アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

206 房総の山(西畑大塚山&Ⅲ△「杉森」)を巡る山歩き。  ('13,09,18)

2013-09-19 08:38:36 | 房総の山その他

大型台風18号が去って台風一過の秋晴れになったので以前から計画していた大多喜町に有る「西畑大塚山」に登ることにしました、実はこの山に登るのは来月中旬ごろの予定でした、と言うのは18日~21日迄熊野古道小辺路歩きを予定していましたがこの台風の災害で古道が通行止めになったので止む無く房総のやまあるきに変更したのです。

余り歩かれていない藪尾根ルートなので出来るだけ早く(6:36)家を出発しました、アプローチは何時も参加している内浦山県民の森管理事務所前を登リ勝浦ダムに出てそこから県道を一路北上して大多喜町田代地区の登山口近く(8:08)に着きました。

広場のような広い県道の路肩に車を止め身支度をして出発(8:12)しましたがまたしても初っ端からチョンボしてしまいました、車をUタ―ンしたのでうっかり逆方向に地形図を見て登山口とは反対方向の集落に迷い込んでしまったのです。

車まで戻り改めて地形図を見ると直ぐ近くに取り付き口が有りました、確信して取り付こうとしたところその角にゴミステーションがあリ丁度収集車が来てそこに止まって運転手が下りてきたのです、すると運転手が「何処へ行くんですか…」と話掛けてきました。

「大塚山へ登るんですがこの道でいいんですね…」と念を押すつもりで言うと「大塚山ならず~と先から右に入るんですよ」と言われたのです、「変だな…?」と思いながら地元の人の言うことを信じて県道を南に進みました、ところがそれが又間違いでした。

暫く行ってもそれらしい取り付き口が有りません地形図で現在地を確認すると数十メートル南に来過ぎていました、結局最初のゴミステーションの所から入るのが正解だったのです、やっと目的の登山道に取り付き(8:45)ましたが30分以上タイムロスしてしまいました。

漸く正規のルートに乗り本格的な登山道に取り付くと殆ど踏み跡もマーキングテープもない藪道で時々不安になるほどでした、地形図には破線(徒歩道)が無いので自分で予めガイドブックの概念図を参考にしてルートを地図上に書いた線を頼りに進みましたがそれでも時々地図上で現在地を確認するとちゃんとルート上にいました。

時折むかし道らしいところもありましたが竹林では枯れ竹がびっしり前を塞いでいたり杉林では踏み跡もテープも全く無く何処をどう歩いて良いか分からず不安になって引き返そうかと何度か思いました。

然しここまで来たら前に進むしかないと藪をかき分けコンパスの指し示す方向へひたすら進みました、すると樹間から白いものがちらほら見えるのです、なんだろうと思い急いで進むと突然明るい広場に飛出しました。

そこは頂上の肩で左手から登って来る広い道路の踊り場の様な広場で白く見えたのはその道のコンクリート舗装だったのです、コンクリ―ト舗装の急坂を登ると頂上(10:35)に着きました、頂上には中継用テレビアンテナの高い鉄塔が立っていてその足元に三等三角点「杉森」(241.3m)が有りました。

又頂上は公園にもなっていて東屋が有り周辺にはベンチやテーブルもあるので青く澄み渡った秋空の元360度の展望を一人占めして楽しみながらバナナやアンパンを食べて小休止しました。

小休止の後復路(10:45)に就きました、帰りは舗装された車道を1km余り下って県道に出ると又1km余り南下し途中「伝説の田代滝」に寄って滝を眺めた後県道に引き返えし更に1km余り南下して駐車場(12:25)にゴールしました、所要時間4時間13分、歩行時間3時間15分、≒9km、≒14,000歩でした。

往路は自分で引いたルートもあまり自信がないけどそれすら外したら完全に遭難だと思い終始緊張していたので周りの景色や小鳥の囀り等愛でる余裕は有りませんでした、その分誰も居ない頂上では雄大な景色を一人占めして存分愛でた山歩きでした。

