アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

140 房総の山(中佐久間浅間山&三角点)を巡る山歩き。 ('12.02.27)

2012-02-28 08:41:32 | 房総の山南部

鋸南町に有る「中佐久間浅間山」(165m)に登ってきました、ガイドブックに載っていたので地形図を見たら集落を挟んで津辺野山の北に聳える円錐形の小高い山でした、しかも周回コース上に二ヵ所三角点が有リ更に麓の集落に有るお寺の裏山にも有るので三か所の三角点巡リが出来るので早速出かけました。

朝自宅(7:45)を出て長狭街道から左折して佐久間ダムの橋を渡り中尾原停留場近くの空き地に駐車し身支度をして(8:45)出発しました、800m程東に進み橋の袂から左折して集落の中を北に進みました。

500m程北に進むと「蜜蔵院」がありお参りして裏山にある三角点を目指しましたが道が分かないので20°以上有る急坂を藪漕ぎして強引に登リました、登り詰めたら四等三角点「道越」(113.2m)(9:36)は直ぐ分りました、下山しようとして良く見たら登ってきた直ぐ西側に道がありました。

「蜜蔵院」に降り立っていよいよ本番の浅間山を目指しました、北東方面に進むと幾つも分岐が有るのでガイドブックの説明と地形図を見比べコンパスで方向を確かめながら進みました。

所がガイドブックに有る取り付き口を間違えて1km近く谷奥へ入り込んでしまいウロチョロした挙句「道迷い時の鉄則」分かるところまで引き返したら直ぐ分りましたがこれで≒1時間近くタイムロスしてしまいました。

急坂の尾根道を登ると途中右下の南斜面にきれいな水仙畑があり足元にはフキノトウが沢山出ていたので夢中で採り大きなレジ袋一杯の土産が出来ました、更に登ると直ぐ左の小枝に赤テープがあり入って見たら30°近いザレの急斜面で然もひどい藪でしたのでどこか道はないかと探しましたが見当たらず仕方なく出来るだけ藪の薄い所を這う様にして登りました。

登り詰めたピーク(165m)が浅間山頂上(11:43)です、崩れかけた社があり憐れさを感じました、社の裏から北に尾根を下りコルから登り返すと「地すべり防止区域」の標柱の有るピークです、そこから更に北に下り再び登り返すと四等三角点「大台」(207.4m)(12:14)に着きました。

残るは後一つ三角点「用井沢」です、「水仙ロード」で有名な江月集落の最奥に聳える山のピークに有りますがガイドブックでも「迷い易い箇所あり」と出ている通リ道はなく尾根を登ったり巻いたりテープを頼りに進みましたがそれでも不安になり何度もGPSと地形図で現在地を確認し引き返しては又進むを繰り返し漸く日向畑集落に下り立ました。

東の浅間山山系と日向畑集落を挟んで西に聳える山並みに登り返すのですがこれが又急斜面で這う様にして登りました、「斜度計測器」で測ったら最大斜度30°ありました、尾根上に登りつめ南西に進むと暫くして右手にピークが有り尾根を登リ詰めると三等三角点「用井沢」(230.6m)(14:15)に着きました。

復路は地形図に南に下る「破線道」がありますがガイドマップにはないので廃道になったのかと諦めていたら何と立派に整備された道がありました、これは尾根上と中腹に有る鉄塔の管理道だったのです、全て目的を果たし後は里に下るだけで安心したのか急にお腹が空き考えたら昼食休憩をしなかったので歩きながらサンドイッチとミタラシ団子を食べて遅い昼食にしました。

中尾原集落最奥(14:45)に下り立ちここから舗装道路を≒1.5km歩き駐車場にゴール(15:15)しました、トータルタイム6時間30分、コースタイム4時間40分、≒13km、≒21.000歩、地形図で現在地確認12回、行きつ戻りつ6回でした。

天気予報は外れ曇りで午前10時ごろ白いものがちらほら降リ然も迷い易い所が有るので周回完歩は無理かと思いましたが行けるところまで行こうと頑張り予定通リ完歩出来て満足しました。 [追伸]夜 蕗味噌と天ぷらで晩酌をしました。

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  歴史有る「蜜蔵院」     Ⅳ△「道越」(113.2m)       崩れた「浅間神社」

      
 Ⅳ△「大台」(207.4m)         図根三角点         Ⅲ△「用井沢」(230.6m)

      
鏡の様な水面「佐久間ダム」     満開の紅梅         今盛りの水仙 


              歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 


139 房総の山(清和県民の森〈関東ふれあい&セラピー〉周回コース)の一人ハイキング。 ('12.02.19)

2012-02-20 08:23:29 | 房総の山中部

このコースを歩くのも三年振りです、一昨日、昨日と雪がちらついたので一応4本歯の軽アイゼンを持って出かけましたが使いませんでした、森林館下のNO1駐車場(8:45)を出発し百数十メートル東に進んだ処から「散策コース」に取り付き杉林の中を通って丸太橋を渡ると傾斜がきつくなり最後のジグザグ階段を上り切ると尾根分岐(8:59)に登り詰めました。

