英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

悲しい……

2022-03-31 21:46:50 | 将棋
悲しい……
今年度の最終局、王座戦二次予選の高野智史五段戦で敗退。
ほぼ互角の中盤戦だったが、終盤の入り口辺りから形勢を損じ、しっかり、しかもはっきりと、高野五段に読み切られての敗局だった……


 2月4日、順位戦で永瀬王座に敗れ、最終局の結果にかかわらずA級陥落が決定してしまった。
 それでも、二日後の2月6日(放送日)のNHK杯将棋トーナメント準々決勝で出口五段を破り、準決勝進出を果たした(実際の対局日は1月10日)。
 A級陥落は非常に残念だが、NHK杯で優勝すれば、流れも変わるかもしれない。「面目が立つ」というのは度量の小さい考え方だが、流れも変わるし、他の棋士の羽生九段への信用も回復するし、羽生九段自身の自信も回復するだろうと……

 ところが、3月13日(放送日)の準決勝の豊島九段戦は、序盤から大作戦負けからじわじわ不利が拡大し、我慢の連続。だが、その我慢が功を奏したのか、飛車の成り込めそうになり一気に視界が開け、互角以上に。
 その後、指し手を誤り、劣勢になるも、豊島九段も誤り、勝機が訪れた。しかし、そのチャンスを活かせず…敗退。
 準々決勝の勝利から、《もしかしたら》という思いは潰えたのだが、収録日は2月14日で、準決勝放送日のほぼ一か月前。《ああ駄目か》⇒一瞬。やった!勝ったか?》とドキドキして観戦したが、実は1か月前に敗退が決定していた……バカみたいだなあ。生中継は望まないが、もう少し、収録日と放送日のタイムラグを短くしてくれないかなあ……

 それはともかく、NHK杯の対出口戦の勝利を観た2月6日の時点で、羽生九段の今期の成績は 14勝18敗。
 今年度の残りの対局は、A級順位戦最終局、NHK杯(準決勝で勝てば、あと2局)、王位リーグ2局、竜王戦予選1局、王座戦予選(本日の一局)も組まれる可能性があり、6~7局ありそう。
 7局あるとして全部勝てば21勝18敗で年度勝ち越しとなる。


……ところが、6戦全敗……。NHK杯を対局日目線(実際の羽生九段のリアルの敗局体験)だと、今日の敗局で7連敗。
しかも、内容が悪い……

 立て直してくれると信じている。
 順位戦も指し続けてほしい。

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