から登りお鉢回りをしましたがこの時妻が高山病になり難儀しました、三回目が今回2011年7月の登山となります。

妻を誘いましたが「あんな苦しい思いは二度としたくない」と言うので一人登山となりました、多少不安はありましたが普段のトレーニングの成果を試す意味もありますが何より後4ヶ月で「後期高齢者制度」に組み込まれますので「姥捨て山」でなく「日本一高い富士山に登るぞ!」と高い意気込みで麓の富士山駅から最高点の剣ヶ峰三角点を目指して出発しました。

富士山駅[810m](9:45)を11kg余り(水3kg)のザックを背負って出発しました、富士吉田町のメーンストリートの緩い坂道を登ると間もなく富士浅間神社[858m](10:05m)に着き安全登山を祈願して出発(10:15)しましたが出だしから取り付き口を間違えて中の茶屋まで登山道と平行に続く車道歩きとなりました。

中の茶屋[1.100m](11:50)に着き昼食休憩の後(12:20)幅の広い未舗装の登山道に入り馬返を目指しました、「馬返」[1.430m](13:44)(13:50)に着きましたがここは昔人がここで馬を返し歩いて登ったとのことですが今は車の入る終点ですから「車返し」で既に車が数台駐車してありました。

ここから本格的な「破線」の登山道が続き1合目[1.516m]~2合目[1.720m](14:51)小休止(14:59)~3合目[1.845m](15:28)小休止(15:30)~4合目[2.050m]~5合目不動神社[2.150m](16:43)小休止(16:47)~5合目佐藤小屋[2.230m](17:05)今日の宿にゴールしました。

既に宿泊者十数人が食事中でした、早速汗で濡れた下着を着替え皆さんの仲間入りして缶ビールで乾杯しました、本番の明日に備えて早めに床に付きましたが二段ベットは殆ど空いていてゆっくり休めました、
トータルタイム7時間20分、コースタイム5時間50分、≒14km、標高差1.420m、≒27.000歩でした。
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早朝3時過ぎに起きて玄関で出発準備をしていたら同じコースを登る30代の青年も起きて来て暗い中ヘッドランプを点けて二人で出発(3:40)しましたがアッと言う間に闇の中に消えてしまい結局一人で森の中のきつい急坂をとぼとぼ登ることになりました、クマ除けの鈴を忘れたので内心クマに会わないよう祈り乍ら歩きました。

明るくなった頃7合目花小屋[2.700m](5:25)着~7合目富士一館[2.820m](5:55)朝食休憩(6:10)~8合目太子館[3.050m](7:07)小休止(7:20)~8合目蓬莱館[3.100m]~本8合目富士山ホテル[3.350m](8:44)小休止(8:50)~8合5勺御来光館[3.450m](9:19)小休止(9:24)~9合目迎久須志神社(9:55)~吉田口頂上[3.710m](10:40)(10:48)小休止の後剣ヶ峰に向かいました。

時計回りにほぼ半周して頂上直下のきつい急坂を這う様にして登り切ったら三角点[3.776m](11:40)がありました、十数人の人達も休んでいたので写真を撮って貰い小休止してゆっくり往路(11:51)を帰りりました。

下山道(ブルドーザー道)入口(12:26)に着き小休止して(12:40)九十九折りのザレ道を慎重に下りました、10年前に分岐を間違えて須走口に入り込んだので今度は間違えない様慎重に歩きましたがホワイトアウトになって又も同じ間違えを犯し200m余り下ってしまいました、慌てて這う様にして登り返し何とか正規のコースに乗りましたがくたくたになって道端に座り込んでしまいました、結局30分余りタイムロスしてしまいました。

下っても下っても足の潜るザレの急坂が続き膝が多少「笑い」出したので膝バンドをまいて歩きました、漸く下山道休憩所[2.450m](14:56)(15:07)に着き小休止の後悲鳴を上げている足を引きずるように再び下りました。

漸く傾斜が緩くなって来た頃10年前営業していた6合目山小屋に着きましたが今は丸太で厳重に囲ってありました、広い道路に出たらこれから登るツアーの大隊列が延々と続いて通り過ぎました、恐らく今夜は数百人の登山者のヘッドランプが延々と頂上まで続く事でしょう。

ゴールまで300m位の道程が今までになくきつく感じました、遂に大勢の観光客で賑わう広いBT[2.304m]にゴール(16:10)しました、河口湖行(16:50)の路線バスに乗り途中の富士スパルラントBTで降りホテルから迎えに来て貰ってホテル「富士桜荘」(17:40)にチェックインしました。