ロッジ村方面を左に分け安房高山方面の境界尾根に取り付き所々雪がうっすら積もった尾根道を幾つものアップダウンを乗越し境界グイの有るピーク(190m)を越えると間もなく最後の難関40°もあろうかと思われる岩場の急坂をトラロープを掴んで下りると県道渕ヶ沢・奥米線(10:09)に降り立ちました。

林道を100m余り南東に進むとトンネルの入り口がアイスバーンになっていました、以前ここで滑って頭を打ったことがあります、今日軽アイゼンを持ってきたのはこの為ですが何とかアイゼンを付けずに通過出来ました。

トンネルの先から林道高山線を右に分け北東に進むと暫くして高山に登ると言う殆どおばさんばかりの13名パーティに出合いました、二つ目のトンネルを潜ると直ぐ渕ヶ沢線を左に分け100m余り先から右手の往路「山の神コース」(10:45)に取り付き丸太の鳥居を潜って急坂の階段を登ると直ぐ「山の神」の石祠がありました。

更にきつい急坂階段をジグザグに登り詰めると尾根上のピークに着き一旦下って登り返すと今度は沢まで急降下です、漸く沢筋の未舗装林道に下り立ち小休止して100m余り北に進んで今度は復路の「三間モミジコース」(11:12)に取り付き鉄階段を登ると更にきつい急坂を直登して250m以上のピークに登り詰めました。

ピークで重畳たる山並みを眺めてから稜線の尾根道を小さなアップダウンを越えて西に進み再び渕ヶ沢・奥米林道(11:47)に出て三つ目のトンネルを潜って左手の休憩所(11:52)に着きました、昼食休憩して今度は「関東ふれあいの道」(12:08)に取り付き西に進みました。

「関東ふれあいの道」と銘打ってありますが結構きついアップダウンがあり歩き応えのあるコースです、右側が切れ落ちた岩尾根に出ると遙か右下にロッジ村が見えると間もなく急階段を下って渕ヶ沢林道(12:51)に下り立ました。

林道を北に進み橋の上から右下に「大滝」を眺めて進むと間もなくロッジ村入口に着きました、その直ぐ先左から今度は「セラピーコース」と銘打った「ロッジ村コース」(13:03)に取り付き杉林の中の急階段を上りました。

小さなアップダウンを幾つか越えると東屋の有る展望台(13:27)に着きました、写真を撮ってカメラをテーブルに置いたらうっかりしてカメラを霜柱の溶けた泥の上に落としてしまいスイッチが入らなくなってしまいました、今日の一大失敗です。

これ以上写真は撮れないので一路駐車場を目指して展望台(13:32)を後にしました、更に西に数百メートル進むと「お地蔵様」の有る分岐に着き「木のふるさと館コース」を右に分け今度は≒700m程南に進むと往路で高山方面に進んだ尾根上の分岐に着きました。

今度は高山方面を左に分け急坂をジグザグに下リ杉林の中を通って林道に出ました、直ぐ先のR410を横切って駐車場(14:07)にゴールしました、総行動時間5時間22分、歩行時間4時間45分、≒13km、≒21.000歩でした、今日も穏やかな日和で楽しいハイキングになる筈でしたが最後にカメラを壊してしまったのは残念至極です。

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        境界尾根の馬の背      スダジイの巨木

            
         山の神コースの石祠  「三間モミジコース」の鉄階段

            
          ロッジ村     「ロッジ村コース」展望台


                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 


138 房総の山(房州アルプス&山中ハイキングAコース)の一人山歩き。 ('12.02.12)

2012-02-13 09:49:04 | 房総の山中部

三年振りに房州アルプスを歩いてきました、妻の風邪が移ったらしく少し体の怠さを感じましたが熱はないので山歩きが一番の薬と思って出かけました、自宅(7:50)を出発し富津市志駒地区の「もみじろーど」を南下して林道鹿原(しっぱら)線入口(8:25)に着き身支度をして出発(8:30)しました。

取り付きからきつい坂道が延々と続き途中小さなゴジュウカラの群れを眺めながらゆっくり登りました、漸くピークに登り詰めると間もなくアルプス登山口(9:15)に取り付きました、最近きれいに整備された歩きやすい水平道を南に向かって歩いて行くと所々右手の開けた所から西に白い富士山が眺められました。

愛宕神社分岐(9:28)に着くと左手に鉄の階段があり尾根上に「山の神」の祠が有るのでたまには参拝しようと登りました、祠から下り立ち左折して愛宕神社(9:38)に向かいました、≒700m程東に進み急坂の階段を登ると立派な愛宕神社(9:44)に着きました。

参拝して神社(9:48)を後にし分岐まで戻り左折して南に向かいました、三角点の有る「無実山」を目指しいくつかの小さなアップダウンを乗越すときれいに刈り払われピークがのぞめる「無実山」の頂上直下に着きました。

頂上の三角点に着くと山名の由来を書いた真新しい看板が建てられてありました、写真を撮って登山道に戻り木の根や岩の露出した急坂のジグザグ道を南に向かって下って行くと木漏れ日の差し込む美しいマテバシイ林に着きました。

