初めて鹿野山々系の基準点巡りに出かけました、鹿野山は山懐が深く地理も不案内なので前もって予め下見をして位置を確認してから出かけました、自宅を朝(6:45)出発しましたが今年一番の冷え込みで顔がピリピリ刺す痛さの朝でした。
南に≒1.6km進んだ市宿集落から右折し山砂採集場前を左折して登山口(7:12)に取り付きました、100m程進んで檜林の中の踏跡を辿った先から急坂の直登を三回繰り返すと尾根上に登り詰め「習志野少年自然の家」キャンプ場(7:46)に飛び出しました。
別荘村「常緑平」の中の坂道を登り詰めると鹿野山街道(県道93号)(8:04)に合流し更に坂道を西に登ると白鳥神社下(8:15)に着きました、小休止の後再び西に進み下宿~神野寺前(8:28)~上宿~鹿野山測地観測所(8:44)に着きました。
基準点等は観測所敷地内なので予め撮影許可を得て「電子基準点鹿野山」「一等三角点鹿野山」「一等水準点11018」等を撮影して次の「馬登新田」を目指し観測所(8:54)を後にしました、観測所下から車の轍の残る桧林の林道を北に進みました、この周辺は毎年山菜採りに来るので多少地理は分かっていますがその先の馬登新田分岐(9:08)から先が初めてです。
地形図には「破線」がないので下見の時GPSだけ頼りに1時間近く猛烈な藪漕ぎをしてやっとのことで三角点に辿り着いたのです、所が県有林管理の為に境界尾根にしっかりした踏跡が有ったのです、その踏跡を逆に辿れば簡単に行けると思っていたら何処で間違ったのか隣の枝尾根に迷い込んでしまい又藪漕ぎを強いられてしまいやっと三角点「馬登新田」(9:53)に着きました。
写真を撮って境界尾根の踏跡を忠実に辿って下り馬登新田分岐(10:13)に着きました、右折し荒れた尾根中腹の古道を≒700m程下ると馬登新田集落に着き一軒家の裏を左折して林道馬登1号線を南に向かって進み次の三角点「内山緑地」を目指しました。
林道馬登1号線が県道93号に合流(10:52)すると右折して西に進み間もなく県道左脇に一等水準点「11019」がありました、ここから≒600m先の「君津グリーンセンター」(内山緑地)入口を右折して坂を登り詰め「さんぽ道」を進むと北西の奥まった小高い尾根上の三角点「内山緑地」(11:19)に着きました。
写真を撮って往路を引き返し「さんぽ道」に沿って下り県道93号に出ると右折して次の「鳥居岬」に向かいました、マザー牧場入口に「千葉銀の森」の看板がありその脇から急斜面を直登しました、檜林と杉林の間に設けられた幅十数メートルの「防火緩衝帯」は斜度35°以上有ろうかと思われる急斜面で残雪もあり難儀しました。
尾根上に登り詰めると残雪はなくきれいに刈り払われた「防火帯」を南に進むと直ぐ三角点「鳥居岬」(12:05)に着きました、これで目的の全ての撮影は終わり後は帰るだけです、「防火帯」を500m程南に進み県道93号(12:16)に出て日当たりの良い草叢で昼食休憩をした後帰路(12:36)に就きました.
県道93号を東に進み観測所下(12:55)~神野寺(13:08)~白渓山荘(13:27)から右折して「むかし道」を下り再び県道に出ると対面の「むかし道市場コース」に取り付ききれいに刈り払われた道を進んで市場集落の「妙喜寺」下(14:04)に出ました.
県道を北に≒2.3km歩いて自宅(14:35)にゴールしました、トータルタイム7時間50分、コースタイム6時間30分、≒24km、≒38.000歩でした、寒い一日でしたが天気は良くハイキング日和でした。
今回は下見をしたので基準点の位置は全て確認できましたが三角点「馬登新田」のアプローチで道に迷ったのは残念でした、然し今回から「三種の神器」の外に基準点の「点の記」をインターネットで閲覧することが出来る様になったので今まで以上に正確な位置情報を得ることが出来るので楽しみです。
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Ⅰ等水準点「11018」 Ⅰ等水準点「11019」 観測所から見た富士山
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図