アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

178 房総の山(嶺岡中塚山~大塚山~大日様)を巡る周回ハイク。 ('12,12,21)

2012-12-22 08:03:00 | 房総の山南部

歳の瀬の迫った冬至の今日嶺岡山系の大塚山を中心とした周回コースを歩いてきました、自宅(8:10)を出発してR410を南下し長狭街道に出ると信号を右折し≒900m程進んだ小学校の角を左折して更に凡そ1km程進んだところでどうも「道なり」が地形図と違うのに気付き現在地を確認したら一本手前の道に入っていました。

引き返えして小学校の角から出直し本コースに取り付いて≒300m程進んだ道路脇の空き地に駐車して身支度を整え(9:07)出発しました、集落を抜けて次第に傾斜の増す道を登ると左に馬頭観音が二体佇んでいました。

杉林の中の林道を更に登ると右手尾根上に愛宕神社の大石宮が鎮座しているので急な石段を登って(9:47)参拝しました、直ぐ近くに今は廃止になったキャンプ場の施設があったのでそこで小休止しました。

ここからの道は荒れ気味で滑リ易く慎重に登って行くと丈が2m以上有るススキの藪で道が見えなくなりました、ガイドブックには「道は切通しで終点となる」とありますが切通しらしきものはないので道はススキの藪の下に隠れていてその先に切通しは有るだろうと思い濃い藪に突っ込み強引に進みました。

≒100m程進んだ所でどうもおかしいと思い念の為GPSと地形図で現在地を確認(10:21)したらコースから外れていたので道路迄引き返えしました、よく見ると確かに高さ1m位の崖らしきものが片方に有り雑草で覆われていました。

身体中に纏わり付いたススキの果穂や雑草の種を払い落してから東側に聳える中塚山に登リました、頂上(10:37)に着くと二基の石祠がありましたので参拝して往路を下り林道に降り立ちました。

反対側の木に赤テープが付いていたので大塚山へのコースと思い取り付き(10:47)急坂尾根を赤テープを頼りに直登しました、次第に傾斜がきつくなり40°前後の急坂を木の根やトラロープを掴んで這い上がりました。

漸くピーク(11:08)に着いたと思ったらそれは一つのコブでした、南側が開けて谷を挟んだ直ぐ前に自衛隊のアンテナドームが見えました、小休止の後西に進みもう一つコブを乗越し登り返すと大塚山頂上(11:20)に着きました、頂上には山のシンボルと言われるタブの巨木が聳えていました。

頂上から尾根を西に踏み跡と赤テープを頼りに下ってゆくとテープが前と左右に有リ迷いました、ガイドブックには「間もなく旧道に降り立つ」とありますがどう見ても道には見えず踏み跡らしいので道は更に下だと思い直進しました。

所が直ぐテープも踏み跡も無くなりおかしいと思い引き返しました、今度はそのまま右に進むと踏み跡もない藪の中に赤テープが所処続いていたので間違いないと思い更に進むと谷の上に出ました、よく見ると対岸に赤テープがありますが明らかにコースを間違えているのに気付きました。

現在地(11:44)を確認すると反対方向に進んでいましたので迷った十字路迄引き換えし現在地を確認したらやはりそこは「旧道」でした、ガイドブックの指示道リ北のコースに取り付き(12:00)進みました。

進むにつれて意外と確りした道が続き所々赤テープもあり安心してのんびり歩きました、暫くしてちょっとした崖崩れ跡が現れましたがロープが張ってあったのでそれを掴んでトラバースすると間もなく右手に「大日様」の標識と石段が現れたのでそれに取り付きジグザグに登るとピーク(12:21)に着きました。

大日様は巨岩の真ん中を四角に掘られた穴の中に鎮座しているらしく岩戸で塞がれていました、頂上は西が開けて見晴らしが良いので景色を眺めながら昼食休憩にしました、昼食の後(12:48)尾根を東に進み次の目標「馬の背」に向かいました。

「馬の背」ピーク(12:59)に着くと大きな岩が三つ並んだ何の変哲もない頂上でした、写真を撮って往路を引き返えし元の来た道(13:05)に降り立つと更に北に進み荒れた谷筋の道を下って市道(13:17)に出ると東に≒2.5km程先の車を止めてある細野集落を目指しました。

