Ⅰ.日本、1次リーグ敗退について
日本だけでなく、韓国、オーストラリア、イランのアジア勢は、1勝もできず全滅。
オーストラリアは互角に戦ったが、今回は世界との差を感じたアジア勢であった。
日本については、巷で語りつくされているので、簡単に。
・「自分たちのサッカーができなかった」と言うが
これは「させてもらえない」「自分たちのサッカーをするにはどうしたらいいか」「できない場合は、どういう戦術を採るか」を、事前に考えに考え、練るに練らなければならなかった。
テストマッチやアジア予選と同じレベルで考えたのが、大きな間違い。
・気がついた戦術の疑問点
①上げれば良いという長友のセンタリング
中央を揺さぶることなく、ただサイドから駆け上がりセンタリングを上げるだけ。
崩しがないので、センタリングに対して十分な対応がされてしまう。センタリングを受けるスペースもないし、個々のレベルは劣るので、その状況を打開できない。
長友自体も、パスを出すだけでなく、自らゴールに向かい、切り崩すようなシーンがないので、相手も対応しやすい。
②2戦目以降、大久保を起用したのは何故?
大久保の打開力に期待し、代表メンバーに選出したのは理解できる。
しかし、先発で使ったのは、理解できない。
大久保がいかに優れた選手としても、日本代表から長く離れており、チームとして機能できるのかが大きな疑問。日本が世界レベルと伍して戦う大きな要素として、コンビネーションや阿吽の呼吸、それを大久保先発の“付け焼刃”で戦えるとは思えない。ここ数年の日本代表チームとして目指していたものを、無視してしまったザッケローニ氏の意図が理解できない。
日本代表がワールドカップで戦うには、「誰と誰のプレーの相性がいい」とか、相手チームにはこのフォーメーションが有効といった細かいベンチ戦略が必要なのかもしれない。
Ⅱ.ネイマール骨折、無念
これも巷で語られているので、簡単に。
背後から飛び膝蹴りというのは、ネイマールと言えども避けようがない。
怪我をさせたスニガ選手は、「けがをさせるつもりはなかった」と言うが、彼のプレーからボールを取ろうという意思は感じられず、ネイマールに体当たりするのが目的のプレーだった。
「大けがをさせるつもりではなかった」(「けが」ではなく「大けが」)のかもしれないが、「痛い目にあわせるつもりだった」としか思えない。
Ⅲ.好ゴールキーパーが多い
名ゴールキーパーと言えば、過去には、ドイツのカーン、パラグアイのチラベルトが思い浮かぶが、今大会は得点が多いけれども、メキシコのオチョア、コスタリカのナバス、ナイジェリアのエニェアマ、アメリカのハワード、スイスのベナーリオと好キーパーが目白押し。
その名キーパーを押しのけて、ナンバーワンだと思えるのがドイツのノイアー。
危険と見るや、ペナルティエリア外にまで飛び出す判断力。そして、それを裏付けるスピードと技術。
もちろんスーパーセーブの数多い。特に印象に残るのは、対フランスの終了間際、フランスのベンゼマの渾身のシュートを片腕一本で跳ね返したのは、まさに“壁”であった。
Ⅳ.スーパーゴール
これは、どなたかがまとめてくれないかなあ…。
今、思いつくのは、ケーヒル(オーストラリア)の斜め後ろから来たロングパスをそのままボレーで決めたシュート、長い距離をドリブルしディフェンダーを振り切り、ロッベン(オランダ)のストップして横の動きでキーパーまでも振り切ってのゴール、ロドリゲス(コロンビア)のトラップしたボールを振り向きざまに決めたボレーシュート、ファン•ペルシー(オランダ)のダイビングループシュート、ダヴィド・ルイス(ブラジル)の揺れながらゴールネットに突き刺した無回転フリーキック、メッシ(アルゼンチン)のエニェアマ(ナイジェリア)を笑うことしかさせなかったフリーキック、スナイデル(オランダ)の名手・オチョア(メキシコ)を棒立ちにさせた渾身のシュート………
名ゴール集をしてくれないかな。
(ここで力尽きたので、「その2」に続きます)
日本だけでなく、韓国、オーストラリア、イランのアジア勢は、1勝もできず全滅。
オーストラリアは互角に戦ったが、今回は世界との差を感じたアジア勢であった。
日本については、巷で語りつくされているので、簡単に。
・「自分たちのサッカーができなかった」と言うが
これは「させてもらえない」「自分たちのサッカーをするにはどうしたらいいか」「できない場合は、どういう戦術を採るか」を、事前に考えに考え、練るに練らなければならなかった。
テストマッチやアジア予選と同じレベルで考えたのが、大きな間違い。
・気がついた戦術の疑問点
①上げれば良いという長友のセンタリング
中央を揺さぶることなく、ただサイドから駆け上がりセンタリングを上げるだけ。
崩しがないので、センタリングに対して十分な対応がされてしまう。センタリングを受けるスペースもないし、個々のレベルは劣るので、その状況を打開できない。
長友自体も、パスを出すだけでなく、自らゴールに向かい、切り崩すようなシーンがないので、相手も対応しやすい。
②2戦目以降、大久保を起用したのは何故?
