アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

377 房総の山(安房高山~請雨山~三郡山)の縦走山歩き。  ('17,12,16)

2017-12-17 08:58:29 | 房総の山中部

丁度4年ぶりに安房高山から請雨山そして三郡山と縦走山歩きに行ってきました、今年は歳のせいでしょうか足の肉離れを起こしたり抜歯手術をしたりその上腰や膝の痛みが時々出たりしましたのでまとまった距離の山歩きは控えていました(毎日のウォーキング[6km]はやっています)が思い切ってリハビリを兼ねた山歩きに出かけました。

コースは県民の森第一駐車場から尾根コースを辿り一旦横尾林道に降りたらトンネルの手前からバリエーションルートに取り付きトンネルの上を通って北尾根から安房高山頂上に立つコースを歩きました。

登る前までは軽いリハビリのつもりでしたので高山に登ったら林道に降りそのまま林道を歩いて駐車場に帰るつもりでしたが高山に登ってみたら思いの外体調が良いのでそれでは請雨山まで足を延ばそうと先に進みました。

請雨山(愛宕神社)に登ったら5人パーティーに出会って暫らくおしゃべりしていたら急に三郡山まで足を延ばそうと思い立ち請雨山頂上を踏んでから更に先に進みました。

横尾林道から三郡山への取り付きが私のウイークポイントでした、十数年前までは南東へ伸びる急尾根がメジャールートでしたが桧が植えられ藪尾根になったからでしょうか西に大きく迂回する様になったのです、私はその取り付きが分らず出来るだけ藪の薄い尾根を急登していました。

ところが今回以前の尾根ルートが再開されていたのです、桧が大きくなり下草もなくなり歩き易い尾根になったからでしょう、取り付き口に小さな標識がありルート上にもマーキングテープがつけられていて迷うこたなく登れました、しかし急登尾根は相変わらずです。

三郡山頂上に13時過ぎに着きましたが日が短いので昼食休憩は取らずにアンパンを頬張りながら郡堺尾根を北に進みました、次第に西風が強くなりコルや開けた稜線上では強風が吹き汗ばんだ体では寒くて堪えました。

県民の森第一駐車場に下りる「ロマンの森分岐」まで1時間半以上と可成り長く掛かりましたが更にここからゴールまでは気が抜けません、踏み跡も薄く岩場や痩せ尾根などの厳しいアップダウンを越え更に最後の急斜面を下らなければなりません。

更に問題はピークから東に下る分岐が分かりずらくここが一番のウイークポイントなのです、ところがそこには小さな標識がついていたり真新しいマーキングテープもついていたのでホットしました。

しかしここからの急傾斜の下りが最大の難関です、所々に岩を削った階段があるのですが土や落ち葉に埋もれルートもわかりません、しかもその上を歩くとスリップしてコケます、殆んど横歩きで下りやっとのこと小糸川に降り立ち更に川を渡渉し対岸の階段を登って駐車場にゴールしました。

4年振りに歩いてみて時の流れを感じました、最初の尾根ルート始め最後まで取り付き点や分岐には標識が設置され迷いそうな所にはテープがつけられ又急斜面には殆んどロープが設置されたいました、地形図とコンパスがなくとも歩ける程行き届いたルートでした。

【ポイントタイム】
県民の森第一駐車場スタート(8:35)…登山口(8:40)…尾根上高山分岐(8:58)…第一ピーク(10:30)…横尾林道(10:57)…安房高山頂上(11:22)…横尾林道(高山登山口)(11:42)…請雨山(愛宕神社)(12:03)(12:06)…三郡山(13:07)…尾崎分岐(14:15)…ロマンの森分岐(14:42)…ピーク(県民の森方面分岐)(15:14)…小糸川(15:41)…第一駐車場ゴール(15:50)、所要時間7時間15分、歩行時間6時間05分、歩行距離約12km、累計標高1,483m、歩行数約19,000歩。

              HP URL outdoor (hacca.jp)

                     
                      安房高山頂上       請雨山頂上         三郡山頂上

                     
            紅葉①       紅葉②        黄葉③

                     
             寒桜          大きなコブ        請雨山から俯瞰

     
               歩いた軌跡(i/25,000)の縮小図

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

376 房総の山(②袖ヶ浦市・三等三角点3点)を巡るドライブの旅。 ('17,12,06)

2017-12-07 09:10:36 | 房総の山中部

20日振りに三角点巡りに出かけました、と言うのも数か月前から変形した「親不知歯」が時々痛み行きつけの歯科医院で見てまらったら「抜歯しなければだめ…」と言われましたが普通の歯科医院では出来ないので某総合病院の口腔外科で手術したのです。 

山歩きはもとより毎日のウォーキングも数日間休み唯々痛みに耐え治癒を待つ毎日でした、漸く痛みも去り抜糸も済んだのでまだ3点残っている袖ヶ浦市の三等三角点を巡った次第です。

①Ⅲ△「一丁目」(13m)
JR横田駅から約1.2km北上した農道脇にある墓地の入口にありました、広大な横田駅北側は圃場整備されているので農道が碁盤の目のように作られていますがこう言う所は案外三角点の近くまで行くのに苦労するものです、しかし今回は墓地が田圃の中にありしかも木が植えられていたので遠くから直ぐ分りました。

②Ⅲ△「桐ヶ谷」(94m)
この三角点は「点の記」には記載されていて「平成14年再設」とありますが平成19年発行の地形図には三角点記号は記載されていません、国土地理院に問い合わせたら「この三角点は他から移設したものでその後現地を確認したら標石が見つからなかったので地形図には記号が記載されなかったのです」との回答でした。

とは言え念の為確認しようと現地に行きました、「点の記」には「農道から2.5m畑の中」とありますからそれらしいところを探し回っていたら近くの家から初老の男性が出てきて「何探しているの…」と言うので事情を話すと「地主に聞くのが早いよ…」と言って近くで働いている地主の所へ案内してくれました。

地主曰く「そんなの見たことないよ…あったとしても以前畑を埋めたので埋まっちゃただろう…」とのことでした、国土地理院でさえ見つけられなかったのだからサもあらんと納得して次に向かいました。

③Ⅲ△「川原井」(85m)
「点の記」には「川原井集落最奥のN宅前から300m、小径あり」とありますから余り難しくはないだろうと安易に考えていました、N宅前に着くとそこから小径が沢沿いに上に延びているのでてっきりその径だろうと思い詰めて行くと500m程登ったところで濃い藪に阻まれ進むことが出来ません。

沢の右手(南側)尾根のピークだろうとは考えましたが取り付くところがありません、暫らく探し回ってから思い直して出発地点に引き返し改めて尾根の末端を探そうと沢を下って行くとN宅の主人が出て来たので事情を話すと「それはこの山の上にあるよ…径はその先から登れるよ…」と教えてくれました。

予想通り尾根の落ち込んだところから小径が上に延びていて登って行くと中間地点に石祠がありました、そこまではきれいに藪が刈り取られている歩き易い道でしたがそこから先は濃い藪に阻まれかなり難儀しました、藪を掻き分けながらコンパスの差し示す方向に真っ直ぐ進むと突然目の前に三角点標石が現れました。

今回唯一山歩きした記録は水平距離往復約750m、累計標高+120m、歩行時間往復約35分でした、3点中2点の標石を見つけたので満足して帰路に就きました。

         HP URL outdoor (hacca.jp)

             
                           
Ⅲ△「一丁目」                  山中に佇む石祠                 Ⅲ△「川原井」



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする