アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

136 房総の山(鹿野山々系の基準点)巡リの山歩き。 ('12.01.27)

2012-01-28 10:30:07 | 房総の山中部

初めて鹿野山々系の基準点巡りに出かけました、鹿野山は山懐が深く地理も不案内なので前もって予め下見をして位置を確認してから出かけました、自宅を朝(6:45)出発しましたが今年一番の冷え込みで顔がピリピリ刺す痛さの朝でした。

南に≒1.6km進んだ市宿集落から右折し山砂採集場前を左折して登山口(7:12)に取り付きました、100m程進んで檜林の中の踏跡を辿った先から急坂の直登を三回繰り返すと尾根上に登り詰め「習志野少年自然の家」キャンプ場(7:46)に飛び出しました。

別荘村「常緑平」の中の坂道を登り詰めると鹿野山街道(県道93号)(8:04)に合流し更に坂道を西に登ると白鳥神社下(8:15)に着きました、小休止の後再び西に進み下宿~神野寺前(8:28)~上宿~鹿野山測地観測所(8:44)に着きました。

基準点等は観測所敷地内なので予め撮影許可を得て「電子基準点鹿野山」「一等三角点鹿野山」「一等水準点11018」等を撮影して次の「馬登新田」を目指し観測所(8:54)を後にしました、観測所下から車の轍の残る桧林の林道を北に進みました、この周辺は毎年山菜採りに来るので多少地理は分かっていますがその先の馬登新田分岐(9:08)から先が初めてです。

地形図には「破線」がないので下見の時GPSだけ頼りに1時間近く猛烈な藪漕ぎをしてやっとのことで三角点に辿り着いたのです、所が県有林管理の為に境界尾根にしっかりした踏跡が有ったのです、その踏跡を逆に辿れば簡単に行けると思っていたら何処で間違ったのか隣の枝尾根に迷い込んでしまい又藪漕ぎを強いられてしまいやっと三角点「馬登新田」(9:53)に着きました。

写真を撮って境界尾根の踏跡を忠実に辿って下り馬登新田分岐(10:13)に着きました、右折し荒れた尾根中腹の古道を≒700m程下ると馬登新田集落に着き一軒家の裏を左折して林道馬登1号線を南に向かって進み次の三角点「内山緑地」を目指しました。

林道馬登1号線が県道93号に合流(10:52)すると右折して西に進み間もなく県道左脇に一等水準点「11019」がありました、ここから≒600m先の「君津グリーンセンター」(内山緑地)入口を右折して坂を登り詰め「さんぽ道」を進むと北西の奥まった小高い尾根上の三角点「内山緑地」(11:19)に着きました。

写真を撮って往路を引き返し「さんぽ道」に沿って下り県道93号に出ると右折して次の「鳥居岬」に向かいました、マザー牧場入口に「千葉銀の森」の看板がありその脇から急斜面を直登しました、檜林と杉林の間に設けられた幅十数メートルの「防火緩衝帯」は斜度35°以上有ろうかと思われる急斜面で残雪もあり難儀しました。

尾根上に登り詰めると残雪はなくきれいに刈り払われた「防火帯」を南に進むと直ぐ三角点「鳥居岬」(12:05)に着きました、これで目的の全ての撮影は終わり後は帰るだけです、「防火帯」を500m程南に進み県道93号(12:16)に出て日当たりの良い草叢で昼食休憩をした後帰路(12:36)に就きました.

県道93号を東に進み観測所下(12:55)~神野寺(13:08)~白渓山荘(13:27)から右折して「むかし道」を下り再び県道に出ると対面の「むかし道市場コース」に取り付ききれいに刈り払われた道を進んで市場集落の「妙喜寺」下(14:04)に出ました.

県道を北に≒2.3km歩いて自宅(14:35)にゴールしました、トータルタイム7時間50分、コースタイム6時間30分、≒24km、≒38.000歩でした、寒い一日でしたが天気は良くハイキング日和でした。

今回は下見をしたので基準点の位置は全て確認できましたが三角点「馬登新田」のアプローチで道に迷ったのは残念でした、然し今回から「三種の神器」の外に基準点の「点の記」をインターネットで閲覧することが出来る様になったので今まで以上に正確な位置情報を得ることが出来るので楽しみです。

                      HP URL outdoor (hacca

 

            
      電子基準点「鹿野山」    GPS電波受信塔       Ⅰ△「鹿野山」

                  
          Ⅳ△「馬登新田」     Ⅳ△「内山緑地」     Ⅳ△「鳥居岬」

                    
      Ⅰ等水準点「11018」       Ⅰ等水準点「11019」   観測所から見た富士山

 


