アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

109 房総の山(関大塚山&水室山)の三角点を求めて山歩き。 ('11.06.28)

2011-06-29 05:54:55 | 房総の山中部

[関大塚山]
今日も梅雨空の合間の青空を期待し新たな三角点を求めて富津市関豊地区の「関大塚山と「水室山(みむろやま)」に出かけました、最初に「関大塚山」に登ることにして戸面原(とずらっぱら)ダム≒4km程手前の姥石(うばいし)集落の雑貨店前の空き地に駐車し(8:20)出発しました。

北に向って大田和橋を渡り高台に上りました、高台の舗装道に出て右折し登山ガイド(インターネット検索)を読みながら静かな田圃の中の道を進むと間もなく地蔵堂に着きました、登山ガイドでは地蔵堂の脇に登山口があると書かれていますがいくら探してもありません、仕方なく予定の逆コースを歩くことにして右の道を下りました。

道を下って沢沿いの田圃道を東南に進みました、≒1km程行き集落最奥の一軒家に辿り着くと又も道が途絶えて行き止りになりました、仕方なく一軒家に声を掛けても返答がありません、大きな声を数回張り上げたら裏から初老のおばさんが出てきたので登山口を訪ねると家の脇にありました。

入口に青いネットを張ってあり覗くととても登山口には見えない岩の濡れた急坂の沢でした、本当の登山口はもっと先にあるとのことですが「ここは昔大塚山に登る近道だったんですけど今は荒れているようですよ」と言ってネットを外してくれました。

登山口(9:15)を登ると確かに荒れた沢の急坂を直登することになりました、間もなく尾根上(9:42)に出ると所々に赤テープのマーキングがあり安心して進みました、暫くして復路コースの分岐に着き(10:00)よく確認して更に頂上をめざしました。

殆ど雑木林の急坂の尾根を直登しましたが特に胸突き八丁はきつい登りでした、頂上(10:10)に着くと樹林の中で見晴らしはありませんが三角点と「大塚山」の看板がありしばし達成感を味わい写真を撮って頂上を(10:20)後にしました。

復路は分岐で右折し稜線を北上して当初登山口に予定した地蔵堂近くに下山する事にしました、全て樹林帯の中で見晴らしはありませんがアップダウンも少なくのんびり稜線歩きを楽しみました、下山口に着くと第二次大戦中の防空壕が二つあり当時のことを思い感無量でした。

結局登山口は地蔵堂の西20m位のところでした、じりじり太陽の照りつける真夏の舗装道路を駐車場に向かって帰りました、駐車場着(11:20)橋の近くに集落名の元になった「姥石」を写真にとって次の目標「水室山」に向かいました、トータルタイム3時間03分、コースタイム1時間50分、≒5km、≒8.300歩でした。

[水室山]
地形図とにらめっこして漸く県道脇の登山口に着き車を広い路肩に駐車して出発(11:44)しました、梅雨明けかと思われる程じりじり太陽が照りつけ額から汗が滴り落ちる熱い中コンクリ舗装の坂道を延々と登り集落最後の家を過ぎると勾配は更にきつくなり40°以上は有るかと思われる急坂を直登しました。

突然明るい小広場に着くと右にゴルフ場のグリーンが見え左にログハウスがありました、小休止して地形図で現在地を確認すると破線より西に100m程ずれていました、コースを間違えたと思い最後の家まで戻り出直して破線通り南東に入る取り付き口を探しましたが分かりません、適当に岩がむき出しの土手を攀じ登り尾根に出て暫く進むとトラロープがあったので間違いないと思いましたが藪が濃くとても前に進めないので途中から先程登った道に飛び出しました。

飛び出したところが先程Uターンした直下でしたのでログハウスの住人に聞こうと訪ねましたが留守でした、取り付く島がないのでここで弁当を食べ頂上アタックは諦めて帰ろうと思い昼食休憩(12:42)(12:52)にしました。

昼食後落ち着いて地形をよく眺めたらピークはこの上しかないことに気付きちょうどゴルフ場と雑木林の間が切り開かれ真っ直ぐ頂上に向かってケーブルが張られその下に1m位の高さにロープも張られていたのでそれに沿って急勾配を登ったところ頂上(13:05)に着きました。

頂上には鉄塔(地デジの中継塔)が建ちその真下に三角点が頭だけ出していました、諦めずに周りを良く観察して登った甲斐がありました、写真を撮って頂上を(13:15)後にし駐車場に向かいました、駐車場着(13:36)、トータルタイム1時間52分、コースタイム1時間、≒3km、≒5.000歩、でした。

帰り「滝の不動尊」に寄って冷たい水をペットボトルに頂いてきました、予想以上に天気は良くなりその分熱くて終始汗が顔から滴り落ちる程でしたが一度は諦めた三角点確認を目的通り二ヶ所共出来て大満足の山歩きでした。

                 HP URL outdoor (hacca

       
 「関大塚山」頂上三角点      登山口の「防空壕」跡     集落名の「姥石」

       
    「水室山」登山口    「水室山」頂上三角点     「滝の不動尊」水汲み場

 

 

 

 

 

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108 房総の山(小糸浅間山)の三角点を求めて山歩き。 ('11.06.20)

2011-06-21 07:37:38 | 房総の山中部

朝薄日が差したのでチャンスとばかりに山歩きに出かける事にしました、内浦山県民の森ハイキング(6/9)の折り「房総の山博士」から「鹿野山の浅間神社前に三角点は有るよ」と言われたので三度目の正直で是非確認したいと思って出かけました。

今まで浅間神社は鹿野山の一角に有るものと思っていましたがインターネットで検索したら「小糸浅間山」が正しい山名だそうです、今回も自宅から歩いて東コースを登ることにして自宅発(7:56)コンビニで弁当を買って南に進み市宿集落の山砂採集場入口左手登山口(8:25)に取り付き藪漕ぎをしながら尾根を急登しました。

一登りするときれいに整備された「習志野市立少年自然の家」のトレーニングコースになっているので歩き易いのですがコースが縦横に有るのでうっかりすると迷ってしまいます、一汗掻いて「自然の家」裏のキャンプ場(9:10)に登りつめたら数人の人たちがシーズンに向けて整備していました、「敷地を通して下さい」と断って先に進みました.

県道に出て舗装の坂道を上り「九十九谷公園」で(9:46)(9:54)小休止の後白鳥神社を右に見て西に進み鹿野山下宿集落手前の分岐を右折すると間もなく県道沿いに水準点(296.5m)がありました、その先 程なく左側に「阿久留王塚」の案内板があったので左折して下り「塚」(10:15)にお参りしました。

登り返して道路反対側の登山口(10:22)に取り付き杉林の中の尾根をジグザグに登り詰めると明るい尾根上に出ました、そこから少し北に進むと「鬼泪山92林班」の標柱が立つ明るい小ピークに出ましたがインターネットの登山記録ではここから「間違って北北西(左)に進んでしまった、北東(右)に下らなければいけない」とあるのでこのウイークポイントを特に気を付けるようにしていましたがやはり間違えました。

直ぐ間違えを修正して東の尾根の踏跡を下り再び登り返すと間もなく浅間神社の裏手(11:02)に出ました、神社の表に回り三角点(325.7m)を探したところ細い木の枝を差し立てた先に5円玉をぶら下げた真下に頭を出していました、持参した鏝で塵や土を払って早速写真を撮りました。

神社にお参りして早い昼食休憩をし(11:17)神社を後にしました、復路は東コースを取り神社前の急坂の尾根を下り何時ものゴルフ場コースまで下らず赤い鳥居の上の道路(ゴルフ場と森林の境界道)を膝丈もある雑草を踏み分けて南に向かい「白渓山荘」下の県道に(11:58)出ました。

