【記事タイトルを入れずにトラックバックを送ってしまい、申し訳ありませんでした】
今回は「絶対音感を持つ人の苦痛」が気になってしまった。
事件は、チョコザイ(中居正広)のヒントを基に、沢(北村一輝)が事件を解明したような気がする。
絶対音感についていろいろ悩んでしまったので、事件の解明の段取りは覚えていないんです。そちらの方に気を取られて、「絶対音感を持つ水瀬咲絵(寺島咲)の苦しみが殺意にというパターン」かと思わせておいて、実は隣人の東(石田卓也)かなと思ったが、違った。
真犯人は第一発見者の大家・石嶺(花王おさむ)だったとは!発見時の現場の説明が妙なところだけ鮮明だったので、引っかかりはあったが、制作側のトラップ(ミスリード)に引っかかってしまったようで、少し悔しい。
証言の矛盾を突っ込む様は、コナンのようで、面白かった。
ミスリードに載せられてしまった八つ当たりで、絶対音感が原因で本当に苦しんでいる人には申し訳ありませんが、咲江には≪絶対音感を持つ者の苦しみは、凡人には分からないのよ≫といった「自分は特別」という意識を感じた。
≪学校のピアノの調律のズレ、同級生の下手な歌が気持ち悪い≫
≪こんな能力、何の役にも立たない。ただの障がいだ≫
≪人にはただの雑音でも、私には全部意味のある音になる。意味分かんないですよね≫
≪踏切の音は全部同じに聞こえるかもしれないけど、ほんとはひとつひとつ違う。すべてが少しずつずれている≫
≪実の親だって、私の苦しみを分かってくれなかった≫
≪あなた(チョコザイ)にはきっとわかってくれる人がいるのよね。私みたいに特殊じゃないから≫
相当苦しいんでしょうね。
う~ん、そこまで辛いものなのか……ええと、不協和音は誰でも不快。音に敏感なせいで、その不快感が増幅されるのか?(最悪の組み合わせの不協和音はあるみたいだが)
でも、それだけではないような感じだ。単なる騒音でも苦しいみたいだし。
「全部の音が意味のある音に聞こえる」というのは鬱陶しいかもしれないが、苦痛とまではいかないように思える。でも、四六時中だったら辛いかも。
それに、踏切の音がそれぞれ違うのは普通の人にも分かる。それがどれくらいか(何ヘルツか)はよく分からないけれど。
咲江の場合、「レ」の音ならぴったり「レ」の音でないと気持ちが悪いのではないだろうか。だとしたら、世の中にはズレた音や中途半端な音ばかりだから、それは苦しいだろう。
しかし、いくら絶対音感を持っていて何ヘルツかわかっても、そのヘルツを再現する能力、つまり正確に歌う能力は別だと思う。「同級生の歌声が気持ち悪い」というのは事実でも、「下手」というのはどうかと思う。
確かに、凡人にはその音が何ヘルツか、何の音階なのかは分からないが、お手本の音を模倣して歌うことはできるのだ。彼女にとって、普通のプロの歌も聞くのは辛いのかな?
街に出る時はヘッドホーンでクラッシックを聴くとか、仕事なら、それこそピアノの調律師になればいいと思うんだけど。音が聞こえるのは、すごくいいことだと思うのだけど。世の中には、音を失くした人もいるんだよ。
沢に、「うるさい!二度と私に近づかないで」って……
【その他の感想、突っ込み】
・「また捨てヤマ、掘り返しやがった」って、野崎刑事(千原せいじ)のその捜査姿勢も問題だが、事件の本質を見抜けない刑事としての資質も非常に疑問だ。刑事、辞めた方がいいと思う。
・今どき、レコード!……
【ストーリー】(番組サイトより)
チョコザイ(中居正広)の身元引受人となった沢(北村一輝)が、同居のため舞子(栗山千明)の父が所有するアパートに引っ越してきた。舞子は保護主任者としてチョコザイの検査のために送り迎えをすることになった。
夜勤明けで朝から酔っている犬飼(中村靖日)は沢を呼び出し、先日から気がかりだった違法電波がアメリカ大使館からのもので、公安の外事が揉み消しに動いていると告げる。嫌な予感がした沢は、「そのことは忘れろ」と忠告するが、納得のいかない犬飼は一人でも調べると言い張る。
そんな時、沢に事件の連絡が入った。長岡満(布施紀行)という青年が自宅アパートで手首を切りバスタブの水に手を入れた状態で亡くなっていたのが発見されたという。大家の石嶺(花王おさむ)の通報で駆け付けた警察が家宅捜査や鑑識を行った結果、後頭部に腫れはあるものの自殺の可能性が高いと判断された。
同じ頃、検査のためチョコザイと舞子がタクシーにて移動していると、横断歩道の途中で、苦しそうにしゃがみ込む女性・水瀬咲絵(寺島咲)に遭遇。慌てて舞子が駆け寄ると、咲絵は鞄から電子チューナーを取り出し、自分の耳に当て何かを聞き始めた。その時、チョコザイが「440ヘルツ、Aです」と呟く。舞子には何の事だか見当がつかなかったが、咲絵はチョコザイの一言に驚きを隠せない様子。事情を聴くと、咲絵には絶対音感があり周波数までわかってしまうため、睡眠時以外は不協和音で体調を壊してしまうという。
舞子がチョコザイをともなって咲絵を自宅アパートまで送っていくと、沢たちが捜査をしていた。亡くなった長岡の部屋の左隣が咲絵の部屋だったのだ。長岡の右隣に住む東(石田卓也)に事情を聴き捜査を進めるが、事件性がないことから自殺だと断定。納得のいかない舞子は、科捜研の渥見 (田中哲司)を訪ね、長岡の部屋の中に残っていた正体不明の指紋を見つけたと聞き…。
今回は「絶対音感を持つ人の苦痛」が気になってしまった。
事件は、チョコザイ(中居正広)のヒントを基に、沢(北村一輝)が事件を解明したような気がする。
絶対音感についていろいろ悩んでしまったので、事件の解明の段取りは覚えていないんです。そちらの方に気を取られて、「絶対音感を持つ水瀬咲絵(寺島咲)の苦しみが殺意にというパターン」かと思わせておいて、実は隣人の東(石田卓也)かなと思ったが、違った。
真犯人は第一発見者の大家・石嶺(花王おさむ)だったとは!発見時の現場の説明が妙なところだけ鮮明だったので、引っかかりはあったが、制作側のトラップ(ミスリード)に引っかかってしまったようで、少し悔しい。
証言の矛盾を突っ込む様は、コナンのようで、面白かった。
ミスリードに載せられてしまった八つ当たりで、絶対音感が原因で本当に苦しんでいる人には申し訳ありませんが、咲江には≪絶対音感を持つ者の苦しみは、凡人には分からないのよ≫といった「自分は特別」という意識を感じた。
≪学校のピアノの調律のズレ、同級生の下手な歌が気持ち悪い≫
≪こんな能力、何の役にも立たない。ただの障がいだ≫
≪人にはただの雑音でも、私には全部意味のある音になる。意味分かんないですよね≫
≪踏切の音は全部同じに聞こえるかもしれないけど、ほんとはひとつひとつ違う。すべてが少しずつずれている≫
≪実の親だって、私の苦しみを分かってくれなかった≫
≪あなた(チョコザイ)にはきっとわかってくれる人がいるのよね。私みたいに特殊じゃないから≫
相当苦しいんでしょうね。
う~ん、そこまで辛いものなのか……ええと、不協和音は誰でも不快。音に敏感なせいで、その不快感が増幅されるのか?(最悪の組み合わせの不協和音はあるみたいだが)
でも、それだけではないような感じだ。単なる騒音でも苦しいみたいだし。
「全部の音が意味のある音に聞こえる」というのは鬱陶しいかもしれないが、苦痛とまではいかないように思える。でも、四六時中だったら辛いかも。
それに、踏切の音がそれぞれ違うのは普通の人にも分かる。それがどれくらいか(何ヘルツか)はよく分からないけれど。
咲江の場合、「レ」の音ならぴったり「レ」の音でないと気持ちが悪いのではないだろうか。だとしたら、世の中にはズレた音や中途半端な音ばかりだから、それは苦しいだろう。
しかし、いくら絶対音感を持っていて何ヘルツかわかっても、そのヘルツを再現する能力、つまり正確に歌う能力は別だと思う。「同級生の歌声が気持ち悪い」というのは事実でも、「下手」というのはどうかと思う。
確かに、凡人にはその音が何ヘルツか、何の音階なのかは分からないが、お手本の音を模倣して歌うことはできるのだ。彼女にとって、普通のプロの歌も聞くのは辛いのかな?
