2013年度の『将棋大賞』の選考委員会が開催され、最優秀棋士に森内竜王・名人が選ばれました。
各棋戦の関係者が集まっての選出であるが、通常、竜王戦、名人戦の結果が重視される傾向があるのは仕方のないところだ(個人的には重視すべきだと思っている)。
それでも、竜王、名人の保持率が他のタイトルに比べて低い羽生三冠が、ほとんど毎年選出されてきたことは、羽生三冠の一年を通して好成績を上げ続けていることと、選考委員会が正常に機能していることの現れであろう。
しかし、2013年度はそんな議論が全く関与できないほどの森内竜王・名人の勝ちっぷりであった。もちろん、2大タイトルを獲得したことは大きいが、その対戦相手が羽生三冠、渡辺三冠(当時)という年度当初、双璧と称された強敵である。この二人を寄せ付けない強さを見せつけたのだから、異論を挟む余地はほとんどない。
もちろん、『棋士活躍度ランキング』は『将棋大賞』の選考に反抗するものではなく、≪「個人的な基準」で得点(評価)を機械的に算出してみよう≫と毎年行っているものです。
算出基準==================================
タイトル挑戦して奪取20点、タイトル防衛15点、タイトル挑戦して失敗10点、タイトル失冠は名人、竜王が5点、他の5タイトルを3点。(昨年度ランキングより改正。こちら)
ただし、名人位と竜王位は他のタイトルと重みが違うので獲得点を増やす。竜王挑戦・獲得は30点、同防衛は20点、同挑戦・失敗は15点。
名人挑戦に関しては、4~6月の七番勝負進出のためのA級順位戦は前年度なので、ポイントには加えず、名人に挑戦し獲得した場合は15点、挑戦し失敗した場合は0点、名人防衛は20点、A級優勝(名人挑戦権獲得)は15点。
さらに、A級2位と竜王挑戦者決定戦(敗退)は8点(1組優勝者の場合は4点)、竜王挑戦準決勝進出(敗退・1組優勝者は除く)は4点とする。 A級残留はかなりの難易度なので5点。
順位戦各級の昇級もクラスで差をつけるのが妥当と考え、B1→A級は7点、B2→B1は5点、C1→B2、C2→C1は4点。
竜王戦昇級の評価については、各クラスの昇級人数が4人と多いのと、クラス別の差別化などを考えると複雑なので、1組優勝者は6点、準優勝者は4点、2組以下は均一に優勝者5点、準優勝者3点。昇級者決定トーナメントを勝ち抜くと、かなり勝ち星を稼げるので昇級に対する加点はなし。
棋戦(全棋士対象)優勝10点、棋戦準優勝6点、
参加棋士限定棋戦(新人王戦、日本シリーズ、大和証券杯)優勝7点、同準優勝4点。
あと、挑戦者決定戦で敗れたり、棋戦3位などの評価をしないのも誤差が生じそうだが、そこまで勝ち進めば勝ち星が多いはずなので、1勝=1点とすれば反映できる。
==================================
【参照】
『放電日記的 2008年度棋士活躍度ランキング』(2009年3月31日)
『修正版 2008年度棋士活躍度ランキング』(2009年4月19日)
『放電日記的 2009年度棋士活躍度ランキング』(2010年4月2日)
『放電日記的 2010年度棋士活躍度ランキング』(訂正あり)(2011年4月4日)
『放電日記的 2011年度棋士活躍度ランキング』
『2012年度棋士活躍度ランキング 「渡辺竜王・棋王・王将vs羽生王位・王座・棋聖」編』
『2012年度棋士活躍度ランキング』
今年もランキング20位から発表していきます。
まず、19位タイが5人。(本当は「まず20位、ばーん!と始めたかったが)
19位 30点 佐藤九段(昨年度46点、5位)
竜王位1組1位6点(挑戦者決定準決勝進出点は1組1位で除外)、A級残留5点、王位挑戦者決定戦進出敗退0点、王将位挑戦リーグ2位0点、年度成績19勝18敗。
19位 30点 糸谷六段(昨年度37点、14位)
B級2組に昇級4点、年度成績26勝14敗。
19位 30点 佐々木慎六段(昨年度28点)
B級2組に昇級4点、年度成績26勝12敗。
19位 30点 澤田五段(昨年度37点、14位)
C級1組に昇級4点、年度成績26勝12敗。
19位 30点 及川五段(昨年度23点)
竜王5組1位5点、年度成績25勝13敗。
17位 32点 三浦九段(昨年度26点)
棋王位挑戦失敗10点、A級残留5点、年度成績17勝19敗。
17位 32点 久保九段(昨年度40点、10位)
日本シリーズ優勝7点、A級残留5点、年度成績20勝17敗。
14位 34点 広瀬八段(昨年度23点)
A級昇級7点、竜王3組2位3点、年度成績24勝13敗。
