今回は安房地区にある3点、鴨川市のⅡ△「天面」(152.5m)と南房総市のⅢ△「上の山」(111.2m)・Ⅱ△「小川」(203m)を巡ってきました。
《Ⅱ△天面》
最初に鴨川市江見地区にある二等三角点「天面」(152.5m)に向かいました、この三角点は七曲トンネルを挟んで東に500m程離れたピークにあったものを2,008年(平成20年)に現在地点に移設されたものです、ですから地形図には三角点や道路等の記号はなく位置を探し出すのに苦労しました。
それは大きな発電用風車の立っている直下にありました、「点の記」には自動車到達地点「本点直ぐ脇」とありますから歩きながら道路脇を注意して行けばすぐ見つかると思っていましたがそうは行きませんでした、風車の立つ頂上は広い平地で東半分は背丈以上のススキが繁茂していてその中にありましたから探し出すのに一苦労しました。
【ポイントタイム】
七曲トンネル手前駐車場スタート(9:55)…Ⅱ△「天面」(10:45)(10:49)…駐車場ゴール(10:59)、所要時間53分、歩行時間40分、水平距離約1.6km、累計標高+142m、歩行数約2,300歩。
《Ⅲ△上ノ山》
JR和田浦駅前の小さな集落がその起点です、集落の奥まったところに熊野神社がありその入口の左脇に小さな三角点への道標がありましたから迷わず取り付くことができました、多少荒れてはいましたがしっかりした登山道で途中急坂等にはトラロープが張られていて結構皆さん登られているようでした。
頂上には「和田山」の標識がありましたから地元の人たちはよく登っているのでしょう、稜線に上り詰めたら右手の一段高い所に三角点はありました、こんなに分かり易く短時間に見つけられる三角点はめったにありません、これで二箇所クリアしたので次に向かいました。
【ポイントタイム】
駐車場スタート(11:39)…熊野神社(登山口)(11:51)…Ⅲ△「上ノ山」(12:12)…駐車場ゴール(12:35)、所要時間56分、歩行時間50分、水平距離約1.7km、累計標高+241m、歩行数約2,500歩。
《Ⅱ△小川》
和田漁港前の向畑集落から4km程北上して山間部最奥の廃屋前に車を止め登山口を探し廻りましたが分りません、「点の記」には「小径あり」と記されていますが14年も前の記述ですからあっても藪になっているだろうと思い適当な尾根を探して登ることにしました。
大きな尾根の突端にお墓がありそこまではしっかりした道があったのですがそこから先は踏み跡らしい形跡が少し続いたと思ったらすぐに消えて濃い藪になってしまいました、仕方なく藪の薄い所を選んで這い上がると尾根上に出ましたのでそこをコンパスの指示通り直登しました。
帰りの目印に赤テープを所処貼りながらゆっくり登って稜線に出ると西に200m程の所に三角点はありました、復路は貼った赤テープを探しながら何とか下ってきましたが最後になってルートを外し濃い藪の中に入り込んでしまい苦戦の末取り付き点の100m程手前にやっと降り立ちました、午後3時を当に過ぎていましたが「むすび」とサンドイッチを食べて帰路に就きました。
【ポイントタイム】
駐車場スタート(13:17)…(テープ貼りと現在地確認)…Ⅱ△「小川」(14:25)(14:27)…駐車場ゴール(15:19)、所要時間2時間02分、歩行時間1時間39分、水平距離約3km、累計標高+413m、歩行数約3,000歩。【三か所合計記録】所要時間4時間、歩行時間3時間10分、水平距離約6.3km、累計標高+796m、歩行数約7,800歩。
HP URL outdoor (hacca.jp
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図