さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ニュースアラカルト LXXXII

2021-07-16 18:31:17 | be short


今日気になったニュースは:

・大阪で「表現の不自由展」始まる…会場周辺は厳戒。
過去に展示中止となった美術作品を集めた企画展「表現の不自由展かんさい」が16日、大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市)で始まった。センターは抗議の電話が相次いだことで、施設利用者の安全を懸念して同展への利用承認を取り消したが、裁判所がこれを認めず、予定通り開幕した。会場周辺では府警がトラブル警戒にあたっている。18日まで。同店では、2019年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」(愛知県)で展示が一時中止された「平和の少女像」や、昭和天皇の肖像を用いた作品を燃やす映像など、13組の25点が並んでいる。開催を巡っては、センター側が6月25日、「安全確保が難しい」として利用承認を取り消したが、大阪地裁は今月9日、憲法が保障する「表現の自由」を制限して利用を拒めるのは、公共の安全への危険が明らかな場合だとし、会場利用を認める決定を出した。センター側の大阪高裁への即時抗告も15日、棄却された。(読売新聞オンラインより)

表現の不自由展で問題になっているのは、韓国作の慰安婦を表現した少女像です。慰安婦は強制されたものか対価を得ていたものかで日韓で評価が分かれている。議論が長引くので、2015年12月28日に、日韓外相がこの問題を「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と表明。韓国政府が元慰安婦を支援するために設立する財団に日本政府が10億円を拠出し、両国が協力していくことを確認し、日韓両政府が今後、国連などの国際社会で慰安婦問題を巡って双方が非難し合うのを控えると申し合わせた。また岸田外相は会談後、記者団に、ソウルの日本大使館前にある慰安婦を象徴する少女像の扱いについて「適切に移転がなされるものだと認識している」と表明。慰安婦問題に「終止符を打った」と述べた。
しかし韓国は、慰安婦財団を勝手に解散し、ソウル日本大使館前にある慰安婦を象徴する少女像そのままにし、世界各国の公園に慰安婦を象徴する少女像を設置し続けています。明らかに韓国は日韓合意を反故にしています。この合意破棄の象徴ともなっている少女像を日本で展示するとはどういう意図があるのだろうか?また少女像は表現の自由の問題と誰がすり替えたのでしょうか? 双方が合意したことを、その後、一方の相手が合意はなかったとの標識を相手の庭に立てるのを表現の自由というのでしょうか?そんなことをしたら双方の共生は図れません。
それにどこのマスメディアもこの表現の不自由展の主催者を「関西の住民有志などの実行委員会」と曖昧にしか書いていません。メスメディアは韓国/在日の裏の力を恐れているのでしょうか?大阪府知事は府施設の安全問題から、(そこまで危ない展示会の開催を主張するなら)毎日新聞の会議室で展示すればよいのでは と言っていたので、この表現の不自由展の協賛社は毎日新聞社?朝日新聞は協賛してないのだろうか?主催者をぼかす協力体制は同業者同士のかばい合いだろうか?色々「なぜが多い」関連記事です。

・バイデン氏「キューバは破綻国家」 米、強硬に傾斜へ。
バイデン米大統領は15日、キューバでディアスカネル共産主義体制の失政や拙劣な新型コロナウイルス対策に抗議する大規模デモが起きている問題で「キューバは破綻国家であり、自国民を抑圧している」と指摘し、キューバ国民の救済に向け「多数の可能性を検討している」と表明した。バイデン政権がキューバ政策に関する具体的な方向性を提示するのは初めて。バイデン氏は同日、ドイツのメルケル首相との会談後の共同記者会見で、「共産主義は世界中で失敗した制度であり、社会主義もあまり有効な代替制度とはいえない」と述べ、キューバの体制を批判した。同氏はその上で、「キューバ政府を利することのない形でキューバ国民を救う方策を考えている」とし、国際機関などを通じた新型コロナのワクチン供給を検討していると語った。バイデン氏は12日、キューバ情勢について、「普遍的権利を行使するキューバの人々を断固として支持する。キューバ政府に対し、人々の声の封殺を図る暴力を控えるよう求める」と表明し、バイデン政権としては当面の間、キューバに強硬姿勢で対処する構えだ。バイデン政権がキューバに対して強硬な立場を打ち出した背景には、来年の中間選挙と2024年の大統領選をにらみ、キューバ政府の圧政から逃れてきたキューバ系住民が多く住む南部フロリダ州での巻き返しを図りたい思惑もある。(産経新聞より)

バイデン氏はオバマ元大統領の政策を引き継いでいるといわれていますが、キューバへの外交姿勢は、トランプ前大統領を引き継ぐ模様です。キューバといえば、フルシチョフソ連首相が、ケネディー米国に圧力をかけるため核兵器を持ち込もうとした国です。米露の対立も米中に劣らず激化している昨今、キューバがまた米露の対立の渦中に入らなければいいのですが・・・人権問題で米国はどこまで専制国に踏み込むのだろうかも今後の注目です。

・関東甲信と東北が梅雨明け いずれも平年より早く 熱中症注意。
東日本や北日本は高気圧に覆われておおむね晴れ、気象庁は午前11時に「関東甲信と東北が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。各地の梅雨明けは▽関東甲信で平年より3日、去年より16日、いずれも早く、▽東北南部が平年より8日、去年より17日、いずれも早くなっています。また、▽東北北部は平年より12日早くなっています。去年は8月も曇りや雨の日が多く、梅雨明けは特定されていません。各地で気温が上がっていて、午前11時半までの最高気温は▽石川県志賀町で33.6度▽北海道滝上町と秋田県大館市で33.2度▽東京の都心で31.7度などすでに真夏日になっているところがあります。今後は猛暑日になるところもある見込みで熱中症に十分注意が必要です。(NHK NEWS WEBより)

去年により2週間も早い梅雨明けって、これも異常気象だろうか?ドイツでは異例の豪雨で川が氾濫し、米国では熱波が押し寄せています。日本も台風に匹敵する、怖い線状降水帯による集中豪雨(水害・土砂崩れ)が頻発しています。異常気象を引き起こしているという地球温暖化=二酸化炭素排出 の削減に、私も微力ながら、電気・ガスの節約、車から自転車へ、買い物袋の利用、リサイクル(物を大切に)を意識して協力します。家が流されたらもう建て替えられませんから・・・
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