最初の5分間で、「う~~~」とダンダリンみたいに、危うく切れてしまう(視聴打ち切り)ところであった。
南三条の母の怪しい商品に乗っかろうとしてしまう能天気ぶり、ダンダリンの「強引ぐマイウェイ」ぶりと「う~~~」と自己葛藤ぶり、始業前の体操中の所員の実のない会話とストレスが溜まり、飲茶カフェの女性店長・花枝のセクハラ相談に対して、マニュアル通り、セクハラは「労働局」の管轄だと花枝を返す段で、
「セクハラは男女雇用機会均等法という法律の問題ですので、指導は労働局の管轄になります。ご相談だけでしたらこちらでもお伺いできますが、指導をご希望されるのであれば、労働局の雇用均等室というところで詳しくお話しいただくのが良いと思います」
えっ、先週、求人の貼り紙の件で、男女雇用機会均等法に反すると猛烈な指導をしてたじゃないの?
管轄外だったんだ。まあ、管轄外と言え、労働基準監督官として見過ごせなかったんだとは思うけれど。
それでも、今週は上司や同僚のことを考え、マニュアルに従ったり、食事にかこつけて内偵するとか、努力は見られた。が……
「課長の考える大人とは、どういう大人ですか?
それは日本の子どもたちに、堂々と胸を張れる大人ですか?」
うん、鋭い。でも、自分の正義を抑えきれず暴力に走る凛には言われたくないなあ。
息子が暴力を振るったことの訳も聞かず、ただ謝って、穏便に済ませようとした土手山にとっては痛い言葉だったけれど。
土手山も反撃した。
「俺の考える大人ってのは、世の中の矛盾と粘り強く戦う者のことだ。逆ギレしたり個人プレーしたりすんのは簡単なんだよ。でも、それじゃ、ただのガキだ」
今回は、名ばかり管理職がテーマ。
所員を巻き込み悪徳社長を懲らしめる話は、スカッとした。『HERO』を思い出すシチュエーションだが、メンバーがイマイチ。
土手山(北村一樹)と南三条(松坂桃李)は魅力を感じるが(南三条の几帳面さや律儀さもさることながら、松坂君の声が意外に渋い)、署長は事なかれ主義でへなちょこ過ぎるし、小宮(トリンドル玲奈)は監督官に見えない。過去の嫌な思いからセクハラは許せないというのは理解できるが、先週の泣き落としに引っ掛かりを感じてしまう。
温田(水橋研二)は日和見主義だし、田中(大倉孝二)は変な男。大倉さんは「変なふうに見えて、実は真面目」と言う役の方が面白いと思う。
今回、チェーン店の社長が横暴で器が小さく、社員を家来にしか思わず、セクハラぐらいは当然というどうしようもない男だったが、こんな男が20店舗をまとめる社長と言うのは無理がある。
さて、今回の凜は土手山の言うガキっぽさはあったが、しつこいほどの仕事熱心さ。それなりに気遣いも見せて、感情移入しやすくなった。
社労士事務所代表・相葉(賀来千香子)も登場し、凜の過去も気になる展開。初回はダメダメ感が充満したが、もしかすると面白くなるかもしれない。
【ストーリー】
飲茶カフェチェーンの店長・花枝(平山あや)が社長の椎名からのセクハラを訴えて労働基準監督署に訪れた。凛はマニュアルどおり、セクハラは「労働局」の管轄だと花枝を返すが、ランチを口実に南三条(松坂桃李)を誘って花枝の店へ向かう。反省の色が見えない椎名(篠井英介)と暴力沙汰を起こし、またまた土手山(北村一樹)に激怒される。土手山に凛から目を離すなと言われた南三条は残業にかこつけて夜を徹しての独自調査を始めた凜に付き合う羽目に。調査の甲斐あって、花枝が“名ばかり管理職”であることを確信した凛は……
南三条の母の怪しい商品に乗っかろうとしてしまう能天気ぶり、ダンダリンの「強引ぐマイウェイ」ぶりと「う~~~」と自己葛藤ぶり、始業前の体操中の所員の実のない会話とストレスが溜まり、飲茶カフェの女性店長・花枝のセクハラ相談に対して、マニュアル通り、セクハラは「労働局」の管轄だと花枝を返す段で、
「セクハラは男女雇用機会均等法という法律の問題ですので、指導は労働局の管轄になります。ご相談だけでしたらこちらでもお伺いできますが、指導をご希望されるのであれば、労働局の雇用均等室というところで詳しくお話しいただくのが良いと思います」
えっ、先週、求人の貼り紙の件で、男女雇用機会均等法に反すると猛烈な指導をしてたじゃないの?