途中歌人古泉千樫の生家に寄リ写真を撮ったりしてから終点の駐車場に向かい(13:55)ゴールしました、トータルタイム4時間48分、コースタイム3時間50分、≒10km、≒16,000歩でした、又も間違った思い込みで三度もコースを間違える失敗をお犯しましたがそれでも無事完歩出来たので今年の山歩きはまずまずの締め括リとなりました。

                  HP URL outdoor (hacca 

    
  愛宕神社 大石宮      アキノタムラソウ      中塚山頂上の石祠      

        
  大塚山頂上タブの巨木   大日様の鎮座する巨岩   大日様から俯瞰の麓の風景

  
 馬の背頂上の大岩     藪の中のマンリョウ     歌人 古泉千樫の生家


                           歩いたトラック(軌跡)(1/25,000)

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177 房総の山(浅間山と船塚山&Ⅱ△「山本」)の周回コースを巡るハイキング。 ('12,12,14)

2012-12-15 08:42:11 | 房総の山中部

週末のお天気は崩れそうなので快晴の今日(14日)山歩きに出かけました、自宅(8:00)を出て途中コンビニでお弁当を買った後一山越えて小櫃川沿線のJR久留里線小櫃駅近くの「君津市小櫃行政センター」駐車場(8:25)に着き身支度を整え(8:37)歩きはじめました。

最初小櫃中学校の敷地内に有るⅣ△「俵田」(42.7m)に向かいました、踏切を渡って西に向かい中学校(8:57)に着くと校舎の前に男の先生がいたので三角点は何処に有るのか尋ねたら「校舎の屋上に有るけど校長が留守なので屋上には上がれない」との事なので諦めて先に進みました。

往路を引き返えし一旦駐車場まで帰ってR410(旧道)を横切り末吉集落を通って北に向かいました、広い道路を横切リ三田集落に入ると正面に浅間神社入口の大鳥居が現れ白と赤の二つが重なる様に立っていました。

鳥居の前(9:38)に着くと再び身支度を整え長い石段を(9:42)登リました、322段を登り詰め更に緩やかな坂を登って漸く浅間山頂上の浅間神社(9:57)に着きました、神社にお参りし西に開けた麓の景色を眺めながら小休止の後(10:10)登山道に取り付き落ち葉の積もった歩き易い確りした稜線を北東に進み次の船塚山を目指しました。

のんびり稜線漫歩を楽しんでいると突然明るい広場に飛び出しました、何だろうと訝っていたら北東を指した「船塚山」の標識があったので頂上はまだ先と思い取り付き口を探して広場を半周しましたが見つかりません、その筈です標識が間違っていてここが頂上だったのです。

芝広場の中に桜と三つ葉つつじの木が整然と植えられた公園でした、GPSで三角点(10:39)を探し直ぐ見つかりました、写真を撮り近くの船塚神社(10:45)に行きお参りした後復路に就きコンクリ舗装の広い道を下りました。

300m程下ると左に登山道が現れたのでそれに取り付き100m程下って再び舗装林道に出た所で今度は西に進んで行くと二ゕ所の高圧鉄塔を左右に見て更に下るとR410(旧道)に出ました、一旦帰ろうとして南に向かいましたがふと北に進むとJR「下郡駅」近くに三角点の有ることを思い出しそこに行くことにしました。

車がひっきりなしに行き交う歩道のないR410(旧道)を≒1.5km程北に進み信号を左折して踏切とR410(新道)を横断(11:55)すると直ぐ右手の何処かに三角点は有る筈ですがいくら探してもありません、その筈ですそこは埋め立てられプレハブ小屋が立っていました。

近くにいた地元の男性に伺った所「埋め立てる時一緒に埋めてしまったらしい、以前国土地理院の人が調べに来たが分からなかった」とのことなので諦めて昼食休憩にしました。

昼食後(12:30)R410(新道)の直線道を≒3km南下し駐車場(13:20)にゴールしました、トータルタイム4時間43分、コースタイム3時間45分、≒14km、≒20,000歩でした、二ヵ所の三角点を確認出来なかったのでせめてもう一ヵ所と思い帰り道の近くに有るⅢ△「向山」(84.9m)に立ち寄りました。

その場所は広いチャンキーフーズ鶏舎の直ぐ裏でした、悪臭の漂う中探し廻リ何とか位置を特定しましたが猛烈な藪で強引に突っ込んだら探すどころか脱出するのに大難儀したので三角点の確認は諦め敗退して帰路に就きました、結局今回の三角点巡りは四ヵ所廻って一ヵ所しか確認できず打率25%の山旅でした。

                HP URL outdoor (hacca 

    
 浅間神社への長い石段     浅間神社本殿      浅間神社裏の椎の巨木

  
浅間山頂上から俯瞰の風景   サネカズラの実       船塚山頂上公園

    
  Ⅱ△「山本」(152.2m)          船塚神社本殿     船塚神社の山桜の巨木

                              
                                    歩いたトラック(軌跡)(1/25,000)

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176 房総の山(関豊金毘羅山と愛宕山&Ⅲ△「五頭郷」)を巡る一人ハイク。 ('12,12,07)

2012-12-08 09:06:18 | 房総の山中部

天気は快晴だし腰痛も大分良くなったので山歩きに出かけました、今回は富津市関豊に有る金毘羅山と愛宕山及び愛宕山の西にある地蔵峰の三等三角点「五頭郷」(ごずごう)(264m)を巡る周回コースを歩きました。

自宅(8:10)を出発してR465を南下し野猿の「自然動物園」下の広い駐車場(8:33)に着き身支度をして(8:40)歩きだしました、動物園入口の坂を登り左に動物園を見て金網トンネルを潜リ更に登ると広い舗装道路に出ました。

ガイドブックには「舗装道路を少し行くと三叉路手前に登る細道がある」とありますが「少し」の加減が分からず行ったり来たりして探しやっと取り付き点を見つけました、昔の金毘羅神社への参詣道らしく落ち葉の積もった確りした道が続きました。

坂道を登り平坦な杉林に登り着くと右折し更に一登りでピークの金毘羅山(9:13)に着きました、可愛い社があり参拝して(9:17)往路を下り分岐から北西に進みました、ほぼ平坦なスダジイやマテバシイ等の大木の林の中にポツンと昔の展望台跡のブロック建屋がありました。

ここから急坂を下り麓の集落に下りるのですが以前はハイキングコースだったらしく道の面影は有りますが殆ど踏み跡程度のジグザグ道でした、下りきったところで民家を右に見て畑に出た所に大木の朽ちた切り株が二つありそこに大きな天然の「ヒラタケ」が沢山生えていましたので土産に頂いてきました。

湊川に架かる吊り橋を渡り一旦県道富津・館山線に出てそれを横切り中倉集落を南に進んで最奥の民家の先から登山道に取り付こうとしたら直ぐ傍の畑で働いていた70才前後の男性から声をかけられ暫く立ち話をして登山道の様子などを聞き助かりました。

昔の愛宕神社への参詣道らしく昔道らしい風情もありますが所々崩れたり藪になったりして殆ど薄い踏み跡とマーキングテープが頼りのルートでした、最後の愛宕山頂上直下の道は崩壊している為ガイドブックには「ここからは赤テープを目印に直登する」とありましたが赤テープは全然なく黄色と青のテープが二ゕ所有るだけでした。

藪漕ぎして急坂を直登し漸く頂上(283m)の公園広場(11:36)に飛び出してホッとしました、愛宕神社にお参りし展望台に登って房総の山々を俯瞰した後昼食休憩にしました、食事の後次の目標三角点の有る地蔵峰を目指して(12:04)出発しました。

田取林道に降り立ち西に15分程進むと舗装された豊岡林道を左に分けて右手の小高い尾根の末端に取り付き踏み跡を登ると間もなく三等三角点「五頭郷」(264m)(12:20)に着きました、これで三つの目標を無事クリアしたので安心して復路に就きました。