14位 34点 稲葉七段(昨年度40点、10位)
銀河戦優勝10点、年度成績24勝10敗。
14位 34点 阿部光瑠段(昨年度23点)
年度成績34勝16敗。
12位 36点 丸山九段(昨年度43点、7位)
NHK杯準優勝6点、日本シリーズ3位0点、年度成績30勝15敗。
12位 36点 千田四段(新四段)
加古川青流戦準優勝(加点なし)、年度成績36勝13敗。
11位 37点 大石六段(昨年度38点、13位)
C級1組に昇級4点、竜王5組2位3点、NHK杯3位0点、年度成績30勝13敗。
8位 38点 豊島七段(昨年度45点、6位)
竜王2組2位3点、朝日杯3位0点、年度成績35勝14敗。
8位 38点 村山六段(昨年度33点、18位)
B級1組に昇級5点、年度成績33勝10敗。
8位 38点 中村太六段(昨年度41点、8位)
王座挑戦失敗10点、日本シリーズ準決勝敗退0点、年度成績28勝23敗。
7位 39点 佐々木勇五段(昨年度27点)
C級1組に昇級4点、加古川青流戦優勝(加点なし)、年度成績35勝14敗。
6位 42点 行方八段(昨年度39点、12位)
王位挑戦失敗10点、A級2位8点、銀河戦3位0点、年度成績24勝16敗。
5位 43点 永瀬六段(昨年度56点、3位)
竜王戦4組1位5点、棋王位挑戦者決定戦敗退0点、年度成績38勝13敗。
4位 55点 郷田九段(昨年度36点、16位)
竜王位挑戦者決定戦敗退8点、A級残留5点、王座挑戦者決定戦敗退0点、棋聖位挑戦者決定戦敗退0点、NHK杯優勝10点、銀河戦3位0点、年度成績32勝19敗。
3位 82点 森内竜王・名人(昨年度33点、18位)
竜王位奪取30点・同1組2位4点、名人位防衛20点、朝日杯3位0点、年度成績28勝12敗。
2位 84点 渡辺棋王・王将(昨年度133点、2位)
棋王位防衛15点、王将位防衛15点、竜王位失冠5点、棋聖位挑戦失敗10点、朝日杯準優勝6点、A級残留5点、王位挑戦者決定戦敗退0点、日本シリーズ3位0点、年度成績28勝25敗。
1位 130点 羽生王位・王座・棋聖(昨年度136点、1位)
棋聖位防衛15点、王位防衛15点、王座防衛15点、第71期名人位挑戦失敗0点、第72期名人位挑戦権獲得15点、王将位挑戦失敗10点、竜王位準決進出4点、朝日杯優勝10点、日本シリーズ準優勝4点、年度成績42勝20敗。(達人戦準優勝・非公式戦)
1位の羽生三冠は名人戦で森内名人に叩きのめされたが、その後の巻き返しはさすが。三冠を維持し、順位戦は8勝1敗と危なげなく3年連続の挑戦権を獲得、王将戦はフルセットで惜しくも敗れたが1年を通して活躍。昨年とは勝数、勝率ともに落としたが、獲得ポイントは昨年とは6点下げただけの130点。ここ6年の平均を上回っている。
2位の渡辺二冠も竜王位失冠の痛手を負いながら、棋王、王将と防衛したのは流石。昨年度後半の怒涛の進撃が棋聖位挑戦あたりで息切れしてしまい。竜王戦を終えるまで不調だったのが痛かった。
3位の森内竜王・名人は、羽生、渡辺の二強を撃破し第一人者の地位を強固なものにした。その他の棋戦でも星を伸ばしたが、今ひとつ突き抜けられず、渡辺二冠に僅差の3位に終わった。(2013年度末から行われている棋聖戦トーナメントで準決勝に進出しており、名人戦に続いて羽生三冠とタイトルを争う可能性もある)
4位の郷田九段は1年を通して活躍したが、棋聖、王座、竜王と挑戦者決定戦で敗れる無念を味わい続けたが、NHK杯で初優勝を飾る。『将棋大賞』では「敢闘賞」を受賞。まさに敢闘の1年であった。
5位の永瀬六段は棋王戦で羽生三冠に連勝するなど実力を示した。昨年の3位に続いてのベスト5入りは見事。
6位、7位にタイトル戦に登場した行方八段、中村太六段が続き、そのあとは新鋭、A級棋士、若手強豪が混在している。昨年度20位外からのランクインは、8位佐々木勇五段、12位千田四段(新四段)、14位の広瀬八段(常連だが昨年度は不振と阿部光五段、17位の三浦九段、19位の佐々木慎六段と及川五段の7名と平年より若干多い。
昨年4位(49点)の藤井九段が今年度17点とランク外に落ちたのが寂しい。ただ、藤井九段は一昨年度15点だったので、今年度は復活を期待したい。
あと特筆すべきは大石六段。話はそれるが、大石六段は、昨年の今頃は四段で、4月22日五段昇段、5月15日六段昇段という経歴の持ち主。五段の期間は23日。(女流棋士にはもっと急激な昇段、昇級があるが)これは、勝数で五段に昇段してすぐ、竜王戦の昇級を決め、「◦五段昇段後竜王ランキング戦連続2回昇級」という規定で六段に昇段している(前期も竜王戦の昇級をしている)。
