以前大雪の直後雪の上に最初の足跡を突けながら歩いた同じルートを残雪を踏んで辿ってきました、二度目の大雪が降ってから1週間以上経っているので雪の上には沢山の足跡がついていましたが雪が腐ってかえって歩き難いものでした、八郎塚はまだ結構雪深いのでピークでアイゼンを着けて慎重に下りました。
途中至る所に倒木で道が塞がっているので危ない所を迂回した足跡が沢山ついていました、何時も小さな鉈を腰に着けているので邪魔な枝をはずったりしながら進んだので予想以上に時間が掛かっただけでなく八郎塚北斜面の沢沿いの杉林の中では膝位までの深雪もありましたから尚更時間が掛かりました。
今日は日曜日ですがまだ相当雪があるので数人のハイカーに会うかなと思っていたら何と単独行者3人を含む2~4人パーティー等19人のハイカーと1人のトレーイルランナーそしてマウンテンバイクを担いで雪道を登って来た青年3人又高宕林道ではモトクロスの青年が倒木で先に進めず諦めて引き返す等多彩な人たちに会いました。
何と言っても驚いたのは石射太郎で昼食休憩(13:00)していたら次々下山して来る人たちが皆「大型バス2台のツアー客が高宕山頂上直下で長い行列を作って渋滞しているので登頂を諦めた」と言うのです、これは困ったなと思いましたがそれでは出来るだけ時間を稼いでゆっくり行きその人達がいなくなる頃登頂しようと思いました。
予想通リ頂上には誰も居ませんでしたしその後も誰にも出会いませんでしたが最後奥畑駐車場手前の林道に降り立ったところでツアー客の最後続部隊の人達20数人に追着き同時ゴールとなりました。
今回は大分雪も解けているので以前の雪山歩きより短時間で歩けると思っていたら邪魔な枝等の撤去をしながらでもありますが予想以上に時間のかかった山歩きでした、これも体力の衰えの成せる結果かもしれません、一番印象に残ったのは監視上ルートの急坂を下っている時シジュウカラの様な小鳥の澄んだ囀りの声が周りの山にこだまして心が癒された事です。
【ポイントタイム】
《往路》奥畑駐車場(7:45)…登山口取り付き(7:50)…八郎塚分岐(8:26)…八郎塚ピーク(8:50)(8:57)…金吊リ(9:43)…展望台(9:48)…監視所分岐(10:44)…山ノ神(10:55)…208mピーク(11:14)…沢の丸木橋(11:37)…高宕林道(11:56)(11:59)…第一トンネル(12:24)(12:29)…石射太郎展望台(12:52)昼食休憩(13:17)…観音堂(14:17)(14:19)…高宕山頂上(14:43) 《復路》高宕山頂上(14:46)…郡堺尾根分岐(15:20)…八郎塚分岐(15:30)(15:33)…奥畑駐車場ゴール(16:08)、所要時間8時間23分、歩行時間7時間、≒15km、≒28,000歩でした。
HP URL outdoor (hacca
八郎塚(342m)標識兼道標 雪深い杉林の登山道 「金吊リ」ピーク
八郎塚展望台の 高宕観音堂直下の石塔 高宕山頂上のポール
昔野猿に餌付した小屋
水平地層が地殻隆起で 高宕山頂上からの景色 路傍に咲くオオイヌノフグリ
立縞地層になった
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図