                HP URL outdoor (hacca

          
      峠の切通         ムラサキシキブ  中継用テレビアンテナ塔 

         
   頂上から俯瞰の景色  Ⅲ△「杉森」(241.3m)      白いヒガンバナ

          
     ツルボ       伝説の田代滝   カマキリに捕まったモンキアゲハ

            
                  歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

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205 KRC9月例会ハイク「房総の中心長柄町の市津湖(長柄ダム)周辺散策」に参加。  ('13,09,07)

2013-09-08 08:14:06 | KRCハイク

KRCハイクは毎年8月は夏休みなので2ヶ月振りの参加です、今回は房総半島の内陸にある長柄町の「長柄ダム」周辺を散策するハイキングです、愚図つく天気続きなので多少お天気が心配でしたが何とか曇りながら雨は降らず蒸しましたが時折薄日の射すハイキング日和でした。

小糸スポーツ広場に集まった参加者24名リーダー2名計26名がバスで出発(8:55)し小櫃地区のダンプ街道から市原市万田野を通リ「道の駅 ながら」(9:56)に着き身支度をして出発(10:10)しました、久振りなので其々近況などおしゃべりしながらのんびり歩いて行きました。

1km程進むと先行していたリーダー等数人が引き返してきました、分岐を間違えたのです、皆で分岐に立つ地図看板を見て間違っているかどうか評議した結果間違いと認めて直進することにしました。

暫くすると湖畔に出て岬の様に突き出た出鼻を時計周りに湖畔沿いにつけられた遊歩道を行くと途中遊歩道沿いの雑草を刈っている数人の男性が休憩していましたので挨拶を交わして先に進みました。

岬の突端を回り切った涼しい所で小休止(10:48)(10:56)した後更に進むと湖畔から離れ広い道路に出ました、そこで再び小休止(11:19)(11:29)してからは広い道路を≒4km程進むと再び難しい分岐に差し掛かりました、道標は有るのですが右の道か左の道を指しているのか判明しないのです。

又数人で評議した結果左に行くことにして進みました、≒1km程進むと今度は変則四差路(12:36)に突き当たリましたが今来た道は正解でした、そこは大きな浄水場が有りましたが正しい道は直進しなければならないのにリーダー他二人が偵察の為として左の坂を登って行ってしまったのです、二度目の間違い分岐です、残された人達はそこで昼食休憩にしてお弁当を食べて待っていると偵察隊が帰ってきました。

既にパーティーは12人づつ2班に分かれていたので後発隊が合流し全員揃ったところで出発(14:00)しました、ところが休憩中私の靴(左)のソールが剥がれてしまったのです、補修するものが何もないので左右高さの違う靴で歩く羽目になってしまいました。

出発して暫くすると再び二股分岐に突き当たったので道標に従って右に進みました、数百メートル進むとリーダーが「道が違うらしい」と言って又引き返してきました、三度目の間違い分岐です、分岐迄戻って道標を良く見ると道標通リに進んだのですが道標が間違っていたのです。

最後正しい道に取り付き広い県道を西に1km余り歩いて漸くゴールの「都市農村交流センター」(14:50)に辿り着きました、所要時間4時間40分、歩行時間3時間15分、≒15km、≒22,000歩でした。

当初の歩行距離は≒8kmの予定でしたが三回分岐を間違えて引き返えし結局≒15km歩きました、ハイキングは歩くことが目的ですから歩行距離が長くなったのはかえって得した気分です、リーダーの人達はお盆過ぎの猛暑の中下見をして呉れたそうですがこんなに似たような分岐が沢山有る地形では一回の下見では覚えきれません、リーダーのみなさん本当にご苦労さまでした。

                  HP URL outdoor (hacca

            
    緑のトンネルを行く     道路境界標識        ヒルガオ

    
   長柄ダムと長柄大橋      センニチソウ       ダム湖畔を行く

    
    路傍で昼食休憩      鎮守の森の神社        葛の花

  
                                      歩いた軌跡(1/25,000)の縮少図

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