それはともかく、2011年度活躍度ランキング18位(32点)、2012年度13位(38点)、2013年度11位(37点)と好成績(上昇傾向)をあげている。昨年度はNHK杯3回戦で羽生三冠を破りベスト4まで進出、順位戦も9連勝でC級1組への昇級を決めている。注目の棋士である。
以下は、各棋戦ごとに、まとめたもの
竜王戦
奪取30点・森内竜王 防衛失敗5点・渡辺二冠 挑決8点・郷田九段 準決4点・羽生三冠(佐藤康は1組優勝なので除外)
1組1位6点・佐藤康九段 2位4点・森内竜王・名人 2組1位5点・小林裕七段 2位3点・豊島七段
3組1位5点・谷川九段 2位3点・広瀬八段 4組1位5点・永瀬五段 2位3点・阿部健五段
5組1位5点・及川五段 2位3点・大石六段 6組1位5点・金井五段 2位3点・石田四段
名人戦
防衛20点・森内竜王名人 挑戦失敗0点・羽生三冠
A級1位15点・羽生三冠 2位8点・行方八段 残留5点・渡辺、佐藤、深浦、郷田、三浦、久保 降級・屋敷、谷川
B1→A級7点・広瀬八段、阿久津八段 降級・鈴木八段、高橋九段
BⅡ→BⅠ5点・佐藤天七段、村山六段 降級・南九段、堀口一七段
CⅠ→BⅡ4点・糸谷六段、佐々木慎六段 降級・小林九段、土佐七段、桐山九段、加藤九段
CⅡ→CⅠ4点・大石六段、澤田五段、佐々木勇五段 降級・伊奈六段
王位戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・行方八段 挑戦者決定戦0点・佐藤九段
王座戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・中村太六段 挑戦者決定戦0点・郷田九段
棋王戦
防衛15点・渡辺二冠 挑戦失敗10点・三浦九段 挑戦者決定戦0点・永瀬六段
王将戦
防衛15点・渡辺二冠 挑戦失敗10点・羽生三冠 挑戦者リーグ2位0点・佐藤九段
棋聖戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・渡辺二冠 挑戦者決定戦0点・郷田九段
NHK杯 優勝10点・郷田九段 準優勝6点・丸山九段 3位0点・大石六段、西川和四段
朝日杯 優勝10点・羽生三冠 準優勝6点・渡辺二冠 3位0点・森内竜王名人、豊島七段
銀河戦 優勝10点・稲葉七段 準優勝6点・橋本八段 3位0点・郷田九段、行方八段
大和証券杯 開催されず
日本シリーズ 優勝7点・久保九段 準優勝4点・羽生三冠 3位0点・渡辺二冠、丸山九段
新人王 優勝7点・都成三段 準優勝4点・藤森四段 3位0点・阿部健五段、斎藤五段
【獲得点なし】
加古川青流戦 優勝・佐々木勇五段 準優勝・千田四段 3位・高見四段、都成三段
【非公式戦】
達人戦 優勝・谷川九段 準優勝・羽生三冠 参加棋士が10→6人に縮小
2013年度 勝数ランキング
1 羽生 善治 42 12 菅井 竜也 29
2 永瀬 拓矢 38 13 森内 俊之 28
3 千田 翔太 36 13 渡辺 明 28
4 豊島 将之 35 15 村田 顕弘 27
4 佐々木 勇気 35 15 高見 泰地 27
6 阿部 光瑠 34 17 佐々木 慎 26
7 村山 慈明 33 17 高崎 一生 26
8 郷田 真隆 32 17 糸谷 哲郎 26
9 丸山 忠久 30 17 澤田 真吾 26
9 中村 太地 30
9 大石 直嗣 30
最後に、ランキングをもう一度。
2013年度活躍度ランキング
1位 130点 羽生王位・王座・棋聖(昨年度136点、1位)
2位 84点 渡辺棋王・王将(昨年度133点、2位)
3位 82点 森内竜王・名人(昨年度33点、18位)
4位 55点 郷田九段(昨年度36点、16位)
5位 43点 永瀬六段(昨年度56点、3位)
6位 42点 行方八段(昨年度39点、12位)
7位 39点 佐々木勇五段(昨年度27点)
8位 38点 豊島七段(昨年度45点、6位)
8位 38点 中村太六段(昨年度41点、8位)
8位 38点 村山六段(昨年度33点、18位)
11位 37点 大石六段(昨年度38点、13位)
12位 36点 丸山九段(昨年度43点、7位)
12位 36点 千田四段(新四段)
14位 34点 広瀬八段(昨年度23点)
14位 34点 稲葉七段(昨年度40点、10位)
14位 34点 阿部光五段(昨年度23点)
17位 32点 三浦九段(昨年度26点)
