アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

384 房総の山(御殿山~大日山)往復縦走山歩き。  ('18,02,24)

2018-02-25 08:17:38 | 房総の山南部

関東百名山の一つ御殿山に登り途中鷹取山と宝篋山のピークを踏んで南西に聳える大日山までの往復縦走をしてきました、このコースを歩くのは3年3ヶ月振りです、最近歩く人が多くなった様で今日もお天気が良いせいか平日ながら20人のハイカーに出会いました。                                                                                                                                        

歩くハイカーが増え確りとした踏み跡が出来て登山道らしくなり迷うことなく大日山へ辿り着けるようになりました、その為でしょうか平成19年発行の地形図には登山道記号が鷹取山から南に200m位までしか記されていませんでしたが平成27年発行の地形図には破線記号が大日山まで途切れることなく記されております。

3年前はR410から出発して御子神集落を通り塩井戸川沿いに進み御殿山に登って大日山へ縦走、大日山から南に下山して延々と車道を歩きスタート地点に帰る約15kmの周回コースを歩きましたが寄る歳波に勝てず今回は歩行距離約10kmの往復縦走でした。

車も舗装林道終点(料亭の所)まで入り此処からぬかるむ未舗装林道を約1km歩いて登山口に取り付きました、お陰で復路未舗装林道を歩きながら蕗の薹を沢山採ることが出来我が家の「春一番」の土産になりました。

【ポイントタイム】
舗装林道終点着(8:41)(往路)スタート(8:51)…登山口(9:24)(9:29)…御殿山頂上(10:12)(10:20)…鷹取山(10:45)(10:52)…宝篋山(11:29)…大日山(11:40)昼食休憩(復路)スタート(12:03)…宝篋山(12:13)…鷹取山(12:50)…御殿山直下分岐(13:09)…下山口林道(13:42)…(蕗の薹採る)…駐車場ゴール(14:20)
所要時間5時間29分、歩行時間4時間30分、歩行距離約10km、累計標高+1,372m、歩行数約17,000歩。

      HP URL outdoor (hacca.jp)

                       
                           御殿山頂上東屋            御殿山頂上巨木と石祠            Ⅲ△「御殿」

                       
         鷹取山頂上石碑              宝篋山頂上石碑             大日山頂上石碑

                       
          Ⅳ△「大日山」          満開の河津桜               我が家の春一番

                 
                                  
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 


383 房総の山(地質年代「千葉二アン」見学と三角点巡り)の旅。  ('18,02,09)

2018-02-11 08:57:50 | 房総の山その他

今話題の地質年代「千葉二アン」見学を兼ね大多喜町の「伊藤大山」頂上にあるⅡ△「横山」(246m)と勝浦市の櫓台山頂上にあるⅢ△「興津」(126m)を巡るドライブ旅に妻と二人で行ってきました、この日はかんぽの宿「勝浦」に泊まり帰りに最近話題の「濃溝の滝」にも寄ってきました。

「千葉二アン」見学は当初1月24日に行く予定でしたがその前日雪が降ったので2月2日に変更したら又も雪に見舞われ再度変更して2月9になったのです、現場は小湊鉄道「月崎駅」の南東約2.5km(歩行距離)程の養老渓谷にありました。

行き過ぎて引き返すなど多少まごつきましたが何とか田淵集落の自治会館前の駐車場に着きここから歩いて5分程で渓谷に下り現場の崖に着きました、凍てつく寒さで崖には氷柱が沢山ありましたがその左側一帯が磁気逆転地層らしく調査用に開けた小さな穴が沢山ありました。

私たちが河原に着き崖を眺めていると暫らくして大きなカメラを担いだ3人の若者達が現れましたがNHKの取材班との事でした、崖を眺めても何がどうなっているのか良く分らないでいるとNHK取材班の女性スタッフが簡単に説明してくれたので多少分かったような気がしました。

暫らくすると二人の学生や夫婦ずれなど10人ほどの見学者が現れましたが私たちは先に失礼して駐車場に帰り次に目指すⅡ△「横山」に向かいました。

【Ⅱ△「横山」(246m)】
「点の記」には「三角点まで自動車可」とありますが13年前の記述ですから余り期待していませんでした、近くまで行ってみると林道から分岐した広い道路が上に延びているのです、しかし入口には鎖が張ってありますので片道1km程の道を歩いて登りました。

頂上に着くと大きな無線中継塔がありその下に三角点標石はありました、地形図には鉄塔の記号はありませんから恐らく数年前に出来たのでしょう、山を下り妻の待つ車に着くと正午を回っていたので日当たりのよい芝生の上でお弁当を食べ一休みしました。

【Ⅲ△「興津」(おきつ)(128m)】
この三角点についても「点の記」には自動車は「側点の下まで可」とありますし地形図にはその近くに家の記号があるので車の通れる道があることを期待して行きました、予想通り広い道があり最奥には観音堂とその脇に民家がありました。

