歳の瀬の迫った冬至の今日嶺岡山系の大塚山を中心とした周回コースを歩いてきました、自宅(8:10)を出発してR410を南下し長狭街道に出ると信号を右折し≒900m程進んだ小学校の角を左折して更に凡そ1km程進んだところでどうも「道なり」が地形図と違うのに気付き現在地を確認したら一本手前の道に入っていました。
引き返えして小学校の角から出直し本コースに取り付いて≒300m程進んだ道路脇の空き地に駐車して身支度を整え(9:07)出発しました、集落を抜けて次第に傾斜の増す道を登ると左に馬頭観音が二体佇んでいました。
杉林の中の林道を更に登ると右手尾根上に愛宕神社の大石宮が鎮座しているので急な石段を登って(9:47)参拝しました、直ぐ近くに今は廃止になったキャンプ場の施設があったのでそこで小休止しました。
ここからの道は荒れ気味で滑リ易く慎重に登って行くと丈が2m以上有るススキの藪で道が見えなくなりました、ガイドブックには「道は切通しで終点となる」とありますが切通しらしきものはないので道はススキの藪の下に隠れていてその先に切通しは有るだろうと思い濃い藪に突っ込み強引に進みました。
≒100m程進んだ所でどうもおかしいと思い念の為GPSと地形図で現在地を確認(10:21)したらコースから外れていたので道路迄引き返えしました、よく見ると確かに高さ1m位の崖らしきものが片方に有り雑草で覆われていました。
身体中に纏わり付いたススキの果穂や雑草の種を払い落してから東側に聳える中塚山に登リました、頂上(10:37)に着くと二基の石祠がありましたので参拝して往路を下り林道に降り立ちました。
反対側の木に赤テープが付いていたので大塚山へのコースと思い取り付き(10:47)急坂尾根を赤テープを頼りに直登しました、次第に傾斜がきつくなり40°前後の急坂を木の根やトラロープを掴んで這い上がりました。
漸くピーク(11:08)に着いたと思ったらそれは一つのコブでした、南側が開けて谷を挟んだ直ぐ前に自衛隊のアンテナドームが見えました、小休止の後西に進みもう一つコブを乗越し登り返すと大塚山頂上(11:20)に着きました、頂上には山のシンボルと言われるタブの巨木が聳えていました。
頂上から尾根を西に踏み跡と赤テープを頼りに下ってゆくとテープが前と左右に有リ迷いました、ガイドブックには「間もなく旧道に降り立つ」とありますがどう見ても道には見えず踏み跡らしいので道は更に下だと思い直進しました。
所が直ぐテープも踏み跡も無くなりおかしいと思い引き返しました、今度はそのまま右に進むと踏み跡もない藪の中に赤テープが所処続いていたので間違いないと思い更に進むと谷の上に出ました、よく見ると対岸に赤テープがありますが明らかにコースを間違えているのに気付きました。
現在地(11:44)を確認すると反対方向に進んでいましたので迷った十字路迄引き換えし現在地を確認したらやはりそこは「旧道」でした、ガイドブックの指示道リ北のコースに取り付き(12:00)進みました。
進むにつれて意外と確りした道が続き所々赤テープもあり安心してのんびり歩きました、暫くしてちょっとした崖崩れ跡が現れましたがロープが張ってあったのでそれを掴んでトラバースすると間もなく右手に「大日様」の標識と石段が現れたのでそれに取り付きジグザグに登るとピーク(12:21)に着きました。
大日様は巨岩の真ん中を四角に掘られた穴の中に鎮座しているらしく岩戸で塞がれていました、頂上は西が開けて見晴らしが良いので景色を眺めながら昼食休憩にしました、昼食の後(12:48)尾根を東に進み次の目標「馬の背」に向かいました。
「馬の背」ピーク(12:59)に着くと大きな岩が三つ並んだ何の変哲もない頂上でした、写真を撮って往路を引き返えし元の来た道(13:05)に降り立つと更に北に進み荒れた谷筋の道を下って市道(13:17)に出ると東に≒2.5km程先の車を止めてある細野集落を目指しました。
途中歌人古泉千樫の生家に寄リ写真を撮ったりしてから終点の駐車場に向かい(13:55)ゴールしました、トータルタイム4時間48分、コースタイム3時間50分、≒10km、≒16,000歩でした、又も間違った思い込みで三度もコースを間違える失敗をお犯しましたがそれでも無事完歩出来たので今年の山歩きはまずまずの締め括リとなりました。
HP URL outdoor (hacca
大塚山頂上タブの巨木 大日様の鎮座する巨岩 大日様から俯瞰の麓の風景
歩いたトラック(軌跡)(1/25,000)