17位 32点 久保九段(昨年度40点、10位)
19位 30点 佐藤九段(昨年度46点、5位)
19位 30点 糸谷六段(昨年度37点、14位)
19位 30点 佐々木慎六段(昨年度28点)
19位 30点 澤田五段(昨年度37点、14位)
19位 30点 及川五段(昨年度23点)
各棋戦の関係者が集まっての選出であるが、通常、竜王戦、名人戦の結果が重視される傾向があるのは仕方のないところだ(個人的には重視すべきだと思っている)。
それでも、竜王、名人の保持率が他のタイトルに比べて低い羽生三冠が、ほとんど毎年選出されてきたことは、羽生三冠の一年を通して好成績を上げ続けていることと、選考委員会が正常に機能していることの現れであろう。
しかし、2013年度はそんな議論が全く関与できないほどの森内竜王・名人の勝ちっぷりであった。もちろん、2大タイトルを獲得したことは大きいが、その対戦相手が羽生三冠、渡辺三冠(当時)という年度当初、双璧と称された強敵である。この二人を寄せ付けない強さを見せつけたのだから、異論を挟む余地はほとんどない。
もちろん、『棋士活躍度ランキング』は『将棋大賞』の選考に反抗するものではなく、≪「個人的な基準」で得点(評価)を機械的に算出してみよう≫と毎年行っているものです。
算出基準==================================
タイトル挑戦して奪取20点、タイトル防衛15点、タイトル挑戦して失敗10点、タイトル失冠は名人、竜王が5点、他の5タイトルを3点。(昨年度ランキングより改正。こちら)
ただし、名人位と竜王位は他のタイトルと重みが違うので獲得点を増やす。竜王挑戦・獲得は30点、同防衛は20点、同挑戦・失敗は15点。
名人挑戦に関しては、4~6月の七番勝負進出のためのA級順位戦は前年度なので、ポイントには加えず、名人に挑戦し獲得した場合は15点、挑戦し失敗した場合は0点、名人防衛は20点、A級優勝(名人挑戦権獲得)は15点。
さらに、A級2位と竜王挑戦者決定戦(敗退)は8点(1組優勝者の場合は4点)、竜王挑戦準決勝進出(敗退・1組優勝者は除く)は4点とする。 A級残留はかなりの難易度なので5点。
順位戦各級の昇級もクラスで差をつけるのが妥当と考え、B1→A級は7点、B2→B1は5点、C1→B2、C2→C1は4点。
竜王戦昇級の評価については、各クラスの昇級人数が4人と多いのと、クラス別の差別化などを考えると複雑なので、1組優勝者は6点、準優勝者は4点、2組以下は均一に優勝者5点、準優勝者3点。昇級者決定トーナメントを勝ち抜くと、かなり勝ち星を稼げるので昇級に対する加点はなし。
棋戦(全棋士対象)優勝10点、棋戦準優勝6点、
参加棋士限定棋戦(新人王戦、日本シリーズ、大和証券杯)優勝7点、同準優勝4点。
あと、挑戦者決定戦で敗れたり、棋戦3位などの評価をしないのも誤差が生じそうだが、そこまで勝ち進めば勝ち星が多いはずなので、1勝=1点とすれば反映できる。
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【参照】
『放電日記的 2008年度棋士活躍度ランキング』(2009年3月31日)
『修正版 2008年度棋士活躍度ランキング』(2009年4月19日)
『放電日記的 2009年度棋士活躍度ランキング』(2010年4月2日)
『放電日記的 2010年度棋士活躍度ランキング』(訂正あり)(2011年4月4日)
『放電日記的 2011年度棋士活躍度ランキング』
『2012年度棋士活躍度ランキング 「渡辺竜王・棋王・王将vs羽生王位・王座・棋聖」編』
『2012年度棋士活躍度ランキング』
今年もランキング20位から発表していきます。
まず、19位タイが5人。(本当は「まず20位、ばーん!と始めたかったが)
19位 30点 佐藤九段(昨年度46点、5位)
竜王位1組1位6点(挑戦者決定準決勝進出点は1組1位で除外)、A級残留5点、王位挑戦者決定戦進出敗退0点、王将位挑戦リーグ2位0点、年度成績19勝18敗。
19位 30点 糸谷六段(昨年度37点、14位)
B級2組に昇級4点、年度成績26勝14敗。
19位 30点 佐々木慎六段(昨年度28点)
B級2組に昇級4点、年度成績26勝12敗。
19位 30点 澤田五段(昨年度37点、14位)
C級1組に昇級4点、年度成績26勝12敗。
19位 30点 及川五段(昨年度23点)
竜王5組1位5点、年度成績25勝13敗。
17位 32点 三浦九段(昨年度26点)
