鋸南町に有る「中佐久間浅間山」(165m)に登ってきました、ガイドブックに載っていたので地形図を見たら集落を挟んで津辺野山の北に聳える円錐形の小高い山でした、しかも周回コース上に二ヵ所三角点が有リ更に麓の集落に有るお寺の裏山にも有るので三か所の三角点巡リが出来るので早速出かけました。
朝自宅(7:45)を出て長狭街道から左折して佐久間ダムの橋を渡り中尾原停留場近くの空き地に駐車し身支度をして(8:45)出発しました、800m程東に進み橋の袂から左折して集落の中を北に進みました。
500m程北に進むと「蜜蔵院」がありお参りして裏山にある三角点を目指しましたが道が分かないので20°以上有る急坂を藪漕ぎして強引に登リました、登り詰めたら四等三角点「道越」(113.2m)(9:36)は直ぐ分りました、下山しようとして良く見たら登ってきた直ぐ西側に道がありました。
「蜜蔵院」に降り立っていよいよ本番の浅間山を目指しました、北東方面に進むと幾つも分岐が有るのでガイドブックの説明と地形図を見比べコンパスで方向を確かめながら進みました。
所がガイドブックに有る取り付き口を間違えて1km近く谷奥へ入り込んでしまいウロチョロした挙句「道迷い時の鉄則」分かるところまで引き返したら直ぐ分りましたがこれで≒1時間近くタイムロスしてしまいました。
急坂の尾根道を登ると途中右下の南斜面にきれいな水仙畑があり足元にはフキノトウが沢山出ていたので夢中で採り大きなレジ袋一杯の土産が出来ました、更に登ると直ぐ左の小枝に赤テープがあり入って見たら30°近いザレの急斜面で然もひどい藪でしたのでどこか道はないかと探しましたが見当たらず仕方なく出来るだけ藪の薄い所を這う様にして登りました。
登り詰めたピーク(165m)が浅間山頂上(11:43)です、崩れかけた社があり憐れさを感じました、社の裏から北に尾根を下りコルから登り返すと「地すべり防止区域」の標柱の有るピークです、そこから更に北に下り再び登り返すと四等三角点「大台」(207.4m)(12:14)に着きました。
残るは後一つ三角点「用井沢」です、「水仙ロード」で有名な江月集落の最奥に聳える山のピークに有りますがガイドブックでも「迷い易い箇所あり」と出ている通リ道はなく尾根を登ったり巻いたりテープを頼りに進みましたがそれでも不安になり何度もGPSと地形図で現在地を確認し引き返しては又進むを繰り返し漸く日向畑集落に下り立ました。
東の浅間山山系と日向畑集落を挟んで西に聳える山並みに登り返すのですがこれが又急斜面で這う様にして登りました、「斜度計測器」で測ったら最大斜度30°ありました、尾根上に登りつめ南西に進むと暫くして右手にピークが有り尾根を登リ詰めると三等三角点「用井沢」(230.6m)(14:15)に着きました。
復路は地形図に南に下る「破線道」がありますがガイドマップにはないので廃道になったのかと諦めていたら何と立派に整備された道がありました、これは尾根上と中腹に有る鉄塔の管理道だったのです、全て目的を果たし後は里に下るだけで安心したのか急にお腹が空き考えたら昼食休憩をしなかったので歩きながらサンドイッチとミタラシ団子を食べて遅い昼食にしました。
中尾原集落最奥(14:45)に下り立ちここから舗装道路を≒1.5km歩き駐車場にゴール(15:15)しました、トータルタイム6時間30分、コースタイム4時間40分、≒13km、≒21.000歩、地形図で現在地確認12回、行きつ戻りつ6回でした。
天気予報は外れ曇りで午前10時ごろ白いものがちらほら降リ然も迷い易い所が有るので周回完歩は無理かと思いましたが行けるところまで行こうと頑張り予定通リ完歩出来て満足しました。 [追伸]夜 蕗味噌と天ぷらで晩酌をしました。
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歴史有る「蜜蔵院」 Ⅳ△「道越」(113.2m) 崩れた「浅間神社」
Ⅳ△「大台」(207.4m) 図根三角点 Ⅲ△「用井沢」(230.6m)
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図