早速温泉に浸かり汗と疲れを流し夕食に生ジョッキと冷酒で一人静かに乾杯しました、トータルタイム12時間30分、コースタイム10時間50分、≒18km、標高差1.546m、≒33.000歩でした、
《二日合計》 トータルタイム19時間50分、コースタイム16時間40分、≒32km、標高差2.966m、≒60.000歩の山旅でした。

お天気がなかなか回復せず心配しましたが差して雨に降られず途中多少のトラブルがあったり今までになく疲れましたが無事日本一高い頂きに立ちその三角点にタッチ出来たのは一生の思い出になりました。

                           HP URL outdoor (hacca

       
    出発点の富士山駅        麓の浅間神社本宮        今が盛りのシャクナゲ

          
       初日の宿「佐藤小屋」    一輪のクルマユリ        日本一高いⅡ△「剣ヶ峰」 

 

 

 

 

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112 房総の山(小糸法木山)の三角点を求めて早朝ハイキング。 ('11.07.16)

2011-07-17 09:06:39 | 房総の山中部

自分の住んでいる地域に三角点が有ることに最近気付いたので早速確かめに行きました、法木山は大半が君津市の市有林で私の家から東に直線距離で≒3.4kmです、因みに小糸浅間山は西に2.3kmで自宅の居間からも見えますが小糸法木山は間に幾つもの山塊があって見えません。

毎日猛暑の日が続いているので何時もの早朝ウォーキングの延長でまだ夜が明けきらない(4:06)薄明るい中自宅を出ました、往路(6km)の半分は何時ものウォーキングコースです、次第に明るくなり清々しい空気の中鶯をはじめいろんな小鳥の囀りを聞きながら累積標高差≒450mの坂道をゆっくり上りました。

間野集落(4:45)を過ぎ広い県道に出ると早くもダンプが数台連なって走り抜けました、三角点の有るピークには電波塔が三本建っているので登山道も舗装道路です、県道から右折し登山道(5:17)に取り付き急坂を花の撮影をしながらゆっくり上りました。

頂上着(5:25)三角点は直ぐ見つかりました、小休止してアンパンを食べ写真を撮って頂上(5:33)を後にしました、復路は県道を横断して麓の水場集落(5:45)を通り一旦又県道に出て≒200m先を左折し舗装林道(5:56)に入り緩やかな坂道をヤマユリ等の花を撮影しながらのんびり歩きました。

≒250mピークに登り詰めると後は里まで一気に下るだけです、里の入口諏訪神社(7:05)に着きここから南に≒2kmの舗装道路(この道も早朝ウォーキングコースの一部です)をじりじり照りつける日差しの中自宅に向かいました、自宅着(7:27)でした。

トータルタイム3時間21分、コースタイム2時間45分、≒13km、≒19.000歩でした、距離も時間も何時もの早朝ウォーキング二日分のハイキングでした.。

集落の出口で近所の方に会ったら薄暗いうちから小さい菅傘を被り水筒をぶら下げノルデックWストックで歩く姿に驚いていました、これも地域の「名物爺さん」の所以です、何より藪に自生しているヤマユリに会えたのは数年ぶりでハイキング最大の収穫でした。

                             HP URL outdoor (hacca

                   
          三角点「山瀑野」(292.9m)           頂上にある電波塔      オカトラノオ

             
          シロネと蜂        藪に咲くヤマユリ      ヤブカンゾウ

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111 房総の山(富山&伊予ヵ岳)に一人ハイキング。 ('11.07.10)

2011-07-11 08:24:51 | 房総の山南部

2年振りに関東百名山(富山、伊予ヵ岳、高宕山、鋸山、御殿山)の内2座に登ってきました、2年前も6月の暑い日でしたが今回も梅雨明け翌日の太陽がじりじり照りつける暑い登山となりました。

[富山]
自宅から片道42kmの道程を走り南房総市富山中学校前の駐車場(8:55)を出発して福満寺(9:03)前から登山道に取り付き落ち葉の降り積もったコンクリ舗装の道を合目石標を見ながら二度大きなアップダウンを越えゆっくり登りました。

南峰の観音堂(9:59)に着きお参りして北峰に向かいました、途中数人のハイカーに会いましたが北峰頂上(10:15)に着いたら誰も居ませんでした、展望台に上がって景色を眺めた後アンパンを食べて小休止し頂上(10:23)を後にしました。

復路は頂上直下の休憩舎の先から右折し急な階段を下って伏姫籠穴の前に出るコースをとりました、九十九折の擬木階段を下りきると舗装林道(10:45)に出て工事中の合戸ノ堰の上や伏姫籠穴門(11:00)の前等を通って駐車場(11:15)に着きました。
トータルタイム2時間20分、コースタイム1時間50分、≒7.5km、≒11.000歩、会ったハイカー6人でした。