棋王位挑戦失敗10点、A級残留5点、年度成績17勝19敗。
17位 32点 久保九段(昨年度40点、10位)
日本シリーズ優勝7点、A級残留5点、年度成績20勝17敗。
14位 34点 広瀬八段(昨年度23点)
A級昇級7点、竜王3組2位3点、年度成績24勝13敗。
14位 34点 稲葉七段(昨年度40点、10位)
銀河戦優勝10点、年度成績24勝10敗。
14位 34点 阿部光瑠段(昨年度23点)
年度成績34勝16敗。
12位 36点 丸山九段(昨年度43点、7位)
NHK杯準優勝6点、日本シリーズ3位0点、年度成績30勝15敗。
12位 36点 千田四段(新四段)
加古川青流戦準優勝(加点なし)、年度成績36勝13敗。
11位 37点 大石六段(昨年度38点、13位)
C級1組に昇級4点、竜王5組2位3点、NHK杯3位0点、年度成績30勝13敗。
8位 38点 豊島七段(昨年度45点、6位)
竜王2組2位3点、朝日杯3位0点、年度成績35勝14敗。
8位 38点 村山六段(昨年度33点、18位)
B級1組に昇級5点、年度成績33勝10敗。
8位 38点 中村太六段(昨年度41点、8位)
王座挑戦失敗10点、日本シリーズ準決勝敗退0点、年度成績28勝23敗。
7位 39点 佐々木勇五段(昨年度27点)
C級1組に昇級4点、加古川青流戦優勝(加点なし)、年度成績35勝14敗。
6位 42点 行方八段(昨年度39点、12位)
王位挑戦失敗10点、A級2位8点、銀河戦3位0点、年度成績24勝16敗。
5位 43点 永瀬六段(昨年度56点、3位)
竜王戦4組1位5点、棋王位挑戦者決定戦敗退0点、年度成績38勝13敗。
4位 55点 郷田九段(昨年度36点、16位)
竜王位挑戦者決定戦敗退8点、A級残留5点、王座挑戦者決定戦敗退0点、棋聖位挑戦者決定戦敗退0点、NHK杯優勝10点、銀河戦3位0点、年度成績32勝19敗。
3位 82点 森内竜王・名人(昨年度33点、18位)
竜王位奪取30点・同1組2位4点、名人位防衛20点、朝日杯3位0点、年度成績28勝12敗。
2位 84点 渡辺棋王・王将(昨年度133点、2位)
棋王位防衛15点、王将位防衛15点、竜王位失冠5点、棋聖位挑戦失敗10点、朝日杯準優勝6点、A級残留5点、王位挑戦者決定戦敗退0点、日本シリーズ3位0点、年度成績28勝25敗。
1位 130点 羽生王位・王座・棋聖(昨年度136点、1位)
棋聖位防衛15点、王位防衛15点、王座防衛15点、第71期名人位挑戦失敗0点、第72期名人位挑戦権獲得15点、王将位挑戦失敗10点、竜王位準決進出4点、朝日杯優勝10点、日本シリーズ準優勝4点、年度成績42勝20敗。(達人戦準優勝・非公式戦)
1位の羽生三冠は名人戦で森内名人に叩きのめされたが、その後の巻き返しはさすが。三冠を維持し、順位戦は8勝1敗と危なげなく3年連続の挑戦権を獲得、王将戦はフルセットで惜しくも敗れたが1年を通して活躍。昨年とは勝数、勝率ともに落としたが、獲得ポイントは昨年とは6点下げただけの130点。ここ6年の平均を上回っている。
2位の渡辺二冠も竜王位失冠の痛手を負いながら、棋王、王将と防衛したのは流石。昨年度後半の怒涛の進撃が棋聖位挑戦あたりで息切れしてしまい。竜王戦を終えるまで不調だったのが痛かった。
3位の森内竜王・名人は、羽生、渡辺の二強を撃破し第一人者の地位を強固なものにした。その他の棋戦でも星を伸ばしたが、今ひとつ突き抜けられず、渡辺二冠に僅差の3位に終わった。(2013年度末から行われている棋聖戦トーナメントで準決勝に進出しており、名人戦に続いて羽生三冠とタイトルを争う可能性もある)
4位の郷田九段は1年を通して活躍したが、棋聖、王座、竜王と挑戦者決定戦で敗れる無念を味わい続けたが、NHK杯で初優勝を飾る。『将棋大賞』では「敢闘賞」を受賞。まさに敢闘の1年であった。
5位の永瀬六段は棋王戦で羽生三冠に連勝するなど実力を示した。昨年の3位に続いてのベスト5入りは見事。
6位、7位にタイトル戦に登場した行方八段、中村太六段が続き、そのあとは新鋭、A級棋士、若手強豪が混在している。昨年度20位外からのランクインは、8位佐々木勇五段、12位千田四段(新四段)、14位の広瀬八段(常連だが昨年度は不振と阿部光五段、17位の三浦九段、19位の佐々木慎六段と及川五段の7名と平年より若干多い。
昨年4位(49点)の藤井九段が今年度17点とランク外に落ちたのが寂しい。ただ、藤井九段は一昨年度15点だったので、今年度は復活を期待したい。