街に出る時はヘッドホーンでクラッシックを聴くとか、仕事なら、それこそピアノの調律師になればいいと思うんだけど。音が聞こえるのは、すごくいいことだと思うのだけど。世の中には、音を失くした人もいるんだよ。
沢に、「うるさい!二度と私に近づかないで」って……
【その他の感想、突っ込み】
・「また捨てヤマ、掘り返しやがった」って、野崎刑事(千原せいじ)のその捜査姿勢も問題だが、事件の本質を見抜けない刑事としての資質も非常に疑問だ。刑事、辞めた方がいいと思う。
・今どき、レコード!……
【ストーリー】(番組サイトより)
チョコザイ(中居正広)の身元引受人となった沢(北村一輝)が、同居のため舞子(栗山千明)の父が所有するアパートに引っ越してきた。舞子は保護主任者としてチョコザイの検査のために送り迎えをすることになった。
夜勤明けで朝から酔っている犬飼(中村靖日)は沢を呼び出し、先日から気がかりだった違法電波がアメリカ大使館からのもので、公安の外事が揉み消しに動いていると告げる。嫌な予感がした沢は、「そのことは忘れろ」と忠告するが、納得のいかない犬飼は一人でも調べると言い張る。
そんな時、沢に事件の連絡が入った。長岡満(布施紀行)という青年が自宅アパートで手首を切りバスタブの水に手を入れた状態で亡くなっていたのが発見されたという。大家の石嶺(花王おさむ)の通報で駆け付けた警察が家宅捜査や鑑識を行った結果、後頭部に腫れはあるものの自殺の可能性が高いと判断された。
同じ頃、検査のためチョコザイと舞子がタクシーにて移動していると、横断歩道の途中で、苦しそうにしゃがみ込む女性・水瀬咲絵(寺島咲)に遭遇。慌てて舞子が駆け寄ると、咲絵は鞄から電子チューナーを取り出し、自分の耳に当て何かを聞き始めた。その時、チョコザイが「440ヘルツ、Aです」と呟く。舞子には何の事だか見当がつかなかったが、咲絵はチョコザイの一言に驚きを隠せない様子。事情を聴くと、咲絵には絶対音感があり周波数までわかってしまうため、睡眠時以外は不協和音で体調を壊してしまうという。
舞子がチョコザイをともなって咲絵を自宅アパートまで送っていくと、沢たちが捜査をしていた。亡くなった長岡の部屋の左隣が咲絵の部屋だったのだ。長岡の右隣に住む東(石田卓也)に事情を聴き捜査を進めるが、事件性がないことから自殺だと断定。納得のいかない舞子は、科捜研の渥見 (田中哲司)を訪ね、長岡の部屋の中に残っていた正体不明の指紋を見つけたと聞き…。
人によっては、絶えずすりガラスに爪を立てた音を聞いているのに近い状態かもしれません。
ただ、絶対音感どうのこうのというより、不協和音に敏感かどうかの違いのような気がします。
身近に絶対音感の持ち主がおられるのですか。どのくらいの割合で存在するのでしょう?幼いころに訓練で習得できると聞いているので、思ったより多いのかもしれませんね。
>不快で大変だったかも
正確に音を出せば、大丈夫ですよ。
>今どき、レコード!……
ああ!そこ、突っ込むのを忘れてました。
あの若者が、レコード。確かに。(激爆)
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
>>今どき、レコード!……
>ああ!そこ、突っ込むのを忘れてました。
ええ、それを評価してくださって、うれしいです。
ドラマの登場人物も「レコード」にごく自然に反応していました。
あと、駄洒落というか、聞き間違いギャグですが、私、好きです。
第6話はちょっと変わった形式でしたね。
チョコザイのヒントは、直接犯人に結び付くものでなく、咲江の無実を分からせるものだったのではないかと・・・・・
>制作側のトラップ(ミスリード)に引っかかってしまったようで、少し悔しい。
本当にそうですよね。私も東かと思っちゃいました。
咲江は「特別」だったのでなく「孤独」だったのでは?という気がします。
孤独に見えたので舞子もチョコザイも肩入れしたのかなと。
>「同級生の歌声が気持ち悪い」というのは事実でも、「下手」というのはどうかと思う。
私も同感ですが、孤独なあまり意固地になる事はままあることかなと(笑)自暴自棄と言うかやけくそというか・・・・