田取林道を≒2km程下って県道富津・館山線(12:58)に降り立ち北に≒900m程進んだ所から県道上の跨道橋を渡リ小倉集落を通って帰り駐車場にゴール(13:30)しました、トータルタイム4時間50分、コースタイム3時間40分、≒10km、≒16,500歩でした、ハイカーには一人も会わず大きな鹿一頭に出会っただけの静かなハイキングでした。

【追記】
夜夕食の後ほろ酔い気分でPCに向かい山歩きの写真をファイルにコピーする際誤って全ての写真を消してしまったので今回は写真なしです、残念至極! いずれリベンジします。

                HP URL outdoor (hacca


                     歩いたトラック(軌跡)(1/25,000)

 

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175 内浦山県民の森(JR亀山駅~紅葉の猪ノ川渓谷~内浦山県民の森センター)ロングハイキングに参加 ('12,11,30)

2012-12-01 10:05:24 | 県民の森ハイク

内浦山県民の森ハイキングに春以来8ヶ月振りに参加してきました、コースは君津市の亀山駅前から亀山ダムの紅葉を愛で乍ら黒滝を眺め清澄山系の稜線を辿って鴨川市の「内浦山県民の森管理事務所」までのロングハイキング(25km)です。

前日「内浦山県民の森管理事務所」に隣接する宿泊棟「森の宿せせらぎ」に泊まリ夜オリエンテーションに参加しました、翌朝当日参加者も含め参加者25名スタッフ5名がマイクロバスで管理事務所(8:00)を出発して亀山駅前に向かいました。

亀山駅前で準備体操など身支度を整え(8:55)出発しました、県道に出て直ぐ亀山ダムに架かる藤林大橋と亀山大橋を渡ると間もなく右折して折木沢集落を南に進みました、するとダムに架かる橋の上から紅葉の景色が広がり例年になく見事な紅葉に暫し見とれました。

次々現れる素晴らしい紅葉を眺めながら猪ノ川沿いの林道を進むと間もなく展望ポイントの黒滝(10:00)に着きました、写真撮影等小休止の後先に進み途中素掘りのトンネルを数回潜り「お弁当広場」の看板を見送り乍ら急坂を登り詰めると「東大演習林郷台作業所」(10:36)に着き早い昼食休憩になりました。

支給された幕の内弁当を食べた後作業所裏に有る竹林や杉林等の試験場の植生等をスタッフから説明を受け良い勉強になりました、試験場を散策した後作業所(11:32)を後にして郷台林道の急坂を登ると緩やかな稜線の道に出ました。

遙か南西の峰岡山系の山々を眺めながら時折特別リーダーの山博士ことYさんの山座同定の解説を聞きながら歩いて行くと間もなく再び「お弁当広場」(12:38)(12:45)に着き小休止の後更に南に進むと元清澄山への道を右に分けここから「関東ふれあいの道」に入って清澄寺を目指しました。

郷台林道終点のゲートを出ると清澄寺駐車場(13:09)に着きました、トイレ休憩の後(13:16)出発して坂を登ると清澄寺の山門を右に見て更に急坂を登リ詰めゲートを出ると一杯水林道のほぼ平坦な林道歩きになりました。                                            

 昨夜の雨で多少ぬかるんだ未舗装林道(≒4km)を40分程歩くと一杯水林道終点のゲートを出て麻綿原分岐(13:54)から林道奥谷線(≒5km)の舗装道路を延々と下りました、途中楓の見事な紅葉を撮影しながら歩いて漸く「県民の森芝生広場」(14:37)にゴールしました。

トータルタイム5時間42分、コースタイム4時間30分、≒25km、≒33,000歩でした、天気は何とか曇り空が保ちましたが結構汗を掻きました、数ヵ月前から腰痛で苦しんでいましたので心配でしたが何とか薬で誤魔化し無事完歩出来ました。

                        HP URL outdoor (hacca

   
     亀山駅前で準備体操     黒滝目指し林道を行く   亀山ダム湖畔の紅葉(その1)

     
    黒滝       亀山ダム湖畔の紅葉(その2 )         センペルセコイアの巨木

                 
 クスノキの巨                   林道脇に仕掛けられた猪の罠     路傍に咲くリンドウ


                                  歩いたトラック(軌道)(1/50,000)

 

 

 

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