あと特筆すべきは大石六段。話はそれるが、大石六段は、昨年の今頃は四段で、4月22日五段昇段、5月15日六段昇段という経歴の持ち主。五段の期間は23日。(女流棋士にはもっと急激な昇段、昇級があるが)これは、勝数で五段に昇段してすぐ、竜王戦の昇級を決め、「◦五段昇段後竜王ランキング戦連続2回昇級」という規定で六段に昇段している(前期も竜王戦の昇級をしている)。
それはともかく、2011年度活躍度ランキング18位(32点)、2012年度13位(38点)、2013年度11位(37点)と好成績(上昇傾向)をあげている。昨年度はNHK杯3回戦で羽生三冠を破りベスト4まで進出、順位戦も9連勝でC級1組への昇級を決めている。注目の棋士である。
以下は、各棋戦ごとに、まとめたもの
竜王戦
奪取30点・森内竜王 防衛失敗5点・渡辺二冠 挑決8点・郷田九段 準決4点・羽生三冠(佐藤康は1組優勝なので除外)
1組1位6点・佐藤康九段 2位4点・森内竜王・名人 2組1位5点・小林裕七段 2位3点・豊島七段
3組1位5点・谷川九段 2位3点・広瀬八段 4組1位5点・永瀬五段 2位3点・阿部健五段
5組1位5点・及川五段 2位3点・大石六段 6組1位5点・金井五段 2位3点・石田四段
名人戦
防衛20点・森内竜王名人 挑戦失敗0点・羽生三冠
A級1位15点・羽生三冠 2位8点・行方八段 残留5点・渡辺、佐藤、深浦、郷田、三浦、久保 降級・屋敷、谷川
B1→A級7点・広瀬八段、阿久津八段 降級・鈴木八段、高橋九段
BⅡ→BⅠ5点・佐藤天七段、村山六段 降級・南九段、堀口一七段
CⅠ→BⅡ4点・糸谷六段、佐々木慎六段 降級・小林九段、土佐七段、桐山九段、加藤九段
CⅡ→CⅠ4点・大石六段、澤田五段、佐々木勇五段 降級・伊奈六段
王位戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・行方八段 挑戦者決定戦0点・佐藤九段
王座戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・中村太六段 挑戦者決定戦0点・郷田九段
棋王戦
防衛15点・渡辺二冠 挑戦失敗10点・三浦九段 挑戦者決定戦0点・永瀬六段
王将戦
防衛15点・渡辺二冠 挑戦失敗10点・羽生三冠 挑戦者リーグ2位0点・佐藤九段
棋聖戦
防衛15点・羽生三冠 挑戦失敗10点・渡辺二冠 挑戦者決定戦0点・郷田九段
NHK杯 優勝10点・郷田九段 準優勝6点・丸山九段 3位0点・大石六段、西川和四段
朝日杯 優勝10点・羽生三冠 準優勝6点・渡辺二冠 3位0点・森内竜王名人、豊島七段
銀河戦 優勝10点・稲葉七段 準優勝6点・橋本八段 3位0点・郷田九段、行方八段
大和証券杯 開催されず
日本シリーズ 優勝7点・久保九段 準優勝4点・羽生三冠 3位0点・渡辺二冠、丸山九段
新人王 優勝7点・都成三段 準優勝4点・藤森四段 3位0点・阿部健五段、斎藤五段
【獲得点なし】
加古川青流戦 優勝・佐々木勇五段 準優勝・千田四段 3位・高見四段、都成三段
【非公式戦】
達人戦 優勝・谷川九段 準優勝・羽生三冠 参加棋士が10→6人に縮小
2013年度 勝数ランキング
1 羽生 善治 42 12 菅井 竜也 29
2 永瀬 拓矢 38 13 森内 俊之 28
3 千田 翔太 36 13 渡辺 明 28
4 豊島 将之 35 15 村田 顕弘 27
4 佐々木 勇気 35 15 高見 泰地 27
6 阿部 光瑠 34 17 佐々木 慎 26
7 村山 慈明 33 17 高崎 一生 26
8 郷田 真隆 32 17 糸谷 哲郎 26
9 丸山 忠久 30 17 澤田 真吾 26
9 中村 太地 30
9 大石 直嗣 30
最後に、ランキングをもう一度。
2013年度活躍度ランキング
1位 130点 羽生王位・王座・棋聖(昨年度136点、1位)
2位 84点 渡辺棋王・王将(昨年度133点、2位)
3位 82点 森内竜王・名人(昨年度33点、18位)
4位 55点 郷田九段(昨年度36点、16位)
5位 43点 永瀬六段(昨年度56点、3位)
6位 42点 行方八段(昨年度39点、12位)
7位 39点 佐々木勇五段(昨年度27点)
8位 38点 豊島七段(昨年度45点、6位)
8位 38点 中村太六段(昨年度41点、8位)
8位 38点 村山六段(昨年度33点、18位)
11位 37点 大石六段(昨年度38点、13位)
12位 36点 丸山九段(昨年度43点、7位)
12位 36点 千田四段(新四段)
14位 34点 広瀬八段(昨年度23点)
