アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

223 房総の山(八郎塚~石射太郎経由高宕山)を巡る残雪の山歩き。   ('14,02,23)

2014-02-24 09:07:35 | 房総の山中部

以前大雪の直後雪の上に最初の足跡を突けながら歩いた同じルートを残雪を踏んで辿ってきました、二度目の大雪が降ってから1週間以上経っているので雪の上には沢山の足跡がついていましたが雪が腐ってかえって歩き難いものでした、八郎塚はまだ結構雪深いのでピークでアイゼンを着けて慎重に下りました。

途中至る所に倒木で道が塞がっているので危ない所を迂回した足跡が沢山ついていました、何時も小さな鉈を腰に着けているので邪魔な枝をはずったりしながら進んだので予想以上に時間が掛かっただけでなく八郎塚北斜面の沢沿いの杉林の中では膝位までの深雪もありましたから尚更時間が掛かりました。

今日は日曜日ですがまだ相当雪があるので数人のハイカーに会うかなと思っていたら何と単独行者3人を含む2~4人パーティー等19人のハイカーと1人のトレーイルランナーそしてマウンテンバイクを担いで雪道を登って来た青年3人又高宕林道ではモトクロスの青年が倒木で先に進めず諦めて引き返す等多彩な人たちに会いました。

何と言っても驚いたのは石射太郎で昼食休憩(13:00)していたら次々下山して来る人たちが皆「大型バス2台のツアー客が高宕山頂上直下で長い行列を作って渋滞しているので登頂を諦めた」と言うのです、これは困ったなと思いましたがそれでは出来るだけ時間を稼いでゆっくり行きその人達がいなくなる頃登頂しようと思いました。

予想通リ頂上には誰も居ませんでしたしその後も誰にも出会いませんでしたが最後奥畑駐車場手前の林道に降り立ったところでツアー客の最後続部隊の人達20数人に追着き同時ゴールとなりました。

今回は大分雪も解けているので以前の雪山歩きより短時間で歩けると思っていたら邪魔な枝等の撤去をしながらでもありますが予想以上に時間のかかった山歩きでした、これも体力の衰えの成せる結果かもしれません、一番印象に残ったのは監視上ルートの急坂を下っている時シジュウカラの様な小鳥の澄んだ囀りの声が周りの山にこだまして心が癒された事です。

【ポイントタイム】
《往路》奥畑駐車場(7:45)…登山口取り付き(7:50)…八郎塚分岐(8:26)…八郎塚ピーク(8:50)(8:57)…金吊リ(9:43)…展望台(9:48)…監視所分岐(10:44)…山ノ神(10:55)…208mピーク(11:14)…沢の丸木橋(11:37)…高宕林道(11:56)(11:59)…第一トンネル(12:24)(12:29)…石射太郎展望台(12:52)昼食休憩(13:17)…観音堂(14:17)(14:19)…高宕山頂上(14:43) 《復路》高宕山頂上(14:46)…郡堺尾根分岐(15:20)…八郎塚分岐(15:30)(15:33)…奥畑駐車場ゴール(16:08)、所要時間8時間23分、歩行時間7時間、≒15km、≒28,000歩でした。

 

                HP URL outdoor (hacca

 

               
      八郎塚(342m)標識兼道標          雪深い杉林の登山道         「金吊リ」ピーク

                                    
     八郎塚展望台の        高宕観音堂直
下の石塔            高宕山頂上のポール
     昔野猿に餌付した小屋

 

               
         水平地層が地殻隆起で    高宕山頂上からの景色   路傍に咲くオオイヌノフグリ
        
立縞地層になった

     
                      歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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222 房総の山(鹿野山最高峰「白鳥峰」)へ雪山あるき。  ('14,02,10)