[伊予ヵ岳]
車で伊予ヵ岳登山口の平群天神社前の駐車場に行き駐車場を(11:37)出発大汗を掻きながら急坂を登り富山分岐(12:00)(12:03)で小休止、更に登り東屋の展望台(12:13)に着きましたが先客がいるので休憩なしで鎖場に取り付きました、ロープや鎖を手繰りながら南峰頂上(12:20)に登り着き景色を眺めザックをデポして北峰(12:23)に向かいました。

コルに下っては登り返しを二度繰り返し北峰頂上(12:33)(12:36)に着き三角点を撮影して南峰に引き返えしました、昼食にしようと思ったけれど日影がないので直下の東屋まで下りそこで昼食休憩することにしました。

東屋に降りたら又も先客がいたので近くの木陰にビニールシートを敷いて遅い昼食休憩(12:52)(13:05)にしました、サンドイッチを食べ終えると早々に急坂のジグザグ階段を膝を気にしながらゆっくり下りました。

駐車場(13:27)に着くと昼食の時尻の下に敷いたビニールシートを忘れた事に気が付きましたが諦めゆっくり帰りの支度をしていたら東屋にいた先客の人たちがビニールシートを持ってきてくれました、どんな粗品でも忘れ物が返ってくると嬉しいものです。

トータルタイム1時間50分、コースタイム1時間15分、≒3.5km、≒5.800歩、会ったハイカー18人 [合計] トータルタイム4時間10分、コースタイム3時間05分、≒11km、≒16.800歩、会ったハイカー24人、本番の夏の日差しで汗が止めず額から滴り落ちていましたがそれでも殆どが樹林帯で稜線上ではそよ風が吹き助かりました、時折季節外れの鶯の囀りを聞きながらの山歩きも楽しいものです。

                    HP URL outdoor (hacca

      
    富山南峰頂上観音堂    富山北峰頂上展望台    ヒメヒオウギズイセン

      
    伊予ヶ岳南峰頂上   伊予ヵ岳北峰頂上三角点    ムラサキカタバミ

 

 

 

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110   KRC7月例会ハイキング「初夏の館山 ウォーキングで名所巡り」に参加。 ('11.07.02)

2011-07-03 07:48:43 | KRCハイク

梅雨空を縫って三ヶ月振りKRCハイキングに参加しました、参加者32名、スタッフ3名、計35名が何時もの通り小糸スポーツ広場(8:55)をバスで出発 館山道を快適に走り「館山多目的桟橋」(9:50)に着き準備体操の後(10:00)「城山公園」を目指して住宅街を進みました。

住宅街の外れから急坂の階段を上り館山城の建つ「城山公園」(10:27)に登りつめ小休止の後(10:40)直下の「クジャク公園」(10:45)に下り沢山いるクジャク等を眺めしばし休憩して(10:55)次の目的地「赤山地下壕跡」に向かいました。

「赤山地下壕跡管理事務所」(11:26)に着き係員の説明を受けヘルメットを借りて壕内に入りました、第二次大戦中東京湾入口の砦 館山海軍航空隊司令部の置かれた壕内は大変広く迷路のようでした、これから末永く悲惨な戦争に反対し平和を守る為の歴史的遺産として後世に伝えなければならないと思いました。

地下壕跡(11:45)を出発して最終地点「沖の島」へ向かい自衛隊基地に沿った海岸通りを西に向かいました、途中「鷹之島公園」で昼食休憩(12:00)(12:40)の後バスの待つ海岸の駐車場に行きそこから海を南北に隔てた砂丘の上を通って「沖ノ島」(13:02)に渡りました、原生林のような樹林帯を抜けて磯に出ると子供連れの人達が釣りをしていました、しばし磯で遊んだ後バスの待つ駐車場(13:30)に帰りました。

海岸の駐車場を(13:32)出発し復路は旧道を通り途中 南房総市富浦地区の「海の駅」魚市場に寄り土産等を買って帰りました、小糸スポーツ広場着(15:23)でした、歩行トータルタイム3時間30分、≒9km、天気予報は外れ曇りで時折薄日も差す穏やかな日和で然も海岸沿いはそよ風が吹き涼しく気持ち良いハイキングでした。

                         HP URL outdoor (hacca

     
  城山公園の「館山城」    城山公園の「ヤマユリ」  クジャク公園のクジャク達

     
   赤山地下壕内を行く     沖ノ島の磯に向かう    沖の島の「スカシユリ」

 

 

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