小町峰峠から香木原峠へ尾根コースを辿る山歩きは3年振りです、今回は復路を「林道柚ノ木線」を辿る周回コースで途中三角点「小町峰」にも寄るので出発を柚ノ木林道入り口からにしました、彼岸だと言うのに北風の吹く寒い朝家を8時前に出発しました。
柚ノ木林道に着き身支度を整え準備体操の後(8:15)出発しました、勝手知った道ですが相変わらず荒れた道を≒1.5km余り東に進むと左手に「小町峰峠」への取り付き点(8:36)を示す赤テープが木に巻かれてありました。
沢沿いの踏跡を緩く登って行くと間もなく「小町峰峠」(8:44)に登りつめ切り通しを越えて直ぐ右手のテープを頼りに下って行くと最近赤ペンキが塗られたばかりの境界標石が現れそれを頼りに境界尾根を東に進み大小のコブ8っ大ピーク1っを乗越すと送電鉄塔の真下(9:24)に出ました。
鉄塔から更に東に一登りで(277m)のピーク(9:27)に登り詰めました、ここから急坂を下って林道に出るのが難所で以前登りも下りも迷った事が有るので覚悟をしてきました、来てみたら今回ははっきりした踏跡があり所々テープもあって分かリ易くスムーズに下りましたが最後のところが右に深く落ち込んだナイフリッジの様な岩場を三点支持でやっと下りました。
下り立った林道の高い切通しが「香木原峠」(9:45)で分水嶺です、ここから林道(昔道を明治以降拡幅して広い道)を南に下りましたが土砂崩れで道が遮断される等三年前より更に荒れた道を≒1.5km南に下りました。
途中素掘りのトンネルを潜り更に進んで大きな溜池を右に見てその先で橋を渡ると「林道柚ノ木線」に出て右折するのですがその分岐付近で男女二人の人が沢蟹捕りをしていたのでそこでおしゃべりしていたら右折するのを忘れて直進してしまい鴨川市ごみ焼却場迄行ってしまいました。
そこで道を間違えたのに気付き慌てて引き返えしたので往復≒2km、30分のタイムロスしてしまいました、橋の袂の分岐迄引き返えしそこから西に向かって延々と続く急坂を登り尾根を横切る切通しの峠に登り詰めると左手に赤テープの巻かれた三角点「小町峰」への取り付き点(11:25)に着きました。
小さな杉苗が植えられた切り通しの真上の尾根を登り三つのコブを乗越すと三等三角点「小町峰」(276.6m)(11:43)に着きました、写真を撮って直ぐ往路を引き返えし柚ノ木林道(11:54)に下り立ち下見の時駐車した空き地で昼食休憩(11:56)(12:13)の後北に向かいました。
幾つものアップダウンや切リ通しを越えのんびり景色を眺めながら歩いて駐車場(13:00)にゴールしました、トータルタイム4時間45分、コースタイム3時間50分、≒13km、≒21.000歩でした、会った人沢蟹捕り2人、マウンテンバイク1人、その外鹿と猿各1頭です。
[追伸]
3/15に下見をしたのですが三角点「小町峰」を探すのに取り付き点が分からず適当にそれらしい尾根に取り付いて登ると昔道らしい踏跡があり所処テープも有るので間違いなしと思い込み幾つものアップダウンを越えどんどん南下しましたが進めば進む程三角点から遠ざかるのです。
改めてGPSと地形図で現在地を確認したら深い谷を挟んで一本西の大きな尾根に入り込んでいました、結局2時間余り山中を彷徨った挙句駐車場に引き返し改めて取り付き点を探したら分かリました、三角点迄往復40分足らずで確認できました。
HP URL outdoor (hacca
香木原峠の境界標石 モミの巨木
人知れず深山に咲く一輪の藪椿 三等三角点「小町峰」
尾根を横切る柚ノ木林道切リ通し 柚ノ木林道から眺める嶺岡山系
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図