
森保ジャパンのW杯の戦いは終わりましたが、ウクライナ国土防衛軍とロシアとの戦いはまだ続いています。
直近のロシアのウクライナ侵攻を巡る動きは・・・
英王立防衛安全保障研究所は、プーチンロシアは10日間で作戦を終えて(ウクライナを)占領し、8月まで(ウクライナ)全土を併合する計画だった との報告書を出しています。これが今や8か月間を越える戦いになっています。
一時ロシアはウクライナに打ち込む砲弾の在庫切れといわれていましたが、今は毎日100発近くのミサイルをウクライナ各地の電源施設に打ち込んでいます。ウクライナのインフラを破壊し一般市民の生活破壊を続けています。
フランスのマクロン大統領は仏TV局のインタビューに「ロシアが停戦交渉に戻ってきた時に(ロシアに)保障(NATO拡大停止等)を与える方法を準備する必要がある」と、侵略者ロシアを擁護する発言をしました。これに対し、ウクライナは「ロシアからの安全保障を必要としているのは世界であり、その逆ではない」とマクロン氏を批判し、バルト3国も同調しました。
EUとG7+オーストラリアによるロシア産石油の上限価格60ドル設定制裁に対し、ロシアは正式に制裁参加国には石油を出荷しないと発表しました(日本が開発事業にかかわったサハリン2からの原油については日本はこの制裁の対象外としていますがロシアの対応は今のところ不明です)。一方ロシアからパイプラインによる石油や天然ガスの供給ルートを持つトルコには多くの船舶(現在合計19隻のタンカー)が押し寄せています。1バーレル79ドルでもロシア産石油を買いたい第三国が船舶を手配しており、トルコはこれらの船舶輸送に保険証書を要求しているという。
ウクライナは「もし他国の空域から何かが発射されてきたらその未確認の飛行物体は遅かれ早かれ出発点に戻るだろう」と (ウクライナにミサイルを撃ち込んでいる基地)ロシア南部の空軍基地をドローンで攻撃し始めました。ロシアはウクライナのこの攻撃をテロ行為だと非難しています(テロが聞いてあきれます)。
ロシアのウクライナ侵攻は月日を経るにしたがって多くの国々に実利を巻き込む紛争に拡大しているのです。