さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

じわっーと効く感じかなー

2013-06-05 19:23:46 | 抜き書き
確かに何かの動物に似た顔、表情、仕草をしている方はいる。たまに昆虫に例えらそうな方もいらっしゃるが、C.マクラウドさんの作品に登場するストット教授程の方はまずいないだろう…

ありそうでない、なさそうでありそう、の世界をかるーく・ソフトに書いてる作品は疲れた時には最高の回復剤…

マクラウド作品を旅行なんかに持って行くのはいいのかも…
ストットさんのような方にもめぐり会えるかも…

<ブタの専門家のストット教授・・・・・のほうは、他人のプライバシーに首をつっこむ心配はなかった。それなりにひとあたりのよい人間ではあったが、なにしろ、頭のなかも
心のなかも、隅から隅までブタのことで埋めつくされていた。そして、大きな白い顔、うえをむいた鼻、厚い脂肪の輪のなかに埋もれている小さな目、と、外見までブタに似ていた。ストットは大量の料理をゆっくりと一心不乱に食べており、同僚がはいってきたのにも気がつかないようすだった。>シャーロット・マクラウドの「にぎやかな眠り」P264より

<ストットとバルサザールには数多くの共通点があった。たっぷりと肉のついた体つき、健康そうなピンク色の肌、分厚い脂肪の奥に輝くブルーの瞳、確固とした主義に裏打ちされたおだやかな気質を示すやさしい表情。ストック教授が豚に生まれていたら、きっとこのうえなくすばらしい豚になっていたことだろう。>シャーロット・マクラウドの「蹄鉄ころんだ」P11より

<「ストット教授って・・・・・最後に測った体重は百二十キロ余りだったそうだ。子供は・・・・・八人いた。別にふしぎではないだろうが、ストットは二組の四つ子に恵まれていたんだよ。・・・・・どの子もみな、養豚業やソーセージ職人、ハム職人として成功しているよ」>シャーロット・マクラウドの「蹄鉄ころんだ」P23~24より
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