2014-02-11 08:32:32 | 房総の山中部

8日(日)は十数年振りの大雪で我が家の庭にも30cm近く雪が積もリました、「このままでは当分山歩きできないかな」と弱気になっていましたが良く考えたら以前大雪の翌々日「奥畑~八郎塚~監視所~石射太郎~高宕山~奥畑」のルートを7時間位かけて歩いたことを思い出し久し振りに雪山を歩いてみることにしました。

今回も家から歩いて行けるところをいろいろ考えた末余り無理しないで行ける山として鹿野山の最高峰「白鳥峰」に登ることにしたのです、登山口の市宿集落までの車道は除雪されていたので登山口で6本爪の軽アイゼンを付けて急坂尾根を登りましたが予想通リかなりの積雪でした。

浅い所でふくらはぎの下位(≒20cm)、吹き溜まりの深い所では膝位(≒50cm)あったので私にしては可なりハードな山歩きになりました、特に白鳥神社の階段は吹き溜まりで太もも迄潜りラッセルに一苦労しました。

やっとの事白鳥峰頂上について石碑を一回りしたらなんと石碑の北側に丸い銅版のキャップを冠した標石があったのです、今まで何回か登っていますが全く気付きませんでした、 鹿野山の三角点は春日峰(351m)に有るので最高峰の白鳥峰(379m)には有りません、そこで独標の基準点として設置して有るのでしょうか?後で国土地理院に伺って見ようと思います。

白鳥峰から下山して九十九谷公園で休憩をとりアンパンを食べ紅茶を飲んでゆっくりした後道路を挟んで東側に有る「展望広場」の高い展望台に登って180°の展望を楽しんだ後帰路に付きました。

閉鎖されている「白渓山荘」の前から杉林の中の昔道に入りましたがここも予想通リ深い積雪でした、県道を横断して今度は清和市場ルートに取り付くと間もなく右の太ももの裏の筋肉が吊って激痛が走り歩行困難になってしまいました、雪深い急坂尾根を雪を蹴リ込みながら長時間登ったので普段あまり使わない筋肉がダメージを受けたのでしょう。

事故は思わぬ所で突然起こるものだと又しても思い知らされました、一休みしている時湿布薬を持って居ることに気付き急いで患部に貼るとたちどころに痛みが去り何事もなかった様に歩けました。

この道は比較的新しい道なので広く開けた歩き易い道ですがここも20cm位の積雪でかなり足に堪えました、一つ気がかりなのが清和市場集落下山口手前の竹藪の中の道です、おそらく雪で竹が倒れて道を塞いでいるのではないかと心配していましたが心配は的中、予想通リところ何処ろで通過不可能な程道が塞がれていました、そのたびに更に雪深い藪の中を藪漕ぎして迂回しなければならず難儀しました。

やっとの事妙喜寺下の県道に出てアイゼンを外し除雪された道を北に向かって進み自宅にゴールしました、お天気は曇りがち乍ら風もなく久しぶりの雪山歩きは楽しいものでした、人の足跡は全くなく有るのは猪、鹿、そして野兎等の足跡だけでしたが野兎の足跡の多いのには驚きました。

【ポイントタイム】
自宅(7:25)…コンビニ(7:28)(7:35)…登山口(8:00)(8:05)…習志野少年自然の家キャンプ場(9:04)…別荘地ピーク(9:43)…白鳥神社入口(10:10)…白鳥神社(10:15)…白鳥峰(10:24)(10:27)…九十九谷公園(10:37)(11:05)…清和市場ルート入口(11:56)…妙喜寺下県道(12:54)(13:03)…自宅ゴール(13:35)、所要時間6時間10分、歩行時間5時間05分、≒11km、≒21,000歩でした。

            HP URL outdoor (hacca

             
       白鳥神社        白鳥峰頂上の石碑      白鳥峰頂上標石(379m)

            
     深雪の九十九谷公園       熟したアオキの実、      雪深い昔道
                 昔葉は家畜の餌でした。

            
   野兎の足跡、前足(左側)      芭蕉の句碑、場所が   展望台から・九十九谷と
       後足(右側)縦二つ並び       移転されています。     房総の山並み。

