【公式サイト Introduction】より
400年前 ―― 魔法士ラナクの裏切りにより魔力を暴走させ、魔法大国トゥルダールを一夜にして滅ぼしたティナーシャ。
その忌まわしい過去はオスカーによって改変され、世界は“青き月の魔女”が存在することのない新たな時を刻み始めた。
ティナーシャはトゥルダールの女王に即位し、やがて長い眠りにつく。
すべての苦しみから自身を救い、愛を告げて消滅していったオスカーと遠い未来で再び出会うために……。
そして、400年後 ―― 書き換えられた世界のオスカーがトゥルダールを訪れる。
目覚めたティナーシャとの間に、共に過ごしてきた思い出は何ひとつない。消え去った世界で結ばれたことさえ知らぬ二人は、
ここからどんな物語を紡いでいくのか ―― 。
この物語を語るには、第1期について触れねばならない。
第1期では、ファルサスの王太子オスカー(第2期では国王)が、自身に掛けられた呪いを、“青き月の魔女”のティナーシャを尋ね、解いてもらうというところから始まる。そして、いろいろな困難に二人が協力する。二人は愛し合うが、第1期ラストの方で、正体不明の宝珠?が発動し、ティナーシャがまだ魔力を暴走する以前に、オスカーはタイムワープされてしまう。
そこで、オスカーはティナーシャの苦しみを解放することを最優先させ、魔導士ラナクを倒す。これにより、《トゥルダール滅亡&青き月の魔女誕生~ティナーシャとオスカーの愛》という歴史は消滅。
(第2期のストーリーはとてもややこしいので、以下の部分は読み飛ばしてもいいです。《ヴァルトという魔導士が宝珠を使い、何度も歴史を改変してきた》という流れだけ知ってください)
第2期は、オスカーに会うため永い眠りについたティナーシャがとオスカーが出会うところから始まる。ふたりは直感的、運命的に惹かれたが、消滅した時の流れの記憶はない。
ティナーシャは、第1期の青き月の魔女誕生の無双状態ではないが、それでも強力な魔力を有しており、オスカー自身も剣技など格闘術と魔力適性があり、困難を解決していく。
宝珠は現世とは外の世界から持ち込まれ、ヴァルトの一族が宝珠を使い歴史を改変してきた。なぜ、特別な役割を担っていたかは私には分からなかったが、現ヴァルトは愛する人の悲劇を避けるために、宝珠を使用していたという。
彼の話によると、何度も繰り返した歴史の中で、トゥルダール滅亡が滅亡しなかったのは、今ある歴史だけという。
そんな歴史改編の繰り返しを断つために、オスカーとティナーシャが宝珠破壊に挑む……そんなクライマックスだったが、その核心の話が明かされていくのは、第2期の終盤になってから。
このアニメ、話毎の場面展開が唐突(違う時の流れの回想シーンもあった)なので、非常に戸惑う。その他にも、場面転換に伴う状況説明が、ほとんどないという不親切さがよくある。
各話のエピソードは面白く、ストーリー全体の構想も壮大で、ややこしい時の繰り返しなどもよく練られている。
ただし、第1期のラストで、そこまでのストーリーをないモノにしてしまうのは、オスカー&ティナーシャと家臣など密接にかかわった者たち、さらに、視聴者にとって、《これまでの話は、何だったのか!》と文句を言いたくなる。
個人的嗜好得点……708点(1000点満点)
400年前 ―― 魔法士ラナクの裏切りにより魔力を暴走させ、魔法大国トゥルダールを一夜にして滅ぼしたティナーシャ。
その忌まわしい過去はオスカーによって改変され、世界は“青き月の魔女”が存在することのない新たな時を刻み始めた。
ティナーシャはトゥルダールの女王に即位し、やがて長い眠りにつく。
すべての苦しみから自身を救い、愛を告げて消滅していったオスカーと遠い未来で再び出会うために……。
そして、400年後 ―― 書き換えられた世界のオスカーがトゥルダールを訪れる。
目覚めたティナーシャとの間に、共に過ごしてきた思い出は何ひとつない。消え去った世界で結ばれたことさえ知らぬ二人は、
ここからどんな物語を紡いでいくのか ―― 。
この物語を語るには、第1期について触れねばならない。
第1期では、ファルサスの王太子オスカー(第2期では国王)が、自身に掛けられた呪いを、“青き月の魔女”のティナーシャを尋ね、解いてもらうというところから始まる。そして、いろいろな困難に二人が協力する。二人は愛し合うが、第1期ラストの方で、正体不明の宝珠?が発動し、ティナーシャがまだ魔力を暴走する以前に、オスカーはタイムワープされてしまう。
そこで、オスカーはティナーシャの苦しみを解放することを最優先させ、魔導士ラナクを倒す。これにより、《トゥルダール滅亡&青き月の魔女誕生~ティナーシャとオスカーの愛》という歴史は消滅。
(第2期のストーリーはとてもややこしいので、以下の部分は読み飛ばしてもいいです。《ヴァルトという魔導士が宝珠を使い、何度も歴史を改変してきた》という流れだけ知ってください)
第2期は、オスカーに会うため永い眠りについたティナーシャがとオスカーが出会うところから始まる。ふたりは直感的、運命的に惹かれたが、消滅した時の流れの記憶はない。
ティナーシャは、第1期の青き月の魔女誕生の無双状態ではないが、それでも強力な魔力を有しており、オスカー自身も剣技など格闘術と魔力適性があり、困難を解決していく。
宝珠は現世とは外の世界から持ち込まれ、ヴァルトの一族が宝珠を使い歴史を改変してきた。なぜ、特別な役割を担っていたかは私には分からなかったが、現ヴァルトは愛する人の悲劇を避けるために、宝珠を使用していたという。
彼の話によると、何度も繰り返した歴史の中で、トゥルダール滅亡が滅亡しなかったのは、今ある歴史だけという。
そんな歴史改編の繰り返しを断つために、オスカーとティナーシャが宝珠破壊に挑む……そんなクライマックスだったが、その核心の話が明かされていくのは、第2期の終盤になってから。
このアニメ、話毎の場面展開が唐突(違う時の流れの回想シーンもあった)なので、非常に戸惑う。その他にも、場面転換に伴う状況説明が、ほとんどないという不親切さがよくある。
各話のエピソードは面白く、ストーリー全体の構想も壮大で、ややこしい時の繰り返しなどもよく練られている。
ただし、第1期のラストで、そこまでのストーリーをないモノにしてしまうのは、オスカー&ティナーシャと家臣など密接にかかわった者たち、さらに、視聴者にとって、《これまでの話は、何だったのか!》と文句を言いたくなる。
個人的嗜好得点……708点(1000点満点)
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