さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

アベノミクスをもぶっ飛ばすもの…

2016-01-04 13:55:50 | ダイアリー

中東にまた新たな火の手が上がったようだ。 スンニ派 vs.シーア派 = サウジアラビア vs.イランの対立が激化しそうだ…

対立の激化は、1月2日、サウジアラビアがテロ有罪判決を受けていた 47名を処刑したが、その中に、在サウジで サウジ政権に批判的なシーア派の宗教指導者が含まれていたことが始まりだった。

シーア派の大国であるイランは、スンニ派の大国のサウジに、シーア派に対する弾圧は ISへの扱いと同じではないかと抗議し、イランの民衆は 在イランのサウジアラビア大使館を襲撃、炎上させた。

昨日、サウジはイランとの国交を断絶した。

当分サウジアラビア vs.イラン=スンニ派 vs.シーア派の 激しい対立は続くのでしょう。


今までのアメリカはサウジ寄りの発言をするのが一般的だったが、今回は、宗派間の対立を招かないようにと中立的。

EUは言論の自由を脅かすものとサウジに批判的。

イランは核開発容疑から、中国、ロシア、シリアとは友好的となり、今回で EUを仲間に入れ、アメリカをサウジ側から引き離す結果となりました。

イランが台頭し サウジと比肩することになると中東は、中東の石油供給体制は はさらに不安定となるでしょう。

中東不安は世界の投機筋にとっては 原油高と円高をもたらすもの。 今まで原油を売っていた投機は反転し、原油買い 円買いへと向かうはず。

サウジとイランの対立激化は、株安と石油高への 道のりか…
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