アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

204 両神山登山に妻と二人でチャレンジ。  ('13,08,23)

2013-08-25 08:32:31 | 県外

【8/22】
猛暑日続きで山登りは少し億劫になりましたが宿も予約して有るので思い切って出かけました、西武池袋駅から西武秩父駅へそこからバスで小鹿野町へ今度は町営バスに乗り換え両神山登山口の宿「両神山荘」にチェックイン(16:38)して前泊しました。

【8/23】
山荘を朝(5:55)出発して山荘脇から段々畑の斜面を巻いて西に進むと直ぐ鳥居(6:00)がありました、ここから先が両神(イザナギ、イザナミ)神社の表山道で登山道の取り付き口です、薄川の左岸に沿って山腹を巻きながら次第に高度を上げて行くと百十メートル毎に丁石の石碑が建っていました。

一旦沢に下り沢を徒渉して再び山腹を巻きながらゆっくり登って行くと分岐になり七滝沢コースを右に分けて表山道コースを進みました、直ぐ七滝沢に架かる小さな橋を渡って緩やかに登って行くと再び薄川沿いの登りになり沢を右に左にと数回徒渉して進み次第に沢筋を離れ本格的な登りになると間もなく不動明王像の建つ八海山(7:58)に着きました。

杉の大木が聳える急坂を登ると間もなく「弘法の井戸」(8:41)に着きました、小休止してチョロチョロと流れ出る冷たい湧水でのどを潤してから更に急坂を一登りすると立派な二階建てのログハウス「両神清滝小屋」(9:00)に到着しました、ここでトイレ休憩した後出発(9:10)して小屋の裏から九十九折の急坂を登りました。

緩やかな稜線に出たと思ったら再び急坂になりそろそろ休もうかと思っているといきなり大きな岩が前に立ちはだかリました、最初の試練きつい鎖場を登って更に進むと間もなく狼の狛犬が両脇に鎮座する両神神社(10:45)に到着しました、直ぐ隣にも狼の狛犬に守られた「御嶽神社」があり両方にお参りして先に進みました。

神社を過ぎて緩やかな尾根をのんびり歩いていると先ほど私達を追い越して行った中年男性が頂上から下りて来て「もうすぐです…頑張ってください」と励ましてくれました、暫くすると励ましてくれた意味が分かりました、頂上直下最後の胸突き八丁で大小の岩場が現れ試練の鎖場越えです、鎖やロープを捉ってやっとのこと乗越ました。

きつい岩場を登り詰めると頂上の剣ヶ峰(11:28)に辿り着きました、天気が良ければ360度の展望が望めるはずですがあいにくガスに覆われ展望はゼロでしたが二等三角点「両神山」(1,723m)の標石にタッチ出来たので満足して頂上を後にしました。

剣ヶ峰の直下に休憩用ベンチがあったのでそこで昼食休憩(11:40)して宿で作って貰った「むすび」や「ゆぜ卵」等を食べた後復路(12:00)に就きました、岩場の下りは登りよりも危険なので慎重にゆっくり下りました。

岩場を抜けて可なり下ったあたりからぽつぽつ雨も降リ出し遠くで雷鳴も聞こえてきましたので少しピッチを上げて歩きましたが妻も頑張ってついて来て呉れました、下山口近くになると雨足も強くなり雷も近くで轟きましたが何とか無事「両神山荘」にゴール(15:15)しました。

帰りのバス迄1時間以上時間が有るので山荘でお茶をご馳走になりアイドル犬と戯れて時間を過ごした後今晩の宿「国民宿舎 両神荘」に向かい(17:30)チェックインしました、所要時間9時間20分、歩行時間8時間10分、水平距離≒12km、標高差≒1,100m、≒22,000歩、標準コースタイムの≒1.25倍の時間で歩きました。

この天気では登るのは私達だけかと思っていたら登りで3人の中年男性単独行者に追い抜かれ下りで初老の2人パーティ―と小屋泊まリの中年男女5人パーティ―が登って来たのに会いましたが初老の2人パーティーはおそらく雷雨に遭遇し明るい内に下山できるか心配でした。

両神山荘のご夫婦は私と同年輩位で話も合い大変親切にして頂きました、帰りバスを待つ間もお茶でもてなしてくれる等大サービスして頂きました 、又飼い犬の「ポチ」(母犬17才)と「ポン」(娘犬4才)も人懐っこく登山者のアイドルです。

母犬の「ポチ」は今は年のせいか何時も土間でごろんと寝てばかりいますがかってはTVにも出た有名な「ガイド犬」で登山者の先を歩いて頂上まで案内していたそうです、今回は天気に恵まれませんでしたが楽しく山荘で過ごせて頂き満足できる山旅でした。