管轄外だったんだ。まあ、管轄外と言え、労働基準監督官として見過ごせなかったんだとは思うけれど。
それでも、今週は上司や同僚のことを考え、マニュアルに従ったり、食事にかこつけて内偵するとか、努力は見られた。が……
「課長の考える大人とは、どういう大人ですか?
それは日本の子どもたちに、堂々と胸を張れる大人ですか?」
うん、鋭い。でも、自分の正義を抑えきれず暴力に走る凛には言われたくないなあ。
息子が暴力を振るったことの訳も聞かず、ただ謝って、穏便に済ませようとした土手山にとっては痛い言葉だったけれど。
土手山も反撃した。
「俺の考える大人ってのは、世の中の矛盾と粘り強く戦う者のことだ。逆ギレしたり個人プレーしたりすんのは簡単なんだよ。でも、それじゃ、ただのガキだ」
今回は、名ばかり管理職がテーマ。
所員を巻き込み悪徳社長を懲らしめる話は、スカッとした。『HERO』を思い出すシチュエーションだが、メンバーがイマイチ。
土手山(北村一樹)と南三条(松坂桃李)は魅力を感じるが(南三条の几帳面さや律儀さもさることながら、松坂君の声が意外に渋い)、署長は事なかれ主義でへなちょこ過ぎるし、小宮(トリンドル玲奈)は監督官に見えない。過去の嫌な思いからセクハラは許せないというのは理解できるが、先週の泣き落としに引っ掛かりを感じてしまう。
温田(水橋研二)は日和見主義だし、田中(大倉孝二)は変な男。大倉さんは「変なふうに見えて、実は真面目」と言う役の方が面白いと思う。
今回、チェーン店の社長が横暴で器が小さく、社員を家来にしか思わず、セクハラぐらいは当然というどうしようもない男だったが、こんな男が20店舗をまとめる社長と言うのは無理がある。
さて、今回の凜は土手山の言うガキっぽさはあったが、しつこいほどの仕事熱心さ。それなりに気遣いも見せて、感情移入しやすくなった。
社労士事務所代表・相葉(賀来千香子)も登場し、凜の過去も気になる展開。初回はダメダメ感が充満したが、もしかすると面白くなるかもしれない。
【ストーリー】
飲茶カフェチェーンの店長・花枝(平山あや)が社長の椎名からのセクハラを訴えて労働基準監督署に訪れた。凛はマニュアルどおり、セクハラは「労働局」の管轄だと花枝を返すが、ランチを口実に南三条(松坂桃李)を誘って花枝の店へ向かう。反省の色が見えない椎名(篠井英介)と暴力沙汰を起こし、またまた土手山(北村一樹)に激怒される。土手山に凛から目を離すなと言われた南三条は残業にかこつけて夜を徹しての独自調査を始めた凜に付き合う羽目に。調査の甲斐あって、花枝が“名ばかり管理職”であることを確信した凛は……
今回は、力が入り過ぎず観れたのもよかったのかもしれないです。
今回の突っ込みはセクハラは雇用均等室管轄、、、確かにそうですが、相談は受けると思います。だから局に行けは、たらいまわし感があると思います。
その日のうちに指導が入り謝ったって???あるかなぁーまあ1時間ドラマだから仕方ないかな?
あと、監督署にめったに相談者が現れず、みんなが聞き耳をたてて相談を聴いていて、団田さんの相談に突っ込みを入れる、カケまで成立しちゃう~
暇すぎる、、ありえないって思いました。
また指導係の件ですが、、どう見ても団田さんの方がベテラン監督官で、南三条さんは、4,5年目って感じでしょうか?いくら土地勘がないからって指導係になるって????です。まあーそんなことを言ったらドラマが成立しなくなりますが・・・
英さんの突っ込みも、納得だらけです。先週の男女雇用均等法を突っ込んでおいて今回は管轄外っておかしいですよね~
小宮さん(トリンドル)は、監督官に見えません。。相談員(パート)に見えます。
社長も、本当に社長の器じゃないし勉強不足ですね~1代でチェーン店を作るような社長で、こだわりの美味しいマーボ豆腐を作るお店なのに、従業員の事を雇ってやったって思う設定もちょっと苦しいですね~
でも団田さんの「ううううう」って唸るのは、流行らないかもしれないけど面白い。急に俳句を読んで気持ちを落ち着かせるシーンも面白い。臨検に入ったのも、スカッとして気持ちよかったです。社労士さんも助けず「ちゃんと忠告したでしょ」って言っていましたよねーーケチすぎる社長は痛い目にあうって事ですね~
次の賀来千香子さんとのバトル予感、、ちょっと楽しみです。
ああああ~力が入っていないと言いながら、長文になってしまいました。支離滅裂かも~ごめんなさーい。
>、監督署にめったに相談者が現れず、みんなが聞き耳をたてて相談を聴いていて、団田さんの相談に突っ込みを入れる、カケまで成立しちゃう~
>暇すぎる、、ありえないって思いました。
始業前の体操と言い、もう少しまじめに仕事して欲しいですね。あの体操、毎回やるのでしょうか?あれを見ると、観る意欲が減退します。
>小宮さん(トリンドル)は、監督官に見えません。。相談員(パート)に見えます。
ドラマ進行のための、便利キャラですね。
>社長も、本当に社長の器じゃないし勉強不足ですね
漫画(原作)だと、違和感ないかもしれませんが、実写だと違和感を感じてしまいますね。
>でも団田さんの「ううううう」って唸るのは、流行らないかもしれないけど面白い。急に俳句を読んで気持ちを落ち着かせるシーンも面白い。
ごめんなさい。私は、反対の感想を持っています。
唸り声、俳句等を読んで爆発するという行動パターンは、一昔前の漫画のようです。(実際、原作は漫画ですが)
いい題材なので、もう少し頑張ってほしいです。
個人的には、あまりおふざけ系は、好きではありません。
ほっとする落ちや、自然な笑いは好きですが、
ううう・・・と唸るのは、ちょっと不自然かな。
アニメ系から来てるので、仕方がない所もありますが。
天気のいい日の雨、よく見てますね。
私は社労士事務所だけど、署員をスカウトするって考えたことないな。
どっちかと言えば、労基専門の弁護士事務所かも。
せっかくの内容なので、最後まで手を抜かず、感動というか、なるほどって思わせる締めがほしい所ですね。
賀来千賀子・・・冬彦さんのドラマ思い出します。
おふざけのさじ加減、このドラマの場合、署員の「ぬるさ」や凛の唸り声などの極端な性格ですが、失敗気味ですね。
玉さんがおっしゃるように、原作に忠実なだけなのかもしれません。
晴れの日の雨の演出ですが、本当の雨の中で撮影するのは、機材などの関係で難しいのかもしれませんね。衣装係などのスタッフも大変です。
ただ、あまりに天気が良いと、日光によって画面が明るすぎて不自然です。
あ、今後、このドラマのレビューを続けるかは未定ですが、変なことを書いていたら、遠慮なくご指摘ください。