                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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135 房総の山(鹿野山古道)一人歩き。 ('12.01.18)

2012-01-19 11:08:08 | 房総の山中部

KRC '12年1月定例ハイキングに参加出来なかったので一人でそのコースを歩きました、自宅(8:07)を出発してコンビ二で弁当を買い古道入口のある塚原集落に向かいました、古道入口(9:09)に取り付き藪を多少切リ開いた荒れた道を登ると一旦鹿野山街道の県道(9:17)に出ました。

荻作集落に入ると左の高台にある菅原神社(9:35)へ登りお参りして先に進みました、ダンプの行き交う県道を≒1km程登ると県道左脇に一等水準点名〈11015〉(9:51)がありました、写真を撮って更に数百メートル先から右折して下ると右に牧場を見てその先の左手孟宗竹林の中に「芭蕉句碑」(10:04)があり芭蕉とその門下生の句が刻まれていました。

ここから が整備された遊歩道の「鹿野山古道」です、杉林の尾根に取り付き(10:09)杉林の中の踏跡を登ると暫くして広い遊歩道に合流しました、オフロード車の深い轍があり所々ぬかるんだ道を≒500m程進むと分岐となり轍のある荒れた道を右に分けて進むと直ぐ丸太で作ったゲートがありました。

ゲートを超えて落ち葉の敷き詰められた沢の「古道」を緩く登ると途中左の土手上に昔の石道標があり「南かのう山」「西きさらづ」とありました、又所々に木に名前が書かれた板が付けられたり新しく道が補修されていたりと良く管理された遊歩道をのんびり登りました。

終点≒300m程手前左に入った処に「阿久留王塚」(11:12)がありました、説明板によると王の胴体が埋葬されているそうです、更に杉林の中を登ると県道(11:25)に飛び出しました、直ぐ近くの道路脇に一等水準点〈11017〉があったので写真を撮って先に進みました。

≒500m先のT字路分岐を左折して白鳥峰を目指しました、先ず白鳥神社(11:42)にお参りし神社の右脇の登山道に取り付きジグザグの急坂を登って白鳥峰頂上(11:50)に着きました。

写真を撮って頂上を後にし直下の九十九谷展望公園(11:57)に下り立ち昼食休憩にしました、直ぐ近くに若い男女のサイクリストがいたので写真を撮って貰いその後青年とアウトドアー(サイクリングと山歩き)について楽しく語り合いました。

青年が出発したので私も帰路(12:27)に就きました、「習志野少年自然の家」の前を通リ裏手のウォーキングコースに取り付き急坂を下リました、暫くして市宿コースに合流し山砂採集場入口に出て更に市宿集落の町中(13:20)に下り立ちました。

ダンプの行き交う狭い県道を北に≒1.5km進んで自宅(13:40)にゴールしました、トータルタイム5時間33分、コースタイム4時間20分、≒17km、≒26.000歩でした、穏やかな日和で古道も良く整備されていて歩き易くのんびり楽しんで歩きました、又サイクリンガーの青年とゆっくりおしゃべりできたのも良い思い出です、(因みに東京に住む私の息子も自転車で日本中を走リ回っています、)

                  HP URL outdoor (hacca

        
       一等水準点名〈11015〉      芭蕉句碑

        
        整備された遊歩道       阿久留王塚

        
       一等水準点名〈11017〉    白鳥峰頂上の石碑

      
                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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134 清和県民の森(奥畑~高宕山往復)新年ハイキングに参加。  ('12.01.07) 

2012-01-08 08:50:16 | 県民の森ハイク

清和県民の森「新年ハイキング」に2年振り参加しました、委託管理者が代わって初めての参加です、ロッジ村に集合し準備体操の後参加者35名スタッフ4名が3班に分かれて(10:00)出発しました。

林道淵ヶ沢線を≒2.5km北西に進みR410に沿って旧道を≒300m南に行き奥畑駐車場(10:40)(10:45)に着きました、小休止の後奥畑集落の中を更に≒300m西に進み登山口に取り付くといきなり急坂の階段を上りました。

稜線に出ると緩やかなアップダウンを幾つか越えると間もなく八郎塚分岐(11:15)(11:20)に着きました、小休止の後更に稜線を西に進み郡堺尾根分岐を左に分け歩き難い岩道のアップダウンを幾つか越えて一旦沢に下り今度は岩尾根をロープや擬木梯子で登り返すと頂上直下に出ました。

頂上は狭いので班毎に交代で頂上(12:20)(12:25)に登りました、少し霞んでいましたが西に白く雪をまとった富士山が微かに臨めました、写真を撮る等して後続班と交代し観音堂に向かいました、観音堂(12:40)に着くと先着班は日向ぼっこをしながら昼食を摂っていましたので私たちも御堂内に茣蓙を敷いて昼食にしました。

ゆっくり休んだ後帰路(13:25)に着きました、往路を忠実に引き返すので歩行も早くなり間もなく八郎塚分岐(14:03)(14:08)に着き小休止してから一気に下山し奥畑駐車場(14:28)に着きました、後続の人たちを暫く待って全員揃ってからロッジ村に向かいました。

ロッジ村(15:25)に着くとスタッフの人達がトン汁をつくって待っていました、熱いトン汁をご馳走になって帰路に就きました、総行動時間5時間25分、≒12km、≒20.000歩、でした、空は快晴でしたが北風が吹き汗も掻かない程寒い一日でした、然し顔馴染みの常連さんも数人いて話が弾み楽しいハイキングでした。

                  HP URL outdoor (hacca

 

       
     出発前注意事項の説明       往路」橋を渡る

       
      高宕山頂上にて        観音堂で昼食休憩

       
      復路」林道を行く      実った「タチバナモドキ」

     
              歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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133 房総の山(笠石~小袋沢~寂光不動)周回コースハイキング。 ('12.01.03)

2012-01-04 09:25:04 | 房総の山中部

今年最初のハイキングに出かけ2年2ヶ月振りの小袋沢周回コースを歩いてきました、フルーツ村入口の駐車場(8:38)を出発して橋を渡リ急坂を登ってフルーツ村の園内に入り更に曲りくねった急坂を登ると見晴らしの良い稜線に出ました。

右折して旅名コースに取り付くと直ぐ猿除けのゲート(9:10)を潜り岩や木の根の露出した稜線の登山道を行くと間もなく笠石(9:23)に着きました、写真を撮って更に進むと今度は鰐石(9:35)に着きました。

更に数分進んだ所で左に大きな岩尾根の上に展望台(9:41)が現れました、鎖を掴んで上に登り暫し展望を楽しんだ後先に進みました、途中見晴の良い岩の上で景色を眺めたりしながらのんびり歩くと間もなく小袋沢分岐(杉林)(10:00)に着きました、右折して南に進み途中岩の上に鎮座する「山の神」を左上に見て更に南に向かいました。

間もなく杉林を登り切ると小袋沢北コース分岐(10:16)に着き右折して尾根の急坂を下りました、垂直に近い鉄階段や擬木階段を延々と下り沢の上に降りる(10:41)とそこは小袋沢南北コース合流点です。

小休止の後(10:44)小袋沢南コースに取り付き今度は東に向かいました、尾根を右に巻いて進み沢に架かる橋を渡って対岸の尾根に取り付くと再び急坂を延々と登り稜線に出るとそこは小袋沢南コース分岐(11:16)で左折して北に向かいました。

幾つかのアップダウンを繰り返して進むと往路で右折した小袋沢北コース分岐(11:41)に着き今度はここを右折して往路を引き返し次の目的地「寂光不動」を目指しました、暫くすると往路で右折した分岐(杉林)(11:53)に着き旅名コースを左に分けそのまま真っ直ぐ北に向かい尾根を下って林道旅名線終点(12:04)に降り立ちました。

林道を左折し急坂の階段を上り切ると「寂光不動」(12:09)に着きました、お賽銭をあげ写真を撮った後寂光不動の真上にある「寂光山」の頂上に登りました、大きな岩尾根を「三点支持」で這い上がる(12:16)と石祠が現れました。

岩尾根を左に巻いて下り岩陰の窪地で昼食休憩(12:20)(12:33)をとり熱い紅茶とみたらし団子を食べ下山しました、林道旅名線に降り立ち≒2.5kmの舗装林道を下って帰り駐車場(13:06)にゴールしました。

トータルタイム4時間28分、コースタイム3時間50分、≒10km、≒14.200歩でした、どんよりした曇り空で風は殆どなく静かでしたが結構寒い一日でした、ハイカーには一人も会わず時折鹿の警戒音が聞こえるだけの静かな楽しいハイキングでした。

                 

    HP URL outdoor (hacca

 

 

             
        寂光不動       寂光山頂上 石祠

             
    小袋沢北コースの急階段        笠石

                
       フユザクラ         ミツマタ

                                    
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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