君津市環境衛生課主催の「巨樹・古木を訪ねる」バスツアーに始めて参加してきました、参加者25名、スタッフ4名が9時にバスで市役所を出発し途中「笹地区」でトイレ休憩して一路清澄寺直下にある東大演習林清澄作業所に向かいました。
東大演習林清澄作業所に着くと若い職員の方から作業所の概要が説明されその後森林博物資料館を1時間程見学してから同作業所のマイクロバスで郷台林道を通って同郷台作業所に向かいました。
この林道は「関東ふれあいの道」に指定されていますからハイキングで何度か歩いていますが車に乗って通るのは初めてです。
正午過ぎに郷台作業所に着くと昼食休憩の後構内に数本ある推定樹齢70~80年のセンペルセコイアの巨樹を見学した後構内の畑を廻リ黒松や落葉松或いは孟宗竹林等の実験栽培などの内容説明を1時間程受けました。
郷台作業所での見学を終えると再びマイクロバスで往路を引き返し清澄寺に向かいました、ここでは境内の広場に立つ国指定天然記念物で推定樹齢400~500年と言われる通称「千年杉」の説明を受けました。
既に15時近くなっていましたのでこれで終わりにしては全く期待外れだと思っていたら直ぐ近くの高台にある推定樹齢800年とも言われる楠木の巨樹に案内されその巨大さに驚きました、この巨樹を見て今日の見学会参加の意義を半ば納得しました、「巨樹・古木巡り」はこれで終り帰路に就きました。
《一言》バスツアーですから広い道路はバスで移動するだろうことは分っていましたが募集要項には「山道を散策できる方…」とありましたから所処登山道を登って「深山に人知れず悠久の歴史を刻んで佇む巨樹にお目にかかれるかな…」と期待して参加したのです。
然し意に反し巡った巨樹はたったの3本でしかも「セコイア」と「千年杉」は既に何度かお目にかかっている巨樹です、初めての巨樹は楠木だけでした、然も山道は全く歩きません。
予想に反して期待外れの「巨樹・古木巡り」でしたがそれでも快晴の空のもと小春日和の一日、大勢の人達とおしゃべりしながらのバスツアーもたまには気晴らしになるものだと思って納得しました。
outdoor (hacca.jp)
小杉の切株標本 野生動物・野鳥標本 郷台作業所
センペルセコイア 実験畑で説明を 清澄寺本堂
聞く参加者
千年杉 楠木の巨樹 ジュウガツザクラ