連休に出かけようと思っていましたが連休は雪が降る予報なので急遽今日出かけることにしました、増間・上組集落の登山口にある駐車場に車を止めここから登りました、この遊歩道コースを歩くのは丁度3年振りです。
約20年前初めてこのコースを歩いた時と比べると雲泥の差程よく整備されています、登山口から大日山そして坊滝まで殆んど切れ間なく擬木柵や階段が設置されていてまさに作り上げた遊歩道です。
登り始めは急登が続きましたが稜線に出ると緩やかなアップダウンを交え乍らほぼ平坦な道をのんびり歩き小1時間かけて大日山頂上に着きました、誰もいない静かな頂上で「ひとくちアンパン」を食べながら眼下の景色を眺めて20分程過ごしてから坊滝に向かいました。
坊滝に下るコースは急坂であることは覚えていましたがここも擬木柵と階段が延々と沢まで設置されていたので安心して下ることが出来ました、所が滝の降り口を間違えて滝の上に下りてしまい慌てて引き返し暫らく歩いて滝の降り口に取り付きました。
きょうも滝の水は細い流れでした、写真を撮ると直ぐ引き返し増間ダムを経由して駐車場に向かいました、西に向かって暫らく歩いているとまた滝に出会いました、降り口に大きな看板が立っていてそこには「水垢離(みずこり)の滝」と書かれていました。
この増間川沿いには「増間の七滝」と言って七つの滝がありその最初の滝がこの「水垢離の滝」で「坊滝」は最後の七つ目の滝だそうです、 中の五つの滝は道すがらそれらしい音は聞きましたがそこへ至る道はありませんからどんな滝かわかりません。
水垢離の滝を眺めてからコースに戻り暫らく歩くとヘアピンカーブが現れそれを曲がって増間川沿いに2km余り南下したら増間ダムに辿り着きました、佐久間ダムのようにダムの周りは公園になっていて堰堤等を散策できるのかと思っていたら全く逆でダムには「立ち入り禁止」で人っ子一人いませんでした。
もし公園なら東屋位はあるだろうからそこで昼食休憩しようと思っていましたが期待外れだったのでそのまま素通リして県道に出ると左折し1km程歩いて正午過ぎ駐車場にゴールしました、今日も誰にも会わず一人貸し切りの静かな山歩きを満喫しました。
【ポイントタイム】
駐車場スタート(9:00)…大日山分岐(9:57)…大日山頂上(10:08)(10:27)…大日山分岐(10:34)…坊滝(10:55)(10:58)…水垢離の滝(11:28)(11:30)…増間ダム(12:00)…県道(12:09)…駐車場ゴール(12:22)、所要時間3時間22分、歩行時間2時間40分、歩行距離約6.5km、累計標高+731m、歩行数約11,000歩。
日溜りに咲く 整備された遊歩道 大日山頂上の石碑
ホトケノザ
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図