照ノ富士-翔猿は、照ノ富士に何度も勝機があった。しかし、何をしてくるか分からない翔猿を警戒して決めきれない。
その内、徐々に体勢も体力も厳しくなり、敗れてしまった。
この相撲で気になったのは、翔猿の伸びたまわし。
照ノ富士の掴んだまわしは1枚のみ。所謂、”1枚まわし”。この1枚まわしは伸びやすい。この相撲も例に漏れず、胸のあたりまで伸びてしまっていた。ほとんど機能しない状態だった。
この状態だけでは、“まわし待った”を掛けるかは微妙だが、この相撲の場合は、結び目がほどけてしまっていて、更に状態が悪かった。
当然、“まわし待った”を掛けるべきなのだが、行司・伊之助は放置。結局、かなりの時間最悪のまわし状態で最後まで取り続けた。
“まわし待った”を掛けなかったのは、なぜか?
①相撲を取るのに差し支えないと判断した
②結び目が解けていたことに、気づかなかった
③動きが止まらず、待ったを掛けるタイミングがなかった
④わざと掛けなかった(これは有り得ないと思うが、可能性として)
①……胸のあたりまで伸びていて、"まわし”として機能していなかった。
②……胸のあたりまで伸びていたので、行司としては結び目の状態を注視すべきで、気づかないというのは、行司の技能不足である。
③……完全に動きが止まらなかったが、止めるタイミングは2,3度あった。
この行司・式守伊之助は“軍配差し違え”が多い(他に、”疑惑の二”も有名)が、私が問題に感じているのは、《立ち合い不十分》と判断し、やり直しを命じることが頻繁にあったこと。素人の私の見解が間違っているのかもしれないが、やり直しすべきほど、呼吸が合っていなかったり、立ち合いの手のつき方が不十分だったとは思えないことが多かった。
今回のまわしの対処は、問題にすべきであろう。
疑惑の二番【Wikipediaより】
2022年5月場所8日目 小結豊昇龍-大関正代戦
正代が豊昇龍を寄り倒さんとしたが、土俵際で豊昇龍が突き落とし、正代の足の甲が返るのがやや早かった。しかし伊之助の軍配は正代に上がり、物言いがつかなかったためそのまま正代の勝ちとなった。
同年同場所9日目 関脇若隆景-大関貴景勝戦
取組中に若隆景が右手を土俵についたように見えたが、行司も審判も止めなかったため、勝負は続行。その後若隆景が貴景勝を叩き込み、伊之助は軍配を若隆景に上げた。この一番でも取り組み後に物言いをつける者はいなかったため、そのまま若隆景の勝ちとなった。
上記の二番はその後すぐさま誤審騒動となり、問題となった。
その内、徐々に体勢も体力も厳しくなり、敗れてしまった。
この相撲で気になったのは、翔猿の伸びたまわし。
照ノ富士の掴んだまわしは1枚のみ。所謂、”1枚まわし”。この1枚まわしは伸びやすい。この相撲も例に漏れず、胸のあたりまで伸びてしまっていた。ほとんど機能しない状態だった。
この状態だけでは、“まわし待った”を掛けるかは微妙だが、この相撲の場合は、結び目がほどけてしまっていて、更に状態が悪かった。
当然、“まわし待った”を掛けるべきなのだが、行司・伊之助は放置。結局、かなりの時間最悪のまわし状態で最後まで取り続けた。
“まわし待った”を掛けなかったのは、なぜか?
①相撲を取るのに差し支えないと判断した
②結び目が解けていたことに、気づかなかった
③動きが止まらず、待ったを掛けるタイミングがなかった
④わざと掛けなかった(これは有り得ないと思うが、可能性として)
①……胸のあたりまで伸びていて、"まわし”として機能していなかった。
②……胸のあたりまで伸びていたので、行司としては結び目の状態を注視すべきで、気づかないというのは、行司の技能不足である。
③……完全に動きが止まらなかったが、止めるタイミングは2,3度あった。
この行司・式守伊之助は“軍配差し違え”が多い(他に、”疑惑の二”も有名)が、私が問題に感じているのは、《立ち合い不十分》と判断し、やり直しを命じることが頻繁にあったこと。素人の私の見解が間違っているのかもしれないが、やり直しすべきほど、呼吸が合っていなかったり、立ち合いの手のつき方が不十分だったとは思えないことが多かった。
今回のまわしの対処は、問題にすべきであろう。
疑惑の二番【Wikipediaより】
2022年5月場所8日目 小結豊昇龍-大関正代戦
正代が豊昇龍を寄り倒さんとしたが、土俵際で豊昇龍が突き落とし、正代の足の甲が返るのがやや早かった。しかし伊之助の軍配は正代に上がり、物言いがつかなかったためそのまま正代の勝ちとなった。
同年同場所9日目 関脇若隆景-大関貴景勝戦
取組中に若隆景が右手を土俵についたように見えたが、行司も審判も止めなかったため、勝負は続行。その後若隆景が貴景勝を叩き込み、伊之助は軍配を若隆景に上げた。この一番でも取り組み後に物言いをつける者はいなかったため、そのまま若隆景の勝ちとなった。
上記の二番はその後すぐさま誤審騒動となり、問題となった。
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