影の薄い薔薇です。
昨日眼鏡をかけずに友人と会ったら「顔が薄いなー」と言われました。「薄い」とはどういう意味が考えさせられました。辞書で調べると 存在感がない、目立たない、印象が弱い という意味でした。
今朝ネットを見ていたら、「NHK大慌て!全職員に『旧統一教会問題を取材せよ』とゲキ ‘もうNHKに金払いたくない’ 警戒か」とのタイトル(日刊ゲンダイDIGITALよりの記事)が目に付きました。
記事によると、50代職員のボヤキ「うちは旧統一協会の報道にメチャクチャおよび腰だったのに、1カ月遅れで民放の後追いみたいなまねをしろと言われても・・・」が出ていて、旧統一教会の報道が少なかったのは、NHKの上からの ‘お達し’ があったからなのでしょう。
NHKの収入の96.7%が国民が払い受信料ですので「国民の関心事」をも報道するのが ‘お達し’ なのでは?
NHKの報道は、新型コロナによる医療体制の混乱、地球温暖化の影響により近年激しさを増す天変地異情報などは国民生活全般に関するものですので、まず第一だとは思いますが、国葬に付すと元首相を殺害した者の動機に起因する旧統一教会現世界平和統一家庭連合の収奪ぶりや政治家とのつながり、その影響と対策なども国民の大きな関心事です。
なぜNHKは旧統一(協会?)教会の報道にメチャクチャおよび腰だったのでしょう。外部からの圧力?それとも信教の自由を侵害するとの内部圧力?
フランスがセクト法で規制している教団をNHKはなぜ信教の自由として保護するのでしょうか?欧米では創価学会もカルト教団としているので、公明党に配慮してのことでしょうか? 外部からの政治圧力に屈したとしても、国民がスポンサーの放送局ですので、分をわきまえない「びっくり」ものです。
このままだとNHKは益々国民から影が薄い存在となり下がるような気がします。