【公式サイト STORYページの“Introduction”欄】より
ご存知の方も多いと思うが、2024年7月から放送・配信が開始されたSeason IIは、本編クオリティ維持のため、第5話以降の放送・配信が延期されていた。
当時、延期の報を聞き、《そう言えば、作画が雑だったなあ》と。作画は良いに越したことはない。
私は作画に関しては無頓着な方だと思うが、『葬送のフリーレン』は戦闘シーンのスピード感や魔法効果の描写などは素晴らしいと感動。ドローン撮影のように視点が多角的に流動的に移動し、それが臨場感を増す。あまりに滑らかに素早く変化するので、目が追い付かなくて、せっかくの描写を捉えきれず、もったいないなあと思うことさえある。戦闘シーン、魔法発動シーンだけでなく、旅や街中を移動するシーンも、その構図が非常に練られている。
でも、《作画が多少劣っていても、ストーリーが面白ければ許容する》と思っている。でも、放送延期になったので、巷の批判動画をチェック……確かにひどい、納得。
ただし、次期女王候補の長女イリーティアだけはやたら力が入っていて、高質だった。
で、今回の作画はどうだったのか?
放送された4話までは、ひどかった部分を修正し、あとは全体的に彩度と明度を落として、粗を分かりにくくしていた。3クール遅らせての再出発というのに、“非常に低質”から“少し悪い”になった程度のおざなりの修正
5話以降は一から作製した(作製し直した)のだろう。私は不満なく普通に観ることができた。
ストーリーは、結構緊迫の場面でも、ヒロイン・アリスリーゼとその側近・燐が主人公・イスカに絡めて、ボケと突っ込みの小コントや、アリスリーゼとイスカが運命的な作ったような偶然の出逢いを織り込むお約束が挿入される(私は好き)。あと、非常に生真面目な燐が貧乳に悩んで豊乳体操を真剣に行ったり、アリスリーゼのイスカへの恋心がどんどんエスカレートしていく一人漫才も気に入っている。でも、さすがに3姉妹とイスカが4人で添い寝などはあり得ない……面白かったけれど。細かいことを言うと……不穏な動きを察知しながら、イリーティアの屋敷で懇親会はないと思う。
後半部分は、ネビュリス皇庁側の後継者争いとそれにつけ入り皇室(王室)三家の“純血種”を捉えようとする帝国側との派閥や思想が入り乱れての大乱戦が繰り広げられる。
『キングダム』や『伊賀の影丸』(←古っ)の戦闘・戦術・忍術合戦の趣きで、面白かった。
ただし、登場人物が多いので「こいつ、誰だっけ?」と思うことがしばしばあった(特に帝国サイド)。
【思いつくまま、キャラクターの特徴を列記】
イスカ……技や速さもさることながら、戦闘センスがよく、勘と反射対応能力で敵の攻撃を受け止める。二の矢の攻撃にはダメージを受けるが、主役特権で不死身
サリンジャー……戦闘オタクで若い頃、ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世に何度も戦いを挑む。ミラベアには誤解を受けているが、本人はさほど気にしていない様子。「時代遅れの奴は舞台に上がるな」(意訳)と言われたが、「私の立つ所が舞台になるのだ」と豪語。
タリスマン卿……「長い夜がようやく明ける」など大仰な台詞が得意技?やたら、ガタイ(上半身)が良い。一連の企ての首謀者、戦闘も強い。
ヴィソワーズ……帝国の実験体となり、モンスター級の力を持つ。修練でなく人工的に人為的に力を持っただけだが、不遜な態度が目立つ。作者としては、強いが思い入れを持ちにくいキャラなので、“咬ませ犬”として便利かも
冥(メイ)……使徒聖の第三席。人並外れた身体能力の上、36連機関砲を駆使し、攻撃力は半端ない。好戦的。上記のヴィソワーズと同じ立ち位置か
結局、ネヴュリス皇庁側に深い傷跡が残り、ルウ家三女のシスベルも連れ去られた。第3部は帝国が舞台となるらしい。
でも、 Season Ⅲは果たしてあるのか?