14位 34点 稲葉七段(昨年度40点、10位)
14位 34点 阿部光五段(昨年度23点)
17位 32点 三浦九段(昨年度26点)
17位 32点 久保九段(昨年度40点、10位)
19位 30点 佐藤九段(昨年度46点、5位)
19位 30点 糸谷六段(昨年度37点、14位)
19位 30点 佐々木慎六段(昨年度28点)
19位 30点 澤田五段(昨年度37点、14位)
19位 30点 及川五段(昨年度23点)
もう何年も見てきておりますので、英さんの基準では今年も羽生三冠が一位になるだろうというのは、何となく予想できていました。渡辺二冠が森内名人・竜王に僅差(←記事中に誤植ありますね)で勝つとは思いませんでしたが。
で、今回の将棋大賞の評価に間違いはないとして、英さんの「評価関数」に修正を加えて、活躍度ランキングをあちらに近づけるとしたら(そんなことする必要は別にありませんが)、対戦相手と棋戦の組み合わせ、そして「勝ち方」によって生じる一勝の重みの違いを如何に数値化するか、って話になるのでしょうね。森内名人・竜王の高評価は、明らかに名人戦で羽生を、竜王戦で渡辺をそれぞれ有無を言わせぬ勝ち方で破った、という点にあったと思われるからです。
でも、流石にその評価を客観的に行うための指標を作るのは難しそうだし、出来たとしてもその計算にはそれこそコンピューターが必要になりそうです。英さんの基準は、一つの目安として見ると面白いものってことで、個人的には納得しています。
>渡辺二冠が森内名人・竜王に僅差(←記事中に誤植ありますね)で勝つとは思いませんでしたが。
「僅差」と打ったつもりだったんですが……変換第1候補が「金さ」というのは問題がありますね。
それはともかく、森内竜王・名人が3位というのは、若干の問題点を感じます。もちろん、「活躍度ランキング」にではなく、森内竜王・名人にです(笑)
>対戦相手と棋戦の組み合わせ、そして「勝ち方」によって生じる一勝の重みの違いを如何に数値化するか、って話になるのでしょうね。森内名人・竜王の高評価は、明らかに名人戦で羽生を、竜王戦で渡辺をそれぞれ有無を言わせぬ勝ち方で破った、という点にあったと思われるからです。
なるほど!これから改良して……しませんっ!過労死してしまいます。
いえ、まじめな話、そもそも、「活躍度ランキング」は文字通り年間の活躍度を数値化してランキングしたもので、評価の対象は「活躍度」で、「棋力・強さ」ではありません。
「将棋大賞」の最優秀棋士賞は、「素晴らしい活躍をした棋士」という観点だと思われます。それで、一致する必要はないと思います。「活躍度ランキング」を「将棋大賞」の選考の材料になってほしいという願望は持っています。
少し意外といいますか、ぼくもブログに書きましたが、
印象という点では森内さんですが、
全体的な成績では、やはり羽生三冠かなあと感じていしたので。
もちろん、個人的な感情も含め、森内さんの最優秀賞は納得です。
そして、英さんのこのランキングですが、今年は羽生さんが余裕で1位だろうと思っていました。
こういう集計の仕方ですと、当然ですよね。
まさしく、メルセデスランキングと賞金女王の関係のようです。
他の表現をすると、羽生さんは年間5勝したが、
森内さんは2勝ではあるが、日本女子プロと日本女子オープンを優勝したといいますか。
どうしても、例えがそっちへ行ってしまい、申し訳ございません。
でも、40歳代も半ばへ差し掛かろうかという年齢でのこのお二人の活躍はお見事です。
NHK杯だって、郷田九段が優勝しましたし、
この世代についてはいつも考えているのですが、まとまりません。
そうやって見ると、何だかんだ文句をいいつつ、渡辺明二冠の実績はたいしたものだと。
(でもやっぱ物足りない、ゴメン。)
王将戦はヒヤヒヤものでしたが、最後に後手番で勝つなど、やはり最後の粘りと執念が渡辺二冠を若手世代で羽生世代への唯一対抗馬として浮上させたのではないかと思います。初めて竜王位を獲得した森内名人とのフルセットの闘いの時のように。
相手が羽生さんなら、最終局にもつれ込んだ時にそこで自分が勝つとなかなかイメージしにくいのではと思います。何と言ってもその圧倒的な存在感で。太地くんや、広瀬さんもやっぱり最後は負けてしまいました。
でも王将戦の勝者罰ゲーム?毎回楽しみでした!羽生さんはどこか照れや戸惑いのある表情でしたが、渡辺さんは本当に素直に楽しんでいるみたいで。
そういえば、渡辺二冠のブログでも、今年は何ももらえなくても仕方がないと書いてありましたが、それも、とても正直だな~と思いました。
