昔に戻らなければいいのだが…

先月28日に吉祥寺で起きた路上強盗殺人の犯人は17歳と18歳であったという。
今日のニュースによると、3日に、同棲していた少女らに促されて出頭してきた18歳の少年は、ゲームセンターでお金を使い切り17歳の少年から誘われて犯行に及んだという…

少年らの育ってきた家庭や学校での教育環境はどんなものだったのだろう？
今度は刑事施設での教育が施されるはずですが更生はできるのだろうか？
父親が違うだけで赤子を殺す母親もでる時代＋退職金次第では中途退職する教師が続出する時代では可能性ありといえるのかなー？

＜「プラトンは―アリストテレスもそうだが―人間は理性を有することによってほかの生物と区別される、と考えた。理性の極致が知であり、知の追求が哲学だ…」………「どんな人間も無限の可能性を有する、というのが我々の考えだ。他方、古人は、人間にできることには限界がある、と考えた。一方の極には目覚ましい能力を持つ少数の人間がいる…その対極にはけっして向上の望めない者たちがいる。プラトンの「法律」のなかで、あるアテネ人がこんなことを言っている。もし人が法を犯したら、更生の策をとるべきである。それでも更生しなかったら―つまり、またおなじことをくり返したら―それは矯正が不可能ということであり、残る策はひとつしかない…その者を殺してしまえ」＞D.W.バッファ「弁護」Ｐ221～222より