昨年の観光業は大きく成長

　観光省の発表によりますと、昨年カンボジアを訪れた観光客数は政府目標の250万人を超えた模様です。これは2009年に比べると19％増と大きな成長でした。本年には273万人の来訪が予測されています。
　2010年の観光客は、国別では第1位はベトナム（46万6695人、対前年比47.6％増）、第2位韓国（28万9702人、46.5％増）、第3位中国（17万7636人）でした。日本は、初めて中国に抜かれ、第4位（15万1795人）にとどまりました。
　観光収入は、2009年の15.6億ドル（約1280億円）から、2010年には14.1％増加して17.8億ドル（約1460億円）に達しました。本年は19.1億ドル（約1570億円）と見込まれています。
　カンボジア経済のエンジンの一つである観光業の好調は、カンボジア経済全体にとってもグッドニュースです。
（写真はアンコールトムの「バイヨン」遺跡です）


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