話が逸れましたが、英さんのこの力作、活躍度ランキングは棋士の先生方も皆さん見ているのではないでしょうか。
森内さんは星が上がらない時もあわてずペースを守っている感じ。佐藤さんは充電期でしょうか。渡辺さんには来期こそ名人挑戦を期待しています。
山崎さん、松尾さん、畠山さんなどB1安定組はこのランキング不利かも。まあ、山崎さんには昇級(豊島さんがいるなあ)、タイトル挑戦、棋戦優勝(羽生さんと当たらなければ)を期待します。
>英さんのこのランキングですが、今年は羽生さんが余裕で1位だろうと思っていました。
>こういう集計の仕方ですと、当然ですよね。
痛いところを突かれたような……
ええと、実は、名人・竜王と他の5タイトルの得点比率ですが、将棋界の認知(重視度)に合わせると、そうですねぇ…竜王と名人の2大タイトル保持者と伍するには他の5タイトルを保持するくらいでないと駄目でしょう(他のタイトルの2.5倍)。
仮に、活躍度ランキングで名人、竜王を他のタイトルの3倍扱い(現システムの2倍)にすると竜王獲得は60点、名人防衛は45点で森内竜王名人の得点は138点になります。羽生三冠は130点ですが、名人挑戦を3倍扱いにすると30点(15点のプラス)で145点になりますが、保持してこその二大タイトルなので、挑戦を同等比率扱いにするのも一考を要します。
あと、上記で「二大タイトル=5タイトル」としたので、その比率で計算すると、森内名人竜王は119.5点となります。
本来なら、2大タイトルを2.5倍扱いすべきかもしれませんが、せっかくのタイトルを軽視するのは気がひけますし、2大タイトルを保持(獲得)してしまうと、ほぼ1位決定になるのは、集計していて面白くないという思いもあります。(実際、3倍してもほぼ互角の羽生三冠はすごいと思います)
メルセデスの方は公式戦を2倍、4日間トーナメントを1.5倍など換算しており、トーナメントの格を重視しているようなので「将棋大賞」寄りと考えればいいのでしょうか。
それより、「メルセデスランキング」=「活躍度ランキング」=「世間では注目しない」で一致しているような気がします。
渡辺二冠については、アキさんへのレスで述べます。
>まさしく、メルセデスランキングと賞金女王の関係のようです。
ええと、メルセデスランキングと賞金女王の関係が良く分からないのですが。
メルセデスランキングでは、公式戦を2倍扱い、4日間トーナメントを1.5倍扱いなどとしているところを見ると、「将棋大賞」寄りのランキングと考えればいいのでしょうか。
でも、「メルセデスランキング」=「活躍度ランキング」=「世間一般からほとんど注目されていない」で一致しているように思えます(笑)
>やはり、羽生三冠の点数は、二位をぐんと引き離していますね。わかっているけれど、改めて凄さを感じます。
これは、上記のssayさんへのレスで述べましたが、私のランキングは将棋界の重視度とは若干ずれているので、それを補正すると森内竜王名人と羽生三冠は僅差の大接戦となります。
王将戦最終局は、渡辺二冠の断固たる決意を感じさせるような力強い指し回しでした。
>でも王将戦の勝者罰ゲーム?毎回楽しみでした!羽生さんはどこか照れや戸惑いのある表情でしたが、渡辺さんは本当に素直に楽しんでいるみたいで。
これに関しては、『ものぐさ将棋観戦ブログ』の「王将戦もう一つの激闘 スポニチ勝者罰ゲーム?」でshogitygooさんが、アキさんと同様な深くて鋭い考察をされています。(私も同感です)
http://blog.livedoor.jp/shogitygoo/archives/51932672.html
>英さんのこの力作、活躍度ランキングは棋士の先生方も皆さん見ているのではないでしょうか。
そうでしょうか。ありがとうございます。
アキさんは、私をのせるのが非常に上手ですね。
>それにしても、挑戦者争いや棋戦優勝争いにもまんべんなく絡む羽生さんのモチベーションはどこからきているのでしょう?「全国の温泉に入りたいから」という説もあるらとか。
わはは、なるほど。そうかもしれませんね。
>森内さんは星が上がらない時もあわてずペースを守っている感じ。
今年は全冠制覇を狙っている気配がありますね。
>山崎さん、松尾さん、畠山さんなどB1安定組はこのランキング不利かも。まあ、山崎さんには昇級(豊島さんがいるなあ)、タイトル挑戦、棋戦優勝(羽生さんと当たらなければ)を期待します。
まあ、仕方ないですね。やはり、どこかで突き抜けないと。「活躍」していただきたいですね。