マテバシイ林を過ぎて数百メートル程進むとアルプス街道の終点民家の裏(11:08)に出ました、ここから東に向かって曲りくねった舗装道路を1km近く延々と下リ漸く県道(11:31)に下り立ちました。

県道「梨沢」線を400m程南に進み左折して「山中ハイキングコース」(11:37)に取り付きました、この林道山中線は以前雨で道路の至る所深いクラックが走り荒れ放題の道でしたがきれいに整備されていました、曲りくねった坂道を1km余り登って行くと左手の尾根のピークに有る展望台への登山道分岐(12:04)に着きました。

登山道取り付きの左手南斜面に何か採っている男性を見つけたので聞くとフキノトウを沢山採っていました、私も探し乍ら急坂を登って行き数個見つけました、坂を登り詰めて展望台(12:14)に着き上に登って360°の展望を楽しんだ後下に下りて芝の上で日向ぼっこをし乍ら熱い紅茶を飲んでサンドイッチとみたらし団子を食べました。

昼食の後展望台(12:35)を後にして落ち葉の積もったやわらかいハイキング道路を1kmあまり下って県道(13:06)に降り立ちました、ここから≒3km近くの県道を北上するのですが今日は日曜日の為か車や大型バイクがビュンビュン走り去って怖い道程です。

出発地点の林道鹿原線入口(13:43)にゴールしたら近くの空き地に大型バスが駐車していました、恐らくツアー登山でしょう、トータルタイム5時間13分、コースタイム4時間20分、≒17km、≒28.000歩でした、天気は快晴で稜線でも殆ど風はなく早春の暖かい日和で聞こえるのは小鳥の囀りと落ち葉を踏む自分の足音だけの静かな楽しいハイキングでしたが風邪を移された為か何時もより疲れました。

           

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  「山の神」の石祠          愛宕神社        稜線から見る富士山

     
   Ⅱ△「梨沢」(267.04m)          木漏れ日のマテバシイ林    オオイヌノフグリ

                 
 「ぐるっと山中ハイキング       展望台から見る鹿野山       早春の使者フキノトウ
    コース」展望台

   
               歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 


137 KRC2月例会ハイキング(里見八犬伝の里「富山」を登る)に参加。 ('12.02.04)

2012-02-05 09:30:11 | KRCハイク

今年初参加のKRC2月例会ハイキングで関東百名山の一つ「富山」に登って来ました、参加者が何時もより多い総勢38名がバスで小糸スポーツ広場を(8:55)出発してR127を南下し終点2km程手前の道の駅「富楽里」(9:50)(10:00)でトイレ休憩しました。

富山町営駐車場(10:04)に着き準備体操の後(10:14)県道を≒1km程東に進み福満寺の前から登山口に取り付きゆっくり登りました、暫くすると合目を記した石標があり1合目で後続を待った後3合目の水仙畑(10:03)(10:08)で小休止しました。

小休止の後落ち葉の降り積もった急坂を更に上り暫くして一旦コルに下り今度は今まで以上の急坂の擬木階段をジグザグに登り返しました、そこかしこから「頂上はまだですか」とか「後どの位登るの」等と登りの辛さを訴える声が聞こえました。

漸く南峰(11:29)に登り着きましたがそこから更に石段を登って観音堂まで行く人は数人で殆どの人は数百年の大杉の袂で腰を下ろし休憩をしました、水分の補給や行動食を食べてゆっくり休んでから南峰(11:43)を後にして北峰に向かいました。

数百メートル北に進んで頂上直下の東屋でトイレ休憩してから再び急坂の階段を上って北峰頂上(11:55)に着きました、真っ先に三角点を探したところ昨年来た時は見落としましたが今度は直ぐ見つかりました。

展望台に登り360°の展望を楽しんだ後皆思い思いに昼食休憩をしてのんびり過ごしました、お天気も良く土曜日の為か大勢のハイカーで賑わっていました、三角点の有る頂上で全員集まり集合写真を撮って頂上(12:35)を後にしました。

復路は「伏姫籠穴」コースをとり急坂の階段をジグザグに延々と下りかなり膝に堪えました、漸く舗装林道に下り立ち西に緩く下って「伏姫籠穴」(13:18)に着きトイレ休憩の後(13:28)ゴールを目指しました。

バスの待つ駐車場(13:45)に着き全員無事ゴールしてから帰路(13:50)に就きました、途中又道の駅「富楽里」(13:55)(14:15)に寄り其々思い思いに土産を買って再び帰路に就きR127を北上して小糸スポーツ広場(15:15)に無事帰りました。

行動時間3時間50分、歩行時間2時間30分、≒7km、≒13.500歩でした、天気も良く頂上から富士山が見えたし三角点も確認できて満足できるハイキングでした。

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     坂道をゆっくり登る         三合目標石             水仙畑で小休止

                             
         椎の巨木         Ⅲ△「富山」にて        頂上展望台

                  
       頂上から見える富士山      展望台から見る風景     3級基準点「大川NO1」
                                                                                                     (千葉県)


               歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図