白渓山荘脇から昔道を下って再び県道に出て今度は市場集落へ向かう徒歩道を下りました、所々雨で道が崩れ荒れたところもありましたが勝手知れた道ですので予定通り市場集落の「妙喜寺」下(13:00)に着きダンプ等が通き交う県道を≒2km北に進み自宅着(13:32)でした。

トータルタイム5時間36分、コースタイム4時間25分、≒16km、≒26.000歩でした、天気は曇りで時折薄日が差したり小雨が降ったりの不安定な天気で蒸し暑く大汗を掻きました、それに加えて時々藪蚊に襲われ難儀しましたが何より浅間山の三角点を確認出来た事は大きな収穫でした。

                 HP URL outdoor (hacca

     
     九十九谷公園       シモツケソウ         トリアシショウマ

     
         県道脇水準点(296.5m)    浅間山頂上三角点(325.7m)        阿久留王塚

 

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107 内浦山県民の森ハイキング(愛宕山と新緑の嶺岡山系を歩く)に参加。 ('11.06.09)

2011-06-10 08:36:48 | 県民の森ハイク

一週間前まで検査入院した病院のベットに9日間(5/25~6/02)伏せていて体重が4kgも減った上脚力も大分弱くなったのでトレーニングを兼ね足馴らしに内浦山県民の森ハイキングに参加しました。

参加者19名、スタッフ4名が県民の森管理事務所をマイクロバスで(8:15)出発、長狭街道を西に向かい平塚区民センター(分校跡地)着(8:50)準備体操の後(9:08)大山千枚田目指し出発、最初に寄った多加久良観音にお参りしました。

路傍の庚申塔や馬頭観音の石碑を眺めたりしながら地元のボランテアの方達が建てた道標に沿って進み関東三大不動の一つ大山不動尊の≒100段の急勾配の石段を上り本院着(9:38)お参りして「波の伊八」の彫刻「竜」を眺めたりして次の大山千枚田に(9:46)向かいました。

大山千枚田に着き展望台から千枚田全体を眺めていたら一枚残った田圃に大勢の人たちが田植えの準備をしていました、その後高台の「棚田倶楽部」に行き(10:20)(10:35)トイレ休憩していよいよここから今日のメーンエベント二ッ山頂上アタックに向かいました。

舗装された林道の坂道を延々と登り二ッ山頂上直下から落ち葉の積もった徒歩道を頂上に向かいました、途中金毘羅堂(二ッ山北峰)にお参りし再び二ッ山(南峰)の頂上をめざし急坂の尾根を直登して頂上に(11.30)着きました、頂上に立つ大きな入会権獲得記念碑の故事伝来をリーダーの山口さんから説明を受け改めてこの山の歴史を知りました。

数年前初めて登った時は周りは藪で全然見晴らしはなく小さな「頂上標識」があるだけでしたが今回は切り開かれ西側の眺望がよく昼食の後「房総の山博士」ことリーダーの山口さんから山座同定を受け今まで登った山を眺めて感慨深いものがありました。

昼食休憩の後(12:22)終点嶺岡牧場「酪農のさと」を目指して頂上を後にしました、長い舗装林道を下りながら植物博士こと吉田女史の植物や花の説明を聞きながらのんびり歩きバスの待つ「酪農のさと」着(13:25)ソフトクリームを食べゆっくり休んでバスで帰路に(13:48)つき管理事務所着(14:33)でした。

徒歩のトータルタイム4時間17分、≒11km、≒18.000歩でした、梅雨の中休みで晴れたり曇ったりの穏やかな日和でしたが結構汗をかきました、いつも一人でほっつき歩いていますがたまにはその道のベテランに案内されいろいろな話を聞いたり大勢の人とおしゃべりしながらのハイキングも楽しいものです 、今回も二ッ山頂上で朽ちた倒木に沢山の「キクラゲ」が生えていたので頂いてきまし

                   HP URL outdoor (hacca

       
    二ッ山目指し農道を行く          大山不動尊、波の伊八の竜        大山千枚田の棚田

       
      二ッ山頂上の入会権記念碑        二ッ山頂上からの風景          ハナイカダ

 

 

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