個人的嗜好得点……749点(1000点満点)
個人的に好きです。多分、世間の評価よりかなり高得点。
科学技術が発達した、機械仕掛けの理想郷「帝国」。
超常の力・星霊術を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。
二国は長きにわたる戦争を続けてきた――。
帝国の最高戦力イスカと皇庁の王女にして“氷禍の魔女”アリスリーゼは、
激闘の中で互いの素顔に触れ、その生き方と理想に惹かれ合う好敵手と
なった。
独立国家アルサミラで帝国と皇庁の謀略を打ち砕いた二人は、
再会を誓ってそれぞれの道へと進むが、意外な形でその約束を果たす。
アリスの妹シスベルと取り引きを交わし、護衛として皇庁に潜入するイスカ。
シスベルの捜索隊として皇庁の都市リースバーテンを訪れるアリス。
偶然の再会は二人の心をさらに燃え上がらせるが……
同時に皇庁内では帝国の内通者「純血種・被検体E」が暗躍し、
帝国の「特務・女王捕獲計画」が動き出そうとしていた。
否応なく引き裂かれようとするイスカとアリスは、
その運命に抗うことができるのか――。
超常の力・星霊術を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。
二国は長きにわたる戦争を続けてきた――。
帝国の最高戦力イスカと皇庁の王女にして“氷禍の魔女”アリスリーゼは、
激闘の中で互いの素顔に触れ、その生き方と理想に惹かれ合う好敵手と
なった。
独立国家アルサミラで帝国と皇庁の謀略を打ち砕いた二人は、
再会を誓ってそれぞれの道へと進むが、意外な形でその約束を果たす。
アリスの妹シスベルと取り引きを交わし、護衛として皇庁に潜入するイスカ。
シスベルの捜索隊として皇庁の都市リースバーテンを訪れるアリス。
偶然の再会は二人の心をさらに燃え上がらせるが……
同時に皇庁内では帝国の内通者「純血種・被検体E」が暗躍し、
帝国の「特務・女王捕獲計画」が動き出そうとしていた。
否応なく引き裂かれようとするイスカとアリスは、
その運命に抗うことができるのか――。
ご存知の方も多いと思うが、2024年7月から放送・配信が開始されたSeason IIは、本編クオリティ維持のため、第5話以降の放送・配信が延期されていた。
当時、延期の報を聞き、《そう言えば、作画が雑だったなあ》と。作画は良いに越したことはない。
私は作画に関しては無頓着な方だと思うが、『葬送のフリーレン』は戦闘シーンのスピード感や魔法効果の描写などは素晴らしいと感動。ドローン撮影のように視点が多角的に流動的に移動し、それが臨場感を増す。あまりに滑らかに素早く変化するので、目が追い付かなくて、せっかくの描写を捉えきれず、もったいないなあと思うことさえある。戦闘シーン、魔法発動シーンだけでなく、旅や街中を移動するシーンも、その構図が非常に練られている。
でも、《作画が多少劣っていても、ストーリーが面白ければ許容する》と思っている。でも、放送延期になったので、巷の批判動画をチェック……確かにひどい、納得。
ただし、次期女王候補の長女イリーティアだけはやたら力が入っていて、高質だった。
で、今回の作画はどうだったのか?
放送された4話までは、ひどかった部分を修正し、あとは全体的に彩度と明度を落として、粗を分かりにくくしていた。3クール遅らせての再出発というのに、“非常に低質”から“少し悪い”になった程度のおざなりの修正
5話以降は一から作製した(作製し直した)のだろう。私は不満なく普通に観ることができた。
ストーリーは、結構緊迫の場面でも、ヒロイン・アリスリーゼとその側近・燐が主人公・イスカに絡めて、ボケと突っ込みの小コントや、アリスリーゼとイスカが運命的な作ったような偶然の出逢いを織り込むお約束が挿入される(私は好き)。あと、非常に生真面目な燐が貧乳に悩んで豊乳体操を真剣に行ったり、アリスリーゼのイスカへの恋心がどんどんエスカレートしていく一人漫才も気に入っている。でも、さすがに3姉妹とイスカが4人で添い寝などはあり得ない……面白かったけれど。細かいことを言うと……不穏な動きを察知しながら、イリーティアの屋敷で懇親会はないと思う。
後半部分は、ネビュリス皇庁側の後継者争いとそれにつけ入り皇室(王室)三家の“純血種”を捉えようとする帝国側との派閥や思想が入り乱れての大乱戦が繰り広げられる。
『キングダム』や『伊賀の影丸』(←古っ)の戦闘・戦術・忍術合戦の趣きで、面白かった。
ただし、登場人物が多いので「こいつ、誰だっけ?」と思うことがしばしばあった(特に帝国サイド)。
【思いつくまま、キャラクターの特徴を列記】
イスカ……技や速さもさることながら、戦闘センスがよく、勘と反射対応能力で敵の攻撃を受け止める。二の矢の攻撃にはダメージを受けるが、主役特権で不死身
サリンジャー……戦闘オタクで若い頃、ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世に何度も戦いを挑む。ミラベアには誤解を受けているが、本人はさほど気にしていない様子。「時代遅れの奴は舞台に上がるな」(意訳)と言われたが、「私の立つ所が舞台になるのだ」と豪語。
タリスマン卿……「長い夜がようやく明ける」など大仰な台詞が得意技?やたら、ガタイ(上半身)が良い。一連の企ての首謀者、戦闘も強い。
ヴィソワーズ……帝国の実験体となり、モンスター級の力を持つ。修練でなく人工的に人為的に力を持っただけだが、不遜な態度が目立つ。作者としては、強いが思い入れを持ちにくいキャラなので、“咬ませ犬”として便利かも
冥(メイ)……使徒聖の第三席。人並外れた身体能力の上、36連機関砲を駆使し、攻撃力は半端ない。好戦的。上記のヴィソワーズと同じ立ち位置か
結局、ネヴュリス皇庁側に深い傷跡が残り、ルウ家三女のシスベルも連れ去られた。第3部は帝国が舞台となるらしい。
でも、 Season Ⅲは果たしてあるのか?
個人的嗜好得点……749点(1000点満点)
個人的に好きです。多分、世間の評価よりかなり高得点。
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