だから最後の場面で、他の人にもきつくあたって来た自分を顧みる咲江のシーンがありますが、まあ門倉先生が診るわけですから、少しづつ良くなっていくのでしょう。
>うるさい!二度と私に近づかないで
私はこっちの台詞のほうが気になりました。
絶対音感には様々な段階と症状があって、中には気持ち悪くなったりする人も本当にいるようです。
ただし咲江みたいに音を聞いて即座に崩れ落ちるという人はあまりいないようで、このへんはドラマ用に誇張されていたのかなと。
また全ての音がドレミで聞こえるというのも、そういう人がいるのでは?と思われているだけで、実際に症例として報告はないようです。
(絶対音感の場合、日常生活に支障がない限り、治療に来る例がほとんどないからだそうです)
滝廉太郎やモーツアルトがこれだったのではないかとも言われてますが、今となっては確かめようもありませんね。
程度問題ですが、絶対音感の人は音楽的には非常に有利です。
楽器演奏や「耳コピ」には絶対の強さを発揮するようですが、歌の上手下手は、英さんご指摘のとおりです。
訓練で培えるのは「音感を鋭くする」事のようで、比較音なしで単音の音階を即座に言い当てる能力は、素質の部分が大きいようですよ。
ちなみに周波数までチョコザイが言い当てていましたが、あれは無理だと思います(笑)
不協和音にも、完全協和音、不完全協和音、完全不協和音と3段階あり、完全不協和音というのは誰が聞いても「いい音」ではないらしいのですけど、それで倒れそうになるかどうかまでは、ちょっと私には理解できません。
レコード(笑)私もひっかかりましたね。
いまどき?って感じがしました。
犬飼拉致されましたね。
普通に考えたら間違いなく「死人に口なし」になりますが、どうでしょうか?次週が気になりますね。
ブログのほうにコメントありがとうございました(返信させていただきました
なるほどというご指摘に感服しております。
またぜひお立ち寄りください。
(長くてすいません)
>第6話はちょっと変わった形式でしたね
>チョコザイのヒントは、直接犯人に結び付くものでなく、咲江の無実を分からせるものだったのではないかと・・・
ええ、そうですよね。事件解決のヒントだったのを思うと、今週はほとんど咲江に関するものでした。
なので、今までのパターンを思うと咲江が怪しく感じましたし、精神的に切迫していたようでしたので、非常に怪しかったです。
ただ、あまりに怪し過ぎるので、東を疑いましたが、外れました。
>咲江は「特別」だったのでなく「孤独」だったのでは?という気がします
なるほど、どんな病気、いえ、病気でなくても、自分を理解してくれる人がいるということは幸せなことだと思います。
絶対音感や不協和音について、丁寧な説明、ありがとうございました。多分分からないところもありますが、理解は深まったと思います。
音感に限らず、あまり鋭敏というのも、却って辛いということなのでしょう。
>犬飼拉致されましたね。
>普通に考えたら間違いなく「死人に口なし」になりますが、どうでしょうか?次週が気になりますね。
そうですね。いきなり、きな臭くなりました。犬養だけでなく、一般人も拉致されたのを見て、一気に緊迫度が増しました。
あの女性、沢たちが行く居酒屋の店員という説もありますが、どうなのでしょう。
来週の展開が気になりますね。
私もあのもつ鍋屋は、最初からFBIの監視対象になっていたのではないかと思います。
沢と渥美と犬飼で例の電波がアメリカ大使館から出ているという話をしていた時にも、店員の動きは怪しかったですよね。
6話の最初の女性店員は、絶対にFBIのまわし者です(笑)
それと気になっているのが、例のシンクロナイズドスイミング刑事です。
これに何かネタが隠されているような気がしてなりません。
それなりにお金をかけて作っているみたいですから(笑)
ホントにきな臭くなりましたね。
居酒屋ではなく、もつ鍋屋でしたか。
もつ鍋屋とシンクロナイズドスイミング刑事については、流してみていたので、店員の区別がつきません。
シンクロ刑事については、只のお遊びかなと思っていましたが、どうなのでしょう?
そういえば、部長?(島田久作さん)がやたらシンクロ刑事に反応していましたね。