さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

もてないものの僻みだろうか?

2013-03-23 19:01:46 | ダイアリー
昨年の衆院解散の条件とした議員定数の削減と違憲判決の続く一票の格差是正問題を受けて、自民党が衆院選挙改革(少選挙区比例代表区併用制)案をまとめたが、批判を浴びている。

自民案の概略は…
定数削減は、現定数480(小選挙区300比例代表区180)のうち35で、小選挙区で5減、比例代表区(区割りの見直し)で30削減する
少数党に配慮した票の配分を比例代表区(150のうち60人分)で実施する

これに対し民主党は定数削減を75にすべき、みんなの党は少数党に配慮した票の配分は違憲であり比例は全国区一本に、維新の会は小選挙区を中選挙区制に変えるべき等々と反対を表明。なお公明党は自民案に賛成の模様。

マスコミは、自民党案は他党の反対でつぶされるのを前提にしたもの、少数党への配慮は一票の価値の平等を損なうもので違憲、比例代表のブロック制はやめて94年の改正時の初心である全国区制にしたらよいなどとしている。

自民案は昨年民主党が作成した改革案から定数削減幅を減らしたもののように見える(少数党へ配慮は方式こそ違え考え方は同じようなもの)。当時自民党は、民主党案は他党の同意を得るのが難しいものをあえて出してきたと、批判した。
これが国民の圧倒的な支持で誕生した大政党の案だろうか?
お金(税金=孫以降の子孫からの徴収)のかからない政治(思い切った定数削減)と一票の格差(格差2倍以上のものだけの見直しではなくex.30%以上は異常等)是正が難しいのは議員待遇が良すぎるからとしか思えない。
コメント