民家の前に車を止めると家から中年女性が出てきて「なんですか…」と聞くので事情を話すと「三角点ならこの上にありますよ、案内しましょう…」と言ってその近くまで案内してくれました。

三角点の有る所は周囲100~200m位の小さな台の様な形をしていて南側は垂直の崖で上が平らになった小山でした、道はなく細竹の密集した藪を掻き分け北側から這い上がると平らな頂上に標石はありました、その名も「櫓台」と言って昔見張り櫓でもあったのか?と思われる小山でした。

今日の予定は全てクリアーしたので気分良く妻の待つ車に帰って一休みしてから今晩の宿「かんぽの宿勝浦」に一路向かい14時半ごろ宿にチェックインしました、(3月に同宿で小学校同窓会をやるのでその下見を兼ねて)、翌日帰路の途中今話題の「濃溝の滝」にも寄ってきました。

          HP URLoutdoor (hacca.jp)

                          
                    千葉二アンの案内板                磁場逆転層の崖                崖にできた氷柱

                          
         Ⅱ△「横山」(246m)                Ⅲ△「興津」(126m)             三角点の有る櫓台山

                         
           「濃溝の滝」                濃溝の滝への遊歩道               濃溝の滝への木道

                


382 KRCハイキング(安房神社周辺リゾート地を歩く)に参加。  ('18,02,04)

2018-02-05 07:44:50 | KRCハイク

KRC(小糸レインボークラブ)の2月例会ハイキング「早春の南房総最南端安房神社周辺リゾート地を歩く」に参加してきました、このハイキングコースは安房神社の裏にある標高100m余りの小高い山で野鳥観察できるその名も「館山野鳥の森公園」です。

この公園内のコース前半は4年余り前('13,11,19)一人で歩いて天神山(147m)を超え濃い藪漕ぎの末漸く開けた大海原の俯瞰できる「パラグライダー練習場」に辿り着きそこから急坂を下って布良海岸に出たコースです。

今回も参加者17名リーダー3名、総勢20名が小糸スポーツ広場をバスで出発し高速道路「館山道」(私はこの道路を通るのは初めてです)を南下し1時間程で登山口の安房神社前にある「ふれあい野鳥館」に着きました、ここで身支度を整え準備体操の後出発しました。

取り付きからいきなり急階段を上り最初に「富士見展望台」に着きましたが待望の富士山は残念ながら雲に隠れて拝めませんでした、尾根を更に登って国見展望台に立ち寄りましたが此処では麓の町や大海原はきれいに眺められましたが富士山は見えませんでした。

「シジュウカラ峠」を越えて稜線歩きになると北西の強い風に吹かれましたが間もなく木立に囲まれた「ピ―ヒョロ見晴台」に着きました、ここで10分程休憩した後今度は長い急階段を下って最低部の西沢(40m)に降り立ちました。

此処は私が4年前天神山を越えて布良海岸に出た分岐点です、ここで小休止するとリーダーから「此処から急階段を上って行くと天神山の頂上に行けますがどうしますか…」と皆さんに諮りましたが誰も行こうと言う人は居なかったので予定通り沢沿いに進み東屋の建つ「ピクニック広場」に向かいました。

ピクニック広場に着くとまだ11時ですが早い昼食休憩を取りました、休憩の後また急階段を上り稜線を進むと再びシジュウカラ峠で往路と合流し更に進んみ富士見展望台にまた寄ると今度は富士山がよく見えました。

此処から急階段を下り安房神社に降り立ち皆さん参拝してから近くの「ふれあい野鳥館」にゴールしました、予定より1時間以上早く着きましたので帰り「道の駅富楽里」に立ち寄り皆さん其々土産ものを買って帰路に就きました。

 往路安房神社手前数キロの所で俄かに黒い雲が頭上を覆い俄か雨が降り出したのでどうなるかと心配しましたが安房神社前に着く頃には晴れ間が出てすっかりハイキング日和になりました、しかし歩き始める頃になると時折北西の強い風に吹かれ震えました、急なアップダウンがあり歩き甲斐はありましたが距離が短く短時間だったので多少物足りなさを感じるハイキングでした。

【ポイントタイム】
ふれあい野鳥館スタート(10:05)…富士見展望台(10:11)…国見展望台(10:16)…ピーヒョロ見晴台(10:27)(10:37)…ピクニック広場(11:00)昼食休憩(11:40)…安房神社(12:05)(12:13)…ふれあい野鳥館ゴール(12:15)、所要時間2時間10分、歩行時間1時間15分、歩行距離約4km、累計標高+563m、歩行数約6,500歩 

                    outdoor (hacca.jp) 

                    
           安房神社                   急坂を上る                一輪の藪椿

            
             ピーヒョロ見晴台で小休止              カンザクラ                急坂を下る

            
             林の中を行く              ピクニック広場で昼食休憩                 中央に富士山

        
                                        歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図