英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

パリ五輪雑感 その13 (柔道だけでなく)いろいろあったなあ

2024-08-19 17:40:48 | スポーツ
「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」「その7」「その8」「その9」「その10」「その11」「その12」

 五輪が終わってから既に1週間以上経っているので、《何だ、まだ五輪のことを言っているのか!》と思われてしまいそうだが、長いスパンで考える…《4年後のロサンゼルス五輪の際に、多少役に立つのでは?》と、言い訳をしておき、記事を続けます。

①開会式で「韓国」を「北朝鮮」と紹介
 フランス語で「République populaire démocratique de Corée」、英語では「Democratic People's Republic of Korea」と、北朝鮮の正式表記名(ともに「朝鮮民主主義人民共和国」にあたる)でアナウンスされた
②5色の輪が描かれた五輪旗が上下逆さまに掲揚
③男子バスケットボール・日本-フランス戦
 4点リードしていた第4Q残り16秒で河村選手の3Pシュートのチェックがファールを取られ、バスケットカウントを取られて追いつかれた。VTRでは河村選手が相手選手に触れていないように見えた。ただし、こういう微妙な判定はよくあることのように思う。安易にシュートチェックに行ってしまったようにも思える。
 この試合で、八村選手がボード下でシュートでジャンプしようとした相手選手の腕を掴んで阻止したが、これが「アンスポーツマンライクプレー」と判定され、これが2度目のアンスポーツマンライクプレーとなり退場となってしまった。このファールはNBAではよくあるプレーだが(最近は観ていないので、現行がどうなのかは不明)、アマチュアでは相手プレーを阻止するためだけのファールは強く禁止されていて、当然の判定のようにも思える。
④スポーツクライミング・女子複合の決勝でのボルダーのルート設定
 ボルダーの第1課題、身長154センチと小柄な森にとっては、スタートホールドさえ掴むのも困難な設定となっており、0点。結局前半のボルダーは39.0点の7位。
 後半のリードでは、96.1ポイントとトップの得点を上げたが、合計135.1ポイントの4位に終わった。
 球技や走高跳などでは、身長やリーチが武器となり、低身長の選手は動きや頭脳プレーで対抗することになるが、最初の段階で身体的に不可能な設定というのはどうなのだろう?
⑤セーヌ川の水質問題
 セーヌ川ではトライアスロンやオープンウオーターが実施されたが、公式練習が禁止になったり、競技も延期されたりした。
 さらに、ベルギー女子代表のクレール・ミシェル選手が競技後に大腸菌に感染して数日間、入院していたと一部メディアで報じられた。

 この他、選手村の不衛生な食事や窃盗が多発したことなどの問題点が指摘されている。
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2024 全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)2回戦 関東第一(東東京)―北陸高校(福井)

2024-08-19 15:08:22 | スポーツ
この試合、仕事の合間に時々見るくらいだったが、いろいろ思うことがあった。(お盆の時もずっとモヤモヤしていた)

 まず、審判。
 高校野球の審判はボランティアだという。それに、死角になるような難しい判定だってあるので、誤審があっても攻めるべきではないと思う。
 それでも、この試合の塁審は酷かった。(動画…残っていないかもしれません)
 最初のプレーは、ファーストゴロで送球を受けたベースカバーに入った北陸高校のピッチャーが、ベースを踏んでいないと判断しセーフと判定された。(タイミングは完全にアウト)
 ところが、実際はベースを踏んでいた。この時の塁審は、大きなゼスチャーでセーフのポーズを3度繰り返した。特に3回目のポーズは普通のセーフポーズではなく、左腕も右側に振るポーズ(仮面ライダー2号の変身ポーズに似ている)
 2度目は、北陸高校のショートゴロ。この時、打者はファーストへヘッドスライディング。勢いで胸までがベースに到達した頃にファーストミットに入ったような完全なセーフのタイミング。しかし、塁審はカチッとしたポーズで胸を張ってアウトのジェスチャー。

 この《絶対自信あり》、《文句は受け付けない》という素振りの時は、塁審は自信がない時が多い。それをジェスチャーで《判定は絶対間違いない》という雰囲気を押し出す。
 まあ、これ以上は言うまい。

 次は、北陸高校の走塁と守備
 1-0の北陸リードの2回表、1アウト・ランナー2塁。
 ここでセンター前へ小フライ。センターはキャッチしようと猛ダッシュ。

 ここでの2塁ランナーの判断は難しい。
①ハーフウェイ(2塁と3塁の中間)にとどまり、打球の処理(ノーバウンドで捕球したかどうか)を見極めて判断する(ノーバウンド捕球なら帰塁、ワンバウンドなら進塁)。
②打球の軌道とセンターの守備位置から、《捕れない》と速断して3塁⇒ホームを目指す。
 この時の北陸高校のセカンドランナーは、①を選択。ただし、捕球する前に《捕られる》と判断して2塁に帰塁。
 実際は、ショートバウンドでセンターが捕り、2塁へ送球。際どいタイミングで走者のセカンドへの帰塁が間に合った。
 生で一度見ただけなので、なんとも言えないが、普通は②を選択するような打球とセンターの位置であった。ただし、センターのダッシュが良かったので、ぎりぎりワンバウンド捕球となったように思える。セカンドランナーは実に難しい判断だった。
 結果論になるが、ここで②の判断をしていたら追加点が入り、優位に進められたはずだ。あくまでも、結果論。

 3回裏、関東一の攻撃。
 ヒットを打たれた後、エラーと暴投で1点失い、1-1の同点とされ、なおも1アウトランナー3塁
 ここでセンターとレフトの中間浅めに外野フライが上がる。これをレフトが捕球。捕球を観てサードランナーがタッチアップ。レフトがホームへ送球するも、ランナーが早くホームイン。


 これは、はっきりと疑問。
 レフトは左方向に走っており、捕球してバックホームするには、身体を捻らなければならない。
 センターが捕球すれば、捕球の態勢のままホームへ送球できる。
 なぜ、レフトが捕球したのだろう(飛球はセンター、レフト、どちらも楽に捕球できた)
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