   
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

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221 KRC2月例会ハイキング「早春の保田(江月)すいせんロードを歩く」に参加。   ('14,02,01)

2014-02-02 08:26:51 | KRCハイク

KRCハイキングに参加して数年ぶりにスイセンロードを散策してきました、何時もの様に参加者24名、リーダー3名が小糸スポーツ広場(8:50)をバスで出発、今回は高速の館山道を南下したのでアプローチタイムは40分足らずで鋸南町中央公民館駐車場に着きました。

スイセンロードに入ると結構県外ナンバーの車が多く見うけられました、少人数で三々五々散策しているグループが多かったので私達が最も多人数グループかと思いきや何と100人前後も居ようかと思われる程の大パーティーが私たちの後から登って来たのには驚きました、聞く所では新ハイキングクラブの公募パーティーらしいのです。

きょうは天気も良く穏やかな日差しが注ぐハイキング日和で然も今がスイセン狩リにはベストシーズンの様です、水仙だけでなくロウバイや白梅そして菜の花等は満開でした、それに加えて更に河津桜は3~5分咲きでちょっと大げさに言えば正に百花繚乱の花見ハイキングでした。

当初は谷間の江月川に沿った静かな集落を縫ってスイセンロードを東に進み見晴らしの良い「見返り峠」(125m)からUターンして帰る予定でしたが時間が早かったので峠から西に山越えをして勝山市街に下山することにしたのです。

スイセンロードは殆ど緩やかな傾斜の路ですが最終集落直下と「見返り峠」直下は急坂で出発地から標高差≒120mも登るので結構な山登り気分にもなりました、途中「水仙ひろば」で休憩して甘酒を飲んだり土産を買ったりしていると例の大パーティー隊が来たので急いで休憩を切り上げ先に進みました。

一登リした地蔵堂直下の農家の南向き段々畑(水仙畑)をお借りして畔に横一列に並んで早い昼食休憩にしました、下の道路には散策するハイカーがひっきりなしに行き来していました、南向きの暖かい日差しを体いっぱいに浴びてゆっくり休憩していると眠気が模様して来るほどでした。

40分程休憩して12時前ですが早めに出発して見晴らしの良い峠に向かいました、急坂を登り切るとそこは正に最高の展望台でそこここにお弁当を食べたリ写真を撮ったりしているハイカーで賑わっていました。

小休止して景色を堪能してから今度は西に向かって急坂を延々と下り塚原と言う小さな集落の中を通って畑の畦道やカモ達の遊ぶ佐久間川沿いの道を歩いて勝山市街に出ました、沢山の車が行き来するR127を北に向かって1.5km程進んで公民館駐車場にゴール(13:35)しました、事故もなく無事全員完歩出来て万々歳のハイキングでした。

【ポイントタイム】
小糸スポーツ広場(8:50)=鋸南町中央公民館駐車場(9:28)(9:38)…水仙ひろば(10:25)(10:42)…水仙畑(10:57)昼食休憩(11:43)…見返り峠(12:00)(12:05)…佐久間川通学橋(13:02)小休止(13:07)…中央公民館駐車場ゴール(13:35)、所要時間4時間、歩行時間3時間、≒12km、≒17.000歩でした、帰りも高速道を通ったので15時前に帰宅できました。

                  HP URL outdoor (hacca

           
        今が盛りの水仙畑   早春の使者満開の菜の花   春を告げる満開の白梅

              
          周辺に芳香を漂かせる     寒さに負けず一足早い    段々畑の畔で昼食休憩
          満開のロウバイ        五分咲きの河津桜

            
         地域信仰の中心地蔵堂       ソテツの熟した実  「見返り峠」から俯瞰の景色

            
        ショートカットの畦道を行く   可憐なホトケノザ   佐久間川で遊ぶカモ達


                                  歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

  

  

 

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