アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

397 美ヶ原(王ヶ頭)登山&高原散策   ('18,08,06~07)

2018-08-09 09:20:11 | 県外

日本百名山・美ヶ原「王ヶ頭」(2,034m)登山と高原散策に妻と二人で行ってきました、腰部脊柱間狭窄症も多少の痺れはありますが痛みはほぼ無くなりましたので数年間計画倒れだった美ヶ原山行を決行することにしたのです。

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早朝一番の東京行きバスで出かけ新宿から「あずさ3号」で松本へ此処から夏限定(8/4~8/19)のシャトルバス(1日1本)で登山口の三城荘前BSからダテ河原コースを登りました、取り付きから幅の有る登山道を直登すると間もなく荒れた水平林道に出て右折し暫らくすると大岩が道を塞いで行き止まりです。

此処から左折して尾根裾を巻くように登ると間もなく大きな山小屋(休業中)の前に出ました、出発が12時近くだったので既に13時を回っていますのでここで遅い昼食休憩としました。

昼食後相変わらず樹林帯の中、大小の岩が敷き詰められたような登山道を直登すると次第に傾斜もきつくなり更につづら折りを急登すると頭上に断崖が現れ少々不安になりましたがガイドブックには「危険な所は無い…」とありましたので安全に登れるルートがある筈だと思っていたらその通リでした。

漸く樹林帯を抜け開けた頂上直下に出ると素晴らしい景色が眼下に広がり更に周りには高山植物の花園も現れ今までの疲れが吹き飛ぶ思いでした、直ぐ上に最高点の「王ヶ頭」の碑が見えます、ゆっくり登ってついに頂上に辿り着きました。

頂上には初老の夫婦が休んでいましたので写真を撮って貰い暫らくおしゃべりしてからいよいよ広大な高原を東に進んで今晩の宿「美ヶ原高原ホテル・山本小屋」へ向かいました。

広大な牧場の中のほぼ水平道をゆっくり歩き途中嘗て濃霧の中遭難者が出たことで建てられたと言われる「美しの塔」に立ち寄り鐘を突いて登山の安全を祈願しました。

牧場の中には沢山の牛がのんびり草を食んだり子牛が跳ねまわったりまさに「牧歌的」そのものでした、約3kmの道のりを1時間程かけ宿に16時半ごろゴールしました。

【ポイントタイム】
三城荘前登山口スタート(11:52)…林道(12:35)…休業山小屋(13:15)昼食休憩(13:36)…王ヶ頭頂上(15:17)(15:32)…美しの塔(16:15)(16:20)…美ヶ原高原ホテル・山本小屋ゴール(16:27)、所要時間4時間38分、歩行時間3時間50分、歩行距離約7km、累計標高+1,105m、歩行数約12,000歩。

[8/7]
今日の予定は往路を登山口に下るつもりですがバスの時刻は三城BS発(14:55)なので時間は十分ありますから宿から1km足らずの牛伏山や更にその先にある美術館等に寄リ高原散策を楽しむつもりでした。

所が朝起きたら20~30m先は見えない程の濃霧でのんびり散策どころか遭難のリスクもあるので殆どの登山者も真っ直ぐ下山するとのことだったので私達もとりあえず下山口の王ヶ頭まで行くことにしました。

途中美しの塔に寄ったり休憩しながらのんびり歩いて1時間余りかけ王ヶ頭に着きましたが相変わらず濃霧は晴れません、11時数分前でしたので出来るだけ時間をかけて下ることにしました。

登りも花の写真を撮ってリ休憩したり等ガイドブックコースタイムの2倍の時間をかけましたので下りも2倍余りの3時間位かけて下ることにしましたがそれでも三城荘前BS発(14:55)ですから1時間余りバス待ちすることになります。

途中7人の中高年登山者に追い越される程ゆっくり下りましたが登山口のBSに着いた時には今回も左膝ががくがくでした、近くの倉庫の様な建物の陰で1時間余り休んでからバスでJR松本駅に向かい更に電車で上諏訪駅に行き今晩の宿「かんぽの宿・諏訪」に17時半ごろチェックインしました、毎晩行われている諏訪湖での「サマーナイト花火」が楽しみです。

【ポイントタイム】
美ヶ原高原ホテル・山本小屋スタート(9:40)…美しの塔(9:54)(9:57)…王ヶ頭(10:51)(10:55)…小休止(11:32)(11:35)…
休業山小屋(12:06)…昼食休憩(12:18)(12:30)…三城荘前BSゴール(13:32)、所要時間3時間52分、歩行時間3時間15分、歩行距離約6,6km、累計標高-958m、歩行数約11,000歩。【二日合計記録】所要時間8時間30分、歩行時間7時間05分、歩行距離約13.9km、歩行数約13,000歩。

 【追記】
①今回もアプローチの交通機関料金でトラブルがありました、バス切符売り場で時間がないので慌てて切符を買おうとしたらいきなり「片道ですか、往復ですか…」と言われたので「往復です」といったのです。

すると「往復なら二人で〇〇円です」と言うので支払ったらそれは途中の三城荘前BSではなく終点までの料金だったのです、結局800円過払いを帰りに気付き事務所で返金してもらいました、これで約20年間の交通機関料金トラブルは記憶しているだけでも8回目です、最高はJR駅のミスで5,000余円過払いさせられ帰宅後返金してもらいました。

②今回の隠れた楽しみは高台にある「かんぽの宿・諏訪」ホテルの窓から夏限定の「諏訪サマーナイト花火」を鑑賞できたことです、動画を御覧あれ!

      outdoor (hacca.jp) 

                       
                   登山口の三城荘                  大岩道を登る        コオニユリ

                             
      急坂を直登          マツムシソウ          頂上直下からの景色

            
        キバナノヤマオダマキ                王ヶ頭頂上にて                 Ⅲ△「美ヶ原」  

              
                                       歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図 
 

          https://youtu.be/OCsSU_41Mks (番外編・動画です、クリック)

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