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気になったニュース 220407a

2022-04-07 08:59:03 | be short


ウクライナ情勢を伝えるBloomberg News をそのままコピーします。

・バイデン氏、「重大な戦争犯罪」とロシアを非難 2022年4月6日 13:35 JST 更新日時 2022年4月7日 4:06 JST
米国はロシアに追加制裁を科す。プーチン大統領の成人した娘2人やロシア最大規模の銀行2行、ラブロフ外相の妻と娘らも対象だと米政権幹部が明らかにした。バイデン大統領はロシアがウクライナで行ったのは「重大な戦争犯罪」だと非難。ドイツのショルツ首相もロシア軍の「戦争犯罪」があったと述べた。ただ、ブリンケン米国務長官は、残虐行為の調査には数年を要する可能性もあるとの見方を示した。ウクライナ当局によれば、ロシア軍は燃料貯蔵施設や穀物サイロなどインフラに対する攻撃を続けている。ロシア軍が1カ月にわたり包囲し、少なくとも5000人が死亡したとされるマリウポリの市当局者は、同国軍が民間人の遺体を収集して焼却炉を使って燃やし、戦争犯罪の証拠隠滅を図っていると主張した。
 
▽バイデン氏「重大な戦争犯罪」が行われた
バイデン米大統領は6日、ロシアがウクライナで行ったのは「重大な戦争犯罪」で、米国の制裁はロシア経済を粉砕しつつあると語った。「今起きているのは重大な戦争犯罪に他ならない。責任ある国家は団結し、犯罪人に責任を取らせなくてはならない」とワシントンで演説。米国とその同盟国がすでに導入した制裁でロシア経済は「今年だけで2桁」の縮小が見込まれるとし、「今後長らく経済成長できないよう窒息させる」と述べた。

▽戦争犯罪調査、数年を要する可能性-米国務長官
ブリンケン米国務長官は、ウクライナの一部からロシア軍が撤退する中で発生した戦争犯罪の調査は始まったばかりであり、数年を要する可能性もあると語った。ただ、「しかるべき者に確実に責任を取らせるよう容赦のない取り組みが行われると保証できる」と述べた。

▽EUの制裁協議、7日まで継続へ
対ロ追加制裁を巡る欧州連合(EU)の議論は続いており、加盟国大使による承認は早くても7日になりそうだと、EU外交筋が明らかにした。ロシア産石炭の輸入禁止を含む制裁の枠組みはほぼ合意されているが、技術的な問題を中心に話し合いが残っていると、この外交筋は語った。リトアニアのプランケビチウスEU大使はLRTラジオに対し「石油を巡る最大の戦いは次のパッケージに移る。その準備は直ちに始まる」と語った。

▽米政権、インドに警告-ロシアと協力なら深刻な結果
バイデン米政権はインドに対し、ロシアに協力しないよう警告した。ディース米国家経済会議(NEC)委員長が明らかにした。米国は、ロシアのウクライナ侵攻を巡るインドの反応の一部に「失望している」という。

▽ロシア債のCDS、1年以内にデフォルト陥る確率99%を示唆
6日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ロシア国債のデフォルト(債務不履行)に備える保証コストが急伸。同国が1年以内にデフォルトに陥る確率は過去最高の99%に上昇したことを示唆した。

▽ロシア・ルーブル、戦争開始後の下げ消す
6日のモスクワ市場での取引でロシア・ルーブルは1ドル=81.16ルーブルを超えて上昇し、ウクライナ侵攻が始まる前日に当たる2月23日の水準を回復した。EUと米国は協調して新たな制裁を打ち出す予定。ロシア財務省は国債のドル払いが受け付けられず、ルーブルで支払ったと発表し、同国はデフォルト(債務不履行)に近づいている可能性がある。

▽国連、人権理事会のロシアのメンバー資格停止を採決へ-AFP
国連総会は人権理事会のロシアのメンバー資格停止について7日に採決すると、AFPが匿名の当局者の情報として報じた。

▽独首相、ウクライナでの「戦争犯罪」を非難
ドイツのショルツ首相はロシア軍がウクライナで行った「戦争犯罪」を非難するとし、欧州は追加制裁でロシア政府に対する圧力を強め続けていくと表明した。「現在の制裁の強化に今一度取り組んでおり、5回目の制裁パッケージが議論の最終段階にある」と連邦議会で語った。

▽ロシア軍、遺体焼却で証拠隠滅-マリウポリ市当局
ウクライナのブチャでロシア軍が行ったとされる残虐行為に国際的な非難が集まったことを受け、ロシア政府は同国軍にマリウポリでは遺体を収集して焼却するよう指示したと、同市当局が発表した。市当局によると、ロシア軍の攻撃による同市の民間人の死者数は「5000人を大きく超える」恐れがある。このためロシアはトルコ主導の救護団やその他の団体が目指している民間人避難への許可をためらっている可能性があるという。

▽ロシアの野望は後退していない、ゼレンスキー氏主張
ロシアは「ウクライナ人全員を支配し、征服する」計画をまだ捨てていないと、ゼレンスキー大統領が6日、アイルランド議会での演説で主張した。

▽EU、ロシアの石油・ガス制裁が必要になる可能性-ミシェル大統領
欧州連合(EU)はロシアの石油やガスを制限する措置について、ある時点で検討が必要になる公算が大きいだろうと、ミシェル大統領(常任議長)が欧州議会で発言。「石油、ガスすらも遅かれ早かれ措置が必要になるだろうと思う」と述べた。

▽ロシア軍は農業・経済インフラを攻撃-ウクライナ
ロシア軍はこれまでに6つの穀物倉庫を破壊したが、農業インフラ全体の損傷は「重大ではない」とウクライナのビソツキー農業食料副大臣が述べた。ドニプロペトロウシク州の石油貯蔵施設などウクライナの経済インフラを標的とした攻撃をロシア軍は継続しており、夜間にも砲撃があったと、同州のレズニチェンコ知事が説明した。

▽インド外相、ブチャでの民間人殺害を非難-独立調査を支持
インドのジャイシャンカル外相は議会で、ブチャでの民間人殺害を非難するとともに、独立調査を支持すると表明した。

▽ブカレストでロシア大使館のゲートに車が激突・炎上-運転手死亡
ルーマニアの首都ブカレストで6日午前、ロシア大使館のゲートに車が激突し炎上、運転手が死亡した。警察が発表した。警察によると、運転手の身元は今のところ不明で、捜査が続いている。

▽中国主席、ウクライナに関し「聞く耳を持たない」-EU外交トップ
欧州連合(EU)と中国が1日に開いた首脳会談で中国の習近平国家主席は「聞く耳を持たない」ようだったとEUの外交トップ、ボレル欧州委員会副委員長(外交安全保障上級代表)が5日の欧州議会で証言した。オンライン形式で行われた首脳会議に参加したボレル氏は「中国はウクライナを巡るわれわれとの相違を無視しようとした」と説明した。

▽中国の国連大使、ブチャでの民間人殺害報道や画像「大変気掛かり」
中国の張軍国連大使は5日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで武器を持たない民間人が殺害されていたことへの懸念を表明した。各国には調査で責任の所在が明らかになるまでは判断を控えるよう呼び掛けた。張大使は国連安全保障理事会のウクライナ情勢に関するブリーフィングで、「民間人への攻撃は受け入れられず、あってはならない」と指摘。「ブチャでの民間人の死者を巡る報道や画像は極めて気掛かりだ」と述べた。

▽プーチン氏、欧米・NATOと既に「戦争状態」と認識-元オリガルヒ
ロシアのプーチン大統領の目から見れば、米国と同盟国が既にロシアと戦争状態にあるという認識を西側諸国は共有していないとミハイル・ホドルコフスキー氏が指摘した。経営破綻したロシアの石油会社、旧ユコスの元経営トップで、新興財閥(オリガルヒ)の代表的存在だったホドルコフスキー氏(58)はワシントンでのインタビューで、米国をはじめとする主要国は対ロシア制裁を強化し、ウクライナに武器と軍の訓練を提供しており、プーチン大統領はウクライナの国土で欧米と実質的に戦争状態にあると見なしていると語った。

以上

米国はウクライナへの米軍・NATO軍の派遣は第三次大戦につながるとして控えているのに、プーチンロシアは既に米国と同盟国との間は戦争状態にあるとしている という。米国はインド、中国にロシアに協力するなら深刻な結果が待っていると警告したということは、インド、中国に、ロシアとの交易拡大如何によっては、少なくとも米国から経済制裁が課せられるということでしょう。そうならば世界は二分割の到来です。そして経済より安全保障最優先の世界の到来です。
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