大久保の打開力に期待し、代表メンバーに選出したのは理解できる。
しかし、先発で使ったのは、理解できない。
大久保がいかに優れた選手としても、日本代表から長く離れており、チームとして機能できるのかが大きな疑問。日本が世界レベルと伍して戦う大きな要素として、コンビネーションや阿吽の呼吸、それを大久保先発の“付け焼刃”で戦えるとは思えない。ここ数年の日本代表チームとして目指していたものを、無視してしまったザッケローニ氏の意図が理解できない。
日本代表がワールドカップで戦うには、「誰と誰のプレーの相性がいい」とか、相手チームにはこのフォーメーションが有効といった細かいベンチ戦略が必要なのかもしれない。
Ⅱ.ネイマール骨折、無念
これも巷で語られているので、簡単に。
背後から飛び膝蹴りというのは、ネイマールと言えども避けようがない。
怪我をさせたスニガ選手は、「けがをさせるつもりはなかった」と言うが、彼のプレーからボールを取ろうという意思は感じられず、ネイマールに体当たりするのが目的のプレーだった。
「大けがをさせるつもりではなかった」(「けが」ではなく「大けが」)のかもしれないが、「痛い目にあわせるつもりだった」としか思えない。
Ⅲ.好ゴールキーパーが多い
名ゴールキーパーと言えば、過去には、ドイツのカーン、パラグアイのチラベルトが思い浮かぶが、今大会は得点が多いけれども、メキシコのオチョア、コスタリカのナバス、ナイジェリアのエニェアマ、アメリカのハワード、スイスのベナーリオと好キーパーが目白押し。
その名キーパーを押しのけて、ナンバーワンだと思えるのがドイツのノイアー。
危険と見るや、ペナルティエリア外にまで飛び出す判断力。そして、それを裏付けるスピードと技術。
もちろんスーパーセーブの数多い。特に印象に残るのは、対フランスの終了間際、フランスのベンゼマの渾身のシュートを片腕一本で跳ね返したのは、まさに“壁”であった。
Ⅳ.スーパーゴール
これは、どなたかがまとめてくれないかなあ…。
今、思いつくのは、ケーヒル(オーストラリア)の斜め後ろから来たロングパスをそのままボレーで決めたシュート、長い距離をドリブルしディフェンダーを振り切り、ロッベン(オランダ)のストップして横の動きでキーパーまでも振り切ってのゴール、ロドリゲス(コロンビア)のトラップしたボールを振り向きざまに決めたボレーシュート、ファン•ペルシー(オランダ)のダイビングループシュート、ダヴィド・ルイス(ブラジル)の揺れながらゴールネットに突き刺した無回転フリーキック、メッシ(アルゼンチン)のエニェアマ(ナイジェリア)を笑うことしかさせなかったフリーキック、スナイデル(オランダ)の名手・オチョア(メキシコ)を棒立ちにさせた渾身のシュート………
名ゴール集をしてくれないかな。
(ここで力尽きたので、「その2」に続きます)
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