                  HP URL outdoor (hacca

         
     宿「両神山荘」にて  アイドル犬母ポチ(左)と娘ポン 「弘法の井戸」の湧水(左)

         
   両神清滝小屋      枯れ木を登るヒキガエル   両神神社の狼狛犬と鳥居

         
    最後の 岩場を登る     Ⅱ△「両神山」(1,723m)     両神山頂上にて


                        歩いたルート(1/25,000)の縮小図

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

203 房総の山(鋸山沢コース~林道歩き)周回コースの一人ハイク。  ('13,08,04)

2013-08-05 08:16:03 | 房総の山南部

又猛暑日が戻ってきましたが曇り勝ちの日を狙って出かけました、今回はあまり藪漕ぎせず易しいコースと考え「林道金谷・元名線」の一部を除き全て一度は歩いた事のあるコース(登山道歩きは≒1/3、林道歩きは≒2/3)を歩いてきました。

スタート&ゴールは浜金谷駅です、駅前の空き地に駐車し出発(8:10)して駅前の路地を歩いていると家から出てきた中年主婦が「山ですか・・気を付けて行ってらっしゃい」と声を掛けてくれました、「はい・・ありがとうございます」と答えその優しい言葉に感動しました。

日が照りつける中10分程歩いてJRのガードを潜ると直ぐ観月台コースを右に分け直進して沢コース(8:19)に取り付きました、暫く広い道を歩いて行き館山道の下を潜ると間もなく本格的な登山道になりました、土砂崩れや大木が倒れ道を塞いだり等かなり荒れていますが踏み跡は確りついていました。

荒れた沢の右岸をゆっくり登って行くとトンネル(9:00)に着きました、ヘッドランプを点けて短いトンネルを抜けると今度は沢の左岸を歩き一旦沢に下り登り返して小尾根を横切ると又今度は大尾根を再び横切りました。

三度目の尾根越えはコース上一番の難所岩尾根をロープを捉って登り尾根上に出て最後の胸突き八丁の急坂をゆっくり登ると「東の肩」(9:45)に登り詰めました、小休止して出発(9:51)しここからは裏鋸コースの稜線を東に向かって進みました。

コースの中ほどまで来ると60代位の男性二人が休んでいました、「何事ですか・・」と声を掻けると暫く戸惑っていましたが「鳥を捕っている」と答えました、そう言えば近くできれいな声で囀る小鳥の声が聞こえました、囮籠で禁止されている野鳥を捕獲していたのです。

その場を黙って立ち去ったことに忸怩の思いをしながら稜線を歩いて行くと間もなく林道金谷・元名線(10:22)に出ました、この林道を2km程北に向かって林道分岐迄は初めて歩く区間です。

片側一車線の舗装された広い林道ですが両側からススキ等の雑草が覆い被さリ車一台やっと通れる位の幅しかなく車の通った形跡もない道(無駄な公共事業の典型か)を花の写真を撮りながらのんびり歩いて行くと金谷林道との分岐(11:05)に着きました。

この林道は6月に歩いているので勝手知った道ですが問題はほぼ3km程先から藪尾根を下る取り付き点を見逃さないことです、朽ちかけた小さな道標が有りますが雑草に覆われつい見落してしまうからです、1km位手前から注意深く左の路肩を見ながら歩いていったので直ぐ見つけました。

この藪尾根道は昔道らしい形跡は有りますが一部分凄い藪で然も上の林道からごみが捨てられて塵捨て場の様なところを歩かなければなりません、漸く難所を抜けて涼しい風が吹き抜けるマテバシイ林に出たので昼食休憩(12:13)にしました。

直ぐ下が館山道らしく樹間から車の行き交う様子が見えました、苔の生えた岩の上に腰を下ろして弁当を食べると休憩もそこそこに出発(12:28)しました、尾根を下ると直ぐ市道(12:31)に下り立ち1km余り西南に進みJRの踏切を渡ると間もなく駅前の駐車場にゴール(12:48)しました。

所要時間4時間38分、歩行時間3時間50分、≒12km、≒20,000歩でした、会った人は違法な野鳥捕獲男性二人とマウンテンバイクの青年一人でした、多少暑さにやられたらしくゴールした時は少し体がだるく疲れを感じましたが予定のコースをドジらずに完歩出来たので充分満足しました。

                HP URL outdoor (hacca

           
           スタート&ゴールの浜金谷駅  コース一番の難所岩尾根    陸に上がった沢蟹

              
   「東の肩」のベンチ       ウツギの実        地籍図根三角点

                    

                    林道開通記念碑     芳香を放つオオバナソケイ   顔の無い二人地


                歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする