英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season20 第18話「詩集を売る女」

2022-03-12 15:37:10 | ドラマ・映画
《冠城が刺される衝撃シーン》をチラつかせて、視聴者の関心をひこうという“あざとさ”が感じられる回だった
 そもそも、ドラマ冒頭に衝撃シーンを見せて、展開が切り替わるシーンに「事件まで○○時間」というテロップを挿入して緊張感をあおるという手法も。好きではない

そんな演出でストーリーの単調さを見えにくくしていたが……
・不幸な生い立ちを持つ二人の女性AとB
・Aは名前や戸籍を売り、そのまま沈み続けた
・BはAの名前と戸籍を買い、努力してデザイナーとして名を馳せる
・戸籍がないため、スマホ購入や住居もままならないAが、Bを妬みむ
・その妬みが、Aの恩人の死により暴発して、Bを殺害し、自分も死のうとした
・特命係は、ふとしたことからAを知り、犯罪の気配を感じ、調べ推理して、犯罪を未然に防ごうとした
………項目が多くなってしまったが、ストーリーとしては単純、単調

 AがBを殺害しようとしていたが、実際はBがAを刺そうとしたというどんでん返しはあったが、よくあるパターンのような気もする

【疑問点】
A=マキ:本名 千里一歩(太田莉菜)の恩人の女将の遺書を、右京が巻きに早く見せておけば、KAZHO(篠原真衣)が傷害(殺人未遂?)の罪を犯すことはなかった
KAZHOは千里一歩の戸籍を買う必要があったのだろうか?
重大な犯罪を犯した過去を持っていたのならともかく…
 自殺した母親を置き去りにしたのだが、既に絶命していた。《死体遺棄》になるかもしれないが…
③KAZHOがマキを殺害しようとしたのも、短絡的
④刺された冠城が、胸の内ポケットに入れておいた詩集で命拾い……使い古されたパターンだ
⑤KAZHOたちがバスから降りたシーンで、撮影中、KAZHOからあれこれ指示を出されていたモデルが「あのさ~」と声を掛けたように聞こえたが、その後の進展は無し……(私の思い違い?)




第1話「復活~口封じの死」
第2話「復活~死者の反撃」
第3話「復活~最終決戦」
第4話「贈る言葉」
第5話「光射す」
第6話「マイルール」
第7話「かわおとこ」
第8話「操り人形」
第9話「生まれ変わった男」
第10話「紅茶のおいしい喫茶店」
第11話「二人」
第11話「二人」【追記】
第12話「お宝探し」
第13話「死者の結婚」
第14話「ディアボロス」
第15話「食わせもの」
第16話「ある晴れた日の殺人」
第17話「米沢守再びの事件」

【ストーリー】番組サイトより
“起きていない事件”を追う特命係
その捜査過程で亘が凶刃に倒れる!


 亘(反町隆史)が飛び出す―――そして、ナイフを手にした女の前に立ち塞がった次の瞬間、胸を突き刺されて…!?
 36時間前。警視庁では、AIの活用や事件の防止に関する研修が行われていた。その帰路、街を歩いていた右京(水谷豊)と亘は、踏切前でうつろな目をした女性を見掛ける。気になった2人は、女性を見守ることに。すると、マキ(太田莉菜)というその女性は、『千里一歩(せんり・かずほ)』というペンネームで、手作り詩集の路上販売を始めた。
 そこに、カタギとは思えない風体の男が近づく。聞き耳を立てると、どうやら男は出所間もないヤクザ者らしい。ますます気になった右京は、民事不介入を訴える亘を説得し、マキを尾行。彼女が血相を変えて手にした雑誌には、KAZHO(篠原真衣)という気鋭のデザイナーの特集記事が掲載されていた。

詩集を売る女性と気鋭のデザイナーの関係は!?
亘は、誰に、なぜ刺されてしまうのか…
“悲しい事件”を防ぐため、特命係が奔走する!


ゲスト:太田莉菜

脚本:瀧本智行
監督:権野元
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする